矢岳-赤岩ノ頭(尾根ルート)

2011年07月03日(日) [日帰り]

• GPS: 11:00
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,321m
• 下り: 1,336m

コースタイム

5:00芦川林道終点尾根下〜8:20矢岳〜8:40赤岩ノ頭〜9:00矢岳〜9:30デンゴー平〜10:20フナイド尾根分岐〜69号鉄塔〜70号鉄塔〜71号鉄塔〜尾根下り〜沢下り〜14:00林道

天候

晴れ後ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦川林道終点(ログハウス村左側林道)に車デポ。最寄駅は武州日野駅

コース状況／危険箇所等

矢岳には3週間前に秩父林道終点から登ったので、今回は武州日野にあるバンガロー村(日野渓谷キャンプ場の奥)から尾根沿いのルート(地図にないルート)で矢岳にピストンで行って帰ってくる予定であったが、帰りはなんとなく別のルートで下りてみようとテンドー平〜フナイド尾根分岐を通るルート(地図では点線ルート)で下りてきた。

***途中、沢に下りる時、崖から足を滑らしオシリですべり降りた時にカメラを失くし写真はカメラを落とした事に気付いた後携帯カメラで撮った写真しかない・・・・かなりショック!*******

芦川林道奥(バンガロー村左横尾根)〜矢岳〜赤岩ノ頭

バンガロー村の上からだと緑木が鬱蒼と生えていて大変そうなので、橋を渡りすぐ左に曲がった林道先の右側にある急登杉林を登る、尾根に乗るまで道はないので適当にジグザク登っていく。
尾根に乗ると尾根沿いに踏み跡があり登るのはそれほど大変ではない。(藪漕ぎなどはない)
最初は細尾根を登っていくがそれほど急な尾根ではなく朝日のこぼれ日が杉を照らしさわやかで気持ちよい(まだ6時前)。
　壊れた祠がある付近から段々と尾根がキツクなってくる。尾根両側の下からは沢の音が聞こえてくる。尾根は険しくなり急登や右側が絶壁の岩稜尾根となる。
　右側絶壁崖の尾根を過ぎるとかなり急登登りとなり5分に一回くらい立ち休みしないと登っていけないような(もう、かなり疲れて息が上がってたこともあり)急登は矢岳山頂まで続く。
この急登坂を登り切ると矢岳山頂にでる。 ガスが出てきたので急いで先に進み荒川分岐〜赤岩ノ頭に登りまた矢岳にもどってくる。

矢岳からの下山はテンドー平〜フナイド尾根分岐経由のルートで降りてきた。
このルートは地図にある点線ルートなので踏み跡もあり、比較的安全に行けるルートであったがアップダウンがかなりあり、登った分降りたり体力がもったいないような感じであった。

矢岳から尾根沿いに下りてくるとまず広い平らな場所に出る、ここがテンドー平、朽ち果てそうな道標が立ててあったが文字が全然見えなかったのでマジックで←矢岳、大反山→　と書いてきた。

テンドー平からしばらく急尾根を降りると右側が伐採されている明るい開けた尾根となり、下から滝の音とよく見るとず〜と下には滝らしきものが見える。
　フナイド尾根分岐を過ぎ69号鉄塔からは北側に行くと武州中川に下りてしまうので車をデポした武州日野のバンガロー村に降りようと東電の鉄塔沿いに69号-70-71-72号鉄塔沿いに降りて行ってみることにした。
72号鉄塔の尾根下に73号鉄塔への矢印が書いてある古い黄色クイが有ったので(これが大失敗)辛うじて踏み跡らしきものがあるその方向に向かい沢に降りたがそこから踏み跡やマーキングが一切なくなり沢を降りてみるも沢下りは結構キビシイい(危険)ので対岸の急登尾根に登り尾根沿いに行くことにした。尾根がかなり低くなってきたのでまた沢に降りようとしたがかなり急な崖を降りなければならず、土の急斜面があったのでそこから降りたが足元がすべりオシリで滑り降りるような形となりドロドロになって沢沿いまで降りた。
*この時カメラを落としたらしいがとても戻って探せるような坂ではないので諦めた。
　沢にはかろうじて踏み跡があり沢を右、左と渡渉しながら沢を降りて行くと段々しっかりした沢沿いの山道となりその先で林道のカーブの橋の所に下りた。

　ここからは沢沿いの林道を登って行けば車をデポした所に行けるのだが、暑さと疲れ果てていたこともあり沢沿いの林道を反対に降りてしまい武州中川と武州日野の間の踏み切りの所に出てしまい、やっとここで間違いに気付いて林道を登り返し車の所までトボトボと歩いて帰った。


東電の案内クイに道標が書いてあったので薄い踏み跡にそって沢に降りてしまったが登山道がない沢に降りてしまうはやはり恐い(すごく大変)と再認識。(もう何回も再認識してるはずだが・・・)


写真はカメラを落としたと気付いた時から携帯で撮ったものしかなく矢岳や赤岩ノ頭やデンゴー平を撮った写真は無くなった・・・・

写真

山尾根が低くなってきたので沢に降りて沢沿いに歩くがここからまだかなりの距離だった。沢に降りる時足元の土が崩れて転びオシリでスベリ下りてきた。この時デジカメを落としたらしい。

また尾根に登り返し、尾根先からまた沢に降りてくる。

かろうじて踏み跡があったので沢を渡渉しながら沢を下りる

人口のパイプ手すりになり道が出てきてホッとする

沢は林道に出た。

林道を登り車の所へ歩く

サンショウウオ研究所と書いてある。チョット怪しい所か・・・

武州中川と卵水に行く分岐。車をデポした所は武州日野から南のバンガロー村の先なので戻る

沢沿いに歩くと橋がありそこを渡る

橋を渡り真っ直ぐ行くとバンガロー村なので左の林道へ行く

朝、この道のない急登杉林を登り尾根に取り付いた

朝、ここ(車をデポしたすぐ下の沢)で顔を洗い出かけた。

車を林道終点にデポ。(Uターンできる広さあり)

撮影機器：

BRAVIA Phone S005 SONY

感想

lizhijp

これで矢岳へ登る3ルートを歩いてみたがテンドー平〜フナイド尾根分岐から登る尾根ルートが踏み跡もあるし危険がなく一番無難なルート(素直に武州中川駅に下りていけば)であるがアップダウンが多く降りたら登るという「折角登った高度なのに」とかなり損するような気分になってしまうルートであった。

バンガロー村の左の杉林から尾根に乗り登るルートは尾根登りの前半は気持ち良く細尾根を登り、後半は急登尾根や岩稜をひたすら必死で登るルートで登りは迷わないが下山の時は枝尾根分岐で間違いそうな所が多いので、初めてここを降りる場合は要注意。
*途中の枝尾根分岐点にピンクのマーキングを10ケ所付けてきた、昔の色あせたマーキングテープも少しはあった。

秩父林道から営林署小屋を通り林道終点から谷沿いに登るルートは危険な所はないが踏み跡が怪しい所があり上の稜線に出る所までは結構藪が多い。

とにかく今回の山行でデジカメを落としたことが非常に残念で悲しい。
デジカメは諦められても、撮った写真が入っていたSDカードだけでもと・・・・

コメント

hirohisa

カメラより身体
lizhijpさん、こんばんは(^^)
お疲れ様でした。

山って、落とす場所によっては取り返しがつかなくなってしまうので、ちょっとこわいですよね〜私も、大事なものはチャック付きのウェストバッグに閉まったり、ネックストラップかけたりしてます。
でも、怪我せずに無事下山されたことが、なによりかと思います。骨１本折ると１ヶ月以上は動けませんが、カメラならすぐ買える、と思えば．．．ちょっと無理がありますかね^^;

higu_ma

こんばんわ〜 ^^ lizhiさん
うぁ、、　でしたね・・・
お気持ち　お察し致します。m(_　_)m
一瞬にして　どんよりこんと　なったことでしょう・・・(ーー*

またまた凄い所を歩いていますもんね。(^^A
カメラが身代わりになって遭難した・・・
と、、思うしかない！　(￣ｍ￣*　
本当に　ご本人が無事で何よりでした。v(^-^*
お疲れさまでした〜

わたしは　引き続き　夏ごもり中ですよ。(iーi*

lizhijp

hirohisaさん こんばんは〜
＞「カメラならすぐ買える」

そうなんですけどねぇ・・・・
本当はお金を貯めてデジイチを買って晴れた日に綺麗な山や花の写真を撮りたいと思ってたんですが、とりあえず先に安いデジカメを買うしかないですね。
バカチョンですぐ撮れるデジカメは山登りの時タイムレコーダとして欠かせない道具ですので。

今度からはカメラにストラップ（伸び縮みするやつ）を付けて落としても体から離れていかないようにします。
でも、怪我しなかったことが一番なによりですね。
（両ひざと右ひじはアザと擦り傷ですが・・・）

lizhijp

ひぐさん こんばんは〜
本当に一瞬にしてどんよりした気持ちになりました(笑)。

この時期、山の山頂はいつもガスッてるか雨でなにも見えず、蒸し暑くて汗が大量にでて大変なので私も夏ごもりしたいのですが、去年禁煙してから食欲旺盛になり８ｋｇも体重が増えてしまいダイエットも兼ねて山登りしています。
がっ、１〜２週間に一回の山登りではとてもとてもダイエットにはならず体重が減りません。

天気が悪いと出かけるまでなんとなく気が重いですが山を登り始める と悪条件下で大変でも 結構楽しいかな・・・・・です。

onsen

カメラ残念だったですね
久しぶりです。
自分の山行記録書くのに必死で、なかなか来れなくて
申し訳ないです。

思うんですが、カメラに電話番号(名前とか住所を書くと
面倒なので番号だけで)とかテプラを張っておいたら
どうでしょうか？
って、戻ってくるような状況の場所じゃないから、しょうがないか。
でも、けがしたけど命は助かって良かったと思うことしましょう。

lizhijp

onsenさんへ
お久しぶりです。

そうですね、今度からはカメラに名前と電話番号を書いておくことにします。

onsenさんは最近、精力的にいろんな山に登られて目指すレベルも本格的な登山となり凄いですねぇ、感心しています。骨折した腕はもう大分治ってきたようでなによりです。
onsenさんも怪我しないようには気をつけてください。
（って、人に言えるような立場ではありませんが・・＾＾；）

ゲスト

こんにちは＾＾
カメラロストとは残念ですがご無事で何よりでした。

奥秩父も楽しそうですね。
ルートも多いし深そう。

もう少し近ければぜひご一緒に熊倉で山中酒盛りを…と思いますｗ

lizhijp

fooちゃん こんにちは
熊倉山で一晩中酒盛りはいいかもぉ〜〜

但し、酔っ払ってる最中にクマが食べにこなければいいが・・・・・・・・
騒いでいたら来ないね、たぶん