荒島岳〈福井の名峰〉
- GPS
- 07:25
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場-勝原スキー場跡駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト-勝原スキー場跡駐車場 ・道の状況-標高差1200m近い急坂の登山道の連続。 |
その他周辺情報 | ・温泉-あっ宝んど 0779-66-7900 入湯料600円 |
写真
感想
今回は福井の名峰、荒島岳です。
アクセスが大阪から3時間以上、また連休中で渋滞も予想されるので前泊する。
出発点の広い勝原スキー場跡駐車場に大きめのテントを2張り設営する。
夕方から小雨が降るが、明日の登山には支障がないようだ。
荒島岳の登山道は大きく4つありますが、今回は一番メジャーな勝原コースです。しかし、このコースは〈舐めたらあかん〉厳しいコースです。
コースの初めはコンクリートの急登からスタートです。
そしてゲレンデの急登、ガレ場のジグザグ道が続きます。
50分ほどで旧勝原スキー場のリフト終点に到着です。リフトの残骸が横たわり時代の流れを感じます。しかし、ここが真の登山口です。
登山口の標柱を確認する。
ここからは粘土質の土、滑り易い急登が延々と続きます。
とにかく荒島岳はネズコの階段か人工の階段かのどちらかで、緩い登山道なんて存在しません。
厳しいコースですが尾根道は新緑に溢れ、なかでもブナの樹林帯は目の覚めるような鮮やかさです。山道の脇には可憐なイワウチワ、ショウジョバカマ、カタクリ、スミレが咲き、更に白いタムシバの花やピンク色のヤマザクラが山の斜面を彩り、疲れたからだを癒してくれます。
トトロの木(標高820m)、深谷ノ頭(標高1015m)を通過する。
歩き始めて約2.5時間でシャクナゲ平(標高1204m)に到着する。
ここは荒島岳/中出登山口分岐です。山頂まで1.2kmの広い平坦地で皆さんここで一息入れます。
また、ここから荒島岳まで稜線を歩くことになります。
もちが壁(標高1190m)の急登鎖場、中荒島岳(標高1420m)と急登が続く。天候が良ければ見通しの利く素晴らしい稜線ですが、生憎の曇り空で視界が良くない。
登山開始から約4時間、荒島岳山頂(標高1523.5m)に到達する。
山頂は結構広く周辺には残雪がある。
風を避け昼食を取り休憩していると、次々と登ってくる大勢の登山者で
山頂は更に賑わってくる。
暫く天候の回復を待つが、白山連峰は雲に隠れ全貌を見ることができなかった。
下山を始めると次第に天候が回復し、青空が拡がる。
途中の尾根道の展望台で真白に輝く別山、白山、経ヶ岳などの白山連峰の山々を見ることができホットする。
最後の最後に戴いたご褒美に感謝したい。
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