(吉田元気村BS)→観音山→秩父札所三十一番観音院→(栗尾BS)
- GPS
- 05:14
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 630m
- 下り
- 630m
天候 | 晴れ時々曇り。雲低く、視程はあまり良くない。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渋谷駅 0635 ↓(副都心線・急行) 池袋駅 0651 0705 ↓(西武線・快速急行) 西武秩父駅 0850 0905 ↓(西武バス) 吉田元気村BS 1000 1005 ↓ 合角(がっかく)ダム 1018 ↓ 馬上 1102 ↓ 牛首峠 1134 ↓ 観音山 1227 1319 ↓ 札所三十一番観音院 1345 1423 ↓ 地蔵寺 1434 1439 ↓ 栗尾BS 1510 1526 ↓ 西武秩父駅 1614 1630 ↓(西武線・各駅停車) 飯能 1730 1735 ↓(西武線・急行) 池袋 1842 1853 ↓(副都心線・急行) 渋谷 1910 |
写真
感想
ツキが無い一日だった。そもそもの始まりは、朝の副都心線。早めに家を出たものの、渋谷駅に着くと、ちょうど各駅停車が発車したところで、次の各駅停車は、その次の急行に東新宿で追い越されるので、結局15分ぐらい渋谷駅で待って、予定通りの急行に乗る。ところが、「後続の列車がトラブルで遅れているので時間調整」とのアナウンスと共に、明治神宮前駅でぴたりと5分以上停車し、乗る予定だった池袋発の特急レッドアローを乗り外す。予定通りに行動している人にまで迷惑をかけるので、余計な時間調整は止めてもらいたい。結局これで、西武秩父で、数少ない栗尾行のバスに間に合わず計画変更が必要になる。今日に限って昭文社の地図を忘れ、行き先を変えることも儘ならない。途方に暮れて、西武線の中でEz Webを調べると、当初予定と逆行程にして、最後の吉田元気村の温泉を諦めれば、行程が成立することが判った。「朝の副都心線はコリゴリ」と腹を立てながら計画を変更せざるを得なかった。
西武線は、予定通りの時刻に西武秩父駅に着き、始発にも拘らずなぜか遅れてやって来た西武バスに乗り、終点の吉田元気村で降りる。「合角(がっかく)ダムの奥に見えるのが観音山かしらん?」等と思いながら、ダムの方へと登って行き、ダムを通り越し、ダム湖にかかる倉尾橋を渡り、トンネルを越える。この辺りからは、観音山がなかなか良い感じに見える。受験生には嬉しいであろう「合角の鐘」を少し越えたあたりで二万五千分の一地図に従って橋を渡り、「彩の国まごころ国体山岳縦走コース」の看板に従って登山道らしき道に入るが、すぐに全く整備されていない藪となり、とても進めたものではなく、車道まで引き返す。途中、「日尾城跡」の道標もあったが、この道も相当荒れていそうな雰囲気だった。結局、車道を大回りし、一時間ほど歩いて、馬上の集落へ出る。馬上のバス停と駐在所の所で左折し、小さな用水路沿いの所で、意表を突いた場所に有って見落としそうな看板を見つける。「ここを本当に入るんかい?」と思うような入口だ。おまけに、「沢沿いが荒れています」などと書いてある。確かに暫らくは手入れのされていない相当荒れた道を登る。とは言え、石段が組まれていたりして、かつてはかなりきちんと整備されていた名残がある。「なぜ、こんなに荒れちゃったのかな?」などと思いながら急登して行くと、次第に道もしっかりしてきて、やがて牛首峠に着く。ここから、さらに急登をこなし、危うく見落としそうになった地面に置いてある朽ちた看板を見つけ、観音山への道に入る。暫らく杉の植林帯を行き、やがて木段の急登となる。急登を終え尾根に出たところが、カラマツ峠と観音山を結ぶ稜線で、ここで本日最初にして最後の登山グループ数名とすれ違う。左へ回って、ひと登りで観音山に着く。一人では、十分に広い山頂だ。残念なことに、バイクの音が五月蝿い。木が割と茂っていて、視界はあまり良くない。天気もあまり良くなく、低く雲が垂れ込めて、両神山や甲武信、和名倉は見えない。白岩山の特徴的な岩峰と、その右奥のこれも特徴的な二子山だけが心に残った。昼食に、パスタを二人分食べ、時間もあるので十分に休憩して、観音山を後にする。カラマツ峠との分岐まで戻り、峠の方へ少し行ってみたが、景色が良くなりそうな感じがしないので引き返し、秩父札所三十一番観音院へ下る。すぐに、観音院の東奥ノ院・見晴らし台に着く。ここからは、観音山が印象に残る景色だ。岩壁に並んだ仏像、芭蕉の句碑、新生代第3紀(2千万年前)の地層等を見て、清浄の滝のある本院へ下る。名前はわからないが、ピンクの花が美しく咲いている。車道に出て下って暫らく行ってトンネルを越えると、水子地蔵が沢山並ぶ地蔵寺に出る。さらに道を下って行き、栗尾のバス停に出る。ほぼ時刻通りにやって来たバスで西武秩父駅に出ると、「保谷駅で事故があったので、特急は運行中止」となっており、やむなく快速急行「池袋行き」と言う名の飯能までは各駅停車に乗る。結局、この電車も飯能で運行取りやめとなり、「急行」という名の保谷までは各駅停車に乗り、うんざりして池袋駅に着く。稀に見るほどツキの無い一日だった。
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