外秩父六峰馬蹄形縦走（大霧山.堂平山.笠山.剣ヶ峰.皇鈴山.登谷山）

2018年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 08:34
• 距離: 31.6km
• 登り: 1,803m
• 下り: 1,801m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:34

8:59 橋場バス停
9:06 9:07 打出バス停
9:11 9:11 落合
10:54 10:54 登谷山
11:09 11:16 皇鈴山
11:28 11:28 愛宕山
11:35 11:35 二本木峠
12:36 12:37 粥仁田峠
13:11 13:11 大霧山
13:22 13:24 桧平
13:29 13:29 旧定峰峠
13:57 13:58 定峰峠
14:42 14:42 川木沢ノ頭
15:11 15:18 剣ケ峰
15:33 15:44 堂平山
16:00 16:00 笠山峠
16:26 16:28 笠山
17:01 17:06 萩平丁字路
17:23 17:24 ヤマメの里公園駐車場
17:24 17:24 皆谷バス停
17:33 17:33 橋場バス停
17:33 ゴール地点

天候

快晴の中の快晴の中の快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道・東松山ICから、橋場バス停まで約25km。

▼橋場バス停脇駐車場
　4〜5台程度。未舗装。無料。24時間出入り自由。
　脇に公衆トイレ併設。水洗、TPあり、電灯あり。

他にも何か所か駐車場所ある。

コース状況／危険箇所等

○橋場バス停〜大内沢・花桃の郷
　車道歩き。たまに歩道あり。「落合橋」交差点左。
　「花桃の郷」のでかい標識を左。
○大内沢・花桃の郷〜登谷山（とやさん）
　遊歩道と車道が交錯していてわかりづらい。
　現地のマップを見ると余計に悩む。桃の木茶屋を目指すとよい。
　別荘地が出てくれば、山頂まで近い。
○登谷山〜皇鈴山（みすずやま）〜愛宕山〜二本木峠
　ハイキングコース。たまに車道を突っ切る。
○二本木峠〜秩父高原牧場〜粥新田峠（かいにだとうげ）
　車道歩き。たまに登山道。
○粥新田峠〜大霧山〜旧定峰峠〜定峰峠（さだみねとうげ）〜川木沢ノ頭
　ハイキングコース。川木沢ノ頭からの下りは落ち葉の急斜面。
○川木沢ノ頭〜剣ヶ峰〜堂平山
　車道と電波塔のあるピークへの登山道の交錯。案内は多し。
○堂平山〜笠山
　標識多し。ハイキングコース。笠山は少しコースからはずれる。
○笠山〜萩平〜皆谷バス停（かいや）
　登山道と林道が交錯。要所には標識あり。萩平集落に出たら、
　標識に従って、皆谷バス停を目指す。集落を抜けると県道に出る。
　車道を北へ向かうと最初の信号のあるとこが、橋場バス停。

○冬季封鎖中のトイレ
　秩父高原牧場、定峰峠、堂平山頂

付近は熊出ます。熊いなくても、この時期、ハンターがいます。
この日は登山道上に凍結個所はありませんでした。
個人装備は、今後の自分用ですので、まるで参考になりません。
この日、見かけた登山者は10名程。普段はもっといるのだろうか。

写真

1/1 9:00

本日の起点となる橋場バス停のトコにある公衆トイレと駐車場です。数台分くらいしか止められません。でも十分。満車になることもあるらしい。もう午前9時…おっせーおっせー。今日は30km以上なんだぜー。もっと早く出発したかったけど、お寝坊さんだから、無理

1/1 9:10

ここは東秩父村。秩父市とは山を隔てて隣接。あまり秩父という感じはしないけど東秩父村。どちらかというと、小川町っぽい。東秩父村は埼玉県内で唯一残ってる村。市町村合併しないのかね

1/1 9:10

車道沿いには、公衆トイレが何か所か。ここの近くにある駐車スペースみたいな空き地のような砂利のところは、1回￥1000だそうです

1/1 9:13

落合橋交差点を左

1/1 9:22

堂平バス停のところにある駐車場と。こんだけの駐車場があると、1回1000円で止める人はどれだけいるんだろう

1/1 9:20

公衆トイレ。水洗、水道あり、TPあり。造りは古いけど

1/1 9:26

まずは道すがらあった大内神社にお参り。地元の人に手厚く大切にされてます

1/1 9:39

ここ。花桃の郷から入山します。このすぐ先に、

1/1 9:40

また公衆トイレと駐車スペース

1/1 9:44

分かりづらかった花桃の郷の現地案内。浅間神社への遊歩道を行ってしまったために、この後、四苦八苦。車道に出たところで、左に曲がればよかったのに、右へ行ってしまったのが不幸のはじまり

1/1 9:52

で。浅間神社。また祈願。何を？　妋妋妋…秘密！

1/1 9:57

花桃の郷というけれど、季節外れもイイトコなので、なんの花も咲いていないと思ったら、ロウバイ咲いてた

1/1 9:58

もう一発。業界用語で言うと、バイロー

1/1 10:02

花桃の郷。ほぼ咲いてません。花の咲く頃に来てみたいもんです。花咲いてるとキレイだねココ。ヤマレコでもたまに見かけるけど

1/1 10:02

筑波山が見えた。今日は遠くまで見えるのう

1/1 10:05

と油断していたら、行き止まりだった。なんだか、嫌な予感がしてたんです。道が舗装はされているものの、荒れてたし

1/1 10:08

下のほうに人工物が見えたので、藪を突っ切ると、稲荷神社に出た。本日の祈願3回目

1/1 10:08

キツネさんがうじゃうじゃ。この置物は、どこで売ってるんだろう。一つ、欲しいな。
きーつーねー、きーつーねー
注）きつねのうた

1/1 10:10

稲荷神社の先へ進むと立ち入り禁止が。火気厳禁。火薬製造工場だそうで。これ以上進めそうにないので、戻る。さらに下のほうに道が見えたので、藪を突っ切ることにした

1/1 10:32

ソレっぽい林道を歩いていると、閑静な別荘郡が出てきた。イイトコだね。ここ。たまに住むにはいいかもしれない。ツタの絡まった空き家が目立ったけど。星空が近いだろなーきれいだろなー

1/1 10:34

ここ、右
みぎや、ひだりのだんなさま〜
別に左でもいいけど。左に行くと登谷山は、少し戻ることになるので

1/1 10:46

ごろにゃーん。
バーベキューハウスの前に、ぶーにゃんがいた。丸々としてるけど、食べ物には不足していないようだ

1/1 10:48

どにゃーん。
ありゃ、もう一匹いた。兄弟かな

1/1 10:48

ふぎゃーご。
二人は仲良し
バーベキュー・キャッツの方々

1/1 10:54

で。コンクリート舗装された、すんげえ急坂を登り切ると登谷山だった。タコ？　自分で書くなって

1/1 10:55

登谷山からの眺め。なかなかのもんじゃん。標高は668m

1/1 10:55

赤城山だか榛名山

1/1 10:57

はるか彼方に見えるのが堂平山。一応の最終目標地点。ふひーだいぶ、遠いね。ここへ来るのにけっこう時間がかかってしまったのが心憎し。花桃の郷は難解だった

1/1 11:02

茱萸ノ木峠（ぐみのきとうげ）に出た。車道がうっとうしい。しかも、けっこう車が走ってる。元旦だというのに

1/1 11:04

すぐに皇鈴山への登山道へ。なんか妙に狭いけど

1/1 11:12

はい。皇鈴山山頂。標高679m

1/1 11:12

秩父のほうはこんな感じ。この枝ぶり、紅葉時期なら雰囲気出そうな感じ

1/1 11:14

反対側は、車道が続いていた。ここまで車で来れるのね。余計な

1/1 11:15

眺めはよいけど

1/1 11:15

ここに駐車場はいらないね。車でも来れてしまうのが、寂しい

1/1 11:25

登山道は終始こんな感じ。冬枯れの陽だまり。たまに吹き荒ぶ木枯し紋次郎

1/1 11:30

愛宕山に到着。三等三角点設置。特に何も見えません。こぢんまりした天体観測ドームがあったけど、誰が使うのだろうか。個人所有だろうか

1/1 11:34

枯れてても

1/1 11:34

味はある気がする

1/1 11:37

二本木峠まで来た。ここも車道が交錯。鉄のイノシシに要注意

1/1 11:38

愛宕山の周辺マップ

1/1 11:49

捕獲作業実施中。犬が罠にはまっても、一切、補償しませんのことですので、ご注意ください。猟犬が罠にはまって、罠の設置者とトラブルになることもあるらしいからね。山でリードを付けないのは考えたほうがいいと思います。罠という視点で

1/1 11:54

秩父高原牧場と奥に笠山。笠山まで行くんです。まだ遠く見える

1/1 11:58

妙にキレイな石が落ちていた

1/1 11:59

妙にキレイな石で造られていた大山祇命。本日、4回目の祈願

1/1 12:06

秩父高原牧場の黒毛和牛のぎゅう太郎。正月なので無人なのだろうか。人がいないけど

1/1 12:09

トイレは封鎖されていた。ま、凍結防止のため

1/1 12:10

ふれあい牧場？　名前が変わったのか。秩父高原牧場じゃあないのか。どれ、動物はおるかの？

1/1 12:12

ぎや。なんだか、野ざらし雨ざらしのように見えるけども、夜は建物に入るのだろうか。建物の入り口は閉まっていたけども。それとも自分で扉を開けるのかな。賢いね

1/1 12:13

うさぎのミミちゃんも元気元気

1/1 12:15

シープの山田羊も新年早々元気いっぱい。私の仲間がいっぱいいるではないか

1/1 12:19

ホルスタインのホル夫も元気。近すぎておめでとうございます

1/1 12:32

両神山が見えた。雪、無いのかな。別に行かないけど

1/1 12:39

粥新田峠。ここから大霧山へ

1/1 13:02

そしていきなり大霧山です。三等三角点設置。展望でいえば、この日、登った中でいえば、ここが一番かな

1/1 13:12

歩いてきた皇鈴山のほう

1/1 13:12

蓑山？
見える範囲が山だらけで、どれがどの山だからわかりません。それが秩父的

1/1 13:12

甲武信ヶ岳とか奥秩父の山並み

1/1 13:19

比企三山がぐっと近づいてきた…気がする。なかなか近づかない堂平山の天体観測ドーム

1/1 13:32

旧定峰峠です。特に何も見えませんが、エンジンの音が聞こえました

1/1 13:58

定峰峠。オートバイが数台とまってた。ま、私も大昔にオートバイで来たことあるけどさ。まさか、歩いてここまで来る日がこようとは、あの当時には想像もつかなかったわー

1/1 14:45

川木沢ノ頭。電波塔があるだけ。別に行かなくても。くだりが落ち葉堆積の急坂だし

1/1 14:52

白石峠。この辺りは冬季閉鎖ではないらしい。自転車とバイクがいた

1/1 15:13

なんとも雰囲気の出ない剣ヶ峰山頂。ここも電波塔があるだけ。よく見ると、堂平山への矢印が書いてあったか

1/1 15:14

ま、石碑もあった。この石碑があるトコをフェンス沿いに進んでしまうと違うところへ。石碑の手前を左に行くのがコース。私は違うところへ行ってしまって藪を突っ切って復帰した

1/1 15:34

なんとなく撮った写真

1/1 15:36

やっとこ堂平山。一等三角点設置。近くに駐車場があるので、見物客も数名いた。夜景のスポットなの？　ここは？

1/1 15:40

東京のほうが見えた。天体観測所もあったけど、これじゃあ、光害で星空がどれだけ見えるのやら

1/1 15:40

鋸山でなくてビル群

1/1 15:40

スカイツリーも見えた。けっこう、近くにあるもんなんですね。でも、そこは近くて遠い場所

1/1 15:46

冬季閉鎖中。トイレも利用できません

1/1 15:46

パラグライダー射出場

1/1 15:46

歩いていた尾根が見えた。歩いていて楽しかったのは、この辺りまでかなーあとはひたすらストイック

1/1 16:00

あれは笹山。コースからはずれるし、往復で30分くらいかかりそうなのでパスした。360度の展望らしいけど、本当かね。ま、次の機会にでも

1/1 16:03

笠山へはここから。なんだか、ヤバいトコロへ行くみたいだ

1/1 16:21

笠山です。ここは山頂でないけど、標識があります。山頂は笠山神社のあるところ

1/1 16:26

そろそろ日没。もう少し出てろや。寒くなるじゃん

1/1 16:26

太陽のばっかやろー‼
（特に意味なし）

1/1 16:28

笠山神社で日没を迎える。本日、5回目の参拝祈願

1/1 17:06

いつの間にかヘッドランプ。もっと早く出発すれば、いいってことよ。出発が午前9時では遅すぎだね。萩平集落の中を鈴を鳴り響かせて歩いたけど、悪魔が来たんじゃないかと、住民は思ったのだろうか

1/1 17:11

見上げれば、月まるまる

1/1 17:25

皆谷バス停近くの車道に出てきた。あとは、車道歩きで橋場バス停に戻るだけ。けっこう、車が通るんですよね。この道。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

水650ml(補給なし。約200mlあまる)

感想

藪犬☆mogless

まーなんて言うか。馬蹄形ぢゃなくね？　縦に長っぽそいし。単なる周回じゃん。でもほら。なんとも、映えそうなタイトルでしょ？　というわけで、外秩父六峰馬蹄形縦走。なんで七峰じゃあないの？　1つ行ってない山があるからです。官ノ倉山。当初、比企三山馬蹄形縦走なんてタイトルにしようかと思ったのですけど、登ったのは比企三山だけじゃないしてことでそれは没。

コースの要所に出てきた「外秩父七峰ハイキングコース」の看板。登ってる時は外秩父七峰縦走てのは、まるで意識してなかったけど。終わってみてから外秩父七峰って、どれとどの山なんだろうかと気になって調べてみる。どうやら、外秩父七峰縦走ハイキング大会の逆方向を歩いていたみたいですね。で。今回行かなかった官ノ倉山を除いての外秩父六峰馬蹄形縦走…訃訃訃。新年早々、なかなか疲れたようだぜ。ちなみに、外秩父七峰は、官ノ倉山、笠山、堂平山、剣ヶ峰、大霧山、皇鈴山、登谷山の7つ。比企三山は、堂平山、大霧山、笠山の3つ。忘れないようにここに書いとこ。

移動距離が32kmあるとはいえ、標高は高くても900mを越えず、累積標高差も1500mくらいしかないので、この時期に登る山としては、面白いんじゃあないかと思います。登山道は明瞭だし。歩き応えも十分過ぎるし。観光地である大内沢の花桃の郷で迷ったけど。あと、車道を歩いている時に出てくる分岐に頭を痛めた。どの山も単独で登ると、それぞれが軽いハイキングです。

下山後。入りたい温泉（かやの湯）やってないし。行きたかったスーパー（やおよし）やってないし。飲食店も…よく確認しなかったけど、元旦には営業してないでしょう。そもそもあんまり食事したい気分でもなかったし。ま、元旦くらいみんなで休みましょうってか。元旦は働いてはいけないという法律でも作ったらいいのに。働き方改革の叫ばれる今こそ、野比氏の唱える、ぐうたら感謝の日を祝日として制定しようという、恭しい機運が盛り上がっても、よいのではなかろうか。勤労感謝の日があるなら、その対極の祝日があってもいいじゃあないか。ということを登りながら粛々と考えていたというのは、新年早々の真っ赤な大嘘。