高ドッキョウ・赤岳・砂子山（安倍東マイナー県境尾根を歩く！徳間峠登山口より時計周回）

2018年01月04日(木) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,216m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:07

7:15 徳間峠登山口（静岡）
7:59 7:59 徳間峠
9:02 9:37 高ドッキョウ
10:17 10:19 徳間峠
10:59 11:09 赤岳
11:22 12:11 深田尾峠
12:41 12:41 砂子山
13:10 13:10 田代峠
14:22 徳間峠登山口（静岡）

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名新清水ICまで。
その後、国道52号→県道75号→県道196号と進み、ひたすら北上。
やがて道がどんどん細くなり、すれ違いも大変な感じになりますが気にせず上っていき、舗装がなくなる辺りに登山口の道標が立っています。

■駐車場
徳間峠登山口の脇、路肩へ駐車。 約3台程度 無料

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
全区間、山と高原地図の範囲外です。
最低限の下草刈り・テープはついていますが、体感的に全線破線ルートという感じでした。
一部、東海自然歩道ですが、手入れはあまりされてなく、自然に還りつつあります。

[徳間峠登山口〜徳間峠]
スタート直後に沢の渡渉あり。吊り橋が架かって居ますが、使用不可の案内。
現状はまだ大丈夫でしたが、いつ使えなくなってもおかしくない状況につき、利用は自己責任でお願いします。
その先は急登ですが、特に危険箇所はありません。

[徳間峠〜高ドッキョウ]
ザレた痩せ尾根、急登の連続です。ロープ多数設置。
崩落しかけている箇所もありましたので、通行は細心の注意を払ってください。
最後、高ドッキョウ山頂手前はなだらかで歩きやすい道でした。

[徳間峠〜赤岳〜砂子山]
急登、痩せ尾根は相変わらずです。
それに加えて軽い藪こぎが随所に発生します。除草剤を撒いてあるようで、枯れた笹の中を進むような感じでした。
赤岳山頂の先、向かって左手の尾根は間違いで、まっすぐ急斜面を下るのが正解です。（間違えました）
現在地と進行方向に気をつけて歩くようにしてください。
深田尾峠（巡視路が交錯しています）の先、鉄塔周辺は刈り払われて展望良好。休憩向きのポイントです。
そこから砂子山までは分かりやすい道がついています。

[砂子山〜田代峠〜徳間峠登山口]
砂子山の先、一瞬笹が青々と繁っていますが、すぐにこれまでと同じ雰囲気になります。
尾根に沿って歩いていけば田代峠まで出られます。
田代峠からは東海自然歩道を進みます。あまり歩かれている様子はないのですが、下草刈りの整備は多少は入っているようです。
途中からは林道を進むのが正です。ショートカットルートもありますが、崩落で通行止の表記あり。
テープは外れていたため様子を見ながら行ってみました。
現状、通行できなくはないです。ただ、いつ通れなくなってもおかしくない状況でしたのでオススメはしません。

■登山ポスト
見当たりませんでした。

その他周辺情報

■温泉
清水西里温泉 やませみの湯 平日9:30〜18:00（最終受付17:00、月曜休） 700円
https://www.yamaseminoyu.com
土日祝は9:30〜19:30（最終受付18:30）。
年末年始の営業についてはHP参照。

写真

1/4 7:15

徳間峠登山口でcotaさんと待ち合わせ…だったのですが、ちょっと手前で自販機にて飲み物お買い上げ中のところに出くわし、車2台連なってやって来たのでした。

1/4 7:17

吊り橋は老朽化で使用しないでください…という話。
壊れてはいませんが、使用は自己責任でお願いします。

1/4 7:20

ちょっと分かりにくい道を、テープ見ながら歩いていきます。

1/4 7:25

山伏あたりでも見掛けるつっかえ棒w

1/4 7:51

視界の先が明るくなってきた！

1/4 7:53

徳間峠に到着。
高ドッキョウ側の案内しか出ていない…。

1/4 7:55

始めは割と広めの道だと思っていたのですが…。

1/4 8:02

結構初期の段階からこういう雰囲気に変わります。
一度下って登り返し…尾根は痩せているので、慎重に。

1/4 8:03

樽峠側から向かうのと比べると、かなりガチです(^^;)

1/4 8:03

痩せている上に急登＆ザレて滑る…。
嫌らしいったらありゃしない。

1/4 8:03

振り向けば、冬枯れの木の向こうに赤岳と青笹山。

1/4 8:14

進行方向では「ダイヤモンド高ドッキョウ」が(笑)

山頂手前まできて、ようやく平和な雰囲気に。
高ドッキョウってこういうイメージだったんだけどなぁ。
ここまでの道のりがあまりに激しくて、認識が変わりました（苦笑）

1/4 9:16

到着した高ドッキョウ。
前に来たときはこんなに刈り払われていなかったのに、富士山がキレイに見えてビックリ。
で、cotaさんはここでラーメンタイム。
まだ腹減ってなかった自分はティータイムでした。

1/4 9:32

せっかくなので1枚。
高ドッキョウ別にいいらしいcotaさんは撮影せずw
そういえば、静岡側の団子標識がなくなっちゃってる…残念(T_T)

1/4 10:01

ここはピストンなので、来た道を戻るのですが…帰りもなかなかアレな感じでしたw
道の真ん中に穴が空いているとか、スリリング過ぎてもう…(^^;)

1/4 10:05

木の間から富士山がチラチラ見えるのは冬限定。

この区間の一番の難所を下りきれば…。

1/4 10:17

無事、徳間峠に戻りました。
ここからは案内が出ていない区間に入ります。

1/4 10:26

急登歩きの途中で、一瞬視界が開ける。
宙に浮く富士山はさながら天空の庭園といった趣。

1/4 10:37

再び森の中へ。
基本的にずーっとこんな雰囲気です。。。

1/4 10:45

遠くで駿河湾がキラキラ。

1/4 10:58

何度も偽ピークに騙されて心折れかけてきています(゜゜;)

1/4 11:01

ようやく、赤岳！
八ヶ岳の主峰とは違い、ここは展望ありませんw

1/4 11:11

ここで道間違い。
写真右端の赤テープに沿って進むのが正解。
向かって左手の尾根の方が見通しも利いていて、そちらに引っ張られてしまうので通行の際は気を付けてください。

1/4 11:17

もはや、何処が道なのやら…という感じなのですが、薄いながらも登山道は分かります。

1/4 11:17

木の間から青笹山。
今日はあそこまで届きそうにありません。
田代峠までですね。

1/4 11:22

深田尾峠。
静岡県側・山梨県側ともに、送電線巡視路が延びてきていました。
巡視路の方がしっかりとした道っぽいのですが、登山道としての開放はされていないようですので、使用の際はお気をつけください。

1/4 11:24

鉄塔が近づいてきたら、急に視界が開けた！

1/4 11:24

鉄塔の真下はこんな感じです。

1/4 11:25

安倍東山稜の稜線がよく見えています。
鉄塔が建っているあたりが浅間原。
こうやって見ると、あちらは随分となだらかなんですねー。

1/4 11:25

更に右手に目をやると青笹山。
山頂の淡いグリーンが特徴的なのですぐに分かります。

1/4 11:26

鉄塔越しに富士山。
電線がなければなぁ…とは思うのですが、鉄塔が建っているのでこの展望。
難しいですね（苦笑）

1/4 11:26

主に作業員の方々の休憩用かと思いますが、座れるような仕様になっていました。

1/4 11:27

もう少し高いところに登って、富士山を見てみます。

1/4 11:42

時間ありそうだったので、荷物を軽くすべくランチタイム。
塩ラーメンに海老しんじょ（冷食ですw）を突っ込みました。
麺を啜ってる間、逆にcotaさんはお茶タイム。

1/4 11:55

先日、銀座わしたショップで買ったちんすこうショコラと、会社で配給された謎の「栗ぱい」が今日の甘味。

1/4 12:08

真富士山〜青笹山の稜線。
正にこの区間だけ、まだ歩けていません。
ここを歩ききれば、山伏から海まで繋がるんですけどねー。
いつになるやら。

1/4 12:10

愛鷹山もキレイに見えていますね。

1/4 12:10

のんびりと景色を楽しんだところで、出発。

1/4 12:13

草木が刈り払われていて、見た目のインパクトが強いのですが、歩いてみると割と普通な感じでした。

1/4 12:19

竜爪山や海まで見えた♪

1/4 12:20

上段の鉄塔周辺はあまり平らではなかったので、休憩は下段の方がオススメかなー、と思います。
展望はこちらも良好ですけどね。

1/4 12:21

手前に赤岳、奥に高ドッキョウ。
今日歩いた山々がしっかり見えました。
これが確認できたことで、今日の満足度はかなり高いです。

1/4 12:23

右端が高ドッキョウのピーク。
そして、駿河湾とその向こうには伊豆半島…天城山ですね。

1/4 12:23

富士山周辺、少し雲が出始めました。

1/4 12:23

篠井山（左）と毛無山（右）の間に奥秩父の山々。

1/4 12:26

この先の道は一目瞭然。

1/4 12:32

凄い岩だなぁ…と思ったけど、岩と岩の間に割と歩きやすい道が付けられていました。
（やや手ブレしています。汗）

1/4 12:38

人があまり入らない山なので、動物たちもやりたい放題のようで＾＾；

1/4 12:41

斜面を登りきれば、砂子山。
通過点みたいなピークでしたので、山頂標識のみ撮影。

1/4 12:46

砂子山から少し進んだあたりで、青笹山がキレイに見えるポイントがありました。

1/4 12:46

右奥には十枚山も。

1/4 13:03

基本的に急斜面なのですが、こうやって写真で見ると、ホントえげつない…w

1/4 13:09

一気に斜面を降りたら、急に穏やかな雰囲気。
良く見れば左側、林道だし。

1/4 13:11

ベンチがある…と思ったら、案内板も！
どうやらここ、田代峠のようでした。

1/4 13:11

青笹山方面の道は、崩落のため通行止の案内。
なのですが、巻き道が存在するとか何とか。
真相はまたそのうち確認しに行くとしましょうか。

1/4 13:12

お地蔵様。
明治三十…の文字が確認できました。
随分と長くここにいらっしゃるようです。

1/4 13:14

それでは、下山しましょうかね。
「やませみの湯」方向へと進みます。

1/4 13:15

あまり人が入っていないせいか、だいぶ苔むしていました。

1/4 13:19

沢が凍りかけています。
標高は大したことないのですが、気温はそれなりに低いみたいですね。

1/4 13:20

林道を歩いて降りることも出来ますが…。

1/4 13:20

この辺りは問題なく歩けますので、山道から行ったほうが絶対早いです。

1/4 13:22

不思議な氷のオブジェ。
自然って不思議ですねぇ…。

1/4 13:22

実は排水溝の水が凍っただけでした＾＾；
（ごめんなさい）

1/4 13:25

これ、橋ではなくて柵が倒れてしまっている様子です。
もはや修復はしてくれないっぽいので、上を進んでしまいましょう。

1/4 13:34

林道へ放り出されました。

1/4 13:35

砂子山を見上げます。
キレイなんだけど…地味だなぁ（苦笑）

1/4 13:36

謎の広場、ベンチつき。

1/4 13:39

ここで再び林道と登山道の分岐。

1/4 13:40

…なのですが、何とも不穏な案内がこっそり下に取り付けられています。
どうしても歩けないようだったら戻ってきましょうか…ってことで、様子を見ながら進むことにしました。

1/4 13:44

崩落現場と思われる箇所。
遊歩道としてはダメですが、登山道ということであれば割とありがちなレベル。
というか、これまで歩いてきた道の方がよっぽど危なっかしい内容です＾＾；

1/4 13:45

手入れはされていないようで、いろんなものが橋の上に乗っています…。

1/4 13:47

道標は新しく付け直されていたりして、凄く謎な感じだなぁ。

1/4 13:48

この辺りも道が落っこちてるっぽいです。
現在は歩けますが、更に崩落が進んだらちょっと難しいかな、と思います。

1/4 13:52

ここも橋が架かっていた形跡がありましたが、落っこちていました。
道は出来ているので歩くことはできます。

1/4 13:52

人の手が入っていない森って、不思議な魅力がありますねぇ。

1/4 13:54

再び林道へ。
おっと。こちら側はロープしてあるんですね＾＾；

1/4 13:56

ミラー自撮り。
汚すぎてもはや何だか良く分からないw

1/4 14:00

ゲートは向かって左手から抜けます。

1/4 14:01

朽ち掛けた鳥居がありました。
しかも、後ろには上に登った形跡が。

1/4 14:01

小さな祠がありました。
いい感じに苔むしています。

1/4 14:03

砂子山〜鉄塔のある展望エリア〜赤岳。
今日歩いてきた道を見上げます。

1/4 14:14

急に人の気配を感じられるようになりました。

1/4 14:21

スタート地点に戻りました！
お疲れ様でした。

1/4 15:42

汗だくに付き、やませみの湯へ直行。
cotaさんは家から近いので、風呂は家で入るとのこと。ここで解散しました。

1/4 15:42

やませみ、、、ってこんな鳥だそうな。

1/4 16:21

せっかくなので、近くにある清水PAへ裏口入場。

1/4 16:47

小腹が減ったので、KUSHITANI CAFEへ。

1/4 16:53

ジューシーなウィンナーが挟まったホットドッグ。
カマンベールチーズたっぷりで美味かったですが、このセット、お値段もちょっとビックリ（880円！）でした＾＾；

撮影機器：

iPhone SE Apple

感想

ジョー🐪

2018年、初山行は故郷を歩く！ということでしぞーかへ。
（いつも歩いているではないか、というツッコミは受け付けませんw）

樽峠から高ドッキョウまでの区間は以前歩いてあったのですが、高ドッキョウから青笹山の稜線を繋ぎたい願望がありまして。
今回、cotaさんから徳間峠→青笹山というお話を頂いたので「これはチャンス！」と出掛けて来ました。
高ドッキョウピストンと赤岳周辺に手こずり、結局田代峠でフェードアウトするという、相変わらずのヘタレコンビですが(笑)、難所区間をだいぶ歩けたので満足です。
鉄塔周辺の展望も想像以上（というより、展望あると思っていなかった）、ひたすら地味な山行にならなくて良かったです(^^;)

田代峠から先の問題の崩落区間と安倍東主稜線ファイナル（真富士山〜青笹山）はいつ終わるのやら、という感じですが、何となくゴールが見えてきた気がしますので、無事に海まで繋がることをイメージしながら今回は終わりたいと思います(笑)

最後に…cotaさん、今回もありがとうございました。
1人じゃなかなか入りにくいエリアだったので助かりました(笑)

そして、、、今回は残念ながらご一緒できなかったyamayoさん。
また改めてよろしくお願いします！

コメント

yamayo

お疲れ様でした。
お誘い頂きながら、ご一緒できなくて
申し訳ありませんでした。

懲りずに、故郷静岡に足を伸ばしてくださいませ。
未踏区間、ご一緒できれば幸いです(^^)v

ジョー🐪

またの機会に！
To：yamayoさん

こんにちは！
新年から遂にコラボ実現か！？と思ったりしましたが、今回はお預けでした

未踏区間は恐らくあと2回以上やらないと繋がらないと思いますので（！）、上手く予定が噛み合いそうでしたらよろしくお願いします

まきびと🔥

故郷のお山〜☆
ジョーさん
あけましておめでとうございます

新年は故郷のお山で〜
メジャーな山しか登らず、栃木の山もジョーさんの方が詳しいので、あえて山のコメントはしません〜というかできません〜

今年もたくさん山登っちゃって下さい〜
本年もよろしくお願いいたします〜

ジョー🐪

敢えて山梨百とは言いません（笑）
To：makibitoさん

こんにちは！
相変わらず変なお山ばかり歩いていてコメントしづらい雰囲気が満載なのですが、まぁ、そんなときは適当に読み流していただければと。。。

去年はちょい控えめ山行でしたが、今年はもう少しいろいろやれればいいなー、と思っています！
という訳で、今年もよろしくお願いします

wakux2

はじめまして
joe0119さん はじめまして！
竜ヶ岳とここで２回のニアミスだったみたいで！ここは最後一緒になりましたね😅
なかなかハードなアップダウンで、同じく赤岳からの踏み跡に騙されました(^^;
また何処かでお会いしましたらよろしくお願いいたしますm(__)m

ジョー🐪

連続ニアミス
To：wakux2さん

はじめまして！

後ろに車を付けていた方ですかね
平日の"裏口"高ドッキョウ、誰も会わず終わると思いきや車が停まっていたので、少しだけ驚きでした(笑)

過去の記録を拝見しましたら静岡では似たようなエリアを歩かれているみたいで…また何処かでバッタリしましたらよろしくお願いします