浅間嶺 〜宙に浮く雪の花〜

2019年03月23日(土) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 12.0km
• 登り: 661m
• 下り: 962m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:15

9:17 浅間尾根登山口バス停
9:25 9:35 浅間坂 木庵 浅間湯
10:08 10:13 数馬分岐
10:18 10:22 猿石
10:37 10:39 一本松
11:01 11:01 石宮ノ頭
11:13 11:16 人里峠
11:37 11:37 浅間嶺
11:45 12:21 浅間尾根休憩所
12:24 12:29 浅間嶺展望台
13:50 14:01 時坂路傍施設便所
14:32 14:32 払沢の駐車場
14:32 ゴール地点

天候

曇りの予定がいきなり小雨→曇り→雪！→曇り　
サラサラの雪でレインジャケットさえ着ていれば、はたいて落ちる程度。
最後の林道は傘をさす人も多かった。
昨日より11℃低いとか予報で言われていた通り春から冬に戻ってしまいました。
昼食のときなど止まっているときは、ダウンジャケットが必要。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往　武蔵五日市駅8：10→（西東京バス・急行都民の森行き）→8：56浅間尾根登山口　　【注意】急行都民の森行きは12月〜2月は運休。
復　払沢の滝入口15：08→(西東京バス）→15：30武蔵五日市駅

コース状況／危険箇所等

浅間尾根登山口バス停〜数馬分岐は登りですがあとはゆるやかなほとんどくだりなので歩きやすいです。
時坂路傍施設便所のところを人家の間を通らせていただいて降ります。ここで終わりかけの福寿草が見られました。舗装路に出たら、迷わず下に下りて行けばよいです。（実は少し間違えました^^;）人家の間を通らずに舗装路を行く方がわかりやすいですが、お花が見られません。住民の方々のご迷惑にならないように静かに感謝しながらとおらせていただきましょう。

「払沢の滝へ行く遊歩道は工事中のため3/14〜3/25全面通行止めです」と3/2の下見の時は書かれてあったのですが、すでに工事は終了していました。逆に「やまびこ」は開いているはずと思ってお茶しに行った3人は、滝を見ることができましたが、お店は閉まっていました。
バス停近くの「檜原豆腐ちとせ屋」はやっていて、おからドーナツ美味しかったです。あったかい豆乳も人気でした。何か買った人はおからをお土産にいただけます！

写真

梅が咲いています

左に登る。民宿でもある木庵がある。ここのこんにゃくと極太の手打ちそばがおいしいらしい。

北に大岳山が見える

チョウジザクラ（丁子桜）

石宮ノ頭到着　（数馬分岐→猿石→一本松→石宮ノ頭）

カタクリの葉がたくさんありました

人里峠を越えて少しあるくと突如見晴らしの良い場所に。天気が良いと奥に見える大岳山の左に伸びる稜線が終わったところの向こう側に西武ドームが見えることもある。

3/24 5:36

この祠の前に「小岩浅間903m」が浅間嶺最高点がありました。

11月に倒れていたので起き上がらせてあげました。その後ご無事なようで良かったです。

下山中のこのあたりから宙に浮く雪の花が現れました

これです。

たくさん。これの百倍くらい？！あったよ。

3/24 5:36

浮かぶ雪の花　

3/24 5:36

ダンコウバイ？と

浮かぶ雪の花の正体　それは蜘蛛の巣でした

ヨゴレネコノメ

「峠の茶屋そば処みちこ」が閉店していました。前回は外まで並んでいたのに。閉店を知っている人たちだったのかな。

時坂路傍施設便所下の斜面に残っていたフクジュソウ。

雪に耐えて咲いていてくれたものもあれば、花が終わって種になっているものもたくさんありました。3月上旬は見ごたえのする群生地ですね。

払沢ノ滝入口まで降りてくると、ヤマザクラが咲き始めていました。

シャガですか？ちとせ屋の横に一輪だけさいていました。
→ヒメシャガというご回答をいただきました。ありがとうございます。

3/24 5:38

左上の方から中央へ登り、真ん中の尾根を下へ歩いてきました。

滝巡りは車でないと無理？夏の山登りで滝巡りをしたいのですが。

感想

magno64

今回、雪の降る奥多摩の山並みを見ることができました。東山魁夷の山の絵のように静かで幻想的でした。その写真が撮れなかったことが悔やまれます。
昨日は春のような陽気で今日は冬に逆戻り。21人で歩くにはすれ違う人もなく良かったです。それどころか、宙に舞う雪の花を見ることができて、ラッキーでした。こんなに蜘蛛の巣があったのかとびっくりですが、雪が降らなければ通り過ぎるだけの場所が、不思議の国に入り込んだかのようなワクワクの世界になりました。気のせいか、かなり長い間その世界が続いていました。