秋山二十六夜山〜信仰と悲話の山、そして富士山と南アの眺望も〜

2018年01月16日(火) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 12.6km
• 登り: 835m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:34

7:38 スタート地点
7:45 7:45 アオゲラの森キャンプ場
8:47 8:48 明星平
9:14 9:28 二十六夜山（秋山）
9:40 9:41 三日月峠
10:36 10:39 棚ノ入山
10:46 10:46 サンショ平(棚ノ入)
11:49 11:50 日向舟
12:11 12:20 雛鶴峠(オオダミ峠)
12:56 12:56 穴路峠方面取付地点
13:04 13:04 無生野バス停
13:12 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上野原市の秋山観光スポーツ広場の駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

三日月峠の先のヤセ尾根に崩落個所があり、ロープが張られているが注意が必要。
登山道は枯葉に覆われたり、狭い個所もあるが、トレースは明瞭である。

写真

1/16 7:46

アカゲラの森キャンプ場の中を進み、登山道へ。

1/16 7:58

アカマツの生える登山道はかなり急で息が上がる。

1/16 8:43

「露岩」で展望が開け、三ッ峠山、本社ヶ丸、鶴ヶ鳥屋山、京戸山、笹子雁ヶ腹摺山、お坊山、滝子山（左から）、そしてその奥には南アルプスが見えた。

1/16 8:44

ひときわ白い間ノ岳、北岳、そして鳳凰三山。

1/16 9:11

山頂への分岐点に立っていた二十六夜塔。明治22年の年号が刻まれている。

1/16 9:15

二十六夜山の山頂には山梨百名山の標識があった。展望はほとんどない。

1/16 9:40

三日月峠から浜沢への下降口は倒木で崩落していた。

1/16 9:47

アカマツの林越しに棚ノ入山が見える。

1/16 10:04

樹間から北岳と間ノ岳が見えた。手前は本社ヶ丸（左）と鶴ヶ鳥屋山。

1/16 10:07

棚ノ入山への尾根道で、滝子山から大菩薩嶺までの大菩薩の山々が見えた。

1/16 10:07

大菩薩嶺の右には、木賊山、三宝山、破風山、雁坂山が見える（左から）。

1/16 10:08

棚ノ入山はまだ高く、急登が続く。

1/16 10:09

登るにつれて、間ノ岳、北岳、鳳凰三山に加えて、甲斐駒ヶ岳まで見えてきた。

1/16 10:10

目の前に大きな倉岳山、その奥に飛竜山、飛竜山の左に唐松尾山、右に雲取山。

1/16 10:18

棚ノ入山の登りで振り返って見た二十六夜山。

1/16 10:21

北東には御前山や大岳山、生藤山の奥多摩の山々。

1/16 10:21

御前山（左）と大岳山。御前山の右には鋸山も見える。

1/16 10:38

棚ノ入山は眺望がない・・・と思っていたら、富士山が見えた！

1/16 10:38

樹間から赤鞍ヶ岳（朝日山）も見えた。

1/16 10:46

赤鞍ヶ岳への分岐のサンショ平（棚ノ入）。道標は棚ノ入山になっている。

1/16 11:27

P912を過ぎると伐採地で展望が開け、北岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳が見えた。

1/16 11:29

大菩薩連嶺の山々。滝子山、大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸、黒岳、雁ヶ腹摺山（左から）。

1/16 11:49

日向舟は樹木に覆われ展望はない。手作りの山名板があった。

1/16 11:58

また展望が開け、三ツ峠山から大蔵高丸までの山々が見渡せた。手前右は九鬼山。左下にはリニア新幹線の車両基地。

1/16 11:58

北岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳の見納め。

1/16 12:01

そしてまた思いがけず、富士山の山頂部が見えた。

1/16 12:19

雛鶴姫が通ったという雛鶴峠。

1/16 12:26

雛鶴峠の下りで見えた二十六夜山。

1/16 12:50

県道沿いの雛鶴神社に立ち寄り参拝。

1/16 13:11

県道を約50分歩き、スポーツ広場へ戻った。

撮影機器：

EOS M5 ボディ CANON

感想

ayanao

5年前に道志の二十六夜山に登った時に、月待信仰があることを知り、近くにある秋山二十六夜山も登りたいと思った。
また、麓の無生野という地名には、約680年前の雛鶴姫の悲話にまつわる話もあり、興味を持った。
二十六夜山だけではもったいないので、西側の展望が期待できそうな棚ノ入山から雛鶴峠をコースを歩いた。狙いが当たり、棚ノ入山から雛鶴峠の道では、南アルプス、御坂山塊や大菩薩連嶺の山々を展望することができた。
他の山では階段やロープがあるような急坂が多かったが、そのような人工物のない自然あふれる山だった。