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Yamareco

記録ID: 134778
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

月山 8合目弥陀ヶ原から頂上小屋<泊>翌日姥沢ルート周回

2011年09月16日(金) 〜 2011年09月17日(土)
 - 拍手
GPS
25:05
距離
15.5km
登り
1,122m
下り
1,108m

コースタイム

9/16(fri)
11:25 八合目駐車場
12:45 畳石
昼食休憩
13:25 出発
13:40 仏生池小屋
15:10 頂上小屋8,820yen(二食付)/月山神社500yen
18:00 夕食
19:00 就寝
22:30 起きて星景写真撮り
24:00 就寝

9/17(sat)
3:00 起床
4:30 ご来光
6:00 朝食
7:00 頂上小屋出発
8:00 金姥(至湯殿山神社分岐)
8:15 姥ヶ岳山頂
8:25 分岐
9:45 頂上小屋
途中、なんでもない岩の上で滑って転ぶ。
10:30 仏生池小屋を目前に、ベストのポケットから撮影済みCFカードが無くなっていることに気づく!
   来た道を戻って(登って)探すことに。ちょうど☂が降り出してきた。
11:20 諦めて再び下山開始
12:20 八合目駐車場 車をぶつけてしまったと男に声をかけられる(苦笑)
天候 9/16(Fri)  ☁のち山頂で☀だったり☁だったり。夜は月が出た。
9/17(Sat) ☁のち☂
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田から国道13号を山形方面へ。新庄から国道47号酒田方面へ。あとは羽黒山とか月山の標識が出てくるのでわかります。8合目までの山岳道路は狭いですが、観光バスが走っています。すれ違う際は気をつけましょう。
コース状況/
危険箇所等
登山口にはレストハウス、御田原参篭所があり、大型の観光バスがひっきりなしでした。またトイレ横には管理事務所があり、人が常駐していました。登山口までの狭いつづら折りの峠道では、観光バスとすれ違うのが危険と言えばけっこう危険。車の運転は気をつけましょう。登山道はよく整備されていて歩きやすい印象。山頂に月山神社があり、内部撮影禁止。お祓い料500yen. お祓いを受けて、人を象った紙で体全体を擦り、水に流します。入って来方向からから戻ろうとすると出口を塞がれて、強引にお守り売り場に通されるのでご注意を(苦笑)
今回は月山山頂小屋で一泊。星と月とご来光を楽しんじゃおうという山行企画です。弥陀ヶ原の八合目駐車場からスタートします。
2011年09月19日 17:59撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
9/19 17:59
今回は月山山頂小屋で一泊。星と月とご来光を楽しんじゃおうという山行企画です。弥陀ヶ原の八合目駐車場からスタートします。
トイレと管理事務所がありました。
トイレと管理事務所がありました。
観光バスできた多くの人たちは弥陀ヶ原の自然観察周回路を散策していました。こんな遅い時間から登るの?ってすれ違う観光客から何度訊かれたことか(笑)
☆ヽ(▽⌒*)もちろん、登るよ。
観光バスできた多くの人たちは弥陀ヶ原の自然観察周回路を散策していました。こんな遅い時間から登るの?ってすれ違う観光客から何度訊かれたことか(笑)
☆ヽ(▽⌒*)もちろん、登るよ。
それから、ザックの大きさに驚かれる人もいたっけ。46Lなんでそんな大きいわけでは無いのですが。。
(゜ー゜*).。oO三脚背負ってるから威圧感あるのかな〜
エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)

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それから、ザックの大きさに驚かれる人もいたっけ。46Lなんでそんな大きいわけでは無いのですが。。
(゜ー゜*).。oO三脚背負ってるから威圧感あるのかな〜
エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)

自然観察周回路もここで終わり。
いよいよ登山道に入ります。
写真を撮ってたら、観光客の方からどっち行けばいいの?
って訊かれたっけ。
( ̄× ̄)b゛僕について来ちゃダメよ。
駐車場の方へ案内しました。
自然観察周回路もここで終わり。
いよいよ登山道に入ります。
写真を撮ってたら、観光客の方からどっち行けばいいの?
って訊かれたっけ。
( ̄× ̄)b゛僕について来ちゃダメよ。
駐車場の方へ案内しました。
振り返ると弥陀ヶ原の湿原。
点在するいくつもの池が見えます。
振り返ると弥陀ヶ原の湿原。
点在するいくつもの池が見えます。
もこもこの雲がわいています。
天気いいはずなのになぁ。。
もこもこの雲がわいています。
天気いいはずなのになぁ。。
シロバナトウチソウ(バラ科ワレモコウ属)が風に揺れていました。
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シロバナトウチソウ(バラ科ワレモコウ属)が風に揺れていました。
赤い宝石はベニバナイチゴ(バラ科)
( ̄¬ ̄*)じゅるる
赤い宝石はベニバナイチゴ(バラ科)
( ̄¬ ̄*)じゅるる
ウゴアザミ(キク科)にはミツバチが頭を突っ込んでいます。
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ウゴアザミ(キク科)にはミツバチが頭を突っ込んでいます。
ガスが晴れず、こんな景色。
ガスが晴れず、こんな景色。
畳石で昼食をとりました。
畳石で昼食をとりました。
山ではスープが無性に恋しくなります。
汗のかきすぎか?
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
もずくスープとおにぎりで昼ご飯。
山ではスープが無性に恋しくなります。
汗のかきすぎか?
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
もずくスープとおにぎりで昼ご飯。
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)
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ハクサンイチゲ(キンポウゲ科)
ハクサンイチゲ、もう一枚。
淡い感じでいくよ☆
( -_[◎]oパチリ
ハクサンイチゲ、もう一枚。
淡い感じでいくよ☆
( -_[◎]oパチリ
横からもう一枚。
パチリ (*・_[[◎]]o
この花が見頃できれいでした。
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横からもう一枚。
パチリ (*・_[[◎]]o
この花が見頃できれいでした。
仏生池小屋が見えてきました。
仏生池小屋が見えてきました。
お地蔵さん。
これ見て青森の恐山を思い出したのはきっと僕だけではないと思うな。
2011年09月19日 17:59撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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9/19 17:59
お地蔵さん。
これ見て青森の恐山を思い出したのはきっと僕だけではないと思うな。
このあたりから青空が見えてきました。
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このあたりから青空が見えてきました。
天気予報はこんな空になるって告げていたんだ。
仏生池小屋を振り返る。
天気予報はこんな空になるって告げていたんだ。
仏生池小屋を振り返る。
早くも秋の足音が。
ミネカエデ(カエデ科)
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早くも秋の足音が。
ミネカエデ(カエデ科)
葉が小さくて可愛い手。
* ̄(エ) ̄)ノアリも歩いてるよ。
※ここで写真が途切れてしまいます。詳しくは感想で。
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葉が小さくて可愛い手。
* ̄(エ) ̄)ノアリも歩いてるよ。
※ここで写真が途切れてしまいます。詳しくは感想で。
※突然ですがここから翌日のご来光の写真になります。詳しくは感想で。
ぶ厚い雲間から太陽が頭を出しました。
幾重にも重なり合う山々は切絵のよう。
※突然ですがここから翌日のご来光の写真になります。詳しくは感想で。
ぶ厚い雲間から太陽が頭を出しました。
幾重にも重なり合う山々は切絵のよう。
彼方には山を縫うように這う雲。
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彼方には山を縫うように這う雲。
いよいよ出て来たかぁ〜
いよいよ出て来たかぁ〜
でた━━━━(゜∀゜)━━━━!!
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でた━━━━(゜∀゜)━━━━!!
頂上小屋に戻り、窓からの景色。
2011年09月19日 08:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
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9/19 8:54
頂上小屋に戻り、窓からの景色。
朝ご飯。
昨日の夕食をお伝えできないのが残念!
山小屋ではあり得ないくらいのボリュームと美味しさでした。
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朝ご飯。
昨日の夕食をお伝えできないのが残念!
山小屋ではあり得ないくらいのボリュームと美味しさでした。
腹ごしらえを済ませて、頂上小屋からいったん下り、姥ヶ岳へ。
リフト上駅方面に下り、牛首〜山頂小屋と反時計回りの周回ルートをたどります。
写真のルートがそれです。
腹ごしらえを済ませて、頂上小屋からいったん下り、姥ヶ岳へ。
リフト上駅方面に下り、牛首〜山頂小屋と反時計回りの周回ルートをたどります。
写真のルートがそれです。
西側に見えた手前から1619、1479mピークの山姿。
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西側に見えた手前から1619、1479mピークの山姿。
ちぎり絵?
アート。
この自然のグラデーション。
リズム。
(*o*)脱帽
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この自然のグラデーション。
リズム。
(*o*)脱帽
湯殿山神社ルートとの分岐。
湯殿山神社ルートとの分岐。
姥ヶ岳山頂。
リフト上駅が見えてきました。
リフト上駅が見えてきました。
谷側の周回路。
こういう木道で歩きやすかった。
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こういう木道で歩きやすかった。
朝の散歩には最適ルート☆
朝の散歩には最適ルート☆
振り返ります。
こちら姥沢コースは弥陀ヶ原の北側の斜面よりは紅葉が遅いみたいです。
早く紅葉を楽しみたい方には弥陀ヶ原コースをお勧めします。
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振り返ります。
こちら姥沢コースは弥陀ヶ原の北側の斜面よりは紅葉が遅いみたいです。
早く紅葉を楽しみたい方には弥陀ヶ原コースをお勧めします。
頂上小屋に戻ってきました。
ここから仏生池小屋手前で☂に降られました。
それとアクシデントが次々と‥
月山はもう一度改めて来たいなぁ。
頂上小屋に戻ってきました。
ここから仏生池小屋手前で☂に降られました。
それとアクシデントが次々と‥
月山はもう一度改めて来たいなぁ。
撮影機器:

感想

念願だった初月山でした。やっぱり登ったことの無い山は楽しいです。晴れの予報に裏切られたかのような曇り空でしたが、山頂で青い空を拝めました。雲の流れがとても速く、少し間を置くと太陽が雲に遮られ暗くなったりと忙しい感じではありましたけれど。

頂上小屋の客は僕だけでした。女将さんによると、花も終わったし、紅葉にはまだ早いし、連休前の平日でしかも天気はビミョーだし、とのこと。話すととても気さくな人でした。10畳もある部屋に通され、静寂の中読書を楽しみました。電灯は夜間でもつけられました。廊下にもついていたので、ヘッドランプ持ってなくてもOK. それから何と言っても夕食がおいしかった。

青い空の下の月山神社とか、月見ヶ原をバックに自分撮りとか、深夜には月を入れた風景写真など、今回の山行のメインになるであろう写真を撮っていたのですが、下山途中でそれら写真が入っていたCFカードを紛失してしまいました。
・゜・(つД`)・゜・
乾いている岩の上で転んだのです。そのときは落としたことに気づきませんでした。しばらく歩くと仏生池小屋手前で雨が降り出しました。ベストを脱いで急いでレインウエアに着替えているとき、気がついたのでした。ベストのポケットにCFカードが入っていないことに。
( ̄□ ̄;)ハッ
下って来た道を引き返して登りました。1時間程探しましたがCFカードは結局見つかりませんでしたorz

悲劇はとどまりません。汗と雨にずぶ濡れて駐車場に着いたところ、男の人に声をかけられました。車をぶつけてしまったというのです。確かめると左リアフェンダーがおにぎりを包んだアルミホイルみたいに潰れています。もう返す言葉も無くただただ苦笑しました。これからあったかい温泉が待っていたというのにどうしてくれるんだぁ〜と心の叫び。(車の心配より温泉♥)彼は警察を呼んであるから少し待ってくれとのこと。どれくらい待つんだよ〜!!ってこれまた心の中で叫んだら、すぐに見慣れた赤色灯。物損事故として受け付けたから、あとは双方で話し合って解決してくれとのこと。やれやれ(苦笑)
車に乗り合わせていない僕には過失が発生する理由はありません。当然ですが、相手の保険会社持ちで来週には修理に出せることになりました。

If もしも僕がCFカードを無くさずに下山できていたら、車のトラブルは回避できていたでしょうか。相手の男が言うにはぶつけたのは11時過ぎくらいとのこと。順調であれば、丁度それぐらいの下山を僕は予定していました。月山神社でお守りを買わなかったばっかりに罰が当たった?(笑) 何れにしても月山は来年もう一度来よう、なんだかそんな気分なのでした。

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コメント

ゲスト
いたたまれないし…
t_tkhsさんの写真のファンなので、空の写真が見れなくて残念

CFカード、月山がまたおいで〜って、隠しちゃったのでしょうか。
車はほんとに凹みますね… ちゃんと周り見て運転してけろ!

月山はうちも行ってみたい山のひとつです。
写真見てても、さら〜っとしてて、月の山って感じがするね
2011/9/21 0:13
regu_lusさん
おはようございます。
CFカードを無くしたのはかなり動揺しました。いま思うと引き返して探すなんて事しないで、あっさり諦めるべきだったな、と反省しています。
そもそも大事なものの保管場所を間違っていますからね。(笑)

車に関してはあまり想うところがありません。こちらはいずれきちんと直りますから。相手の男の方の動揺を興味深く静観してました。よくにげなかったよねーって。

regu_lusさんのおっしゃる通り、月山が「お前はもう一度来るのだ」なんて言っているのかもしれません。
幻想的な月山の月明かりの風景は僕の記憶の中にとどめておこうと思います。

月山は登りやすい山でした。鳥海さまほど敷居は高くないと思います。
2011/9/21 7:22
プロフィール画像
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