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雪山ハイキング
栗駒・早池峰
栗駒山
2017年11月28日(火) [日帰り]
ad70s
その他1人
- GPS
- 06:39
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 791m
- 下り
- 782m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:39
9:29
61分
スタート地点
16:08
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
いこいの村駐車場は今日は立ち入り禁止になっていた。入口付近に6〜8台駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
いわかがみ平までは車道歩き。全部埋もれるのはまだ先。 レストハウスから夏道を辿る。雪は深い。1500あたりからクラスト気味。 初冬は雪が沈むので、ラッセル覚悟。 今日は、cafemonteさん(山岳ガイド兼カフェマスター)ともうお一人の方が先行されていたようで、そのトレースに助けられた。 *今日の登頂は我々含め4人。他に笊森泊りの6人Pが後発。 |
写真
感想
冬の晴れた日、大崎平野のどこからでも、白い栗駒が見える。それはそれは美しく優美な姿。山歩きをする人なら、だれでも青空の下で、あの真っ白な頂に立ちたいと思うだろう。そんな日はめったにこないのだが…
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ウエアと靴とザックを冬用に切り換えた。ずしりと重い。歩き出すと慣れてくるが、雪が深くなると途端に足があがらなくなる。スノーシューの浮力も今日の雪ではあまり効果がない。
展望地を過ぎると雪が飛んで締まってくる。風が次第に強くなってハードシェルとネックウオーマーも着用。休む場所もないのでのろのろと歩き続ける。焼石が見えてきた。もう少し。
山頂はシュカブラだらけで、すでに異界の雰囲気。風に逆らいながらさらに稜線を奥に進む。白と青の世界。今年もここに来れた。
稜線のまっさらな雪に自分たちだけの足跡を残す。はろばろと見渡す東北の山々が、白い船のようにぽつぽつと空に浮かんでいる。ひときわ高く鳥海山が。神室や虎毛、高松はすぐ手の届くところに。ずっと見ていたい。
下山途中、展望地付近に無風の場所があって、遅いお昼にした。白い栗駒を眺めながら、熱い食事をいただく。
登りの途中から、ひどい靴擦れができていて、ここでようやく靴を脱いで治療できた。ここからはさらにゆっくりと下山。
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cheezeさん、こんにちは(^_^)
山頂からの眺望を「はろばろと見渡す〜白い船のように〜」との表現が素晴らいですね!写真の景色と相まって美しさの情景が伝わって来ました(^_^)
「はろばろ」と言う言葉、お恥ずかしながら知りませんでした。「遥遥」と書くようですね。素敵な言葉ですね(*^^*)
お疲れさまでした(^_^)
nabeharuさん、コメントありがとうございます。
同じ日に鳥海を歩いておられたのですね。いいお天気で何よりでした。
栗駒も鳥海同様、周囲にさえぎるもののない独立峰。冬の風と雪はすさまじいものがあります。孤高の雰囲気をまとっておりますね。
「はろばろ」は短歌などで大きな風景を詠むときに使われる言葉です。例えば
永田和宏さんの:
スバルしずかに梢を渡りつつありと、はろばろ美し古典力学
とても好きな日本語です。
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