記録ID: 163275
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
アジア
ネパール アンナプルナベースキャンプ
2011年12月24日(土) 〜
2012年01月04日(水)
yamaken22
- GPS
- 167:57
- 距離
- 49.8km
- 登り
- 4,489m
- 下り
- 4,486m
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【12月24日(土)】
17:15会社退勤→18:15自宅到着〜18:50自宅出発→19:16最寄の駅到着〜19:30羽田行きリムジンバス発車→20:20羽田空港国際線到着〜20:40円からドルへの両替〜21:00タイ国際空港チェックイン開始〜21:15チェックイン終了〜21:25羽田食堂で夕食� �22:00せたが屋の全のせラーメンで夕食�◆�22:30セキュリティーチェック〜22:45出国審査〜23:00 ゲート106へ到着〜0:00搭乗開始〜0:40離陸
【12月25日(日)】
(ここよりタイ時間を表示。日本時間-2時間)
4:10朝食が配られる〜5:07バンコク国際空港着陸〜5:30トランスファーチェック〜5:40椅子に座り寛ぐ〜9:20搭乗ゲートへ移動〜10:35搭乗開始〜11:00離陸
(ここよりネパール時間を表示。タイ時間-1時間15分)
11:00シンハービールを貰う〜11:40昼食〜12:50ネパール国際空港着陸〜13:00入国審査〜13:20バッグ受け取り〜13:25ガイドと落ち合う〜14:00タメルのエコリゾートホテル到着〜14:20ガイドとビールで乾杯〜15:35シャワーを浴びる〜15:55タメルの町を散策〜17:00ガイドの家で夕食〜19:00ホテルに戻る
【12月26日(月)】
6:25朝食〜7:00出発→10:07ゴルカへの分岐通過→12:20ポカラ到着。フイッシュ&テールロッジ前の食堂にて昼食→14:45ナヤプル着→16:40シャウリバザール着〜17:30エベレストビールとポップコーンで乾杯〜18:00夕食(スパゲティウィズトマトソース)〜19:30就寝
【12月27日(火)】
5:00起床〜7:00朝食(プレーントースト&プレーンオムレツ、ミルクティー)〜7:30出発→8:46シワイ(オレンジ購入)→10:07キユミ→11:40ニューブリッジ着・昼食(ミックスフライドライス)→14:30ジヌーダンダ→15:25タウルン→16:20チョムロン着〜18:30夕食(チーズベジスパゲティ)〜19:30就寝
【12月28日(水)】
5:15起床〜6:15朝焼けのマチャプチャレを撮影〜6:30朝食(揚げパンと目玉焼き)〜7:06出発→8:20シヌワの手前のロッジ→9:06シヌワ→10:33バンブー→11:40ドバン・昼食(ベジエッグフライドライス)→13:32途中のテンプル通過→14:05ヒマラヤホテル→15:07ヒンクケーブ→15:50デウラリ着〜18:30夕食〜19:30就寝
【12月29日(木)】
6:00起床〜7:23朝食〜8:25出発→10:24マチャプチャレベースキャンプ→12:40アンナプルナベースキャンプ着〜13:20昼食(ガーリックスープ フレンチフライドポテト)〜13:50ベースキャンプ周辺の散策〜16:30ロッジのダイニングでティーを飲みながら読書〜18:00夕食(ポテトスープ ベジチーズスパゲティ ブラックコーヒー)〜19:25就寝
12月30日(金)】
5:00起床〜6:00日の出の山々を撮影〜7:30朝食(あげばんとジャム、オムレツ)〜8:00出発→8:45マチャプチャレベースキャンプ通過→9:45デウラリ着(ティー)→10:45ケーブ通過→10:52ヒマラヤホテル通過→11:07テンプル通過→11:50ドバン通過→12:40バンブー・昼食(ミックスフライドライス ベジタブルオムレツ)〜15:15シヌワ着〜16:30ダイニングでビールを飲む〜18:00夕食(トマトチーズツナピザ)〜19:00就寝
【12月31日(土)】
6:15起床〜7:40朝食(チャパティ ヌードルスープ)〜7:50出発→8:30川を通過→9:40チョムロン着(ティー)→11:05ジヌーダンダ着〜昼食(フライドポテトチップ ベジヌードル コーヒー)〜12:30温泉へ行く→14:30ロッジに戻る〜16:10ダイニングでビールを飲む〜18:15夕食(ミックスピザ)〜18:50就寝
【1月1日(日)】
5:30起床〜7:12朝食(プレーンパンケーキ オニオンオムレツ コーヒー)〜8:00出発〜8:55ニューブリッジ通過〜9:50キユミ→10:40シワイ通過→11:00車道に出る→11:38シャウリバザール着 昼食(スパゲティミートソース コーヒー)〜12:45シャウリバザール出発→13:42ビレタンティ通過→14:15ナヤプル着〜15:45ナヤプル発→16:55ポカラのホテル着〜19:00夕食(チキンタンドリー)〜21:30ホテルに戻る 就寝
【1月2日(月)】
6:30起床〜7:50朝食〜8:30出発→10:55途中、オレンジを打っている町でオレンジを山ほど購入→11:45昼食(ベジタブルチョウメン モモ コーヒー)→14:55カトマンドゥ着(エコリゾート)〜シャワーを浴びる〜タメルでお土産を購入〜18:00ガイドの家で夕食〜20:20ホテルに戻る〜21:30就寝
1月3日(火)】
6:30起床〜8:27朝食(アメリカンブレックファースト)〜9:00最後の買い物に゜タメルへ行く〜9:50ホテルに戻る〜10:30ホテル出発→11:00カトマンドゥ国際空港着〜チェックイン〜出国審査(ものすごい行列で時間を食う)〜11:00売店で余ったルピー240根ピーを使い切る〜12:45セキュリティーチェック〜12:52待合室へ14:40搭乗開始〜15:30離陸
(ここよりタイ時間を表示 ネパール時間+1時間15分)
15:45シンハービールとカボチャの種で寛ぐ〜17:45夕食〜19:07タイ国際空港着陸〜19:15トランスファーチェック〜20:00マンゴージュース(165バーツを飲む)〜21:35 Dゲートへ移動〜22:05搭乗〜22:50離陸
【1月4日(水)】
(ここより日本時間を表示 タイ時間+2時間)
1:30シンハービールを飲む〜4:30朝食〜6:10成田空港着陸〜入国審査、バッグ受け取り〜6:52快速久里浜行発車〜8:10自宅に到着
17:15会社退勤→18:15自宅到着〜18:50自宅出発→19:16最寄の駅到着〜19:30羽田行きリムジンバス発車→20:20羽田空港国際線到着〜20:40円からドルへの両替〜21:00タイ国際空港チェックイン開始〜21:15チェックイン終了〜21:25羽田食堂で夕食� �22:00せたが屋の全のせラーメンで夕食�◆�22:30セキュリティーチェック〜22:45出国審査〜23:00 ゲート106へ到着〜0:00搭乗開始〜0:40離陸
【12月25日(日)】
(ここよりタイ時間を表示。日本時間-2時間)
4:10朝食が配られる〜5:07バンコク国際空港着陸〜5:30トランスファーチェック〜5:40椅子に座り寛ぐ〜9:20搭乗ゲートへ移動〜10:35搭乗開始〜11:00離陸
(ここよりネパール時間を表示。タイ時間-1時間15分)
11:00シンハービールを貰う〜11:40昼食〜12:50ネパール国際空港着陸〜13:00入国審査〜13:20バッグ受け取り〜13:25ガイドと落ち合う〜14:00タメルのエコリゾートホテル到着〜14:20ガイドとビールで乾杯〜15:35シャワーを浴びる〜15:55タメルの町を散策〜17:00ガイドの家で夕食〜19:00ホテルに戻る
【12月26日(月)】
6:25朝食〜7:00出発→10:07ゴルカへの分岐通過→12:20ポカラ到着。フイッシュ&テールロッジ前の食堂にて昼食→14:45ナヤプル着→16:40シャウリバザール着〜17:30エベレストビールとポップコーンで乾杯〜18:00夕食(スパゲティウィズトマトソース)〜19:30就寝
【12月27日(火)】
5:00起床〜7:00朝食(プレーントースト&プレーンオムレツ、ミルクティー)〜7:30出発→8:46シワイ(オレンジ購入)→10:07キユミ→11:40ニューブリッジ着・昼食(ミックスフライドライス)→14:30ジヌーダンダ→15:25タウルン→16:20チョムロン着〜18:30夕食(チーズベジスパゲティ)〜19:30就寝
【12月28日(水)】
5:15起床〜6:15朝焼けのマチャプチャレを撮影〜6:30朝食(揚げパンと目玉焼き)〜7:06出発→8:20シヌワの手前のロッジ→9:06シヌワ→10:33バンブー→11:40ドバン・昼食(ベジエッグフライドライス)→13:32途中のテンプル通過→14:05ヒマラヤホテル→15:07ヒンクケーブ→15:50デウラリ着〜18:30夕食〜19:30就寝
【12月29日(木)】
6:00起床〜7:23朝食〜8:25出発→10:24マチャプチャレベースキャンプ→12:40アンナプルナベースキャンプ着〜13:20昼食(ガーリックスープ フレンチフライドポテト)〜13:50ベースキャンプ周辺の散策〜16:30ロッジのダイニングでティーを飲みながら読書〜18:00夕食(ポテトスープ ベジチーズスパゲティ ブラックコーヒー)〜19:25就寝
12月30日(金)】
5:00起床〜6:00日の出の山々を撮影〜7:30朝食(あげばんとジャム、オムレツ)〜8:00出発→8:45マチャプチャレベースキャンプ通過→9:45デウラリ着(ティー)→10:45ケーブ通過→10:52ヒマラヤホテル通過→11:07テンプル通過→11:50ドバン通過→12:40バンブー・昼食(ミックスフライドライス ベジタブルオムレツ)〜15:15シヌワ着〜16:30ダイニングでビールを飲む〜18:00夕食(トマトチーズツナピザ)〜19:00就寝
【12月31日(土)】
6:15起床〜7:40朝食(チャパティ ヌードルスープ)〜7:50出発→8:30川を通過→9:40チョムロン着(ティー)→11:05ジヌーダンダ着〜昼食(フライドポテトチップ ベジヌードル コーヒー)〜12:30温泉へ行く→14:30ロッジに戻る〜16:10ダイニングでビールを飲む〜18:15夕食(ミックスピザ)〜18:50就寝
【1月1日(日)】
5:30起床〜7:12朝食(プレーンパンケーキ オニオンオムレツ コーヒー)〜8:00出発〜8:55ニューブリッジ通過〜9:50キユミ→10:40シワイ通過→11:00車道に出る→11:38シャウリバザール着 昼食(スパゲティミートソース コーヒー)〜12:45シャウリバザール出発→13:42ビレタンティ通過→14:15ナヤプル着〜15:45ナヤプル発→16:55ポカラのホテル着〜19:00夕食(チキンタンドリー)〜21:30ホテルに戻る 就寝
【1月2日(月)】
6:30起床〜7:50朝食〜8:30出発→10:55途中、オレンジを打っている町でオレンジを山ほど購入→11:45昼食(ベジタブルチョウメン モモ コーヒー)→14:55カトマンドゥ着(エコリゾート)〜シャワーを浴びる〜タメルでお土産を購入〜18:00ガイドの家で夕食〜20:20ホテルに戻る〜21:30就寝
1月3日(火)】
6:30起床〜8:27朝食(アメリカンブレックファースト)〜9:00最後の買い物に゜タメルへ行く〜9:50ホテルに戻る〜10:30ホテル出発→11:00カトマンドゥ国際空港着〜チェックイン〜出国審査(ものすごい行列で時間を食う)〜11:00売店で余ったルピー240根ピーを使い切る〜12:45セキュリティーチェック〜12:52待合室へ14:40搭乗開始〜15:30離陸
(ここよりタイ時間を表示 ネパール時間+1時間15分)
15:45シンハービールとカボチャの種で寛ぐ〜17:45夕食〜19:07タイ国際空港着陸〜19:15トランスファーチェック〜20:00マンゴージュース(165バーツを飲む)〜21:35 Dゲートへ移動〜22:05搭乗〜22:50離陸
【1月4日(水)】
(ここより日本時間を表示 タイ時間+2時間)
1:30シンハービールを飲む〜4:30朝食〜6:10成田空港着陸〜入国審査、バッグ受け取り〜6:52快速久里浜行発車〜8:10自宅に到着
| 天候 | すこぶる晴れ アンナプルナベースキャンプではすべての山々が雲ひとつなく見渡せる しかし、下山時ジヌーダンダより天候は悪化し、ポカラ到着時は乾季としては珍しいシトシト雨が降る |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー
飛行機
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【12月24日(土)】 17:15会社退勤→18:15自宅到着〜18:50自宅出発→19:16最寄の駅到着〜19:30羽田行きリムジンバス発車→20:20羽田空港国際線到着〜20:40円からドルへの両替〜21:00タイ国際空港チェックイン開始〜21:15チェックイン終了〜21:25羽田食堂で夕食� �22:00ラーメン屋で夕食�◆�22:30セキュリティーチェック〜22:45出国審査〜23:00 ゲート106へ到着〜0:00搭乗開始〜0:40離陸 仕事納めのこの日、17時すぎには退勤するも、クリスマス渋滞にはまり、普段は20分で帰宅できるところを1時間もかかってしまう。帰宅後、パッキングの最終確認をし最寄の駅へ向かう。予約しておいた羽田空港行きのバスに乗るも、乗客は自分を含めたったの2名。まだ世間は冬休みではないことを実感する。羽田空港国際線ターミナルへは思ったよりも早く到着、チェックインには早すぎるためしばらく椅子に座って寛ぐ。仕事で慌しい日々を送ってきたせいか、やっと落ち着く。21:00にチェックイン開始(掲示板には21:20開始と書かれていたが…)。何の問題もなく、カトマンドゥまでの搭乗券をゲットする。その後、江戸小路をぶらつき、羽田食堂で日本最後の晩餐とする。生ビールとカツ丼で腹を満たす。しかしカツ丼は思ったほどのボリュームに欠け、その後せたが屋で全のせラーメンを食べることとなる。腹も満たされ、いよいよセキュリティティーチェックのあと出国。華やかな免税店を尻目に160番ゲートへ向かう。予定時間とおりの登場をしたが、なかなかフライトしない。どうやら滑走路混雑のため、離陸待ちをしているようだ。20分遅れてやっとフライトする。旅は始まったばかりだ。フライト後しばらくして夜食が配られる。コーラとツナおにぎりを貰うが、このおにぎりが史上最悪のおにぎり!つめたく、硬くどう考えてみても2〜3日前に作っておいたものとしか考えられない代物であった。2口食べて捨てた。やることもないので寝ることとする。 【12月25日(日)】 (ここよりタイ時間を表示。日本時間-2時間) 4:10朝食が配られる〜5:07バンコク国際空港着陸〜5:30トランスファーチェック〜5:40椅子に座り寛ぐ〜9:20搭乗ゲートへ移動〜10:35搭乗開始〜11:00離陸 (ここよりネパール時間を表示。タイ時間-1時間15分) 11:00シンハービールを貰う〜11:40昼食〜12:50ネパール国際空港着陸〜13:00入国審査〜13:20バッグ受け取り〜13:25ガイドと落ち合う〜14:00タメルのエコリゾートホテル到着〜14:20ガイドとビールで乾杯〜15:35シャワーを浴びる〜15:55タメルの町を散策〜17:00ガイドの家で夕食〜19:00ホテルに戻る 夜間飛行のため、すぐに照明が落とされる。やることもないので眠りにつこうとするもなかなか眠れず。何となく時間を過ごす。4:10の朝食が終わるとバンコクはもうすぐだ。今回はバンコクに降り立つわけではないが、あのムワ〜〜っとする空気にまた身を包まれるのかと思うとゾクゾクしてくる。5時過ぎに着陸。まだ周りは真っ暗だ。とてつもなく広いターミナルを歩きにあるいてトランスファーチェックへ行く。靴まで脱いでのセキュリティーチェックを受け、出発ロビーへ行く。早朝だというのに多くの人で賑わっている。とりあえず、人の少ない待合所に落ち着き、しばらく休憩とする。カトマンドゥ行きの飛行機までまだ5時間もある。ソファに深く腰掛け、しばらく眠る。 8時過ぎに目覚め、マンゴージュースを買いに行く。ここのマンゴージュースは絶品だ。価格は165バーツ。その後出発ゲートへ移動し、しばらく待つ。10時35分に飛行機への搭乗が開始される。バスに乗って、飛行場のど真ん中まで移動。座席は右側後方の窓側。カトマンドゥに近づくとヒマラーヤの山々が眺められる最高の座席だ。この日の飛行機はガラガラで乗客は半分程度。隣の座席も空席であり、のんびりとした時間を過ごすことができる。カトマンドゥ行きの飛行機がこんなにガラガラなのには初めての経験であった。その後お決まりのシンハービールを貰い、懐かしのカトマンドゥを想いながら時間を過ごす。 12:50、少し遅れてカトマンドゥに離陸。これまたお決まりの後方から一番でタラップを降りる。今回はビザをすでに取得しているので、それほどあせらず入国審査へ向かう。入国審査も3人程度の待ちですぐに終えるも、バックがなかなか出でこない。羽田からのダイレクトバッグは最後になったようだ。やっとバッグを受け取り、空港の外へ出る。たくさんのネパール人の迎えの中、ガイドを発見。車に乗り換え、タメルのホテルに向かう。車窓からのカトマンドゥの風景がとても懐かしい。今日はとくに渋滞が激しく、なかなかタメルには辿り着かなかった。ホテルは「エコリゾート」。ゴミゴミしたタメルの中では静かな庭の美しいホテルだ。部屋も広く、清潔。シャワーは熱くはないものの我慢できる範囲のお湯が出る。このあと、いつシャワーを浴びられるかわからないのですぐにシャワーとする。その後タメルの町を散策する。ホテルの現在位置がわからずうろうろしたり、スーパーマーケットを覗いたり、円をルピーに換金したりする。昨年のトレッキングの際のルピーが4000ルピーほど余っていたが、さらに今回はルピーが下がっており、1万円で10500ルピーを換金する。1ルピー=1円以下の計算だ。しかし、トレッキングから戻ってきた9日後にはさらにルピーは下がり、10000円=10800ルピーとなっていた。今回は、あわせて14500ルピーをネパールで使用するすべてのルピーとした。(ホテル代、ガイド代、ポーター代、食事代などは別) 17:00にガイドの自宅へ行って夕食をご馳走になる。2人の娘はこの1年でさらに成長した。日本の100円ショップで買ったおみやげや犬のぬいぐるみをとても喜んでくれる。エベレストビールで乾杯し、チキンタンドリーを食べる。ガイドの奥さんの作ってくれるネパール料理は相変わらずの美味だ。実は今回のトレッキングはこれまでに5回のトレッキングをともにしたガイドがフランスへガイド研修に行っており不在。そこでそのガイドの弟がガイド役を務めている。ガイドの部屋にはパソコンがあり、18:00よりフランスにいるガイドとスカイプで話をする。ウェッブカメラも備えられているので、お互いに画面を通して乾杯をする。ネパールとフランスをリアルタイムでお互いの顔を見ながら再会を喜び会えるのも不思議な感覚であった。最後に奥さん手作りのダルバートをいただき、19時にホテルに戻る。日本を発ってまだ1日と少しのはずなのだが、ここまで盛りだくさんのことがあってなんだか疲れた。キングサイズのベッドに大の字になって眠りにつく。 【12月26日(月)】 6:25朝食〜7:00出発→10:07ゴルカへの分岐通過→12:20ポカラ到着。フイッシュ&テールロッジ前の食堂にて昼食→14:45ナヤプル着→16:40シャウリバザール着〜17:30エベレストビールとポップコーンで乾杯〜18:00夕食(スパゲティウィズトマトソース)〜19:30就寝 5時過ぎに起床し、パッキングを済ませる。今日はほとんどは移動のみであるが、2時間近くの歩きがあるので、全身トレッキングの体制に着替えるとする。パッキング終了後、朝食。このホテルはそんなに大きくはないものの朝食は豪華なバイキングスタイルだ。昨年のホテルは朝食も貧相であったが、エコリゾートは素晴らしい。しかし時間もないので腹八分目程度で切り上げ、コーヒーを飲んでいるとガイドが現れる。専用車にバックを入れ、いよいよポカラへのスタートだ。20歳くらいの若いポーターも合流し、カンマンドゥの喧騒の中ポカラへ向かう。 途中、ティーを飲んだり、みずみずしいオレンジを購入したりして車は一路ポカラへ向かう。心地よい揺れの中、時々深い眠りに落ちる。 12時過ぎにポカラの飛行場前を通過し、車はダムサイトへ。12:20、小さな食堂で昼食とする。ネパール人は昼も夜もダルバートだ。しかし自分はトレッキング中はダルバート以外とすることとし、今回はフライドライスを注文する。山盛りのチャーハンはとても美味で価格も130ルピーと信じられないくらいリーズナブル。コーラ1本50ルピーも追加注文する。場所は皇太子も泊まられたフィッシュ&テールロッジの目の前だ。食後、車は一路フェディへ向かう。フェディへのルートはこれまでの舗装道路とは異なり、ガタガタのオフロードが続く。これまた心地よい揺れのため、うつらうつらしてしまう。14:45に懐かしのフェディ到着。タクシーがたくさん止まっている。ここより川沿いのルートをのんびりと歩き、16:40に最初の宿泊地であるシャウリバザールに到着する。今日はわずか2時間の歩行のためそれほどの疲れもなかった。ダイニングでエベレストビールの大瓶を2本もあけ、酔っ払ってしまう。こんなことやっていてアンナプルナの懐まで辿り着けるのかと考えてしまうも、目の前にあるビールの誘惑には勝てず。夕食はスパゲティ。トマトソースがとても美味で、山の中の食事とは思えないほどだ。しかし価格は325ルピー。昼間のフライドライスが130ルピーであったことを考えると相当な高い物価だ。噂ではアンナプルナのトレッキングルートは物価が高いと聞いていたが、わずか2時間の歩行でこの物価となってしまうことに驚いた。19:30には部屋に戻り、シュラフにも入らずに寝てしまう。23時過ぎに寒さで目覚め、シュラフに入りなおした時の暖かさはサイコーであった。 【12月27日(火)】 5:00起床〜7:00朝食(プレーントースト&プレーンオムレツ、ミルクティー)〜7:30出発→8:46シワイ(オレンジ購入)→10:07キユミ→11:40ニューブリッジ着・昼食(ミックスフライドライス)→14:30ジヌーダンダ→15:25タウルン→16:20チョムロン着〜18:30夕食(チーズベジスパゲティ)〜19:30就寝 朝は5時頃より目覚め、パッキングを行う。6:30に朝食。北に美しいマチャプチャレの姿が見える。今日からほんかくてきなトレッキングのスタートだ。体調も万全、目指すはアンナプルナベースキャンプだ。ルートはしばらく川沿いの車道をほこりとともに歩く。途中からショートカットルートに入り、山道を行くと最初の村であるシワイに到着。ここで村人からオレンジを山ほど購入、その後もつり橋や畑の中のルートを進む。そして、谷間になったニューブリッジへ到着する。ここには数名のトレッカーが食事やティーを楽しんでいる。自分のここで昼食とし、昨日同様もミックスフライドライス(325ルピー)を注文する。13:20にニューブリッジを出発、ここからはしばらく山道を登り、再び川までダウンし、つり橋を渡って、ジヌーダンダまでの急登を喘ぐことになる。ニューブリッジまでは違和感のなかった膝が、ジヌーダンダへの登りでしだいに攣ってきた。最初は左足のみ。左足をかばいながら歩いていると今度は右足。右足をかばいながら歩くと次は両足と最悪のパターンとなる。それでも何とかジヌーダンダへ到着。水を飲んで少し休んで再び歩き始める。しかし、ここからのルートは石段を400m近く登る難所。はるか頭上にこれから行くルートが聳えるように見える。ゆっくりと登っていくも両膝は完全に痙攣をおこしてくる。立ち止まれば筋肉は硬直し歩けなくなってしまう。だましだましゆっくりと歩きとおす。それでもルートは急登が続き、なかなかチョムロンは近づかない。16:20にやっとチョムロンのロッジに到着、目の前はマチャプチャレとヒウンチュリが大きく聳え、最高のロケーションの地だ。ロッジの部屋もLEDの蛍光灯が灯り、とても快適である。今日は本当に辛いトレッキングとなったが、それに余りうる素晴らしい展望を満喫できた一日となった。ここでも缶ビールを飲み、ここまで無事に来ることができたことをヒマラーヤの神々に感謝する。17:20過ぎにフランスにいるガイドから携帯電話に連絡が入る。素晴らしい展望に恵まれたことを伝えると彼もとても喜んでいた。但し、高山病も心配なので、明日以降はビールは飲まないようにとの忠告を受ける。18:30に夕食、本日はチーズベジスパゲティを注文する。夕食にスパゲティは腹に負担も少なくとても良いメニューである。缶ビール1本で相当酔いが回ってきた。まだ2200m地点だ。明日こそは膝が万全な゜状態で歩けることを祈りつつ、19時に早めの床についた。 【12月28日(水)】 5:15起床〜6:15朝焼けのマチャプチャレを撮影〜6:30朝食(揚げパンと目玉焼き)〜7:06出発→8:20シヌワの手前のロッジ→9:06シヌワ→10:33バンブー→11:40ドバン・昼食(ベジエッグフライドライス)→13:32途中のテンプル通過→14:05ヒマラヤホテル→15:07ヒンクケーブ→15:50デウラリ着〜18:30夕食〜19:30就寝 今日は長い一日となる。当初の予定では本日はヒマラヤホテル泊まりであったが、明日の行程を考えるとひとつ上のデウラリまで行っておいた方が良いとのガイドの判断で、デウラリ(3200m)を目指すことにする。朝、6時を過ぎるとアンナプルナサウスが赤く染まる。急いでカメラを携え、外へ撮影に向かう。その後6:30に朝食をとり、7:06に出発。しばらくはチョムロンの村の中を川に向かって下る。チョムロンは山の側面につくられたような村で、どこからでもマチャプチャレやアンナプルナサウスへの展が美しい。こんな村で人生の最後までを過ごせたらどんなにいいだろうと考えてしまう。川まで下ってつり橋を渡ると、なだらかな登りが続く。昨日の膝の痙攣はなんともないようだ。しかし油断はできない。ゆっくりゆっくりと登っていく。シヌワに到着、ここも尾根上に作られた展望の良い村だ。ここでミルクティーを飲み出発。尾根上から急な石段を200mほど下ると、密林の中のバンブーに10:30到着する。さらに緩い登を何度も繰り返し、11:40にドバンに到着した。ここでベジエッグフライドライスの昼食をとるが、日本人のおばさんのトレッカーとテーブルをともにし、話をした。今回がネパールの初訪だそうで、それでアンナプルナベースキャンプとはたいしたものだ。本当はカラパタールに行きたいのだが、高山病が心配なので、4130mのABCを体験したく来たとのことであった。日本でも相当に山を歩いているようで、歩くペースもとても速い。この後このおばさんと抜きつ追われつしながらトレッキングをすることになる。ここから目的のデウラリまであと800mほどのアップだ。ここからも登り坂が続き、なかなかペースはあがらない。これまではどんなルートでもコースタイムのほぼ4分の3の時間で歩いてきたが、今回のトレッキングはどんなに頑張ってもほとんどコースタイム通りの時間でしか歩くことができない。年末の仕事の疲れが溜まっているのか、それとも自分が年なのかとふと考えてしまう。15:07に大きな洞窟に到着、ここで休憩するも風の通り道となっているのかとても寒い。身体の心まで冷えてしまう。その後15:50にデウラリの最上部のロッジに到着、長い長い一日がやっと終わる。しかし、明日はいよいよ核心部のアンナプルナベースキャンプまでの930mアップが待っている。高度に自分が順応できるかも心配だ。まだまだ油断はできない。18:30に夕食を取り、今日は早めに床につく。明日の天候に恵まれることを神々に祈りつつ…。 【12月29日(木)】 6:00起床〜7:23朝食〜8:25出発→10:24マチャプチャレベースキャンプ→12:40アンナプルナベースキャンプ着〜13:20昼食(ガーリックスープ フレンチフライドポテト)〜13:50ベースキャンプ周辺の散策〜16:30ロッジのダイニングでティーを飲みながら読書〜18:00夕食(ポテトスープ ベジチーズスパゲティ ブラックコーヒー)〜19:25就寝 今日は勝負の一日。朝から雲ひとつない素晴らしい天候だ。しばらくは川沿いのルートを進む。途中、韓国人の大パーティを追い越す。今回のトレッキングで韓国人がとても多いことに驚いた。おおよそ300名近い韓国人とすれ違った。それに対してすれ違った日本人はせいぜい10人余り。ヒマラーヤでは完全に日本は韓国に負けている。跡で考えたら、ソウルからカトマンドゥへはダイレクトで大韓航空が飛んでいることもその要因であろう。それにしても子供からお年寄りまで韓国人の多さは異様だ。トレッキング中も多くの地元の人々から「アンニョンハセヨー」と声をかけられた。ほとんどのネパール人が自分を韓国人と思っていたのだろう。2時間で500mをアップし、マチャプチャレベースキャンプに到着する。ここは四方が山々に囲まれ、とても素晴らしいところだ。また日差しも強く、サングラスをかけずにはいられない。ロッジでブラックティーを飲みつつ写真を取りまくる。目指すアンナプルナベースキャンプはもう目の前だ。10:45にスタート、ここからは高度がどんどん高くなるので高度障害も心配だ。深呼吸を腹でしながらゆっくりゆっくりと登っていく。最後の石段を登りきり、12:40、とうとうアンナプルナベースキャンプに到着した。7年越しの夢がとうとう叶ったのだ。7年前に2度目のネパールトレッキングをした際はゴラパニまで来た。しかし、アンナプルナベースキャンプなんてはるかかなたの地にあって、自分がそこに行けるのはずっと先のことと思っていた。その後ガイドにABCへ行きたいといっても、「雪が降ればルートは閉ざされる、特に年末年始はその可能性が高い。」と言われもなかなかチャンスがなかった。それが2011年の終わりにとうとう到達したのだ。しかも天候は完璧、雲ひとつない空にはアンナプルナ�喫�〜サウス〜ヒウンチュリ、そしてマチャプチャレが雄雄しく聳えているのだ。こんなシチュエーションに恵まれたことを心から神々に感謝した。昼食後、ベースキャンプ周辺を散策し写真をたくさん撮る。ベースキャンプに手作りのバレーボールコートがあるのには驚いてしまう。こんな高所でジャンプすれば、すぐに息もあがり、酷いときには高山病にもなりかねない。ここまで体調は万全で頭痛もまったくない。膝も快調だ。その後ロッジに戻り、ティーを飲みながら窓ごとのアンナプルナを眺めつつ本を読む。呼んでいる本は十津川シリーズだ。こんな贅沢な時間を過ごせたことを一生忘れられないだろう。18:00に夕食。ちなみなデウラリもここベースキャンプもダイニングにはテーブルにこたつ布団のような布が掛けられ、足元には火が炊かれる。すなわち炬燵のような状態となるのだ。火はテーブルの中央に置かれるので、テーブルの真ん中に座るとすこぶる暖かい。暖かな空間の中で今日最後のティーを飲み、早めに部屋に戻る。その後星の撮影のため、外へ出るがあまりの寒さで10分ほどで部屋に戻ってしまう。心底冷え切ってしまった。 【12月30日(金)】 5:00起床〜6:00日の出の山々を撮影〜7:30朝食(あげばんとジャム、オムレツ)〜8:00出発→8:45マチャプチャレベースキャンプ通過→9:45デウラリ着(ティー)→10:45ケーブ通過→10:52ヒマラヤホテル通過→11:07テンプル通過→11:50ドバン通過→12:40バンブー・昼食(ミックスフライドライス ベジタブルオムレツ)〜15:15シヌワ着〜16:30ダイニングでビールを飲む〜18:00夕食(トマトチーズツナピザ)〜19:00就寝 朝起きると少し頭が痛い。高山病の症状か。しかし今日はくだりのみの日。当初の予定ではバンブー泊まりであったが、その下のシヌワまで行くことにする。朝、サンライズの中で赤く染まる山々の撮影をし、朝食。その後ベースキャンプを後にして下る。登りではあんなに苦労して2時間もかけて登ったコースをわずか45分で駆け下るようにしてマチャプチャレベースキャンプに向かう。休みもせずさらにデウラリまで一気に下る。シヌワのロッジでティーを飲み出発。ここからもほとんど休憩もとらずひたすら下る。11:07にテンプルでオレンジを食べながら休んでいると、日本人のおばさんに抜かれる。この後もおばさんとはほとんど同じような行動をとることになる。12:40にバンブーに到着、天気はすこぶる良く、日差しも強い。日向にいると真夏のような暑さでフリーズも脱ぎ、アンダーウェア1枚となる。しかし、バンブーから先が200m以上の石段の急登だ。これをずっと恐れていた。しかし、これを避けて日本に帰ることはできない。石段を一歩一歩確かめるように登っていく。ガイドかが「もう石段は終わりだ。」と言った時はとてもうれしかった。しばらく歩くとシヌワに到着する。その後ダイニングでビールを飲む。もうどんなに飲んでも高度障害は心配ない。日本から持参した柿ピーをつまみに缶ビールを2本開けてしまった。今日は4130mから一気に2300mまでの1900mを駆け下りてきた。ここまでトレッキングは5日目となるが、もうずいぶん長くネパールに滞在しているような錯覚を覚える。それだけ毎日が充実しているということだろう。今日の夕食はピザとする。ここまでフライドライスとスパゲティを中心とした食事をしてきて始めてのピザはすこぶる美味であった。夜中、トイレに0:30ごろ目覚めたが、満天の星空に感動した。来年は天文の勉強をたくさんして、星空に詳しくなりたいと思った。 【12月31日(土)】 6:15起床〜7:40朝食(チャパティ ヌードルスープ)〜7:50出発→8:30川を通過→9:40チョムロン着(ティー)→11:05ジヌーダンダ着〜昼食(フライドポテトチップ ベジヌードル コーヒー)〜12:30温泉へ行く→14:30ロッジに戻る〜16:10ダイニングでビールを飲む〜18:15夕食(ミックスピザ)〜18:50就寝 昨日シヌワまで歩いたおかげで、今日はショートコースのジヌーダンダまでである。ジヌーダンダに川沿いに温泉があり、この湯につかり、2011年の垢を落とすことが本日の目的だ。思えば今日は大晦日、日本ではどんな年末を送っていることだろう。2011年は日本にとって試練の年であった。来年の2012年はどんな年になるのか、そんなことを考えた。シヌワからは川までの下り坂を一気に歩く。しかし、ここからチョムロンまでは長い上り坂が続く。このアンナプルナルートはとにかく川を横切ることが多く、そのたびにアップダウンを繰り返す。韓国人のカップルと長い上り坂を喘ぎながら登り、やっとチョムロンのロッジに到着。ティーを飲みつつ、アンナプルナサウスとマチャプチャレの大展望を楽しむ。しかしここで一つの異変に気づく。アンナプルナサウスの西側から雲が流れ、やがて頂上に傘雲を形成するようになったのだ。東側のマチャプチャレは雲ひとつない絶好の天候なのだが、サウス方面はしだいに雲が厚く流れてくる。これは悪天候の兆しなのだろうか。しかしここチョムロンは素晴らしい天候に恵まれている。不思議な感覚を後にチョムロンを下ることにした。登りの時は両膝の痙攣により、半分泣きながら登ったこのルートも、下り時は何の苦労もなく快適に歩くことができる。途中、ノーガイドの単独のフランス人青年と少し話しをする。これからゆっくりとベースキャンプを目指すとのことだ。しかし、ポーターも雇わず、20キロ以上はある大きなザックを背負い、ベースキャンプを目指すこの青年には敬服してしまった。その後難なくジヌーダンダ到着。ロッジのテラスでフライドポテトの昼食をとる。そして目的の温泉向かう。温泉は200m近く山道を下った川沿いにコンクリートで湯船を作って沸いている。管理人のようなおじさんがいて、チップとして50ルピーを入れる箱が置いてある。湯船は3つあるもの湯の温度はそんなに高くなく、長時間浸かっていてものぼせることはない。それでも1週間もシャワーを浴びていない自分には快適そのもので、90分ほどつかっていた。2011年の垢はすべて落とした。しかし、ここからロッジまでの200mを登り返すのは大変で、再び大汗をかいてしまった。 16:10にダイニングでビールを飲む。ここには缶ビールしかおいていないので、500mlのバドワイザーを2本飲んで気持ちよくなる。こんなにビールをたくさん飲むトレッキングも珍しいだろう。夕食のこれまだ美味のピザを食べ、早めに寝た。今日は歩く距離は少なかったが、ネパールでの初温泉を体験し、充実した一日となった。 【1月1日(日)】 5:30起床〜7:12朝食(プレーンパンケーキ オニオンオムレツ コーヒー)〜8:00出発〜8:55ニューブリッジ通過〜9:50キユミ→10:40シワイ通過→11:00車道に出る→11:38シャウリバザール着 昼食(スパゲティミートソース コーヒー)〜12:45シャウリバザール出発→13:42ビレタンティ通過→14:15ナヤプル着〜15:45ナヤプル発→16:55ポカラのホテル着〜19:00夕食(チキンタンドリー)〜21:30ホテルに戻る 就寝 新年をネパールで迎えるのもこれで6年連続となる。日本でおせち料理を食べながら過ごす正月と今の自分とでは、どちらが幸せなのかふと考えてしまった。朝、外に出ると今までとは雰囲気の違うことに気づく。空が曇っているのだ。山はまったき見えない。それどころか今にも雨が降りそうな気配すらしてくる。やはり昨日のチョムロンでの雲の動きは悪天候の兆しを示していたのだ。ガイドいわく、「この天候ではベースキャンプはおそらく雪が降っているだろう。もしあと2日早くこの天候になっていたら、我々はベースキャンプに行くことはできなかったと思う。我々はとても幸運だった。ベースキャンプに行けて本当に良かった。」と。思えばこの時期にアンナプルナベースキャンプに行くことは大きな賭けであったと思う。だからこれまでこのトレッキングを行う機会に恵まれなかったのだ。今回、ベースキャンプに行くことができ、自分は本当についていたと思う。2年前にゴサインクンドから縦走した時も、あと1日遅れていたら雪でルートは閉ざされていた。毎度のことながら自分の運の強さに感謝せずにはいられなかった。8:00にジヌーダンダを出発、一路ナヤプルを目指す。しかし所々急な下りも多く、膝に堪える。9:50にキユミ到着。この頃より次第に雨が振ってきた。ネパールでの一時的な雨は経験しているが、今回のようなじっとりとした継続的な雨は初体験だ。小雨の降る中、しばし歩き続ける。11:38、やっとシャウリバザール到着。トレッキング初日に宿泊したロッジで昼食をとる。隣のロッジでは韓国人の小学生の林間学校のような集団が食事をとっており、相変わらずのコリアンパワーに驚く。シャウリバザールはネパール人の新年のハイキングコースになっているようで、多くのネパール人が訪れている。12:45に出発、次は終点のナヤプルまでを目指す。本日はアンナプルナ100キロマラソンをしているようで、時々ランナーにでくわす。しかし、こんなアップダウンのあるルートを100キロもトレランする人間の底知れぬ能力にぱ驚いてしまう。自分には絶対にできまい。14:15、とうとうナヤプルに到着し、これでトレッキングの全日程が終わった。迎えの車が到着するまで、ティーを飲みながらのんびりする。15:45に車が到着する。びっくりするような高級車だった。車に乗るとすぐに眠りに落ちてしまった。目を覚ますと視界ゼロの霧が周りを遮る。これが換気のネパールなのかと目を疑う。天気はますます悪化の一途をたどる。ジヌーダンダ手前で会ったフランス青年はその後ベースキャンプへ行ったのだろうか、ここでこの天候ではベースキャンプは完全な降雪状態、トレッキングどころではないであろう。再度自分の幸運に感謝する。 天候はその後も回復せず、車はポカラのホテルに到着。立派なホテルだがなんとなく照明が暗い。部屋に入るもシャワーのお湯は出ず。おまけに寒くて我慢できない。夕食までベッドに入っていようかと思うも、ベッドはなんとなく湿気っており冷たく不快であった。 18:48にガイドが迎えにくる。ポカラのレイクサイトのネパールダンスを見ながら食事のできるレストランでビールを飲みつつタンドリーチキンを食べる。ここのタンドリーチキンは660ルピーと今回のトレッキングでは最高値の食事となったが、すこぶる美味で腹いっぱい、おまけにビール大瓶2本を飲んで酔っ払ってしまった。ホテルに戻り、即寝てしまった。ポカラはニューイヤーフェステイバルで夜も盛り上がっていたが、そんなことをよそ目に眠りについた。 【1月2日(月)】 6:30起床〜7:50朝食〜8:30出発→10:55途中、オレンジを打っている町でオレンジを山ほど購入→11:45昼食(ベジタブルチョウメン モモ コーヒー)→14:55カトマンドゥ着(エコリゾート)〜シャワーを浴びる〜タメルでお土産を購入〜18:00ガイドの家で夕食〜20:20ホテルに戻る〜21:30就寝 今日も朝から曇り。雨はやんでいるがなんとなく空が暗い。簡単な朝食を終え、昨日の車でカトマンドゥへ戻る。途中、オレンジを購入したり、ドライブインのような食堂で昼食を食べたりして、15時前なカトマンドゥのホテルに戻る。明日はカトマンドゥを発つので、本日中に買い物を済ませておかなければならない。急いでシャワーを浴びて、タメルの町に繰り出す。毎年購入しているティーショップや本屋を歩いて回る。18時にガイドの家へ行き夕食。ふたたびスカイプでフランスにいるガイドと話しをする。やはり彼も今回の天候はとてもラッキーであったと何回も繰り返して言っていた。チキン、ポーク、マトンなどをつまみにビールを2本空け、最後はダルバート。これでネパールでの夕食も最後だ。今回のトレッキングはすべての食事が美味しく、本当に楽しかった。山ほどのお土産を貰い、20:20にホテルに戻って帰国の準備をして寝た。テレビでは日本のアニメ(ドラえもん、忍者ハットリくん)などを流しており、付けっぱなしにして寝てしまった。 【1月3日(火)】 6:30起床〜8:27朝食(アメリカンブレックファースト)〜9:00最後の買い物に゜タメルへ行く〜9:50ホテルに戻る〜10:30ホテル出発→11:00カトマンドゥ国際空港着〜チェックイン〜出国審査(ものすごい行列で時間を食う)〜11:00売店で余ったルピー240根ピーを使い切る〜12:45セキュリティーチェック〜12:52待合室へ14:40搭乗開始〜15:30離陸 (ここよりタイ時間を表示 ネパール時間+1時間15分) 15:45シンハービールとカボチャの種で寛ぐ〜17:45夕食〜19:07タイ国際空港着陸〜19:15トランスファーチェック〜20:00マンゴージュース(165バーツを飲む)〜21:35 Dゲートへ移動〜22:05搭乗〜22:50離陸 日本に帰国する日は毎度のことながら寂しい気持ちだ。本日は泊まり客が少なかったためかホテルの朝食はバイキングではなく、メニューから好きなものを選ぶとのこと。一番高いアメリカンブレックファーストを注文する。しかし、フルーツからデザートから満足のできる朝食となった。ネパールに通い続けてからこのホテルの朝食は最も充実しており美味であった。その後もタメルで最後の買い物。パシュミナを購入しホテルに戻る。ガイドとともに空港に向かい、最後の別れをする。また1年後に再会することを約束し、空港内へ。チェックインを済ませ、成田までの搭乗券をゲットしまずは安心する。2回の出国審査が長蛇の列であり1時間以上待つ。その後のセキュリティーチェックはいとも簡単で数分で終える。昔は逆だったのに。その後待合室で待機するも、多くの飛行機が同時に出発する時間にあたってしまい。搭乗時間も遅れる。タイ国際航空が出発を遅らせることは珍しい。帰りの飛行機は満席。今度は左側後方の窓側の席に座る。こんどはこちらからヒマラーヤの山々が眺められるのだ。素晴らしいマウンテンフライトを満喫し、バンコクへ向けて飛行機は飛んでいく。 【1月4日(水)】 (ここより日本時間を表示 タイ時間+2時間) 1:30シンハービールを飲む〜4:30朝食〜6:10成田空港着陸〜入国審査、バッグ受け取り〜6:52快速久里浜行発車〜8:10自宅に到着 かえりも深夜便のため、すぐに機内は消灯。なんとなく眠れぬまま朝食時間となる。この時間に食事をするのは辛いものがあるが、最後の食事となるので残さずすべてを平らげる。食事が片付けられると飛行機は下降体制となり、成田はすぐそこだ。6:10着陸し、問題なく入国審査、関税を通過し、JRに乗る。今回のネパールトレッキングは何のトラブルもなく無事に終了した。たくさん美味しいものを食べ、ビールをたくさん飲み、お土産もたくさん持ち帰ったわりにはほとんどお金を使うことはなかった。ちなみに今回のトレッキングにかかった総費用を記す。 羽田→バンコク→カトマンドゥ→バンコク→成田の航空券 126,000円 ネパールビザ(3,000円+郵送料など) 4,200円 トレッキング費用(ホテル代、ロッジ代、ガイド代、ポーター代、食事代、送迎代、トレッキングパーミット代、カトマンドゥ〜ポカラの専用車代などすべてを含む) 80,000円 お土産、その他 14,000円 合計 224,200円 |
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12月26日 シャウリバザールの夕食 スパゲティウィズトマトソース
12月27日 シャウリバザールの朝食 プレーントーストとプレーンオムレツ
スペイン人トレッカーの誕生日とのことで、ケーキのおすそ分けを戴く
12月29日 アンナプルナベースキャンプの昼食 ガーリックスープ
12月29日 アンナプルナベースキャンプの昼食 フレンチフランドポテト
12月29日 アンナプルナベースキャンプの夕食 ポテトスープ
12月29日 アンナプルナベースキャンプの夕食 ベジチーズスパゲティ
12月30日 アンナプルナベースキャンプの朝食 あげパンとオムレツ
12月30日 バンブーの昼食 ミックスフランドライス ベジタブルオムレツ
12月31日 ジヌーダンダの昼食 フライドポテトチップス ベジフライドヌードル
ホカラ⇒カトマンドゥの途中のバザールにてオレンジを山ほど購入する
1月3日 タメルのエコリゾートでの朝食 アメリカンブレッグファースト フルーツ盛り合わせ
1月3日 タメルのエコリゾートでの朝食 アメリカンブレッグファースト 美味!
撮影機器：
感想
今回で7回目のネパール訪問となったが、今回の計画は2011年4月1日にタイ国際航空の航空券をインターネットで予約することから始まった。航空券は早ければ早いほど料金が安い。しかし早すぎても販売していないので、その見極めだ大切だ。特に今回はバンコクでの1泊をカットし、できるだけ多くの時間をネパールでのトレッキングに費やすため、0:20発の夜間便を予約した。その後はメールでカトマンドゥのガイドとやり取りし、日程・コースなどを決めていく。しかし、12月に入ってガイドから「フランスへ研修に行くため、年末年始のガイドはできない。」との連絡が入り驚く。しかしその代わりに「自分の弟がガイドをする。」との連絡を受けひと安心する。このガイドの兄弟とはすでに顔見知りであり、昨年のトレッキングの際もこのガイドの一番下の弟がポーターを務めており、安心してトレッキングに臨むことができた。
今回のトレッキングはとにかく美味しいものをたらふく食べて、高地以外ではビールも思う存分飲んで、美しい山々を飽きるほど見て、そしてネパールのお土産をたくさんもらってといいことずくめのトレッキングとなった。
これから2012年末のネパールトレッキングに向けて準備を進めることとなる。そのためにも日々の務めを頑張っていきたい。
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