揚石山・栗駒山中腹のマイナーピーク
- GPS
- 02:23
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 402m
- 下り
- 383m
コースタイム
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:24
適度にしまり、適度にゆるむ時期になればクロスカントリースキーで行くのが楽しい場所だ。
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最低地上高が高い、かつ高性能の4WDなら問題なく踏破できる。 デリカ・スペースギアはこともなげに登っていった。 現段階では、除雪されるかどうか信頼のおける情報はないので、複数台で訪れるのはやめたほうがいい。 転回スペースすらない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日の雪は、いわゆるモナカ雪だった。 場所によって沢が口をあけているのと、大木の周囲にツリーホールができているので気をつけたい。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴なら、新湯温泉くりこま荘(500円)が断然おすすめだ |
写真
感想
前日の降雪で栗駒山には結構な量の雪が積もった。
それを目当てに4/1にはそれなりの好事家が訪れたようだ。
この場合、好事家は「もの好き」ではなく「風流を楽しむ人」ととらえて欲しい。
最後と思っていたバウダースノーにまたしても巡り会えるときめきを大事にしている人達なのだ。
この降雪のおかげで、標高700m付近に広がる世界谷地にもたくさんの雪が残っていた。
3月下旬の降雪がなければ、今頃木道もすっかり出ていたのではないかと思うほど3月中旬までの高気温はひどいものだった。
今日も栗駒山には昼頃からの降雪予報が出ている。
それでは早起きをしてのんびり世界谷地にでも行ってみようかと足を運んだ。
世界谷地駐車場への道路は積雪期には登山者向けには除雪をしてくれない。
最低限の転回スペースがとられるだけで、駐車スペースと呼べるほどの広さはない。
本格的に駐車スペースがとれるようになるのは、概ね彼岸を過ぎた頃が常だ。
今年は小雪だったので、それより以前に駐車場までの除雪が完了していたのだが、このところの降雪分が除雪されていない。
昨日もいこいの村跡地までの除雪がされていなかったので、何か問題が発生したのではないだろうか。
3/31には確かに早朝から除雪をしていたが、4/1には8:00時点ではまだ除雪作業が行われていなかった。
そして、世界谷地駐車場へ続く道路は昨日も除雪されていなそうな雰囲気だ。
当然ながら今日も除雪されていない。
さて、揚石山は世界谷地第一湿原から眺めると特に登高意欲が湧くような山には見えないだろう。
実際、登ってみても良好な展望が得られるわけでもないし、大地森のようなブナの巨木群もない。
しかし、揚石山の真の魅力は南面にあるのだ。
伐採や植林などによってつくられた人工的な景観となっている北面と違い、南面は本来の揚石山の姿が見られる。
それなりに立派なブナ林がほどよい樹間で広がり、風の影響を受けにくい場所でもあるため、おだやかな雪の斜面が広がっているのだ。
思わず笑みがこぼれる景観だと思う。
栗駒山本山に比べたらたいしたものではないので、積極的に目指す必要はないが、強風によりいわかがみ平方面が難しい場合の代替えプランとしてはおすすめできる。
ただし、駐車スペースに難点があるので、とめられない場合は素直に諦めて欲しい。
この周辺は集落の人が暮らす生活道路であり、暮らしの一部だからだ。
よそ者が駐車マナーで迷惑をかけてはいけない。
その道が塞がれると進路も退路もなくなってしまうことを知っておいて欲しい。
ついでに言うと、この周辺は私有地だらけなので山菜を見つけても勝手に採集してはいけない。
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