燕岳(+槍が見たくて大下り頭近くまで)

2011年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,572m
• 下り: 1,581m

コースタイム

6:00駐車場 - 8:30合戦小屋 - 9:30燕山荘 - 10:25大下の頭附近 - 11:20燕山荘12:00 - 12:20山頂 - 15:00駐車場

天候

こんな日に山に登らないなんてというほどの快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5:15第二駐車場

コース状況／危険箇所等

・駐車場周辺にも少し雪が残っていました。
・登山口から雪が現れ始め、第1ベンチを過ぎるとほぼ雪道に。
・雪は降ったばかりで、ふかふかしている一方、多くの登山者で踏まれているので、とても歩きやすかったです。登りだけならアイゼンも不要という感じでした。
・合戦小屋以降は30〜60cm位の積雪でした。
・稜線上は結構風が強く、また気温も低くて、とっても寒かったです。
・大天井方面への稜線は結構雪も深く、また登山者も少ないせいか、ラッセル気味でした。
・燕山荘から燕岳への稜線上は風で雪が吹き飛ばされているせいか、殆ど雪が無い感じでした。

写真

11/26 7:54

この青さ、これだけでもワクワク

11/26 7:57

24〜25日に降ったようで登山道は第2ベンチ以降は真っ白

11/26 8:19

樹木の隙間から白くなった大天井岳が

11/26 8:24

常念も真っ白

11/26 8:31

合戦小屋の様子

11/26 8:50

振り返ると富士山、南アルプスもくっきり

11/26 8:56

槍、大天井、常念

11/26 8:57

針ノ木岳、こちらから見るとピラミダルで綺麗な山容。

11/26 9:12

雪を纏った燕岳

11/26 9:12

遠くに真っ白な鹿島槍、綺麗だーっ。

11/26 9:18

燕山荘が近づいてきた。

11/26 9:18

真っ青な空の下、白い槍がクッキリ。

11/26 9:23

この辺りは冬山ルートになってます。

11/26 9:31

大天井への稜線と槍ヶ岳

11/26 9:32

燕山荘は冬の装い

11/26 9:34

雪化粧の燕岳。

11/26 9:34

裏銀座、冬の山並み

11/26 9:35

槍、笠、双六

11/26 10:27

初冬の槍という感じ。西側には雪が付いてないようです。

11/26 10:48

裏銀座、野口五郎岳や鷲羽岳、どっしりとした存在感です。

11/26 10:48

立山、剣

11/26 11:08

燕山荘に戻る途中の稜線

11/26 11:08

燕山荘から燕岳への稜線

11/26 12:10

頂上間近、空が青ーい!

11/26 12:22

山頂!

11/26 12:23

山頂からの立山、剣。雪が似合います。

11/26 12:23

山頂からの裏銀座と白砂

11/26 12:25

山頂からの富士山、南アルプス

11/26 12:26

山頂からの燕山荘、大天井岳

11/26 12:33

眼鏡岩

11/26 12:43

クジラ岩?

11/26 12:44

白くなったイルカ岩

11/26 12:52

燕岳にお別れ。

11/26 13:04

有難いことに、帰り道にも富士山。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX35 パナソニック

感想

yamaday

26日の長野附近は天気図は比較的大きな移動性高気圧の前面からど真ん中に位置し、快晴間違いなし。ということで、本日は出勤の要もありましたが、ぶった切ってやって来ました。(山廃人が近づいてます??)

こんな好天を満喫するには北アルプスしかないということで、林道閉鎖間近という燕岳にやって来ました。駐車場に着いてみると第一駐車場は既にほぼ満杯。第二に停めます。空は満天の星空。星を見てるだけでもワクワクしてきます。

登り始めると直ぐに登山道に雪が見られ始めます。第1ベンチを過ぎる頃には道はほぼ雪に覆われた状態になりました。とはいえ、降ったばかりの雪で、しかも先人が踏んでいてくれてるので、とても歩きやすい状態でした。この状態は燕山荘まで同様でした。

途中から雪に覆われた常念山脈の峰々が見え始めました。まだ点々と樹木も見えています。初冬らしい風景です。振り返ると富士山や、八ヶ岳や南アルプスの峰々が遠くにクッキリ見えていました。

合戦小屋では、ソロの方と親子連れの方と一緒に休憩し、本日は燕岳のみの予定でしたが、親子連れの方が大天井岳に向かうという話と、本日の槍ヶ岳が魅力的だったことから、大下り近くまで行って槍を撮ることもプランに加えました。

燕山荘に到着すると、雪に彩られた槍や裏銀座の峰々が、真っ青な空の下で、見事な景観を見せてくれていました。

太陽を真正面から受けているうちにと思い、直ぐに大天井方面に向かいます。稜線上はかなり風が強く、また気温も低いようで、顔や指がとっても辛い状況になりました。また雪も多めで行き交う人も少なく、進むのにもやや骨が折れる感じでした。

何とか大下り近くまでやってきて、槍の素晴らしい姿を拝むことができました。槍穂の西斜面には雪が付いてないようで黒くなっており、ちょっとしたアクセントになっていました。写真を撮ると寒いのでそそくさと燕山荘に戻りました。

燕山荘では食事をとったり指を温めたりで、暫く長居させて頂きました。休憩後、燕山頂に向かいます。風の通り道になっているせいか、鞍部には殆ど雪が無い状態でした。燕岳は雪をあちこちにたたえる一方で岩や白砂も主張していて、相変わらずの個性ある山容です。

山頂からは雪の似合う立山や剱岳の姿や、野口五郎岳等の裏銀座の峰々が青い空のしたでとても綺麗でした。槍や穂高岳もそうですが、北アルプスには本当に雪が良く似合いますね。

今回は初めての初冬の北アルプス体験でしたが、雪の似合う北アルプスの峰々がとても印象的でした。寒さを含め厳しい側面も少し体験しましたが、またチャンスを見て来たいですね。