記録ID: 1102909
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雪山ハイキング
奥秩父
乾徳山、凍てつく残雪に降り続く雨
2017年04月09日(日) [日帰り]
yasu-u
その他3人
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,234m
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
気温が上がり桜の開花が進む。残雪の乾徳山は雨天でも温かい春の山を想像していた。雨のなか深夜クルマで乾徳山登山口の駐車場に到着、三時間ほど仮眠する。目が覚めたときは雨は霧雨状態、夜明けの時間、寒い。
朝 7時、登山開始、登りだしてすぐ体は熱くなる。汗が吹き出し上はシャツ一枚になる。途中、雨が本降り、レインジャケットを羽織る。高原ヒュッテ(避難小屋)で雨宿り。ここから往復三時間見当で乾徳山にアタックを開始する。
ザラメの残雪を想像していたが、残雪の表面はカチカチの氷だ。持ってきた十本歯の軽アイゼンを装着する。凍て付く残雪、険しいクサリ場、乗り越え乗り越え、山頂直下のクサリ場、クサリを握りしめ、腕力で体を持ち上げる。登り切った山頂での達成感がたまらない。
急なガレ場から下山する。凍り付いた残雪を下るとき、この十本歯のアイゼンに助けられた。雨に濡れて滑りやすい岩、土、ツルツルの氷、今までの山行なかで最も過酷だ。レインパンツの裾はアイゼンで破れ、下山途中に二度、滑って転んで泥まみれ、ポールもリュックも泥まみれ、全身ボロボロ、
「上等だ。汚れてるってことは戦ってきたってことだろう」
下山して思う。この過酷さを体験できて本当に良かった。
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利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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