Hello,奥武蔵! 伊豆ヶ岳(正丸駅〜子の権現〜吾野駅)
- GPS
- 05:10
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 971m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
ー13:10中丿沢の頭ー13:20天目指峠ー13:55子の権現14:10ー15:10吾野駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
吾野駅〜正丸駅(170円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(正丸駅〜伊豆ヶ岳) 登山道にはうっすらと積雪があり、その下がアイスバーンになっています。気をつければ概ねアイゼンなしで歩けますが、特に伊豆ヶ岳山頂直下の斜面(男坂女坂の分岐を過ぎて、女坂からさらに分岐した後)は気を使ったので、アイゼンを着ければよかったと後で思いました。 (伊豆ヶ岳〜子の権現〜吾野駅) 南側の斜面は雪の消えた箇所も多く、アイスバーンも局所的ですのでアイゼンを着ける状態ではありませんでした。危険箇所もなく歩きやすい道です。 全体に、道標はよく整備されていて迷うようなところはありませんでした。 |
写真
感想
なんとなく名前が気になって、いこういこうと思っていた伊豆ヶ岳。
電車でいって上でビールでも飲んで〜、と考えていたけど電車の場合早起きが必須。
寒さがまだ厳しく、電車にこだわっているといつまでも行けなそう。
正丸駅まで車でいって、吾野駅に下山して、正丸駅で車をピックアップすることにした。
たぶん奥武蔵の山に登るのはじめて。
朝起きると家の周りが白い。
これは秩父も真っ白かな、と思いながら慎重に運転して正丸駅に到着。
降雪は意外と少なかったようで、新雪はうっすらという程度。
しかし厳しい冷え込みで、その下の古い雪は溶けかかったまま固まったアイスバーンだった。
新雪が多少グリップが効くのでたまにずるっとなりながらもアイゼンは着けずに登る。
正丸峠からは展望が素晴らしく、スカイツリーと新宿のビル群がよく見えた。
風が強くて寒いのですぐに伊豆ヶ岳へ向かう。
小高山と五輪山を経て、正面に男坂が逆光で待ち受ける。
ここで逃げたら男がすたる、ということでもなく、おとなしく女坂へ。
すぐに女坂も崩落で通行禁止にされ、さらに巻き道へ。
ここでアイゼンを着けるべきだった。
後ろから6人組くらいのパーティも来ていたし、ここまでノーアイゼンで来たし、と思って進んでしまった。
しかし凍結して手がかりも少ない急斜面は怖かった。気を使って慎重に登ったけど、アイゼンを着けていればそこまででもなかったんだろう。
稜線にでればすぐに伊豆ヶ岳山頂。
そんなに人もいない。
眺めもまあまあ。心和む山頂だ。
今日の行程はここからまだ先が長いのでお昼ご飯はもう少し先まで行ってからと思い、行動食を摂って一服する。
神奈川からきた単独の女性に写真を頼まれてちょっと話す。
この季節は丹沢が近いっていうのはうらやましいなあと思う。
今日は同じ行程を歩くようだ。
ここから先は日当りのいい南斜面が多いので雪もめっきり少なくなり、アイゼンを使うようなところもない。
古御岳(これもいい名前だ)の山頂には東屋があってお昼休憩によさそうだったけど先行者がいたので通過。
気持ちのいいおだやかな道が続く。
高畑山は樹林の中で展望はないけど、日のあたるベンチがあったのでここでお昼にした。
湯を沸かしていたら外国人のトレイルランナー5人くらいが後ろからきて、すぐに進んで行った。
かっこいいなあ外人さんは、と思う。
しかしここも風が強く、とても寒いのであまりのんびりしていられない。
古御岳でお昼にしたという神奈川さんが追いついて先に行ったので、すぐに追うように出発。
やがて神奈川さんの後ろ姿がみえて追いつきそうになったところで、中丿沢の頭手前の小ピークに寄り道。
高畑山では寒くて省略した一服を。
尾根上は体を動かしていないと寒い。でも気持ちのいいルートだ。
また春に来ようと思いながらとつとつ歩いて天目指峠に到着。神奈川さんに追いつく。
少し話をして、ここからは先行させてもらう。
また子の権現か吾野駅でお会いするかなと思ったけど、そのまま会わなかった。
峠からはまた登り返すけどそれほどでもなく、春の光、冬の気温の中、子の権現に到着。
足腰の神様にまたいつもごとくお願いごとをする。
神様を信じる強さが必要だ。
あとは吾野駅まで5kmをひたすら下るだけ。
途中で浅見茶屋から外人さんのトレイルランナーがでてきた。うどんを食べてたんだな。
うどん食べたいなあと思ったけど、今日は上でお昼たべたし、電車の時間もあるので通過。
今度いっしょにうどんを食べにきたい。
茶屋からは舗装道路をタンタンと歩き続けること数十分。
線路まで下りてきた。
吾野駅への道標はいちばん最後に「踏切わたる」とカッコ書きがあるけど、踏切を渡らずとも駅へ直進できるのになぜ踏切をわたらせるのか不明。
結局は線路の下の低いトンネルをくぐって再度反対側へ渡って吾野駅に到着。
歩きがいのあるいいルートだった。
休日だけど全体に人も少なかったし、いい山だね、伊豆ヶ岳。
ホームのベンチで休んでたら駅舎の外ベンチにデジカメを忘れたことに気づいて取に戻ったらそこにはなく、既に駅事務室に届けてあった。山に登る人に悪い人はいない、なんて思えるいい山行だった。
奥武蔵も冬に楽しめるいい山域だ。
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