甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ルートをピストン)

2011年12月17日(土) 〜 2011年12月18日(日)

• GPS: 32:45
• 距離: 15.4km
• 登り: 2,219m
• 下り: 2,219m

コースタイム

1日目
6:45尾白キャンプ場出発ー9:45刃渡りー10:15刀利天ー11:30五合目小屋跡ー12:15七丈小屋(テント泊)
2日目
6:45七丈小屋テント場出発ー7:10八合目鳥居跡ー8:20甲斐駒ケ岳山頂ー9:30七丈小屋(テント撤収作業)ー12:00五合目小屋跡ー15:30尾白キャンプ場駐車場

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道20号線を白州道の駅交差点で曲がり、尾白キャンプ場駐車場へ駐車。この時期、駐車場は週末でも十分空きがあります。

コース状況／危険箇所等

初めての甲斐駒ケ岳でしたが、他のトレースが明瞭だったため、難なく楽しむことができました。

尾白キャンプ場から五合目小屋跡までは、アイスクライミングをするパーティーが多く、交通量は多いです。降雪直後でなければラッセルする必要はないでしょう。

五合目小屋跡以降から徐々に、七丈小屋付近より先はアイゼンが必須になります。降雪直後で他の方のトレースがないと、もう少し難易度が上がります。

七丈小屋の利用者は水の供給を得られます。トイレはとても綺麗で、紙が備え付けられており、臭いもほとんどありません(小屋利用者のみ無料)。

写真

12/17 6:36

尾白キャンプ場駐車場

12/17 6:49

12月17日時点では、いったん積もった雪が溶けていました。

12/20 10:10

竹宇側の駒ヶ岳神社

12/17 6:57

駒ヶ岳神社脇の吊り橋。クマはわかりませんが、カモシカは多く出没します。

12/17 9:53

刃渡り。岩が露出してれば、安全です。

12/17 10:13

刀利天

12/17 10:54

五合目小屋跡付近より山頂方向

12/18 17:16

五合目小屋跡以降は、このようは梯子と鎖場が複数あります。

12/17 13:04

七丈小屋

12/18 6:23

七丈小屋テント場。小屋より少し登った先に、2ヶ所あります。やや南東向きのため、日陰になる時間が早いと思います。

12/18 7:06

八合目鳥居跡

12/18 7:23

雷鳥。甲斐駒ケ岳周辺の生息数は約700羽だとか。

12/18 7:50

行者様による設置。すごいところにある。

12/18 8:12

駒ヶ岳神社神社本社

12/18 8:18

甲斐駒ケ岳山頂

12/18 8:22

ここから先は鋸山

12/18 8:58

八合目付近より北岳、間ノ岳方向を撮影

12/18 8:59

八合目付近より、地蔵岳、さらに先の富士山を撮影

撮影機器：

EX-Z1050 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

pippin

初めての甲斐駒ケ岳を、今年初めての冬山装備で、ソロ挑戦しました。

天候が安定していましたが、冬型の高気圧がしっかりと入ったため、気温はマイナス10度以下になったと思います。しっかりした服装とストーブ、十分な燃料が必要です。

テント場は七丈小屋でなくとも、アタック時間を早くすれば五合目小屋跡でもよいと思います。日当たりがいいですし。

積雪量はそれほど多くなく、トレースもくっきりあり、冬季のクライミング経験がある方であれば、お手軽に楽しめるコースだと思いました。ただ、それでも強風の場合、八合目以降は歩行技術が必要になります。

アイスクライミングの利用などで、たくさんパーティーが入山している、人気の山のようですね。
帰り道には尾白の湯(大人700円)という名の大きい温泉があります。
ゆっくりしていかれるといいでしょう。