鳳凰三山《中道〜ドンドコ沢》

2018年07月19日(木) 〜 2018年07月21日(土)

• GPS: 32:04
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,166m
• 下り: 2,168m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:49

5:40 スタート地点
6:38 6:46 中道ルート登山口
7:44 7:45 林道出合
10:54 11:14 御座石
12:40 13:20 薬師岳
13:29 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:17
• 合計: 9:28

4:10 薬師岳小屋
4:32 4:47 薬師岳
5:23 5:45 鳳凰山
6:22 6:22 鳳凰小屋分岐
7:28 7:28 アカヌケ沢の頭
8:22 8:47 鳳凰小屋
9:29 9:33 五色の滝
10:07 10:13 白糸の滝
11:41 11:45 南精進ヶ滝
13:32 13:33 青木鉱泉
13:38 ゴール地点

天候

7/20~7/21晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・駐車場-青木鉱泉　料金750円/日

コース状況／危険箇所等

・道の状況
・登山ポスト-青木鉱泉

その他周辺情報

・登山後の温泉及び食事-青木鉱泉

写真

7/20 6:40

7/20青木鉱泉駐車場から林道を歩くこと40分、中道登山口に到着。

7/20 9:12

ダケカンバの山道を行く。

7/20 10:49

巨大な御座石を支える？

7/22 13:46

シャクナゲが残っていました。

7/22 13:46

シャクナゲ。

7/22 13:47

薬師岳山頂直下の岩陰に咲くタカネビランジ。

7/22 13:48

山頂周辺の巨岩が迫る。

7/22 13:51

ミヤマシシウド。

7/20 12:45

薬師岳山頂に到着。

7/22 13:52

薬師岳山頂にて。

7/20 12:45

薬師岳山頂にて。

7/22 13:54

薬師岳山頂に咲くタカネブランジ。
薬師岳山頂より今夜の宿、薬師岳小屋に向かう

7/21 4:37

7/21日の出前の薬師岳山頂にて。
雲海と金峰山。

7/21 4:38

日の出前の薬師岳山頂にて。
富士山。

7/21 4:39

日の出前の薬師岳山頂にて。
雲海と富士山。

7/21 4:41

日の出直前の薬師岳山頂にて。

7/21 4:43

日の出直前の薬師岳山頂にて。

7/21 4:44

雲間に、真っ赤な日の出。

7/21 4:46

雲間に、真っ赤な日の出。

7/21 4:48

雲海に浮かぶ富士山。

7/21 4:48

富士山アップ。

7/21 4:52

薬師岳から観音峰への稜線にて。
日の出。

7/21 4:52

薬師岳から観音峰への稜線にて。

7/21 4:53

薬師岳から観音峰への稜線にて。
富士山。

7/22 14:03

薬師岳から観音峰への稜線にて。
朝焼けの北岳と間ノ岳。

7/22 14:05

薬師岳から観音峰への稜線にて。
観音峰。

7/22 14:08

観音峰山頂にて。
タカネビランジ。

7/22 14:19

観音峰山頂にて。
甲斐駒ヶ岳。

7/22 14:18

観音峰山頂にて。
富士山。

7/22 14:16

観音峰山頂にて。
オリベスク。

7/22 15:56

観音峰から地蔵岳へ。
甲斐駒ヶ岳とオリベスク。

7/21 6:44

北岳の雄姿。

7/22 16:03

アカヌケ沢の頭が近くに。

7/22 16:06

地蔵岳に到着。
オリベスク。

7/21 7:35

地蔵岳に置かれた沢山のお地蔵さん。

7/22 16:09

お地蔵さんと甲斐駒ヶ岳。

7/21 7:37

振り返ると観音峰が。

7/22 16:11

奥秩父の山脈。

7/21 7:40

甲斐駒ヶ岳。
急坂のガレ場から鳳凰小屋に向かう

7/22 1:59

大きな五色滝。

7/22 16:14

五色滝付近に咲く
ヤマホタルブクロ。

7/22 16:14

五色滝付近に咲く
ヤマシシウドとシモツケソウ。

7/22 20:08

白糸滝。

7/22 20:10

南精進ケ滝。

7/21 13:33

青木鉱泉に戻ってきました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL3 オリンパス

感想

mikimiki

7/19の14時に大阪を発ち、19時過ぎに鳳凰三山の登山口に位置する青木鉱泉に着く。
猛暑を逃れるように標高1100mこの地に来たが、避暑地とは言えない蒸し暑さに驚く。
1日目（7/20）は中道コースで薬師岳へ登り、山頂直下の薬師岳小屋に宿泊する。
2日目（7/21）は鳳凰三山を縦走し、ドンドコ沢を青木鉱泉まで下る周遊コースです。

7/20第1日目　晴れ
寝苦しい夜を過ごし6時前に登山を開始する。
小武川沿いの緩やかな林道を歩くと1時間ほどで中道登山口に到着する。
ここからが本格的な登山になる。
標高差1700mの登山、登山道は整備されているが、蒸し暑さと急坂の連続は簡単なものではない。静かな尾根道はカラマツ林から次第にダケカンバやハイマツの樹林帯に変化する。
12時過ぎに森林限界、薬師岳山頂に到着する。
山頂は広く巨大な花崗岩の岩が林立し白砂の広場が拡がる。その岩陰にはピンク色の可憐なタカネビランジが沢山咲いている。
天気は良いがガスが下から押し寄せ視界は効かない。
暖かな陽ざしを受けた岩の上で、お湯を沸かしお茶を飲み食事をする。
ゆったりと時間は流れ、とても贅沢な時間だった。
その夜は去年新築したばかりの薬師岳小屋に泊まる。
小屋はきれいで清潔、今夜こそゆっくり寝るぞと思いきや？標高2720mとは思われないほど蒸して寝苦しい夜となった。

7/21第2日目　晴れ
ご来光を楽しみに早朝4時過ぎに小屋を出発する。
今日の日の出は4：44、日の出まで刻々と変化する様子にワクワクしながら薬師岳山頂に佇む。雲海が拡がる東の空に真っ赤な太陽が少しずつ大きく変化しながら上ってくる。
南には清楚で優雅な富士山、西には朝焼けに染まる雄大な南アルプスの名峰・北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳が展開、北西には鳳凰三山の稜線が伸びている。
薬師岳から観音岳、地蔵岳に続く縦走コースの稜線は緑のハイマツと白い花崗岩の白砂が山肌を覆い、そのコントラストが美しい。
地蔵岳と赤抜沢ノ頭との鞍部は「賽ノ河原」と呼ばれ多くの小仏石、小さなお地蔵さんが安置されている。特に地蔵岳の山頂は尖った岩峰となっており、オベリスクと呼ばれ象徴的な存在となっている。

地蔵岳直下の急坂の下りは花崗岩のザレ場、登りは大変だろうと想像される。地蔵岳から約40分、水場のある鳳凰小屋に到着する。
ここから青木鉱泉まで続く豪快な滝巡りのコースがドンドコ沢沿いのルートである。
五色滝、白糸滝、鳳凰滝、南精進ケ滝などの名瀑を巡っていきます。
しかし、登りと同じく標高差1700mの急坂は濡れた岩や花崗岩の砂で滑り易く、足元の良くない所が多く慎重な足運びが要求される。そして足への負担は半端でない。
13:30青木鉱泉に無事下山します。
この宿は釘を使わない押し鴨居造りで建てられた、伝統ある木造建築です。日帰り入浴し美味しい蕎麦を頂き、猛暑の大阪に再び戻る。