黒百合ヒュッテに泊まって雪山訓練+撮影山行



- GPS
- 25:45
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 555m
- 下り
- 552m
コースタイム
15日:黒百合ヒュッテ11:05 - 12:50渋の湯
天候 | 14日:曇り 時々 晴れ 15日:雲り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト: 渋の湯登山口「奥蓼科補導所」(橋を渡る前)にあり。 ■道の状況: 特に危険箇所なし。登山口から積雪あり。特に下りはアイゼンを付けた方が歩きやすい。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
2012年初めての山行は山岳写真ASAの雪上訓練+撮影山行で八ヶ岳黒百合ヒュッテへ。
参加者は5名。
茅野駅で集合し、2台の車に分乗して渋の湯を目指す。
渋の湯の駐車場には意外に沢山の車が止まっていて、旅館の建物の奥の場所に止めることになる。
準備を済ませて11時過ぎに渋の湯登山口を出発。
雪は登山口からそこそこ着いていて、30分ほど歩いたところでアイゼンを付ける。
天気は曇りがちだったが、だんだん雲が取れ、日が射しこむようになってきた。
尾根に乗る辺りから青空に白い樹氷が映える場面も次第に増えてくる。
黒百合ヒュッテには3時間ほどかけて到着。
渋の湯から500m余りの標高差しかないが、雪を歩くのはやはりなかなか疲れる。
計画では初日に雪上訓練を実施することになっていたが、翌日の天候が思わしくなさそうなので、雲のないこの日のうちに撮影を済ませることになる。
荷物を部屋に運び入れた後、撮影機材を持ってヒュッテ前の斜面を登り、天狗の奥庭を見下ろすピークへ。
斜面を登り切ると天狗の庭の向こうに東西の天狗岳が姿を現すが、ピークに立つとかなり強く冷たい風が吹き付ける。
めいめいアウターの下にダウンなどを着重ねて、カメラを構える。
日は西に傾き始めたが、日没まではまだ少しあり、強風の中で時を待つ。
そのうちカメラを操作するためにオーバーグローブを外している右手の指先の感覚がなくなってくる。
重いので厳冬期用ではない靴にしてしまった足も冷えてくる。
時折り吹く暴風で三脚も吹き飛びそうになる。
そうこうするうちにそろそろ日が沈み始めたが、しだいに雲が増えてきたので思うようには山は赤く染まってくれない。
それなりに工夫して撮影し、日が落ちたらすぐに斜面を下って小屋に駆け込んで暖を取る。
この日の宿泊は1、2組のツアーを含めて50名ほど。
2回に分けて夕食を取った後は、ストーブがあって暖かい1階でみんな飲んだり話したり。
我々も簡単に飲んだ後、8時過ぎには部屋に戻って布団に潜り込む。
翌朝が快晴であることを期待したが、就寝の時点では外には雪が舞っていた。
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朝、起きてみると小屋の外はガスで真っ白。
日の出の時間を過ぎても靄は消えず、撮影には不向きの条件のため、近くで雪上訓練を実施しながら様子を見ることになる。
朝食後、アイゼン歩行訓練、ピッケルを使った滑落停止訓練、ザイルによる確保の練習などを1時間半ほど行い、小屋に戻る。
この時になっても天候はあまり改善せず、撮影を諦めて11時過ぎに下山開始。
この日も登って来る人はそこそこ多く、何組もとすれ違う。
2時間足らずで渋の湯に帰還。
その後、縄文の湯で入浴して、再び茅野で解散。
2日目の夜明けに撮影ができなかったのと、天狗岳登頂に至らなかったのは心残りだが、計画通りみんなで訓練もできて楽しい山行だった。
こんにちは。
写真の方は機材が重いので、冬は大変ですよね。
お疲れ様でした。
今回も、素敵な写真ばかり。
ピンクに染まった風景、ウットリです。
ricalon さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。やっぱり頂上へ行かないと何となくすっきりしませんね。
明日か明後日は丹沢へ行けないかなあ、と天気予報を気にしています
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