尾瀬から日光へ〜梅雨の晴れ間のロングツアー

2017年06月24日(土) 〜 2017年06月26日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 36.1km
• 登り: 2,617m
• 下り: 1,968m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:15

11:15 大清水
12:10 12:15 一ノ瀬休憩所
13:15 13:20 三平峠(尾瀬峠)
13:35 13:40 三平下(尾瀬沼山荘)
14:00 14:30 長蔵小屋
15:00 15:20 三本唐松
15:30 長蔵小屋

2日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 11:30

4:35 長蔵小屋
5:40 5:45 小淵沢田代
6:05 6:05 奥鬼怒・小淵沢田代・大清水 分岐
6:20 6:35 電発記念碑
7:40 7:50 赤安清水
10:05 10:20 黒岩山山頂への分岐
12:00 12:30 昼食ポイント
13:45 14:00 鬼怒沼
16:05 日光沢温泉

3日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:20

7:00 日光沢温泉
8:25 8:35 日光沢・手白沢分岐
10:25 10:40 根名草山
11:35 12:05 念仏平避難小屋
12:20 12:20 旧念仏平避難小屋跡（水場）
13:05 13:05 温泉ヶ岳分岐
13:40 13:50 金精峠
14:20 金精トンネル出口駐車場

天候

24日＝晴れ、25日＝曇り時々雨、26日＝晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往＝沼田駅9:20−大清水10:50(関越交通バス2250円)
復＝金精峠−鎌田バス停(長蔵小屋の送迎車)、鎌田15:37−沼田駅16:29(関越交通バス1550円)

コース状況／危険箇所等

【大清水ー一ノ瀬】前半林道歩き、後半の旧道は倒木とぬかるみあるが、しっかりした踏み跡があり歩きやすい
【一之瀬ー三平下】整備された登山道。三平峠付近の木道に一部残雪がかかっているが、よけて通れる
【三平下ー長蔵小屋】整備された木道
【長蔵小屋ー小淵沢田代】大江湿原から針葉樹の樹林帯を上がっていく。残雪あり
【小淵沢田代ー赤安清水】小淵沢田代は木道、電発記念碑周辺は送電線の下で笹原が開けている。群馬と福島の境界をなす尾根の北側を巻いていく針葉樹の樹林帯。高度感のある雪渓のトラバースあり
【赤安清水ー黒岩山山頂への分岐】針葉樹の樹林帯。赤安山山頂の北側を巻いて、南側(群馬側)をトラバースしながら高度を上げていく
【黒岩山山頂への分岐ー鬼怒沼】最初は緩やかな広い尾根で、残雪・倒木多く登山道を見失いやすい。2043mピークへの登りからはしっかりした踏み跡が続くアップダウン
【鬼怒沼ー日光沢温泉】最初は緩やかな樹林帯の下り、そのあと急斜面をつづら折りで降りていく。滑りやすい木階段、岩だらけの急斜面が沢沿いの道に降りるまで続く
【日光沢温泉ー手白沢への分岐】広葉樹〜針葉樹と移り変わる樹林帯の急斜面をつづら折りで登っていく。足元は石少なく登りやすい
【手白沢への分岐ー根名草山山頂】針葉樹の樹林帯をトラバースしながら高度を上げていく。3か所でガレ場を横切る。山頂直下は笹原の急な登り。日光・那須・尾瀬方面の展望素晴らしい
【根名草山山頂ー念仏平避難小屋】尾根のアップダウン。菅沼・奥白根山の展望よい。2326mピークの肩への登り返しは残雪だらけ
【念仏平避難小屋ー金精峠】最初は背の低い樹林帯のアップダウンで、登山道は残雪とぬかるみ。温泉ヶ岳手前の鞍部からは左に男体山と戦場ヶ原を見下ろす好展望。温泉ケ岳を左に高度を上げながら巻いた後は、金精峠まで、急斜面の下り。つづら折りの登山道の周囲にアズマシャクナゲが美しい
【金精峠ー金精トンネル脇駐車場】急斜面をひたすら降りる。崩壊しかけた木の階段、はしごで息つく暇なし。崩壊した崖のトラバースも1か所

その他周辺情報

鎌田バス停から徒歩３分「ほっこりの湯」550円

写真

6/24 11:14

大清水からスタート

6/24 11:50

林道の途中から旧道へ

6/24 11:53

新緑の道

6/24 11:58

沢を渡る

6/24 12:03

歴史を感じる石畳の街道

6/24 12:17

一之瀬休憩所。今年は営業せず

6/24 12:19

登山道へ

6/24 12:31

沢を渡ると急な登り

6/24 12:44

石清水の水場。涸れているのを見たことがない

6/24 12:58

高度を上げると展望ポイントを通過

6/24 13:05

オオカメノキ

6/24 13:12

木道に残雪が出てきた

6/24 13:15

三平峠は樹林帯の中

6/24 13:34

三平下に到着。いい天気

6/24 13:41

木道脇にリュウキンカ

6/24 13:41

ミズバショウ。今年は雪解け遅く、開花に間に合った

6/24 13:43

定番。尾根沼と燧ケ岳

6/24 13:48

リンドウ？

6/24 14:18

長蔵小屋の前にシラネアオイ

6/24 14:21

長蔵小屋でチェックインした後は尾瀬沼湖畔でのんびり

6/24 14:21

大江湿原方面

6/24 14:33

大江湿原からの燧ケ岳

6/24 14:35

ニリンソウ

6/24 14:56

大江川にかかる橋から長蔵小屋方面

6/24 15:28

今夜の宿、長蔵小屋

6/25 4:38

25日朝。長蔵小屋を出発

6/25 4:40

ガスに煙る燧ケ岳

6/25 5:43

樹林帯を登って小淵沢田代の木道

6/25 5:51

看板はショボイ

6/25 6:06

再び樹林帯へ。大清水への分岐

6/25 6:19

鉄塔もガスの中。周囲は開けた笹原

6/25 6:20

電源開発記念碑の周囲で休憩

6/25 7:00

樹林帯を赤安山方面へ。北側に奥会津の山。遠くに見えるは帝釈・田代？

6/25 7:03

雪渓のトラバース。高度感あり

6/25 7:16

会津駒ケ岳

6/25 7:47

赤安清水へはここから降りる

6/25 8:28

オサバグサ。たくさん咲いていた

6/25 8:32

黒岩山が見えてきた

6/25 9:13

樹林帯のアップダウン

6/25 9:39

残雪の登山道

6/25 9:51

南側(群馬側)斜面からの奥白根山

6/25 10:07

黒岩山山頂への分岐。ここが今日の中間点

6/25 12:36

鬼怒沼山が見えた。鬼怒沼は近い…かなぁ？

6/25 13:01

シャクナゲ

6/25 13:17

鬼怒沼山はパス。先を急ぐ

6/25 13:41

巡視小屋を過ぎると…

6/25 13:43

鬼怒沼の湿原が開ける。雨模様で燧ケ岳も奥白根山も見えないのが残念

6/25 14:00

ショウジョウバカマ

6/25 14:02

池塘と鬼怒沼山

6/25 14:06

火山の成れの果てか…

6/25 16:10

700m一気に下って日光沢温泉

6/25 16:14

日光沢温泉の看板娘がお出迎え

6/26 6:51

好天の元、日光沢温泉を出発

6/26 7:09

昨夜の宿を見下ろしながら高度を上げていく

6/26 8:26

手白沢への分岐

6/26 8:41

ベニサラサドウダン。宿から見上げていた山が目の高さに

6/26 8:59

高原山方面。ハンターマウンテンに行くと、あちらからこっちを見ていた

6/26 9:15

樹林帯のトラバース

6/26 9:20

右側に尾瀬の山。燧ケ岳

6/26 9:36

浅間山

6/26 9:36

上州武尊山

6/26 9:37

燕巣山の右に至仏山

6/26 9:53

ガレ場を越えていく

6/26 10:15

根名草山山頂直下の展望ポイントから会津駒ケ岳

6/26 10:17

同じく燧ケ岳と鬼怒沼

6/26 10:19

展望ポイントはこんな感じ

6/26 10:26

根名草山山頂に着いた。全行程の最高地点

6/26 10:48

根名草山から下りていくと奥白根山

6/26 11:19

残雪

6/26 11:37

まだ新しい念仏平避難小屋

6/26 12:21

金精峠へ向かう途中に旧念仏平避難小屋跡地

6/26 12:35

温泉ヶ岳に近づく。溶岩ドームだ

6/26 12:47

左に切込湖・刈込湖を見下ろす

6/26 12:55

戦場ヶ原

6/26 12:59

男体山

6/26 13:04

温泉ヶ岳山頂への分岐

6/26 13:12

奥白根山への稜線が一望に

6/26 13:30

金精峠への登山道はシャクナゲルート

6/26 13:34

金精山が近い

6/26 13:41

男体山と湯ノ湖

6/26 13:45

金精峠

6/26 13:46

金精神社の向こうに金精山

6/26 13:46

湯ノ湖に向かって降りていく

6/26 14:18

金精トンネル駐車場に到着。長〜いコースだった…

撮影機器：

PowerShot SX160 IS CANON

装備

個人装備

ヘッドランプ 懐中電灯 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 山岳保険加入者証 ペン 手帳 保険証 飲料 ティッシュ ウエットティッシュ 手ぬぐい タオル 手袋 携帯電話 充電器 熊鈴 雨具 フリース ダウンジャケット ストック カメラ 双眼鏡 時計 高度計 温度計 ツエルト ザックカバー バーナー ガスカートリッジ コッヘル はし 糧食 帽子 サバイバルシート サバイバルキット ホイッスル ライター ナイフ 下着 靴下 スパッツ

感想

隼鷹

尾瀬・長蔵小屋さんのツアー「尾瀬沼から奥鬼怒温泉郷を経て根名草山を越える会」に初めて参加。参加者13人(男性8、女性5。1人は日光沢温泉まで)、ガイドさん3人で歩くロングコース。

水平移動36・07キロ、累積標高上り2537メートル・下り1868メートル。疲れたけれど、単独では不安で、なかなか歩く機会のないロングコースを歩けたのはよかった。天気予報も良いほうに外れて、展望も楽しむことができた。ミズバショウ、ミネザクラ、リュウキンカ、チングルマ、ミツバオウレン、オサバグサ…。花たちに励まされながら。

参加者は山慣れた人たちばかり。特に男性陣は人生の先輩ばかりなのに、健脚そのもので、ついていくのがやっと。もっと鍛えないとなぁ…。