愛川ふれあいの村から仏果山＞経ヶ岳＞荻野高取山 相州アルプス縦走

2018年12月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,110m
• 下り: 997m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:05

8:36 愛川ふれあいの村
10:03 10:22 仏果山
10:31 10:31 衣浸山
10:39 10:39 馬渡分岐
10:44 10:44 八州ヶ峰
10:51 10:51 熊古谷山
11:07 11:10 革籠石山
11:28 11:39 土山峠・半原越方面分岐
11:57 11:58 半原越
12:28 12:31 経ヶ岳
12:52 12:53 荻野越(用野越路)
13:08 13:09 華厳山(天丸・奥ノ院)
13:31 13:39 高取山
14:41 上荻野

↑「衣浸山」「熊古谷山」を通っていることになっているが、一体どこ？
東丹沢登山詳細図にすら載っていないんですけど。

天候

快晴＆微風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

愛川ふれあいの村の第2駐車場に駐輪。
下山後バスで上荻野から愛川ふれあいの村まで戻った。
他の方の記録によると、宮ケ瀬ダム側の駐車場はイルミネーション期間中は駐車禁止とのこと。

コース状況／危険箇所等

・仏果山から革篭石山手前のベンチまでは岩場とナイフリッジ的な痩せ尾根が断続的に続く。自分が歩いた丹沢の山々では一番怖かった。
・経ヶ岳から華厳山方向に下る尾根に倒木の巨大な根が乗っており、巻くときに注意が必要。
・華厳山手前に熊か猪と思われる木の実が混じった糞があった。ハエがたかっていたのでまだ新しいと思われる。熊除け鈴の着用を推奨。

写真

12/15 8:35

愛川ふれあいの村第2駐車場に駐輪し、登山開始。
デジカメを忘れてしまったのでスマホで代用。

12/15 8:42

日向ぼっこしていた黒猫が近づいてきたのでナデナデ。

12/15 8:43

仏果山は左折するよう指示しているが、遠回りな上にぐっと下って登ることになり無駄なので、直進。

12/15 8:47

この道に出たら歩道を左折し(正面は高取山への登山道)

12/15 8:48

ここで道路を渡ると、仏果山への登山道に合流する。車に注意。

12/15 9:06

林道に出た。
暑くなったのでグローブを冬用からデタッチャブルに交換

12/15 9:11

振り返る

12/15 9:24

鉄塔を通過

12/15 9:27

振り返る

12/15 9:52

たぶん仏果山の山頂

12/15 9:54

焼山〜黍殻山が見える

12/15 10:03

着いた

12/15 10:06

展望塔へ

12/15 10:08

南山しかわからない…

12/15 10:09

市街地方向

12/15 10:10

イルミネーション見物の車で夕方から大渋滞になる宮ケ瀬ダム

12/15 10:13

丹沢の山々。風で寒くて同定する余裕がない

12/15 10:21

山頂標識、割れてしまった模様

12/15 10:22

進もう

12/15 10:22

逆光になってしまったが「この先道幅狭し注意」
気を引き締めて進む

12/15 10:24

進行方向

12/15 10:25

写真では伝わらないが結構怖い

12/15 10:29

わかりにくいが両端が切れ落ちています

12/15 10:34

一番緊張した、カーブする痩せ尾根

12/15 10:36

倒れかかった松の木の下の岩場を通る

12/15 10:39

秋葉山との分岐。
ここから先は初めて歩く

12/15 10:41

岩場

12/15 10:43

昔、この辺りは秘境だったんだな

12/15 10:47

歩きやすくなってきた

12/15 10:49

モンベルのネックウォーマーが落ちていたので、木に掛けた。
直前にすれ違った黄色い上着の女の子の物だろうか

12/15 10:51

ベンチ。
痩せ尾根や岩場はここまでだった

12/15 10:52

鹿柵をくぐり、植林地帯を下る

12/15 11:04

登って

12/15 11:05

革篭石山(かわごいしやま)
標識の上に落とし物と思われるボトル。

12/15 11:10

下って

12/15 11:15

ベンチで休憩。
当初、ここが土山峠との分岐と思い込んでいたが、トレランのお兄ちゃんに聞いてその手前と判明。
ありがとうございました。土山峠に行くと言ったが間違えた。半原越でした。

12/15 11:25

下る

12/15 11:38

ここが分岐。
曇ってしまった。
仏果山からここまで、10人位とすれ違い

12/15 11:32

この先しばらくベンチがないので昼食

12/15 11:41

半原越へ進む

12/15 11:45

また晴れた。ずっと左側は市街地、右側は丹沢の山々が見えるので快適快適。

12/15 11:54

右斜め側に見える、あれが経ヶ岳だろうか

12/15 11:54

鹿柵をくぐり薄暗い植林地帯へ

12/15 11:57

20人位のお年寄りの団体とすれ違った後、鞍部かつ峠となる半原越えに到着。
法論堂(おろんど)林道を渡る

12/15 11:59

仏果山は、この仏果禅師から付いた名だろう

12/15 12:01

経ヶ岳の登り。階段修行

12/15 12:07

振り返ると仏果山

12/15 12:10

山行記録でよく見る看板があった

12/15 12:13

とてもよくできている

12/15 12:15

看板を見ながら同定してみた

12/15 12:19

梯子を登る

12/15 12:22

ツツジの花が落ちている。なぜこの時期に？

12/15 12:22

あ

12/15 12:22

一時期暖かかったから、咲いちゃったんだね

12/15 12:24

これまた山行記録でよく見る

12/15 12:25

経石。
戦国時代にトウモロコシが既にあったことに少し驚いた。
戦後アメリカから伝わったと勝手に思っていた。

12/15 12:26

裏から。弘法大師が納めた経本はどこだろう

12/15 12:27

登頂

12/15 12:28

仏果山にいた二人連れと無線をしている人がいた。
写真を撮らなかったが、ここからも丹沢の山々が良く見渡せた

12/15 12:32

関東ふれあいの道から外れる。
ここから先荒れているという情報があったので緊張

12/15 12:35

ここからは「西山を守る会」の道標とピンクテープのみ。
確かに荒れてきた

12/15 12:40

モミの木地蔵。
お地蔵さんの前に巨大な杉の倒木があり、その根を巻くのが怖かった。
写真は撮り忘れた

12/15 12:40

別の倒木。
撤退も視野に入れながら進む

12/15 12:48

この倒木の後は歩きやすくなった

12/15 12:58

華厳山への登り。
とても登りやすい

12/15 13:07

登頂。この標識も「西山を守る会」手作り。
道標も兼ねていて合理的。
写真を撮らなかったがほぼ大山の対面

12/15 13:07

へぇー。見てみよう

12/15 13:07

おばあちゃんがよく作る毛糸系のグッズ。
ほっこりした。しっかり閉めておきました。

12/15 13:14

右側にピンクリボンがあるが、見に行くと急な下りだった。
ヤマレコマップで足跡があったので(次の画像)、VRと思われる。
高取山へはピンクテープではなく左側、尾根伝いに進む

この画像で真下に続くのがピンクリボンが導くと思われる道

12/15 13:21

あれが（マイナーな方の）高取山だろうか

12/15 13:27

高取山(尾根伝い)と大沢(ゴルフ場方向、下り)の分岐にある道標。
写真付きでわかりやすい。頭が下がります

12/15 13:25

左が大沢方向、右側の尾根が高取山方向

12/15 13:29

右下、厚木市側に巨大な採石場？がある。

12/15 13:31

登頂。写真からかなり経年劣化していた

12/15 13:31

大山との位置関係

12/15 13:34

ピーク感は少なく、尾根の途中という感じ。

12/15 13:37

先ほどの分岐まで戻り、下山開始

12/15 13:39

良く整備され、とてもわかりやすい

12/15 13:40

左側から華厳山、経ヶ岳だろうか

12/15 13:49

尾根伝いにどんどん下る

12/15 14:00

なるほど、仏果山近くの高取山と分けるための表記か。
この辺りで初老男性とすれ違い。
もしかしたらこの会の方だろうか。

12/15 14:00

なんと親切な…。ちなみに、山と高原地図ではこの作業経路がコースになっていると思われる。

12/15 14:04

至れり尽くせり

12/15 14:04

女坂方向

12/15 14:05

男坂への起点？と思われる祠。
お邪魔しましたと手を合わせた。

12/15 14:08

男坂を下るつもりだったが、このマーカーの後に踏み跡が無いのでウロウロ。
辺りを探したがわからなかったので、踏み跡が明瞭な女坂を下った。

12/15 14:15

右側にゴルフ場（本厚木カントリークラブ）が見える

12/15 14:18

鹿柵。向こう側でゴルフをプレーしている

12/15 14:20

カート道を下る。途中色々分岐するが基本下方向へ進む

12/15 14:22

なるほど、ここが登山口か

12/15 14:27

ゴルフ、全く興味がないのでたぶん一生しないだろうな。

12/15 14:32

少々居心地が悪かったゴルフ場を抜け、この写真の交差点を右折してR412へ向かう。
ヤマレコマップの案内では14:55頃に上荻野だが、バスが来るのは14:50、それを逃すと1時間待ちなので走った。

12/15 14:41

着いた！

12/15 14:41

間に合った。
「セ」が目的地の「愛川ふれあいの村・野外センター前」なので、14:50を逃すと次は15:51だった

12/15 14:59

10分遅れで来たバスに乗った。
途中、半僧坊前辺りで乗り込んできて隣に座った二人組の男性、仏果山と経ヶ岳で会った方だった。埼玉県から来たとのこと。遠いところお疲れさまでした。

12/15 15:17

愛川ふれあいの村の駐車場に帰着。
予定通り歩けて良かった。

装備

個人装備

■登山道具： 25Lザック(モンベル) トレッキングシューズ(モンベル) ストック ヘッデン 熊避け鈴 コンパス ヤマレコ山行計画を印刷したもの 東丹沢登山詳細図 ■衣類：頭巾 ニットキャップ 長袖メッシュシャツ 長ズボン ノンスリーブフリース デタッチャブルグローブ レインウェア上 ■食料：パン2個 ■飲料系：水200ml お湯500ml ポーションコーヒー 粉末緑茶 ■衛生関係：目薬 鎮痛剤 ビオフェルミン止瀉薬 ポケットティッシュ ■その他：スマートフォン サングラス サングラスのポーチ 老眼鏡 ミニカッター 爪切り ライター 鍵 使い捨てカイロ 保温マグカップ プラスプーン フォーク Suica

感想

ドンソク

2回雨が降り、気温がぐっと下がったこの週。
車はスタッドレス未装着、早朝の林道は凍結、積雪しているかもしれないのでバイクは危険すぎる。
ということで、おそらく凍結しておらず遅めのスタートでも早めに下山できる相州アルプスを歩くことにした。
11/4に雨で撤退した山行のリトライになります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1639722.html
高取山と仏果山の間は何度も歩いたことがあるので省略し、仏果山から縦走することにしました。

・愛川ふれあいの村＞仏果山
6人とすれ違い。

・仏果山＞革篭石山
仏果山までの普通の登山道とは打って変わり、岩場の下りから始まり、断続的にナイフリッジ的な痩せ尾根が革篭石山手前のベンチまで続く。
ロープや鎖があるが、両端が切れ落ちているので結構な高度感。

・革篭石山＞経ヶ岳
経ヶ岳の手前で法論堂(おろんど)林道を横切る。
経ヶ岳へは階段が続く。低山だが高度感がある。
経ヶ岳頂上では大山から焼山まで東丹沢の山々がほとんど見える。

・経ヶ岳＞華厳山＞荻野高取山
「西山を守る会」が木に貼った道標や山頂標識しかないが、大変親切でわかりやすい。
荻野高取山は「西山を守る会」が貼った道標にあった表記だが、仏果山の近くの高取山と区別できるのでいいと思う。
経ヶ岳から大きく下るが、「モミの木地蔵」の前に巨大な杉の倒木の根があり、それを斜面側に巻いて進むとき緊張した。
以降はずっと尾根道。
華厳山はほぼ大山の対面。
荻野高取山へも尾根を進む。
途中、大沢(本厚木カントリークラブ辺りの地名と思われる)方面と尾根上を進む荻野高取山方面に分岐するが、分岐点からすぐに荻野高取山に着く。

・荻野高取山＞上荻野
登山道は良く整備され明瞭、「西山を守る会」の標識が要所要所にあるので安心して歩ける。
ただ、祠の前にあるという「男坂」は発見できなかったので女坂で下った。
鹿柵から先はゴルフ場の中を通るので場違い感があり、居心地が悪かった。
ゴルフ場からすると邪魔者かも…。
ゴルフ場を脱出すると住宅街、右折後は道なりに進むと神社で国道412に合流。
バスに乗って愛川ふれあいの村へ戻った。

仏果山から先のスリルがある痩せ尾根と、経ヶ岳から先の低山ながら秘境感がある道でリフレッシュできました。

経ヶ岳から先は誰とも会わず(正確には一人とすれ違い)、近場を歩いている感じがしませんでした。
こういう低山の里山は登山口がわかりにくかったり登山道が整備されず迷いやすいことが多いのですが、「西山を守る会」が整備しているからかとてもわかりやすかった。ありがたかったです。