四尾連湖〜蛾ヶ岳〜三方分山〜精進湖
tomodon
matatabi
yamatomo
satoaki
- GPS
- 10:58
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,872m
- 下り
- 1,214m
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身延線・市川本町駅10:56→11:12ひらしお源氏の館11:17→12:39烽火台13:40→14:21四尾連峠14:23→14:37水明荘
30日
水明荘6:03→6:31大畠山分岐→7:05西肩峠7:11→7:21蛾ヶ岳7:36→8:36折門峠→8:49地蔵峠(栂の峠)9:00→9:30八坂(林道への出口)→(約650m)→9:41登山道入口→9:52丸木橋9:58→10:17三ツ沢峠→10:40休憩地点10:45→11:04釈迦ヶ岳-三方分山稜線→11:20三方分山12:09→12:38女坂峠12:43→13:20精進湖
| 天候 | 29日:晴れ 30日:晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
下山口:精進湖・精進または赤池バス停(富士急バスで河口湖に出ます) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�〇埓酲楪�駅から蛾ヶ岳までは道もよく整備されており、危険なところはありません。それに比べて蛾ヶ岳〜折門峠、登山道入口〜釈迦ヶ岳-三方分山稜線の間は人が入っておらず、昨年秋に水明荘の若夫婦がテープやペンキで印を付けておいてくれたので道に迷うことはありませんでしたが、落ち葉が積もっていたり道が崩れていたり、歩きにくいところがありました。水明荘では四尾連湖・蛾ヶ岳・精進湖登山コース案内図を用意していますので、入手するとよいと思います。 ��登山ポストは四尾連峠と精進湖の登山道入口にあります(四尾連峠のポストは気が付きませんでしたが案内図に書いてありました。精進湖の登山道入口のものは案内図には記載がありませんが、確認できました)。 |
写真
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市川本町駅近くの踏切を渡ったところにある金剛山宝寿院。平安から鎌倉期にかけてここに栄えた平塩寺という巨刹の西塔院にあたるとのことで、古刹です。
ひらしお源氏の館の外観。甲斐源氏発祥の地にちなんで名付けられた施設です。武道場や展示ホール、多目的ホールがあります。入口には観光パンフレットも置いてありました。
こちらは、ひらしお源氏の館の東隣にある大門碑林公園。公園の中心は、中国で最も著名な陝西省の西安碑林と山東省の曲阜碑林の名碑とのことですが、中国式の建物が異彩を放っています。私たちが通ったときはひっそりとしていました。入場料600円を払って見学する人がいるのでしょうか?
感想
まさかこんな道があったとは? というコースですね。最初は「スーパーで買った刺身が出る」などと、不届きなことを言って申し訳ない! 地元産づくしのステキな夕食でした。お弁当のおにぎりもよかったですね。
ゴールデンウィークの前半の休みを利用して、四尾連湖〜蛾ヶ岳〜三方分山〜精進湖のコースを歩きました。このコースは15年ほど前の山と渓谷社のガイドブックには載っていましたが、最近のガイドブックには紹介されなくなりました。しかし、四尾連湖・水明荘のホームページでコースの確認ができたので、水明荘に一泊し、縦走気分で歩くことにしました。
4月29日は新宿8:02発の臨時の「あずさ」で出発、甲府で身延線に乗り換えて市川本町には10:45頃着きました。身延線の電車は途中ですれ違う特急が遅れたため、5分ほどの延着でした。
市川本町では私たち以外に20人程度の団体が下車し、同じルートを歩きました。私たちは団体さんに先に行ってもらい、ゆっくりスタートしました。まずは「ひらしお源氏の館」を目指し、館の左隅から登山道に入ります。烽火台までは登り一方、展望は利きませんが木々の新緑が爽やかです。烽火台は展望台になっており、甲府盆地や八ヶ岳が望めます。東屋があったのでここでお昼にしました。
烽火台からは傾斜が緩やかになり尾根上を行きます。途中深い沢を橋で渡るところや、道が崩れて沢に下るところを通り、峠への坂を登り終えると野沢一の歌碑のある四尾連峠に着きます。私は知らなかったのですが、野沢一は昭和初期の歌人で四尾連湖畔で修業したとのことです。
四尾連峠からは四尾連湖畔まで下り、今日の宿である水明荘に到着。水明荘までは車で入れますが、俗化しておらず静かでよいところでした。まだ桜の花が残っておりお花見ができました。到着時間が早かったので、一周1.2�劼慮佝覆鯤發い瞳平Г魍擇靴澆泙靴拭�
団体さんが宿泊したため、私たちは本館ではなくすぐ近くのロッジに泊まりましたが、4人で二部屋を使うことができて快適でした。宿の方々もとても親切で食事も美味しく、本館2階には風呂もあってすっかりくつろぎモードになりました。
30日は行程が長いので朝5時に起床、宿で前日に作っていただいたおにぎりの朝食を食べて6時に出発しました。蛾ヶ岳山頂までは約1時間半、山頂からは南アルプスや富士山が望めましたが、八ヶ岳や奥秩父(金峰山)方向は靄っていてよく見えませんでした。
蛾ヶ岳を後にして、地蔵峠を目指しましたが、ここから先は最近人が入った形跡がなく、ロープが張ってある急な坂や、落ち葉が積もっていて歩きにくい個所がありました。漸く平坦になり地蔵峠に近づくと、3歳くらいのお子さんを連れたご夫婦に追いつきました。この縦走コースを歩いているのなら健脚だなと思ってお話を伺うと、八坂の林道脇に車を止めて平坦なところだけを歩いているとのことでした。ご主人のおじいさんが以前地蔵峠の近くの折門集落に住んでいて遊びに来たことがあるのでこの辺りは詳しいと話してくれました。蛾ヶ岳から三方分山までの間で出会ったのはこの家族連れだけでした。
さて、八坂で一旦舗装の林道へ出て、暫く林道を歩き、再び登山道に入ります。丸木橋を渡ったところから三ツ沢峠にかけては、落ち葉が積もっていて歩きにくいところや、釈迦ヶ岳-三方分山稜線へ出る手前では、登山道が崩れてしまっていてキックステップで歩かなければならないところがありました。
三方分山には11時20分ころ到着。富士の絶景を期待したのですが、生憎山頂は雲に隠れてしまっていました。50分ほど休憩してお昼を食べた後出発し、急坂を女坂峠に下り、女坂峠からは傾斜もゆるくなって、ようやく精進湖に到着。結構長かった縦走が終わりました。
予定よりも早く下ったのでバス停近くのレストランでお茶をしてバスを待ちましたが、ゴールデンウィークの渋滞を甘く見ていました。新富士駅から来る河口湖行きのバスは遅れてなかなか来ないので、結局タクシーを呼びましたが、事故渋滞もあってタクシー到着も遅れ、河口湖の温泉で汗を流すという計画はもろくも崩れ、5時少し前の富士急・フジサン特急に乗って帰りました。
最後はちょっとつまづきましたが、なかなか充実した山歩きが出来ました。今度は秋にでも同じコースを歩いてみたいと思いました。
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