クリスマス寒波後の三瓶山・・・東の原から
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 704m
- 下り
- 686m
コースタイム
08:30 リフト上部
08:35 太平山 09:00
09:25 女三瓶 09:40
12:35 男三瓶 13:40
14:40 リフト上部
15:00 東の原に下山
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
クリスマス寒波後の雪の三瓶山!!
冬は西の原からがメインルートらしいが、単調でイマイチ面白く無さそうなコース。
子三瓶や孫三瓶を眺めながら登れる尾根コースで登りたいと思い、東の原からあえてチャレンジ!
まずはスキー場をスノーシューでひたすら登る。
駐車場も積雪で入れず、リフトも営業していない。
誰もいないので当然トレースもなし。
1時間ちょっとで大平山に到着。
ここからは展望抜群。
天気は曇りだがなんとか男・女・子・孫全ての三瓶山は見えている。
女三瓶への登山道はまだ夏道がしっかり確認できる。
新雪をザクザクと気持ちよく登っていると太陽が登場!
女三瓶の展望台に着いた頃には晴れの青空に。
男三瓶〜孫三瓶がキレイに見えてテンションUP!
スノーシューでのラッセルはここまで。
ここからは急坂のヤセ尾根が続くのでわかんにチェンジ。
わかんの方が沈み込みはあるけど、軽いし蹴り込めるし、機動性がいい。
しばらく快適な尾根道をサクサクと進む。
そして一回目の急坂、さすがに沈み込みがキツイ。
何度も踏み固めながら確実に登る。
ヤセ尾根を通過し、二回目の急坂。
雪が深くなりラッセルもキツイ・・・。
そして犬戻しと呼ばれる付近。
岩場の尾根を通過し、最大の急斜面が待ち構える。
とりあえず夏道を進むが、夏道には雪が吹き溜まっていてさらに深い。
胸近くまである雪をストックで切り崩す。
そして何度も踏み固めてるが、サラサラの雪が崩れて前進できない。
周りの木の枝を掴みながら体を引き上げて、安定した足元を探す。
10m進むのに15分以上はかかっている・・・。
ガスってきたし、リタイアの選択が頭にチラチラと。
とりあえず12時過ぎまでは頑張ってみることに。
ピークを越えたと思ったらまた次の登りが目の前に。
もうウンザリ・・・足が上がらなくなって来た。
急斜面を過ぎ、今度はヤセ尾根のトラバース路に。
尾根上はヤブが多くて無理。
仕方なく新雪を崩しながらトラバース開始。
常に山側の木の枝を掴みながらラッセル。
谷側への転落に備える。
ここはアイゼンも着けた方がいいけど、そのまま前進。
下りのことも考えて丁寧に足元を踏み固める。
ひたすら雪と格闘しやっと山頂台地に出た!
嬉しい瞬間!!
もう山頂は目の前。
避難小屋にザックを置き男三瓶山頂に到着。
女三瓶から夏なら1時間の行程に3時間弱もかかった・・・。
ラッセルに疲れ切ったけど、やり遂げた感は最高〜。
曇っているがガスも切れて展望抜群。
樹氷もあり美しい雪景色。
雪の三瓶山に登れたことに大満足。
ひと通り写真を撮って小屋で昼飯休憩。
さすがに子〜孫へと周回する体力は今日はない。
ピストンで下りことに。
下りは足取りが速い速い。
上りでしっかり踏み固めておいただけにサクサク進む。
トレースって素晴らしいと実感。
尾根道を展望を楽しみながら下る。
上りで1時間40分かかった区間も、下りはたったの20分。
あっという間にリフトまで来た。
雪が降ってきて、足が疲れてきた頃にスキー場も下り終了。
無事に下山。
上り5時間半、下り1時間20分・・・
この時間差が今回の激ラッセルということか。。。。
来年は西の原からサクっと登ってグルッと周回したい。
コメント
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雪の三瓶山に登りたいと以前書かれてたけど、ちゃんと登ったんですね
今年は、クリスマス寒波で、雪がしっかりありましたね。
私は、雪山登らないし、この時期に三瓶山方面に行くことがないから、こんな三瓶山、初の景色です。
室の内池も凍るんですねぇ…
それにしても、男三瓶手前は、結構狭めの道だったと思うけど、雪の中、どう歩くのか私には想像ができません
すごいです!!
そう!男三瓶手前が一番大変でしたね
雪が深すぎて足が上がらないので、ストックで切り崩して除雪しながら雪まみれになり、一歩一歩進む状態。
雪との闘いです
でも、まだ12月なんで雪の量としてはまだまだ少ない方でしょうね。
2月頃が山頂台地の笹も全部埋まって、大雪原になってもっとキレイなはず。雪原の上ならスノーシューでどこでも歩けて楽しいですよ。雪山デビューしましょう
三瓶山は四季を通じて楽しい山ですね。
春と秋の表情をまだ見てないので帰省のたびに登りたいです。
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