富士登山(富士宮ルート)はご来光が素晴らしかった！

2018年08月17日(金) 〜 2018年08月18日(土)

• GPS: 08:12
• 距離: 4.4km
• 登り: 1,349m
• 下り: 16m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:06

20:18 富士宮口五合目
20:34 20:34 富士宮口新六合目
20:38 20:41 六合目宝永山荘
21:31 21:37 新七合目御来光山荘
22:07 22:09 元祖七合目山口山荘
23:24 八合目池田館

2日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 3:45
• 合計: 9:23

0:36 1:07 九合目萬年雪山荘
1:48 1:53 九合五勺胸突山荘
2:32 4:16 富士宮口頂上
4:16 4:19 駒ヶ岳
5:04 5:16 朝日岳
6:12 7:15 剣ヶ峰
7:30 7:35 浅間退社奥宮
9:14 9:15 馬の背
9:21 9:22 宝永火口
9:59 富士宮五合目

GPSの記録が富士山山頂外輪の朝日岳で途絶えてしまっていたので、その後はカメラの撮影時刻をもとにして手動入力しました。富士宮五合目では10時過ぎに発車した路線バスに乗車することが出来ましたので、そこは間違いない記録でしょう。
なお、コースタイムでは八合目の池田館に宿泊したことになってますが、宿泊はしていません。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

水ヶ塚駐車場に午後5時半ごろ到着、駐車場はそんなに混んでいませんでした。駐車料金1000円。富士宮5合目までのシャトルバスは往復1800円、30分単位に運行していますが、最終は午後8時と早いです。

コース状況／危険箇所等

登山道の危険箇所はありません。
混雑状況については、上りは金曜の夜のためか、登山道は混むほどではありませんでした。
剣ヶ峰の写真撮影で想定外の行列が出来ていて40分ほど並ぶはめに。これが一番の混雑でした。
下りは、土曜の午前で混雑することを予想して、御殿場ルートから宝永経由にしましたが、ツアーの団体さんと数回すれ違った程度で、ストレスを感じるほどではありませんでした。登山道は追越が出来るほど広い箇所も多くありました。

その他周辺情報

バス料金所に日帰り湯の割引券があったので、その気楽坊にいく。割引券で700円。郊外のホテルのイベントエリアにある温泉施設で、温泉自体は炭酸湯、塩湯、ミスト、サウナと豊富ですが、ファミリー向けかも。それにかなり遠い（御殿場ICから裾野ICに下るほど）。

写真

8/17 19:10

水ヶ塚公園で、日が暮れると富士がくっきり見えました。
バスターミナルで、最終バスは乗車できない恐れがあると再三放送するので、一つ前の7時30分に乗車しました。

8/17 20:12

富士宮5合目に着きました。

8/17 20:38

雲海荘に着きました。
カメラのフラッシュが故障したようです。

8/17 21:27

新七合目の御来光山荘。
ヘッドライトで撮影。
この先に元祖七合目と呼ぶ場所もあり。

8/17 23:07

8合目到着。早くついてもしょうがないので時間をつぶしたいのですが、なかなかうまくできない。食べるのも時間つぶしの一つ、カップのシーフードラーメンに山専ボトルからお湯を注いで夜食にする。
今日明日は寒冷前線が張り出し北風が強いので、外輪に出ればもろに北風を受けて寒いハズ。

8/18 1:39

9号5勺の胸突山荘。

この後、時間つぶしの甲斐なく浅間大社奥宮に着いたが、予想通りかなり寒かった。非常時用袋に入れているエマージェンシーシート（アルミを塗布したもの）を体に巻くと寒さをある程度はしのげたが、それでも寒く、風が吹くと身体が勝手に震えるほど。

8/18 4:27

夜空の星を眺めて流れ星を見つけたり、居眠りしたりして2時間ほど寒さに耐えました。

4時30分ごろようやく空が明るくなってきた。

8/18 4:27

夜景もきれいでした

8/18 4:31

山中湖が見えます

8/18 4:32

ご来光が見える東側の朝日岳に登山者が集まります

8/18 4:35

待ってるときも寒い

8/18 4:41

山中湖

8/18 4:42

8/18 4:46

8/18 4:47

8/18 4:49

丹沢山塊、存在感があります

8/18 4:54

もうすぐご来光

8/18 4:59

8/18 4:59

おっ、出るぞ

8/18 5:01

空が赤くなってきた

8/18 5:01

出てきました

8/18 5:01

周囲の登山者の歓声が聞こえる

8/18 5:02

8/18 5:02

8/18 5:03

赤と青のグラデーション

8/18 5:03

ご来光です

8/18 5:05

8/18 5:06

8/18 5:08

剣ヶ峰のモルゲンロート

8/18 5:08

押し寄せる雲海

8/18 5:09

よくみると剣ヶ峰の左に影富士でしょうか？

8/18 5:09

日の出と登山者

8/18 5:11

夜が明けた

8/18 5:21

富士の噴火口

8/18 5:25

この夜は寒すぎました。氷点下、風も強かったので氷柱でできたようです！

8/18 5:38

山中湖

8/18 5:39

河口湖です。

8/18 5:40

八ヶ岳連峰は独立した連峰、際立っていて美しい山です。

8/18 5:41

南アルプスです。
仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳でしょうか。

8/18 5:42

丹沢山塊

8/18 5:49

8/18 6:06

八ヶ岳、甲府盆地、甲武信ヶ岳、金峰山、精進湖（と思いますが）

8/18 6:06

八ヶ岳

8/18 6:06

甲武信ヶ岳、金峰山、精進湖

8/18 6:06

遠方に中央アルプス。御嶽山が見えます。

8/18 6:07

南アルプスの名峰

8/18 6:11

西側には影富士がくっきり。

8/18 6:11

剣ヶ峰

8/18 6:57

気象庁の観測所

8/18 7:00

二等三角点　富士山　3775．63メートル

8/18 7:15

相模湾

8/18 7:15

駿河湾と伊豆

8/18 7:15

静岡市方面

8/18 7:17

剣ヶ峰の気象庁観測所

8/18 7:18

記念撮影の行列がまだ続いている

8/18 7:30

昨晩寒さをしのぐのにお世話になった奥宮

8/18 7:49

相模湾

8/18 9:13

宝永山
砂漠のよう。美しい稜線。

8/18 9:16

宝永火口

8/18 9:20

火口から上をみる

8/18 9:52

富士宮5合目からみた富士の雲。今年の夏の雲も見納めでしょうか。

撮影機器：

PowerShot S100 CANON

装備

個人装備

ラジオ 補修テープ 長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー 毛帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

okuoku

今回は2度目の富士登山。
最初に登ったのは9年前。家族4人で吉田口ルートで登頂しましたが、風雨のためご来光は拝めず、お鉢巡りもできませんでした。
今回は前回達成できなかったお鉢巡りとご来光のリベンジを目的に出かけました。猛暑も過ぎ、ほどよく涼しくなったので、ちょうどよい季節になった。天気予報から、富士山は晴れるものの寒冷前線の影響で北風が強く、山頂は冬並みの寒さと予想していましたが、予想以上に寒い思いをしました。
2時半ごろに富士宮山頂に到着、5時前のご来光を待つまでの時間はとても長い時間でした。小屋の壁に張り付いて風をしのぐが、コンクリートが冷たい。登山グローブに防風グローブを重ねたが指先が冷たい。手のひらを開いたり握ったり、拍手をしたりして指のかじかみを和らげる。毛糸の手袋を迷った挙句に置いてきたことが悔やまれる。
非常時用の袋に入れてあるエマージェンジーシート（アルミを塗布したもの）を取り出して体に巻きつけるが、足元から胸までしか巻きつけない。それでも幾分寒さは和らげました。

今回用意した服装・装備は、半袖、長袖シャツにフリース、ダウン、レインウェア上下、手袋は防風用を追加して2つ、毛糸の帽子、マフラー、お湯を入れた山専ボトルと、まあそれなりに準備したほうだと思いますが、それでも不十分でした。できれば上下とも冬山用のインナー、それから毛糸の手袋を持参すべきだったと反省する次第です。
帰宅後気象庁の記録を調べると、富士山の最低気温は8月14日は5.9度、16日は4.2度でしたが、17日はマイナス0.8度と急激に下がっていました。温度低下と風の強さは予想していましたが、準備がすこし不足していました。しかし目的だったご来光を拝み、お鉢めぐりをして、さらに影富士まで見ることができたのは僥倖でした。