鈴北岳〜御池岳〜藤原岳


- GPS
- 14:07
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
3月20日 7:00野営地〜8:30コクルミ谷分岐〜9:40白船峠〜11:27天狗岩〜12:18藤原山荘〜15:15西藤原駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初は山と渓谷3月号に掲載のコース(大安駅〜宇賀渓〜竜ヶ岳〜藤原岳〜御池岳〜鈴北岳〜鞍掛峠〜西藤原駅)を考えていましたが、自宅からのアクセスを考えて初日を短いコースに設定するために逆コースで挑戦しました。しかし、雪を甘く見ました。天気は快晴だったのですが、雪の中の歩行とルートファインディングレベルが技術的にも体力的にも追いついていないことを痛感して藤原岳で下山することに。結局、鈴北岳側からの御池岳へ登山口も見つからず、御池岳山頂にも行けませんでした。
私と大体同じ登山経験と年齢の方が遭難されたと知り、登山中に気のついたポイントを素人目線で挙げます。
1)鞍掛峠から鈴北岳までは迷いそうな場所はありませんが、景色につられ雪庇を踏み抜く危険を感じました。
2)池ノ平・日本庭園は御池岳への道が分かりづらく、また御池岳分岐へもほとんど地図とコンパスとGPS座標とトレースから総合的に判断して進みました。悪天候で視界が悪いと正しいルートを進むのは難しいと思いました。
3)遭難者捜索の方にも言われましたが、真ノ谷はV字渓谷でワカンが無いと踏み抜いて事故や遭難につながるので尾根を歩くほうが良いと思います。しかし実際には谷に少し下りてしまい2回ほど踏み抜いて怖い思いをして何とか斜面を上がって尾根上に出ました。ここでもう少し位置確認をしていれば良かったのですがコースから外れた尾根に入り、木々の間に少し開けた場所を見つけ、雪を均してテントを張りました。
4)翌朝もある程度は見当をつけて歩き出したのですがGPSのトレースにあるようにウロウロと正しい道を探し、急斜面をトラバースしたりして途中数m滑り落ちたこともありました。雪面が硬く凍っていたら危ないところでした。
5)ようやくマーカーがある登山道に戻りましたが、コクルミ谷分岐を過ぎてすぐにトレースに気をとられ、左への進むべきマーカーを見過ごしまっすぐに進んで危なくまた道を間違えるところでした。
白船峠以降はは赤いマーカーがはっきりしていたので、迷うことなく藤原岳山荘まで歩けました。危ない場所も見当たらないと思いますし、何より頻繁に登山者に会いましたし、途中立ち止まってお話をしたりしたので安心でた。(19日は結局山中では誰にも遭いませんでした)
6)藤原山荘からの表登山道は8合目から上は日中は雪が解けて滑りやすくなっていますので注意したほうが良いと思います。
しかし、結構13〜14時でも登ってくる人が居るのですね。軽登山靴にコットンのパーカー姿で登ってくる人も見かけましたが、無事に登れたのかなぁ・・・。
遭難された方の捜索の一助になればと、道端に落ちているもにも気をつけていましたが残念ながらこれといった発見はありませんでした。早く見つかってほしいと思います。
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