ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 130639
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

御嶽山

2011年08月28日(日) 〜 2011年08月29日(月)
 - 拍手
GPS
31:25
距離
18.4km
登り
1,959m
下り
1,969m

コースタイム

途中でカメラを無くしたので、1日目は大体です。

1日目
5:30 七合目・田ノ原駐車場着   
6:20 出発
6:30 田ノ原遥拝所   
7:20 八合目・避難小屋
8:10 九合目・避難小屋      
9:00 王滝頂上
9:30 御嶽山頂・剣ヶ峰      
10:20 二ノ池本館(宿泊手続き&大休憩40分)
11:10 九合目・覚明堂      
11:20 九合目・石室山荘
12:10 八合目・女人堂       
15:20 二ノ池本館

2日目   
6:33 二ノ池本館出発       
7:14 摩利支天・展望台  
7:43 五ノ池小屋         
8:07 三ノ池
8:36 四ノ池           
9:09 継子二峰&高天ヶ原
9:22 継子岳頂上         
9:51 五ノ池小屋 
10:52 二ノ池本館(荷物の回収&小休憩10分) 
11:38 御嶽山頂・剣ヶ峰      
13:44 田ノ原駐車場着
天候 1日目 曇り、時々晴れ、一時雨
2日目 晴れ、時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道-中津川IC-国道19号-元橋交差点左折-県道20号-三岳黒沢左折-県道256号-田ノ原駐車場

国道19号は速度の速い車が多いので注意。(特に夜間)
県道20号からは山道ですが、田ノ原駐車場まで2車線なので走りやすいです。
田ノ原には大きな駐車場が有ります。(任意ですが協力金500円)
尚、三岳黒沢を右折すると黒沢ルートがある御嶽ロープウェイに行けます。
コース状況/
危険箇所等
田ノ原駐車場にはレストハウスと自販機、トイレがあります。
登山ポストは正面鳥居とトイレの間にある小屋の中にあります。
王滝頂上までは山小屋はありません。(八&九合目の避難小屋のみ)
登山口からあかっぱげあたりまでは歩きやすいのですが、雨が降るとぬかるみや水たまりが非常に多くなります。
登山道は全体的に浮石が多く、落石などの事故もあるそうなので注意を。
三ノ池・乗越〜三ノ池と四ノ池〜継子二峰は結構傾斜のある岩場登りになります。
田ノ原登山道
頂上はガスで見えず
(写真は全て2日目に携帯で撮影したもの)
田ノ原登山道
頂上はガスで見えず
(写真は全て2日目に携帯で撮影したもの)
大江権現
ここまでは平坦な道なり
大江権現
ここまでは平坦な道なり
八合目・避難小屋
1日目は多くの登山者が休憩していた
八合目・避難小屋
1日目は多くの登山者が休憩していた
九合目・避難小屋
ここも多くの登山者が休憩していた
九合目・避難小屋
ここも多くの登山者が休憩していた
王滝頂上の神社
隣の社務所で焼印を押してもらう
王滝頂上の神社
隣の社務所で焼印を押してもらう
八丁ダルミ
途中にある銅像
八丁ダルミ
途中にある銅像
頂上直下の立派な階段
頂上直下の立派な階段
御嶽山頂上
信者さんを多く見かける
御嶽山頂上
信者さんを多く見かける
御嶽山頂・剣ヶ峰
御嶽山頂・剣ヶ峰
黒沢十字路
覚明入定の地
黒沢十字路
覚明入定の地
二ノ池と万年雪
宿泊した二ノ池本館
荷物を部屋に置き、黒沢口へ下る
宿泊した二ノ池本館
荷物を部屋に置き、黒沢口へ下る
御来光
2日目の天気はとても良い
御来光
2日目の天気はとても良い
三ノ池・乗越
奥に見えるのが頂上・剣ヶ峰
三ノ池・乗越
奥に見えるのが頂上・剣ヶ峰
三ノ池・乗越
三ノ池が青い
三ノ池・乗越
三ノ池が青い
摩利支天・乗越
展望台まで1分
摩利支天山までは20分
摩利支天・乗越
展望台まで1分
摩利支天山までは20分
五ノ池小屋と五ノ池
五ノ池小屋と五ノ池
三ノ池
御神水と呼ばれるだけあり綺麗
1
三ノ池
御神水と呼ばれるだけあり綺麗
四ノ池
池と言うより、湿原と小川
四ノ池
池と言うより、湿原と小川
幻の滝、始点
飯森高原駅からしか見えないそうな
幻の滝、始点
飯森高原駅からしか見えないそうな
継子二峰
四ノ池からは結構な岩場登り
継子二峰
四ノ池からは結構な岩場登り
継子岳山頂
すぐ下には日和田口登山道
継子岳山頂
すぐ下には日和田口登山道
継子岳山頂からは
360度の展望

継子岳山頂からは
360度の展望

針の山
先端の尖った石が上を向いている
針の山
先端の尖った石が上を向いている
一周して五ノ池小屋まで戻る
一周して五ノ池小屋まで戻る
王滝頂上まで戻り、下山する
王滝頂上まで戻り、下山する
田ノ原駐車場に無事下山
田ノ原駐車場に無事下山
石室山荘と女人堂の焼印
女人堂まで下る時にカメラを落としたので
黒沢ルートの写真は無い・・・
石室山荘と女人堂の焼印
女人堂まで下る時にカメラを落としたので
黒沢ルートの写真は無い・・・

感想

4度目となる御嶽登山。
今年の6月に登ったばかりだけど、過去の3回は体調や天候不良等で頂上までしか行けなかったので、お鉢巡りをする為に登る事にした。
また、7月の富士登山で金剛杖に焼印を集める事が楽しかったので、御嶽山でも集めたいと思い、山小屋が営業している期間に登る計画を立てた。
前日の天気予報では両日共に晴れ時々曇りだったので信じて行く事に。

当日、田ノ原駐車場はガスの中だったけど雨は降っていないので予定通り登る。
ゆっくりと体を慣らしながら登山準備を行い、6時20分出発。
10分ほどで田ノ原遥拝所に着き、金剛杖を購入し焼印を入れてもらう。
大江権現までは平坦な道で歩きやすく、あかっぱげまでは緩やかな傾斜や木の階段が続く。
金剛童子を超え、八合目あたりまで登ると岩場が増え傾斜は少しキツクなってくる。
もっとも既に何度も登っているので、特に苦もなく王滝頂上に予定通り着く。この頃にはガスもほどほどに晴れて暑い。
王滝頂上で焼印を入れた後、剣ヶ峰の途中でトレランの人達が走ってくる。今日はレースの日らしく、速い人は田ノ原から剣ヶ峰まで1時間も掛からないとか・・・すごい。
奥社社務所と頂上山荘で焼印を済まし、階段を上がって御嶽頂上に到着。御嶽山頂はガスも晴れ4度目にして初めて二ノ池より先が見え、しばらく景色を楽しむ。
ここから先は未経験な道となるので、はやる気持ちを抑えてゆっくり歩くが、二ノ池までは緩やかな坂道なので30分ほどで到着。

二ノ池本館に到着して焼印と宿泊の手続きを済ませた後、おいしいお茶を頂いて案内された部屋で休憩をとる。
当日の宿泊客は自分を含めて5名だったので、8畳ぐらいの個室を1人で使用する事が出来たのでとても快適だった。何でも前日の宿泊客は60名だったとか・・・

11時頃に黒沢登山道を下りる、覚明堂までの道は岩場が多いものの、傾斜は緩やかで歩きやすいが、10分ほどで着いた九合目の覚明堂はまさかの休業中。
気を取り直してすぐ下にある石室山荘で焼印を入れてもらい女人堂まで下りる。
石室山荘の前後は傾斜のある岩場が多くて歩きにくいのだけど、それほど長くは続かない。
石室から20分ほど下りたあたりで、小雨が降ってきたので駆け足ぎみで八合目の女人堂まで下りたが、この間でカメラを落とした事に気付く。
それでも女人堂で焼印を押してもらったのだが、その下の七合目・行場小屋までは雨も降っていたので行く気にはならず、ここで予定より早く二ノ池本館まで引き返す。
石室山荘まではカメラを探しながら登ったが結局見つからなかった。
カメラは安物でデータも前日までのはコピー済みだったのが不幸中の幸いだったが、当日の記録と安物とは言え長年使用してきたカメラを失ったのは気が滅入った。
女人堂から石室山荘の少し手前までの登り道は非常に歩きやすく、カメラを探しながらゆっくりゆっくり登った事を差し引いても、楽な道だと思った。

本館に戻った後は、ぼんやりしていたらヘリがやってきた。どうやら体調不良者を救助しにきたらしく、従業員の方達が慌ただしく誘導していた。
一応、念の為に遭難保険ぐらいは入ってるけど、自分があの世話にはなりたくないなと思った。命ではなくカメラを落としたぐらいならまだマシだったと考えよう。

二ノ池本館ではお風呂に入る事が出来るので汗を流せてとても良い。
夕食は虹鱒や山菜などが中心で御岳信者さん達に合わせてあるので物足りないかなと思ったけど、しっかりした味付けとやたらおいしい味噌汁でお腹一杯になった。
夕食後は疲れていたので消灯前に寝る事にする。個室なのですぐに眠れ、おかげで翌日は良い気分で起きる事が出来た。

翌日の御来光はとても綺麗に見えた。気温は富士山の時より寒く感じたが、太陽が昇るとすぐに暖かくなる。富士山もなんとなく見えた。
朝食を済ませて本館を出発、賽の河原を経由し三ノ池乗越へ、ここからは剣ヶ峰と継子岳の両方が見え、三ノ池もとても良く見える。
摩利支天乗越の展望台で少し休憩をしてから五ノ池へと行くが、浮石がとても多いので下りは慎重に歩く。
五ノ池小屋の手前でルートを変更し三ノ池へ、岩場がかなり急で下りづらいが、到着した三ノ池はとても美しかった。でも水は生で飲めそうもない気がしたのでやめた。
三ノ池から四ノ池へは少し登った後50m程下りる。四ノ池は他の池と違って湿原と小川で構成されており、小川は幻の大滝となって下へと落ちていく。
ここまで前日に二ノ池本館で宿泊された方と何度か会い、一言二言と挨拶を交わした後別れ、継子岳へと向かう。
ここからは一部に結構キツイ岩場登りがあるが、継子二峰まで登れば後は五ノ池小屋までは歩きやすいので楽である。
高天ヶ原ではコマクサ(もう時期は終わっていた)継子岳は360度の展望が楽しめ、針の山では尖った石だらけな奇妙な光景が見える。

お鉢巡りをした後は二ノ池本館まで戻り、預かってもらっていた荷物を背負って剣ヶ峰まで写真を撮り直す為にまた登ってから、田ノ原まで下る。
前日、王滝山頂から九合目の間に雷鳥がいた事を宿泊者の方から教えてもらったのだけど、残念ながら下山時はガスってたので見えなかった。残念。
田ノ原は早朝に雨が降っていたようで、あかっぱげから駐車場までは足場が悪く歩きにくかったけど、無事に下山が出来た。

今回の御嶽登山は反省点が多かった。
一ノ池を周回するのを忘れていた事を下山してから気付き
行場小屋と覚明堂の焼印は集め損なったうえに、カメラまで無くす始末。
とは言え、それでも充実した楽しい登山になったのは間違いないので
次回は2つの焼印と雷鳥を見る事、一ノ池周回を目的として来年また御嶽山に登ろうと思う。

(ぐだぐだと感想を書いていたらとても長くなってしまいました。駄文ですが最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1332人

コメント

はじめまして
29日に継子岳〜五の池小屋間ですれ違いましたね。大きな金剛杖を持ってみえたので記憶に残ってます。

カメラは残念でしたが、天気も良くすばらしい山行でしたね
2011/8/31 22:03
Re:はじめまして
こんにちは、moroheyさん。
私も覚えてますよ 継子岳〜五ノ池間ですれ違った方はたった2名だけでしたので・・・
moroheyさんの山行記録、拝見しました。
お互いちょっとしたアクシデントはあったものの、良い登山になれたみたいですね。雷鳥羨ましいです。
2011/9/1 18:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
御嶽山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
御嶽山、お池めぐりコース(田の原登山口基点)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら