木曽駒(年パス4回目)稜線歩きのみ
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- GPS
- 03:24
- 距離
- 2.9km
- 登り
- 273m
- 下り
- 271m
コースタイム
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ICを出て右折(西側へ)し、約1.5Kmで菅の台バスセンターに到着します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中央アルプス主稜線の一部です。花崗岩質の歩きやすい道が続いていました。 |
その他周辺情報 | 昼神温泉の”ゆったりーな昼神”(通常600円ですが、信州物味湯産手形で1回のみ無料入浴できます。) |
写真
感想
年パス4回目、嫁はんは3回目です。(これで元は取れました)
本日は午前7時に自宅を出発、中央道が瑞浪、恵那間で土砂崩れのため通行止めとなっており、已む無くR153経由で飯田山本まで行き、飯田山本〜駒ヶ根間のみ中央道を利用しました。
菅の台バスセンターに到着したのが午前10時過ぎ、年パスがなければ、この時刻からのチャレンジはもったいなくてあり得ませんが、年パスがあるので”こんなこともあるよな”って感じでした。
菅の台バスセンター到着時に後払いの駐車場(中央アルプス観光直営)は満車、先払いの民間駐車場へ案内されます。が、今回は結構離れた駐車場だったので、下山時に雨が降ったらさぞ大変だろうと思い、直営駐車場が空車有になるまで待つ覚悟で引き返しました。
入場ゲート前に停めて、当日券を発行してもらうため車を降りたところで、係員に「身障者が来られたら開けなければならないので、ゲート前をよけて停めてください。」と云われました。咄嗟に、「私、頭悪いんですが、頭の悪い身障者ということで入れてもらえませんか?」とお願いしましたが、見事却下されました。
当日券をもらい、車に戻るとちょうど出口から1台出て行きました。これで1台分のスペースができたと思い、係員さんに「1台出たので入れてください。」とお願いしたら、係員さんは「ある程度空いてから案内することにしている。そういうシステムをご理解していただきたい。」と云われます。
直営駐車場でも民間駐車場でも料金は600円と同じなので、今までこういう抵抗はしたこともなく、当たり前のように民間駐車場を利用させていただいてきましたが、年パスには8回分の駐車券がセットされています。そのことを口にはしませんでしたが、係の人も忖度してくださったのか、満車標識を黙ってどけてくださいました。
朝一番に直営駐車場が満車になったら、その後は民間駐車場に案内するという暗黙の了解ができているのかも知れません。民間駐車場の皆さんも商売ですからね。
それの証拠は、午前10時の段階で、直営駐車場は空きスペースが結構ありました。
さて、バスは駒ヶ根駅からの便が10時15分に到着し、待ち時間は極小で出発できましたが、車内アナウンスによれば、登りロープウェイは整理券発行で、約30分待ちとのことです。実際、しらび平で約30分の待ちがありました。
ロープウェイが千畳敷駅に到着したのは結局、11時半になってしまいました。前3回は年パス特権の無料コーヒーを頂いて、高度順化を兼ねて一息入れるのですが、今回はコーヒーは下山時にして先を急ぐことにしました。
八丁坂よりも楽な極楽平へ登り、島田娘から三の沢分岐までの稜線歩きだけでも仕方ないとの思いでした。但し、嫁はんが宝剣岳越えをOKしてくれるかもとの淡い期待もありました。
島田娘の手前でカップ麺だけの昼食を摂りましたが、今回はガスストーブではなく、テルモスを予熱して熱湯を持ってきました。6時間くらいでどれくらい湯温が低下しているかは不明ですが、標高2800M超では沸点が90℃くらいなので、テルモスの湯もひょっとすると、注いだ瞬間に”沸騰”するかと思いましたが、そんな現象は全然ありませんでした。
食事休憩中にヘリコプターがどんどん近づいてきました。宝剣岳方面で救助活動が始まったようでしたが、ずっと見続けた訳ではないので要救助者が居たかどうかまで確認できませんでした。
それに、宝剣岳から一度離れた後で、また舞い戻ってきたりしたので、ひょっとしてあれは訓練だったのではと思ったりもしました。
昼食後、島田娘まで歩き、”いつかはこの先へも”との思いを嫁はんには伝えられないまま、Uターンして極楽平へと戻りました。そのあとは、宝剣岳方面へ再出発です。極楽平から三の沢分岐まではダラダラとした登りです。途中で嫁はんが休憩を求めてきましたので、”今日の宝剣岳越えは無理”との確信を得ました。
案の定、三の沢分岐で仮眠を始めてしまいました。15分程でしょうか、嫁はんを起こして下山しました。上から見下ろすホテル千畳敷の前は人の海です。整理券をもらいましたが、予定では16時47分ころの出発との案内でした。
今回はホテル千畳敷のレストラン座って、無料コーヒーを頂いて時間つぶしをする予定でしたが、午後4時前に追い出されてしまいました。午後4時以降は宿泊客専用となるようです。
レストラン前の展望スペースで写真集などを見ながら時間つぶしをしましたが、程なくして”呼び込み”が始まりました。外は雨模様です。早く降りてきて正解でした。雷鳴も時々聞こえてきます。
60名区切りの呼び込みですが、私たちの前のグループが出発した後で、ロープウェイは雷のため止まってしまいました。その後は私たち60名のグループはその場で待機させられました。
私たちより後の方々は自由に動き回っておられます。私たちより前の方々は階段に腰掛けておられましたが、私たちのところは階段がなく、立ったままです。柱や壁にもたれ掛かって仮眠を試みましたが、”膝カックン”の症状で目が覚めました。
私たちをはじめ、登山装備の皆さんはそれぞれレイヤリングのためのウエア持参の方が多かったようですが、観光客の中には半袖の方もチラホラいらっしゃいました。日がかげると急に気温も下がってきます。
ロープウェイのスタッフがスタッフ用のジャケットを持って来て、必要な方に貸し出しを始めました。こういうホスピタリティが中央アルプス観光の良いところだと思います。
結局、1時間以上待たされ、午後6時過ぎの運行再開となりました。菅の台バスセンターに到着したのは午後7時過ぎ、辺りはすっかり暗くなっていました。
思わぬハプニングの連続でしたが、こういう経験もたまには良いかなと思いました。誰も恨んでなんかいません。また来ます。
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