韓国で登山!! 北漢山 北漢山城〜白雲台〜牛耳洞

2012年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 08:07
• 距離: 17.9km
• 登り: 902m
• 下り: 909m

コースタイム

8:00　旧把撥駅
8:20　バス下車(Baekwasa)
8:35　国立公園入口
8:55　北漢山城登山口
10:45　衛門
11:00　白雲台頂上
11:40　白雲山荘　11:55
12:50　道詵寺を見学
13:40　牛耳洞登山口
14:30　キトサンオリチッでアヒル肉焼肉
15:50　牛耳洞からバス乗車
16:20　双門駅でバス下車　

天候

曇りから徐々に晴れ
山頂の気温は-5℃ぐらい。
髪の毛も凍る寒さ!!

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

地下鉄3号線の旧把撥駅(ソウル中心部から約30分)下車。704番バスに乗り、北漢山城で下車・・・のはずが手前で降りてしまう。

帰路は牛耳洞から5番バスに乗り、地下鉄4号線の水踰駅で降りるはずが、手前の4号線双門駅で降りてしまうが、結果オーライ。

コース状況／危険箇所等

登山口から1時間半ぐらい、衛門まではひたすら階段のような苦しい登りが続きます。
衛門から白雲台頂上までは、滑りやすい花崗岩の急坂を手すりを頼りに攀じ登ります。危なそうなところは足元にステップがきってあり、よく整備された登山道です。
頂上から白雲山荘、牛耳洞登山口までは凍結部分があり、チェーンスパイクがあれば安心です。なくても、ゆっくりいけばOK。

下山後は事前調査で行き当たったブログ記事にあったお店に寄りました。
http://ameblo.jp/kjroad/entry-10708375517.html
アヒル肉の焼肉です。
さっぱりしてていくらでも食べれる!!
肉食ってキムチ食ってお粥食って焼き芋食ってチャミスル飲んで36,000ウォン・・・約2,500円!!安すぎる!!

写真

2/25 15:15

登山前日、宗廟の入り口から・・・

2/25 15:15

はるかに山が見えます!!
明日はあそこに昇るのかなあ?

2/25 15:15

ミョンドンから東大門への道

2/25 15:37

東大門で登山用品店を物色。
登山用品店街の近くにタッカンマリ横丁があります。
鶏一羽煮て、辛いつけだれでいただきます♪

2/26 8:06

翌日。
旧把撥(クパバル)駅からバスに乗ります。
さむ〜い。

2/26 8:07

ハイカーが多数バスを待ってます。
みんなが降りるところで降りれば大丈夫だろう・・・多分。

2/26 8:20

なんて思って降りたら、違ったっぽい!!

2/26 8:22

でもまあ、行けなくはないっぽい。
れっつごー

2/26 8:22

随所にこんな看板があります。

2/26 8:24

山が見えるー!!

2/26 8:26

おー
標高1,000mに満たない山のはずなのに、ものすごく立派な山容です。

2/26 8:26

どれに登るんだろ??

2/26 8:28

超かわいい!!
つながれてないのに逃げそうな雰囲気がない。

2/26 8:30

トラディショナルな民家?

2/26 8:32

こんな家が続く道を歩きます

2/26 8:34

国立公園の入り口

2/26 8:34

2/26 8:37

よくわからんが、インフォメーションセンターと書いてあるほうへ向かいます

2/26 8:45

見えてきたのは店?!
しかもモンベル?!?!?!?

2/26 8:46

登山口・・・
みたいだけど、なんだこの登山用品店街は!!

2/26 8:46

残念ながら何書いてあるかビタ一不明。

2/26 8:46

読めないけど、地図はいっぱいあって助かりました。

2/26 8:46

インフォメーションセンターが結局どこだったのかわからず

2/26 8:47

駐車場はすごい車の数

2/26 8:52

店に寄りたい・・・
けどまだ開店してない・・・
このあたりでキンパ(韓国海苔巻き)入手。

2/26 8:53

日本ではあんまり見ないメーカーがあります。

2/26 8:54

韓国のハイカーの装束は日本とは二味ぐらい違う。

2/26 8:55

第一にカラフル。
第二にズボンがスパッツかと思うぐらい細い!

2/26 8:57

近いような遠いような

2/26 8:57

誰なんだろう・・・

2/26 9:00

沢沿いに行きます。。。
凍ってる!

2/26 9:00

トイレは随所にあり、困りません。

2/26 9:03

いきなり階段が続きます

2/26 9:08

沢は完全凍結。
まったく水流がありません。

2/26 9:09

全体的な地図を入手できなかったせいで、どこが目指すところなのかよくわからない・・・

2/26 9:25

ゆっくりキョロキョロしながら歩いていたら次々に後ろから抜かされる。。。

2/26 9:26

早くも腹減ったーーーーー

2/26 9:27

仕入れたキンパをいきなり食べる!!
うまい!!

2/26 9:27

キンパに釣られたのか?
でもおじさんがあげたチョコパイには見向きもしない生意気なやつだにゃー

2/26 9:36

ハングルでしか書かれてない地図。
帰りはどこに降りるんだ??
とあーでもないこーでもないと言ってたら、日本語ができる方が話しかけてくれました。
助かりました。

2/26 9:46

沢、というか滝が凍ってます。

2/26 9:47

でっかい岩が増えてきました。

2/26 9:52

2/26 9:52

土はほとんどなく、岩の上を歩きます

2/26 9:56

それにしても寒い・・・

2/26 9:57

2/26 9:58

こんなに寒いなんて思いませんでした

2/26 10:02

みんな喘ぎながら登ってます

2/26 10:02

あっちには行かなかった

2/26 10:04

だんだん勾配もきつくなってきました

2/26 10:08

こういうkm表示がいまひとつ信頼できないのは万国共通

2/26 10:08

ハイカーで大賑わい

2/26 10:12

これが花崗岩か・・・
結構すべる

2/26 10:19

2/26 10:19

2/26 10:19

こんな階段ばっかで心が折れそう

2/26 10:20

2/26 10:25

眼前にひときわ目立つピークが!
あれが目的地か?

2/26 10:26

確かに危ない。
何回か岩が落ちてきました

2/26 10:30

それにしてもすごい人の数

2/26 10:34

みんな黙々とすごいスピードで登ってます。
抜かされまくり。

2/26 10:35

不思議な形の岩が見え隠れ

2/26 10:43

分岐点っぽい。
あと少し?

2/26 10:44

ああ、きつい。

2/26 10:45

衛門が見えました!
へたり込んでる人多数。

2/26 10:46

衛門をくぐると眼前にソウルの街が!!

2/26 10:48

あれが名高い仁寿峰(インスボン)ですね!!

2/26 10:48

よく見ると登ってる!!
(実際には下降中だった)

2/26 10:50

いやーーー
絶景絶景。

2/26 10:50

絶景ですが、足元はまったく気が許せない。
何せ、コリアンハイカーは突っ込んでくる!!

2/26 10:51

ソウルって山に囲まれた街だったんですねー!

2/26 10:51

万景台(マンギョデ)。
立ち入り禁止だそうです。
立ち入れそうもないけど・・・

2/26 10:52

遠い昔、学校で地理の時間に韓国の山は岩だらけだ、と習いましたが、まさにそのとおり。

2/26 10:53

標高836mとは思えない登りごたえです。
正直、最初は高尾山気分でしたがとんでもない!!

2/26 10:57

万景台の後方にソウルの街

2/26 10:57

9年前ソウルに来たときは登山なんて考えもしなかったなあ

2/26 11:01

目を凝らすと遠くのほうに高い山が見えます

2/26 11:01

インスボンでは3人パーティーが下降中

2/26 11:01

日本の瑞垣山、って言ったら信じちゃいそうです。

2/26 11:03

ついに最高峰の白雲台山頂です!!
国旗がある山頂もめずらしい

2/26 11:03

はあ、無事着いてよかった

2/26 11:05

こんなところでも目をつぶってしまうのはお約束

2/26 11:09

難しいのから易しいのまで、たくさんルートがあるようですね。

2/26 11:10

さーて
寒いんで降りますか。
kameの髪が凍ってることに気づく・・・

2/26 11:10

山頂はごったがえしてます

2/26 11:11

チョコパイで休憩

2/26 11:19

かなりの高度感&すべる花崗岩&容赦なく登ってくるコリアンハイカー　厳しい降りだ・・・

2/26 11:30

難所は突破?

2/26 11:31

ウイドンに降りる道は雪が多く残ってます。
ソウルは雪がめったにないそうですが、何週間か前に強烈な寒波でソウル市内も-10℃になり、雪が降ったとか。

2/26 11:36

建物が見えてきました。

2/26 11:38

ものすごい数のハイカーが休憩してます

2/26 11:54

白雲山荘。
インスボンクライミングの拠点ともなるようです。宿泊もできるとか。

2/26 11:43

事前調査で豆腐が名物という噂。
「トウフ!」と言ったら通じた(笑)

2/26 11:46

辛くてうまい!!
まわりはチヂミ食べてたり、温素麺食べてたり、マッコリボトルで飲んでたり・・・

2/26 12:05

白雲山荘を出たところで地図の前であーでもないこーでもない言ってたら、日本語で話しかけられた!!
この先凍ってるから気をつけてゆっくりとのこと。
教えてくれたとおり、凍結してる!!
チェーンアイゼンは持ってましたが、つけずになんとかクリア。

2/26 12:18

麓からみるインスボン。
秀麗です。

2/26 12:25

警察の施設

2/26 12:29

インスボンが遠ざかる・・・

2/26 12:47

多分クマさんはいないんだろうけど・・・?

2/26 12:47

アンニョンヒケセヨ　インスボン

2/26 12:48

なぜか過保護にビニールでくるまれた丸太と切り株

2/26 12:51

ゲート
通行料を取られる、という事前調査でしたがそんな気配はなし

2/26 12:51

ここまで車が入れるようです
タクシー待ってる方も多数

2/26 12:54

車が入れる理由はお寺があるからでしょうか

2/26 12:54

三角山・・・昔は白雲台、万景台、仁寿峰で三角山と言っていたそうな

2/26 12:56

スポ根な感じ

2/26 12:59

賽銭投げ込むのも万国共通

2/26 12:59

まさに韓国的な感じ

2/26 13:00

みんな恭しく拝んでいます
日本の拝み方とは全く違う丁寧な拝礼

2/26 13:01

2/26 13:01

懺悔道場・・・??

2/26 13:03

内部は・・・
驚きました。
仏教系なのでしょうが、こんなに国によって違うのか

2/26 13:05

日本人の感覚では、不思議な空間です

2/26 13:10

こんな表現初めて聞きましたが、言いえて妙な(笑)

2/26 13:32

牛耳洞登山口が近くなってきたようです。
こちらにも登山用品店が・・・

2/26 13:39

牛耳洞のインフォメーションセンター

2/26 13:39

吸い込まれるようにサレワのショップに・・・
そして大出費!!

東大門の登山用品店街よりこの辺りの店のほうが品揃え、値段ともに良いと思います。

2/26 15:49

牛耳洞の登山口を左手に曲がり、ゲートをくぐります。「ウイドンうまいもの村」と読むそうです(笑)

2/26 15:39

ゲートから歩くこと約20分、ここか?!

2/26 15:39

キトサンオリチッ・・・という店です。
キトサンをたらふく食わせたアヒル肉の店です。

2/26 14:25

腹減ったー

2/26 14:28

まったく英語も通じず、なんとなくうなずいてたりしたら出てきました!!
山盛りアヒル肉!!

2/26 14:28

サンチュとか酢漬け大根薄切りに巻いたり!

2/26 14:36

さっぱりしてていくらでも食える!!

2/26 15:14

炭火の中に仕込まれた焼き芋!!
甘い!!

2/26 15:14

そして締めにアヒル粥!!
大満足!!!!!

2/26 15:53

牛耳洞まで戻って5番バスに乗ります。

2/26 16:17

スユの駅・・・?

2/26 16:17

みんな降りてるし・・・?

2/26 16:18

違った!双門って駅だった!!
でも帰れそうだから結果オーライ!!

撮影機器：

Optio WG-1 ペンタックス

感想

kamehiba

遠くヨーロッパに住む友人が結婚でソウルに移住とのことで、そんなに近くなるなら行かなきゃ、行かなきゃと
今年になって急遽決めたソウル3日間。最近、登山以外の理由で出かける時、近くに山はないかしらって探し始める癖がつきました。(笑)
そしたらあるじゃないですか!それもソウル中心部からすぐです。調べると韓国は登山人口がとっても多いようで
今回訪れた北漢山もいい季節になると夏の富士山の大渋滞のようになるとありました。素晴らしい国です、韓国!

登山当日、前夜に友人との久しぶりの再会に興奮してチャミスルを飲みすぎ早起き自慢のhibaも寝坊で予定より遅めの出発。
電車とバスを乗り継いで登山口に向かいました。二人とも知らない土地で電車やバスに乗るのが大好きですが、やはりバスはなかなか
ハードルが高いですねー。韓国語が不勉強なのでもう「???」キョロキョロしながら他の乗客の動向を見守る二人。
心配性のhibaが珍しく「他の登山者について降りれば大丈夫」なーんて言って下車しましたが目的のバス停ではなかった模様。
まあ、登山口は登山口なので結果オーライなのですがメジャーな入口ではなかったためキムパなどを買えそうなお店が全くありません。
もう頭の中がキムパでいっぱいのくいしんぼうkameは一気にテンションダウン。40分ほど歩いたところにあった大きな登山口で
たくさんのお店を見つけ走り出す始末。その後すぐにあったベンチでぺろりと食べちゃいました。登山口で海苔巻き買えるなんで
なんて素敵なんでしょう、韓国。

岩の多い山道をいつものようにキョロキョロしながら、激写しながら、読めない標識とにらめっこしながら歩いていると、
すごい勢いで地元の皆さんに追い越されます。性別、年齢、体格、単独、グループ、関係なく皆さんすごい勢いでガリガリ登っていきます。
山容も登り方もファッションも違うので益々キョロキョロ、ほんとに楽しい。でも頂上でのみんなの歓声や笑顔は万国共通ですね。
1,000m以下とは思えぬ絶景に大感激でした。頂上に国旗があったんですが日本では見たことないけど、韓国の山の常識なんでしょうか?

下りは急坂&凍結でちょっと怖かったですが「アヒル、アヒル」とこれまた食べ物を目指して頑張ります。
途中にあった白雲山荘は大賑わいで、皆さんの食べているものがあまりにもおいしそうで我慢できず、お豆腐をいただきました。
暖かくって辛くって、冷えた体にしみ込むおいしさでした。

帰りには念願のキトサンアヒルを堪能し、行き同様ドキドキしながらバスに乗ってホテルに無事帰還!　ホテルのスパ&サウナに直行しました。
あーもう、最高の1日になりました。

帰ってきて韓国の山事情を調べたらいろんな山が出てきました。冬季オリンピックの開催される地方ではスノーハイクも楽しめるようです。
また近いうちに訪れようと心に誓ったkamehibaでした。

コメント

maron9393

情
情のチョコパイは、昔から韓国にあるお菓子だそうです。エンゼルパイよりビターですよね
昔、お菓子の種類が少なかったとき、軍隊の息子の荷物にお母さんがいれたとか、それを食べながら20歳の軍人が母を思い出すのです。今はロッテが日本のお菓子たくさんだしてるしエンゼルパイもありますが、情には思い出があるんだそうです。国旗は山頂じゃなくてもあるので、やった！と喜ぶとまだまだだったり。でも、国旗は嬉しいですね。達成感あります。韓国で登山してたら、日本では、凄く気をつかってるので楽です。設備がしっかりしてるのと、韓国人の体力でしょうね。
国民全員運動中毒ですから、低い山とかいっても、凄い岩山をグングン登ります。だから、韓国の標識であと、何分は、ひ弱い日本人なら倍くらいかかります。そんな山でも、お酒飲んでも誰も事故とかないですし、また低い山でもヘリポートはよくありますから、安心です。

kamehiba

そんな逸話があったのですね！
maron9393さん、こんばんは〜

情のチョコパイにそんな逸話があるんですね。まさに逸話にあったネーミングですね。

国旗の情報ありがとうございます。山頂だけじゃないって覚えておきます。メモメモ。

今回、ほんとに地元登山者のスピードにびっくりしました。確かに白雲山荘で皆さん、マッコリを美味しそうに飲んでましたねぇ。登るにしても下るにしてもまだちょっとある距離ですが。(汗）

海外や地元関東以外に出かけるといつも思うのですが「違う」って面白いですねぇ。

Srunze

お疲れ様でした。
私も昨年5月一人で逆コースから登りました。写真と記録を呼んでその時の事が思い出されました。
次は韓国の南部の智異山に行ってみて下さい。韓国の友人の御蔭で2泊3日の縦走をしました。日本の山と違った経験をしてきました。韓国人のパワーと食に対するこだわりは半端ではありませんでしたが。

kamehiba

Ｓｒｕｎｚｅさん、こんにちは！
チリサンですね！早速調べてみました。韓国三神山のひとつとありました。すてきですね〜　是非その時のレコをアップください！

パワーは厳しいですが食へのこだわりは負けぬよう頑張ります！

Srunze

智異山の記事
kamehibaさんへ
ヤマレコには載せていませんが小生のブログに韓国で登った山の事を記録しています。参考に以下のブログを見て下さい。韓国の雑多な情報を記録しています。
http://iwacan-gokorea.blogspot.com/
ちなみに昨年9月末よりの記事と成っています。
参考となれば。

kamehiba

ブログ拝見しました！
Ｓｒｕｎｚｅさん、こんにちは！
ブログ拝見しました！とっても参考になります。
次回の韓国行きが早まりそうです。(笑）

それでは楽しい山行を！