箱根/金時山・明神ヶ岳

2018年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,105m
• 下り: 1,367m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:49

9:35 乙女口
10:06 10:25 乙女峠
10:46 10:46 長尾山
11:27 11:51 金時山
12:11 12:11 公時神社分岐
12:27 12:27 矢倉沢峠
14:52 14:52 明神ヶ岳
14:56 14:56 明神ヶ岳展望地
15:27 15:27 明神・明星コース鞍部
16:24 宮城野温泉会館

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆往路
8:50 箱根湯本⇒9:22 乙女口（御殿場アウトレット行、820円）
https://www.hakone-tozanbus.co.jp/map/hakone_index.html
◆復路
17:20 宮城野⇒18:10 小田原（小田原駅行き、790円）

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
所々で積雪はあるがアイゼンを着けなくても歩ける程度。火打石山手前の北側斜面のところが最も積雪が多かった。
陽当たりの良い斜面の泥濘は酷い。
◆登山ポスト
乙女口登山口には無し。

その他周辺情報

◆登山後の温泉
宮城野温泉会館を利用。町外の人の入浴料は650円。石鹸はあるがシャンプーは無い。

写真

2/24 9:35

乙女口から一気に登山道になる。

2/24 9:52

ドライフラワー化したアジサイ。

2/24 10:02

しばらく樹林の中の道が続いたが乙女峠も近くなると空が見えてくる。

2/24 10:09

少し雪が出て来た。

2/24 10:11

乙女峠に到着。

2/24 10:19

富士山とご対面。少し霞みがかっているけど天辺まで望めた。

2/24 10:18

神山方面を眺めながら小休止。

2/24 10:44

乙女峠を出発して20分程で長尾山。

2/24 10:45

積雪は5cm位。雪が無いところは泥濘んでいるので雪の上を歩いた方が快適。

2/24 10:48

でも下りは少し神経質になるかも？初めて雪上を歩くIさん。

2/24 10:50

と思っていたら本日最初のスリップ。

2/24 10:55

金時山が一山超えた向こうに見える。

2/24 11:07

中々の展望台。芦ノ湖も見えて来た。

2/24 11:17

最後の登りに掛かる。ロープが張ってある所もいくつかある。

2/24 11:25

もう山頂はすぐそこ。

2/24 11:26

乙女峠から1時間で到着。

2/24 11:27

おきまりの富士山と山頂標識の記念写真。

2/24 11:31

これもお決まりかも。

2/24 11:36

箱根の外輪山が全部展望できる。

2/24 12:00

山頂で小休止して降る。これから行く明神ヶ岳方面。

2/24 12:10

公時神社分岐。

2/24 12:21

見るからに気持ちの良い茅戸の山。

2/24 12:24

茅戸に開けた登山道に残雪が見える。

2/24 12:28

矢倉沢峠。

2/24 12:31

再び金時山が見えて来た。

2/24 12:31

この辺りは残雪が多い。

2/24 12:37

金時山。ここよりも随分と高い。富士山も天辺が少し覗いてきた。この辺りが本日最後の富士山。明神からは霞んで見られなかった。

2/24 12:46

正面に大涌谷が見えて来た。陽当たりが良いので雪は無い。

2/24 13:00

道が東向きになると再び残雪が増える。

2/24 13:05

何回目かのピーク。火打石山と明神ヶ岳が漸く見えて来た。ここからルートは稜線の北側を火打石山まで巡っていく。

2/24 13:08

良い機会なのでIさんには新品の軽アイゼンを試してもらう。

2/24 13:09

装着完了。

2/24 13:09

どうですか？

2/24 13:15

「爪が食い込む！」と初アイゼンのIさん。

2/24 13:24

雪原の中でちょっとした雪山気分。

2/24 13:35

意外と北側が切れ落ちている所もあるので要注意。

2/24 13:42

火打石山に到着。

2/24 13:43

明神ヶ岳はすぐそこに見えるようで遠いんだよなぁ。

2/24 13:43

アイゼンを外して登る。

2/24 14:15

途中の泥濘が酷い所でポールのツバが毟り取られてしまった。

2/24 14:18

Iさんペースが上がらない。要休憩かな。

2/24 14:29

まるで春霞だ。

2/24 14:30

漸く乾いたところがあったのでここで小休止とする。

2/24 14:52

この辺りは陽当たりも良いので泥濘が酷い。

2/24 14:55

明神ヶ岳山頂に到着。さっき休憩したばかりなのでここは写真を撮っただけで通過。

2/24 14:57

小田原の展望。流石にこの霞み様では江ノ島は見ることができない。

2/24 15:06

ドロドロなんで雪の上を行く。

2/24 15:20

明星ヶ岳も近くなってきた。

2/24 15:26

宮城野への分岐。

2/24 15:39

分岐からの下りは乾いている。

2/24 16:08

別荘地の中になり、舗装路になった。

2/24 16:22

宮城野温泉会館。ここで汗を流した。

撮影機器：

D7200 ニコン

Xperia Z Ultra SOL24 au SONY

感想

tadomasa

下の廊下を目指したい会の今年1回目の山行は箱根。去年の外輪山は明神ヶ岳から塔ノ峰を辿ったので今回は乙女峠から金時山を経て明神まで。残念ながらIさんと2人と寂しいけれど隙間の好天を突いて楽しむことができました。

小田原駅に集合し一旦箱根湯本までバスで移動し、そこから御殿場行きのバスに乗って乙女口を目指す。このプレミアムアウトレット行きのバスがトランクと一緒に乗り込んで来る外国人客で大混雑だった。カーゴルーム付きのバスで無いと不十分だね。ともあれ幸い乙女口では他の登山客も何名か居たので無事に下車できた。

バス停から国道を渡り乙女峠側に100m程歩くとそこが登山口、樹林に入るとクルマの音も遮られ一気に登山道になる。クネクネと杉林を抜けながら行く。段々と林の密度が薄れ見晴らしが良くなると尾根も近く感じる。峠の手前から雪がちらほら見られた。そして峠に出ると正面に富士山、豪華なシチュエーションが楽しめる。朝も暖か目で小田原では曇り空だったからあまり期待はしていなかったが頂きまで望むことができた。ただ五合目から下は霞みがかっていて春っぽいルックスだ。乙女峠で小休止して金時山へ向かう。

長尾山の手前からしっかりと雪が積もっていた。でもアイゼンをするまでカチカチではなく、踏みしめて歩くのが心地良い雪。と思っていたらIさんが長尾山を超えた緩い下りで尻餅を付いた。更に用心しながら下って登ってを少し繰り返し、ポンと金時山山頂に出た。ちょうど昼食時で大勢の登山者が山頂には集っていたが予想した混雑では無い。富士山から箱根の展望を楽しみ、補給して早々に明神ヶ岳に向かう。金時山からの下りは多少凍結した所もあったがそれほど苦もなくアイゼン無しで降りられた。が、Iさんはここでも尻餅。やっぱりアイゼンをしていた方が良かったか？しかし雪は余りなくてドロドロ道と半々ってのがねぇ。

上から見ても火打石山に向かう茅戸を潜り抜ける登山道が白く見えたが、矢倉沢峠を超えてそこに立つと陽の当たらない所にはしっかりと雪があった。しかし雪が無いところはドロドロの泥濘で靴もポールもズブズブ行く。ズボズボとポールを刺していたら突然抵抗なく入って行く様になって、アレ？と見たらツバが泥に毟り取られて無くなっていた。幾つかの緩やかにアップダウンを繰り返しながら明神に近づいて行くが、径が北側に回り込んで行くと周辺の斜面にもしっかりとした残雪がある。ここらでアイゼンを着けてみない？とIさんを促すとその気になってくれた。モンベルで購入したての軽アイゼン（コンパクトスノースパイク）はちゃんと後ろにもストラップが回って固定されて歯も多い。爪が食い込む！と感触に感動した感じだった。周りも真っ白でプチ雪山気分を味わえた雰囲気だ。この快感も火打石山まで。そこから先は陽当たりが良い泥濘道だ。しばらく休憩を取っていなかったせいもあるだろうが近くに見えて実は距離がある明神への登りでIさんのペースが上がらない。でもそこら中グチョグチョなんで止まっていたくも無いので山頂域に差し掛かって乾いた場所に出逢ったのでそこで小休止にした。もう富士山も霞の向こうに消えてしまった。

明神ヶ岳からの下り、宮城野までの径はIさんも一度歩いているから安心感がある。休憩もしたしちょっと取り戻して1時間30分で宮城野温泉会館に着いた。別荘地に入ってから色々な道があるので最終的に温泉会館に最短ルートはどこか？と悩むがこう言う時はGoogle Mapが実に役に立つ。勘太郎の湯も良いけど庶民的な風情を期待して温泉会館で汗を流したが、期待通り町民の集う渋い温泉だった。

帰路は宮城野BSから小田原駅へバスで下り、前回入れなかった駅のそばの居酒屋で美味しい魚料理と酒を味わった。次回は4月、丹沢縦走かな。