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Yamareco

記録ID: 180398
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

那須岳(茶臼岳)

2012年04月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:33
距離
9.2km
登り
635m
下り
617m

コースタイム

06:20大丸駐車場〜06:54峠の茶屋駐車場06:54〜08:15峰の茶屋跡避難小屋08:15〜08:54那須岳(茶臼岳)山頂08:59〜09:33峠の茶屋跡避難小屋09:33〜10:11峰の茶屋駐車場10:11〜10:35大丸駐車場
天候 雪。山頂は吹雪。
気温は大丸駐車場6:00でマイナス5度。
山頂付近ではマイナス14度。
風速は10〜15mメートル程度。
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大丸駐車場(無料)。
前日に降雪があり、ノーマルタイヤではかなり危険な状態。
大丸より先のロープウェイ駐車場、峠の茶屋駐車場はスタットレス or チェーンが必要。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
峠の茶屋駐車場にあり。

【コース状況】

●大丸駐車場〜峠の茶屋駐車場
前日の降雪で真っ白に。帰りは除雪車が入っていた。ロープウェイは降雪のため休止の放送が。
帰りはかなり滑りやすくなっていて、3回くらいスッコろんでしまう。
本日の核心はもしかしたらここ。

●峠の茶屋駐車場〜峰の茶屋跡避難小屋
雪に埋もれた鳥居を越え、右肩下がりのトラバース道をしばらく進む。
本日2番目に入ったようで、トレースはクロカンスキーのもの1つだけ。
しかし、このトレースも降雪のためほとんど消えてしまっていて、軽めのラッセルを強いられる。
トラバース道が終了し、避難小屋に向かって斜度を上げる手前でアイゼン装着。
ここからは避難小屋までのトラバース道を含めアイゼン必須かと。

●峰の茶屋避難小屋〜那須岳(茶臼岳)山頂
避難小屋からは、登山道はほぼ全行程凍結。また強風。
この日は視界不良のため、正規の登山道をときどき見失いながら、何とかたどり着く。
ピッケルを使用した方がよさそうな箇所が数カ所あり。
お鉢付近は岩と氷のミックスでかなり歩きにくい状態。

大丸駐車場より上は前日の降雪で真っ白。
大丸駐車場より上は前日の降雪で真っ白。
この日も、終始雪が降る天気。
この日も、終始雪が降る天気。
峠の茶屋駐車場。止まっている車は2台のみ。
峠の茶屋駐車場。止まっている車は2台のみ。
鳥居をまたぐ。
今日の天気はキビシそう。
今日の天気はキビシそう。
トラバース道が続く。体もずっと傾いているので腰が痛い。
トラバース道が続く。体もずっと傾いているので腰が痛い。
剣が峰と朝日岳方面ってほとんど何も見えませんが…。
剣が峰と朝日岳方面ってほとんど何も見えませんが…。
避難小屋手前からの茶臼岳。
避難小屋手前からの茶臼岳。
この辺りから風が強くなりフル装備で。
この辺りから風が強くなりフル装備で。
氷の上に新雪がのっていたり、風で飛ばされていたり。
氷の上に新雪がのっていたり、風で飛ばされていたり。
峰の茶屋跡避難小屋。看板に風の通り道との解説が書かれているだけあって写真でも風の強さが分かる。
峰の茶屋跡避難小屋。看板に風の通り道との解説が書かれているだけあって写真でも風の強さが分かる。
吹雪にもめげず進みます。
吹雪にもめげず進みます。
視界がぁ〜。
雪で被写体が見えない。
雪で被写体が見えない。
避難小屋からはツルツルの氷に新雪が積もってる1。
避難小屋からはツルツルの氷に新雪が積もってる1。
避難小屋からはツルツルの氷に新雪が積もってる2。
避難小屋からはツルツルの氷に新雪が積もってる2。
アイゼンが無いと無理。
アイゼンが無いと無理。
氷の河をゆく1。
氷の河をゆく2。
山頂直下の一枚岩を登る。
山頂直下の一枚岩を登る。
おっ、一瞬だけ青空が!
おっ、一瞬だけ青空が!
しかし、すぐに雲の中。お鉢の向こう側に山頂が見える。
しかし、すぐに雲の中。お鉢の向こう側に山頂が見える。
お鉢付近の登山道は岩&アイスのミックスでとても歩きにくい。
お鉢付近の登山道は岩&アイスのミックスでとても歩きにくい。
山頂まであと少し。
山頂まであと少し。
鳥居をくぐって最後のアプローチ
鳥居をくぐって最後のアプローチ
横殴りの吹雪の中…
横殴りの吹雪の中…
那須岳(茶臼岳)山頂到着。
那須岳(茶臼岳)山頂到着。
謎のポーズ。
氷河のような景色。
氷河のような景色。
アイゼンがよく効いてサクサク降りる。
アイゼンがよく効いてサクサク降りる。
登りではほとんど視界がなかったため確認できなかったが、噴気孔からは、盛んに噴煙が上がっていた。
登りではほとんど視界がなかったため確認できなかったが、噴気孔からは、盛んに噴煙が上がっていた。
剣が峰が見えた!
行きはほとんど消えていたトレースも帰りはしっかりと付いていた。
行きはほとんど消えていたトレースも帰りはしっかりと付いていた。
丸々していてかわいらしい。
丸々していてかわいらしい。
帰りは反対向きのトラバースに。
帰りは反対向きのトラバースに。
雪もビチャビチャし始めた。一歩一歩確実に春が近づいている。
雪もビチャビチャし始めた。一歩一歩確実に春が近づいている。

感想

●この週末は日曜日の方が天気が良さそうだったが予定がある。土曜日も夕方から用事があるので、軽めの山ということで、天気は微妙だけど那須岳に行くことにする。
●東北道を進んでいる頃は、キレイな山容が見えており、「もしかして!」と思うが、大丸駐車場に到着するころには曇りどころか雪も降り出していた。
●先行者はスキーの1人のみで、トレースをたどるも降雪のためほとんど消えていた。
●吹雪のため眺望はまったくなかったが、危険箇所も少なく、特に避難小屋より上は氷河を歩いてる気分を味わうことができた。
●東京では桜が満開となったこの週末、山はまだまだ冬。油断大敵ですね。

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