御嶽山
- GPS
- 31:25
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,969m
コースタイム
1日目
5:30 七合目・田ノ原駐車場着
6:20 出発
6:30 田ノ原遥拝所
7:20 八合目・避難小屋
8:10 九合目・避難小屋
9:00 王滝頂上
9:30 御嶽山頂・剣ヶ峰
10:20 二ノ池本館(宿泊手続き&大休憩40分)
11:10 九合目・覚明堂
11:20 九合目・石室山荘
12:10 八合目・女人堂
15:20 二ノ池本館
2日目
6:33 二ノ池本館出発
7:14 摩利支天・展望台
7:43 五ノ池小屋
8:07 三ノ池
8:36 四ノ池
9:09 継子二峰&高天ヶ原
9:22 継子岳頂上
9:51 五ノ池小屋
10:52 二ノ池本館(荷物の回収&小休憩10分)
11:38 御嶽山頂・剣ヶ峰
13:44 田ノ原駐車場着
天候 | 1日目 曇り、時々晴れ、一時雨 2日目 晴れ、時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道19号は速度の速い車が多いので注意。(特に夜間) 県道20号からは山道ですが、田ノ原駐車場まで2車線なので走りやすいです。 田ノ原には大きな駐車場が有ります。(任意ですが協力金500円) 尚、三岳黒沢を右折すると黒沢ルートがある御嶽ロープウェイに行けます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
田ノ原駐車場にはレストハウスと自販機、トイレがあります。 登山ポストは正面鳥居とトイレの間にある小屋の中にあります。 王滝頂上までは山小屋はありません。(八&九合目の避難小屋のみ) 登山口からあかっぱげあたりまでは歩きやすいのですが、雨が降るとぬかるみや水たまりが非常に多くなります。 登山道は全体的に浮石が多く、落石などの事故もあるそうなので注意を。 三ノ池・乗越〜三ノ池と四ノ池〜継子二峰は結構傾斜のある岩場登りになります。 |
写真
感想
4度目となる御嶽登山。
今年の6月に登ったばかりだけど、過去の3回は体調や天候不良等で頂上までしか行けなかったので、お鉢巡りをする為に登る事にした。
また、7月の富士登山で金剛杖に焼印を集める事が楽しかったので、御嶽山でも集めたいと思い、山小屋が営業している期間に登る計画を立てた。
前日の天気予報では両日共に晴れ時々曇りだったので信じて行く事に。
当日、田ノ原駐車場はガスの中だったけど雨は降っていないので予定通り登る。
ゆっくりと体を慣らしながら登山準備を行い、6時20分出発。
10分ほどで田ノ原遥拝所に着き、金剛杖を購入し焼印を入れてもらう。
大江権現までは平坦な道で歩きやすく、あかっぱげまでは緩やかな傾斜や木の階段が続く。
金剛童子を超え、八合目あたりまで登ると岩場が増え傾斜は少しキツクなってくる。
もっとも既に何度も登っているので、特に苦もなく王滝頂上に予定通り着く。この頃にはガスもほどほどに晴れて暑い。
王滝頂上で焼印を入れた後、剣ヶ峰の途中でトレランの人達が走ってくる。今日はレースの日らしく、速い人は田ノ原から剣ヶ峰まで1時間も掛からないとか・・・すごい。
奥社社務所と頂上山荘で焼印を済まし、階段を上がって御嶽頂上に到着。御嶽山頂はガスも晴れ4度目にして初めて二ノ池より先が見え、しばらく景色を楽しむ。
ここから先は未経験な道となるので、はやる気持ちを抑えてゆっくり歩くが、二ノ池までは緩やかな坂道なので30分ほどで到着。
二ノ池本館に到着して焼印と宿泊の手続きを済ませた後、おいしいお茶を頂いて案内された部屋で休憩をとる。
当日の宿泊客は自分を含めて5名だったので、8畳ぐらいの個室を1人で使用する事が出来たのでとても快適だった。何でも前日の宿泊客は60名だったとか・・・
11時頃に黒沢登山道を下りる、覚明堂までの道は岩場が多いものの、傾斜は緩やかで歩きやすいが、10分ほどで着いた九合目の覚明堂はまさかの休業中。
気を取り直してすぐ下にある石室山荘で焼印を入れてもらい女人堂まで下りる。
石室山荘の前後は傾斜のある岩場が多くて歩きにくいのだけど、それほど長くは続かない。
石室から20分ほど下りたあたりで、小雨が降ってきたので駆け足ぎみで八合目の女人堂まで下りたが、この間でカメラを落とした事に気付く。
それでも女人堂で焼印を押してもらったのだが、その下の七合目・行場小屋までは雨も降っていたので行く気にはならず、ここで予定より早く二ノ池本館まで引き返す。
石室山荘まではカメラを探しながら登ったが結局見つからなかった。
カメラは安物でデータも前日までのはコピー済みだったのが不幸中の幸いだったが、当日の記録と安物とは言え長年使用してきたカメラを失ったのは気が滅入った。
女人堂から石室山荘の少し手前までの登り道は非常に歩きやすく、カメラを探しながらゆっくりゆっくり登った事を差し引いても、楽な道だと思った。
本館に戻った後は、ぼんやりしていたらヘリがやってきた。どうやら体調不良者を救助しにきたらしく、従業員の方達が慌ただしく誘導していた。
一応、念の為に遭難保険ぐらいは入ってるけど、自分があの世話にはなりたくないなと思った。命ではなくカメラを落としたぐらいならまだマシだったと考えよう。
二ノ池本館ではお風呂に入る事が出来るので汗を流せてとても良い。
夕食は虹鱒や山菜などが中心で御岳信者さん達に合わせてあるので物足りないかなと思ったけど、しっかりした味付けとやたらおいしい味噌汁でお腹一杯になった。
夕食後は疲れていたので消灯前に寝る事にする。個室なのですぐに眠れ、おかげで翌日は良い気分で起きる事が出来た。
翌日の御来光はとても綺麗に見えた。気温は富士山の時より寒く感じたが、太陽が昇るとすぐに暖かくなる。富士山もなんとなく見えた。
朝食を済ませて本館を出発、賽の河原を経由し三ノ池乗越へ、ここからは剣ヶ峰と継子岳の両方が見え、三ノ池もとても良く見える。
摩利支天乗越の展望台で少し休憩をしてから五ノ池へと行くが、浮石がとても多いので下りは慎重に歩く。
五ノ池小屋の手前でルートを変更し三ノ池へ、岩場がかなり急で下りづらいが、到着した三ノ池はとても美しかった。でも水は生で飲めそうもない気がしたのでやめた。
三ノ池から四ノ池へは少し登った後50m程下りる。四ノ池は他の池と違って湿原と小川で構成されており、小川は幻の大滝となって下へと落ちていく。
ここまで前日に二ノ池本館で宿泊された方と何度か会い、一言二言と挨拶を交わした後別れ、継子岳へと向かう。
ここからは一部に結構キツイ岩場登りがあるが、継子二峰まで登れば後は五ノ池小屋までは歩きやすいので楽である。
高天ヶ原ではコマクサ(もう時期は終わっていた)継子岳は360度の展望が楽しめ、針の山では尖った石だらけな奇妙な光景が見える。
お鉢巡りをした後は二ノ池本館まで戻り、預かってもらっていた荷物を背負って剣ヶ峰まで写真を撮り直す為にまた登ってから、田ノ原まで下る。
前日、王滝山頂から九合目の間に雷鳥がいた事を宿泊者の方から教えてもらったのだけど、残念ながら下山時はガスってたので見えなかった。残念。
田ノ原は早朝に雨が降っていたようで、あかっぱげから駐車場までは足場が悪く歩きにくかったけど、無事に下山が出来た。
今回の御嶽登山は反省点が多かった。
一ノ池を周回するのを忘れていた事を下山してから気付き
行場小屋と覚明堂の焼印は集め損なったうえに、カメラまで無くす始末。
とは言え、それでも充実した楽しい登山になったのは間違いないので
次回は2つの焼印と雷鳥を見る事、一ノ池周回を目的として来年また御嶽山に登ろうと思う。
(ぐだぐだと感想を書いていたらとても長くなってしまいました。駄文ですが最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。)
29日に継子岳〜五の池小屋間ですれ違いましたね。大きな金剛杖を持ってみえたので記憶に残ってます。
カメラは残念でしたが、天気も良くすばらしい山行でしたね
こんにちは、moroheyさん。
私も覚えてますよ 継子岳〜五ノ池間ですれ違った方はたった2名だけでしたので・・・
moroheyさんの山行記録、拝見しました。
お互いちょっとしたアクシデントはあったものの、良い登山になれたみたいですね。雷鳥羨ましいです。
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