(道坂隧道BS)→御正体山→石割山→(平野BS)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
↓(JR中央線・特別快速)
高尾駅 0705 0711
↓(JR中央本線・普通)
大月駅 0748 0751
↓ (富士急行線・普通)
都留市駅 0806 0810
↓(富士急山梨バス)
道坂隧道BS 0837 0844
↓
ケンカ沢ノ頭 0948
↓
白井分岐 1038 1045
↓
御正体山 1131 1143
↓
前ノ岳 1210 1215
↓
中ノ岳 1236 1240
↓
石割山・山伏峠分岐 1325 1328
↓
石割山 1426 1436
↓
石割神社 1452 1454
↓
石割山登山口 1520
↓
平野BS 1552 1615
↓
富士吉田駅 1703 1718
↓(富士急行線・普通)
大月駅 1808 1824
↓(JR中央本線・普通)
高尾駅 1907 1911
↓(JR中央線・快速)
三鷹駅 1948
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
2.石割神社登山口に、かなり広い駐車スペース有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は無し。 御正体山〜石割山で、所々、崩落しているが、危険を感じるほどのものではない。 |
写真
感想
天気予報によると天気が良いという訳ではないし、春霞で視程も期待できないので、山頂からの景色を楽しむというよりは、新緑を楽しむつもりで、日本二百名山&山梨百名山で、前から気にはなっていたものの、展望は期待できないと評判の御正体山へ出かけることにした。時間があれば、昔行った石割山にも立ち寄って、山歩きの軌跡を繋げるつもりだ。
朝、5時前に目が覚めたので、都留市駅で予定より早い始発のバスに乗れるように、家を出る。新宿のKIOSKは、7時頃からしか開店しないらしく、どこも閉まっていて、「朝昼飯抜きか!」と焦るが、高尾駅のKIOSKでパンを入手し事なきを得る。今後は注意が必要だ。早朝にもかかわらず、特別快速は混んでいた。三鷹、国分寺、立川と進むにしたがって、次第に雲が厚くなり、雨が降りそうになって来て心配したが、幸い大月に着くころには、陽が射してきた。大月駅での富士急乗り換え時間は短く、しかも今時PASMOが使えない!ということで、かなりの混乱を来していたので、富士急には改善してもらいたいところだ。都留市からのバスは定刻通り出発し、終点の道坂隧道(どうざかずいどう)に降りたのは、自分も含め4人。ここからは、今倉山への登山が主体なのか、「今倉山登山口」との看板が、トンネル左手にあり、そこを登って行く。うれしいことにトンネルの上は、すぐに登山道の雰囲気だ。15分ぐらい行くとT字路になっていて、そこが御正体・今倉山の縦走路になっている尾根上の道だ。右手の御正体山への縦走路に入り、新緑を楽しみながら緩やかに登って行く。ここから御正体山までは、ずっと尾根通しの道だった。ところどころ左手が植栽してあり、晴れていれば丹沢や道志の眺めが良いのだろうが、今日はかなり曇っていて、丹沢山塊がなんとか判定できる程度だ。この頃は、陽もまだ出ていて、新緑からの木漏れ日が心地良い。三角点のあるケンカ沢ノ頭(岩下ノ丸)を通過し、いくつか小ピークを越えて白井分岐に着く。ここから御正体山へ、かなりの急登が始まる。三つ葉つつじの季節は終わったようだ。立派なブナやミズナラ(たぶん)等の自然林がとても良い感じだ。息を切らし50分ほどかけて急登をこなすと、ようやく山頂だ。いつの間にか陽は翳り、曇天となってしまった。祠がある。皇太子殿下御登頂の看板もあるが、誰に薦められたのか随分とマニアックな山を選んだものだと思う。木々に囲まれ展望が全くないのは予定通りなのだが、この山特有の問題なのか、この季節の問題なのか、異様に羽虫が多く、ゆっくりとランチを食べる気分にはならないので、2個あるパンの1個を食べただけで、早々に退散する。
御正体山頂からは、石割山への縦走路に入る。この辺りの自然林も美しく、立派な巨木、古木が沢山あり、嬉しくなってしまう。かなり急な下りを終えると、前岳に着く。ベンチがあったので、ここで休憩して残りのパンを食べる。羽虫はいない。天気は悪い方向に向かっているらしく、木々の間が霧に霞むような感じになっている。マイナスイオンが多そうで、健康にはよさそうだ。いくつかの小ピークを越え、やがて高圧線の鉄塔があるところに出る。地図で奥ノ院と書いてあるあたりだと思われる。晴れていればきっと景色が良いのだろうが、今日は高圧線の半ばから上は雲の中に隠れてしまうような天気で、おまけに今にも雨が降り出しそうな気配なので、少しだけ休憩して先を急ぐ。すぐに山伏峠/石割山への分岐に出る。時間はあるのだが、雨が降りそうだし、この霧では石割山からの展望は全く期待できないので、少し思案するが、やはり「線をつなげたい!」と思い石割山への道を採る。小ピークを越えながら、自然林の尾根を登って行く。ところどころスズタケの藪が少しうるさい。きっと盛夏には、かなり繁茂するのだろう。二十曲峠への分岐を越えるとスグに石割山に着く。誰もいない静かな山頂だ。御正体から石割山まで、すれ違う登山者はほとんど無く、雨は心配だったが、静かな尾根歩きを楽しめた。石割山頂は、思った通り霧で展望は全く無い。数年前に来ているはずなのだが、全く記憶がよみがえってこない。ここも羽虫が多く、ゆっくり休憩する感じではないので、早々の退散を余儀なくされる。石割神社までは、かなり急な下りで、地面も滑りやすい土なので、注意して下りてゆく。石割神社の大きな石には見覚えがあった。その先で、403段の石段を下り(この石段を登ったのは良く覚えている)、鳥居と駐車場がある石割山登山道入り口に着く。後は、舗装道を30分ほど歩いて、おなじみの平野バス停につく。雨は今にも降りそうだったが、結局降らなかったのは幸いだ。1615発のバスはすでに止まって、運転手も暇そうなのだが、いつものように、時間が来ないと乗せてくれない。おまけに、運転手の時計が遅れているらしく、予定よりも数分遅れて出発したので、富士吉田でフジサン特急をギリギリのタイミングでミスってしまう破目に!富士急山梨バスには、猛省を促したい!
家に着くまで、雨は降らなかった(時々ポツポツ来てはいたが)が、家に帰って風呂から出たころから、ザッと降ってきた。人が少なく、新緑の自然林も良かったが、羽虫が多くゆっくり寛げないのが難点な山だった。
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