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Yamareco

記録ID: 183616
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積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山

2012年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:42
距離
10.4km
登り
908m
下り
904m

コースタイム

07:03あずまや高原ホテル前登山口〜08:36中尾根分岐08:36〜10:34根子岳分岐10:34〜11:02四阿山山頂11:35〜11:49根子岳分岐〜13:45あずまや高原ホテル前登山口
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
あずまや高原ホテル無料駐車場
駐車場まではノーマルタイヤでOK
6:45に到着時、駐車場は空っぽ。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
あずまや高原ホテル前の登山口にあり。

【コース状況】

コース全行程を通して、雪が腐っており、踏み抜き多発。
ワカンを履いていても膝まで踏み抜くことがしばしば。場所によっては腰まで。
腰まで踏み抜くとワカンがアンカーとなり、身動きがとれなくなる。
この時期ツボ足だとちょっと難しいと思います。
スノーシューがベストか。

アイゼン、ピッケルは使用せず。
ワカンは、登り下りともに菅平牧場〜山頂間で使用。

●あずまや高原ホテル前登山口〜中尾根分岐
ホテル前から別荘地をしばらく歩き、しばらくするとゲートらしきところがあり、
ここから緩やかな樹林帯の登山道となる。
ガードレールのような場所に突き当たるとそこから菅平牧場。
斜面を利用した牧草地が広がる中、左右両側フェンスに挟まれたゆったりとした道へ。
この牧草地を抜けると再び樹林帯に入る。中尾根分岐までは緩やかな傾斜。
この日、スタートは雲の中だったが、牧場を歩いている途中(1500〜1600mあたり)で
雲を抜けることができた。

●中尾根分岐〜根子岳分岐
中尾根分岐を過ぎると、登山道は斜度を上げ始め、少し急な登りと緩やかな登りを交互に繰り返す。
根子岳分岐の手前くらいで初めて四阿山の山頂の姿を目にすることができる。
四阿山が見えてからが意外と遠かった。
牧場のあたりから踏み抜きが続いたが、この区間が一番キツかった。
登りでは、踏み抜きからの脱出を繰り返すことで体力が少しずつ奪われヘトヘトに。
そして下りでは、勢いがついての踏み抜きで腰までズボリといくことも。
ワカンをつけて腰までいくとワカンがべた雪の中アンカーとなって身動きがとれなくなり難儀した。

●根子岳分岐〜四阿山山頂
頂上手前でいったん鞍部があり、そこを下り急斜面を登り返すと平坦な痩せ尾根となり、その先が山頂。
雪は結構残っていたがアイゼン/ピッケルなしでも危険な感じはありませんでした。
登山口からは雲の中を歩いていたが、牧場付近でようやく青い空が見え始める。
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登山口からは雲の中を歩いていたが、牧場付近でようやく青い空が見え始める。
みるみる晴れて、前方に四阿山と根子岳が見える。
みるみる晴れて、前方に四阿山と根子岳が見える。
牧場の終点付近までたどり着くと、雲は眼下に広がるように。
牧場の終点付近までたどり着くと、雲は眼下に広がるように。
牧場を過ぎると樹林帯へ。この辺りから右手には雲海に浮かぶ浅間山が見え始める。
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牧場を過ぎると樹林帯へ。この辺りから右手には雲海に浮かぶ浅間山が見え始める。
雲はすっかり無くなり、空は完璧な青に。
雲はすっかり無くなり、空は完璧な青に。
いやぁ、ここまで晴れるとは思ってなかったのでうれしい誤算。
いやぁ、ここまで晴れるとは思ってなかったのでうれしい誤算。
広葉樹の樹林帯を過ぎると、
広葉樹の樹林帯を過ぎると、
針葉樹も混じり始め、
針葉樹も混じり始め、
今度は針葉樹の樹林帯へ。
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今度は針葉樹の樹林帯へ。
トレースは消えている。
トレースは消えている。
ずっとこんな調子。踏み抜き地獄。
ずっとこんな調子。踏み抜き地獄。
青と白のコントラストがまぶしい。
青と白のコントラストがまぶしい。
がんばるkomemame。踏み抜きがイヤで慎重に進む。
がんばるkomemame。踏み抜きがイヤで慎重に進む。
根子岳分岐の手前でようやく四阿山山頂が見える。ここからが意外と遠い。
根子岳分岐の手前でようやく四阿山山頂が見える。ここからが意外と遠い。
浅間山の高さにだいぶ追いついてきた。
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浅間山の高さにだいぶ追いついてきた。
もう少し。
いったん鞍部を降りて、登り返す。
いったん鞍部を降りて、登り返す。
最後の急斜面。
雲海に浮かぶ浅間山をバックに。
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雲海に浮かぶ浅間山をバックに。
南アルプスを背景に。
南アルプスを背景に。
あと少し!
痩せ尾根を過ぎると山頂。
痩せ尾根を過ぎると山頂。
ラストスパートです。
ラストスパートです。
四阿山(2354m)到着!
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四阿山(2354m)到着!
四阿山の頂上標も半分雪の中。
四阿山の頂上標も半分雪の中。
山頂の祠も半分雪の中。
山頂の祠も半分雪の中。
海に浮かぶ浅間山。
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海に浮かぶ浅間山。
北アルプスもよく見えました。
北アルプスもよく見えました。
山頂からの根子岳。
山頂からの根子岳。
草津白根山、苗場山方面。
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草津白根山、苗場山方面。
さて、下山。
下山時は牧場付近も青空になっていた。
下山時は牧場付近も青空になっていた。
横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃1
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横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃1
横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃2
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横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃2
横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃3
横川SAの桜。東京ではすっかり緑になった桜の木もここでは今がちょうど見頃3

感想

●今年1月に悪天候のため敗退していた四阿山に再チャレンジ。
●前回特に大変だったのが、駐車場までのアプローチ。雪のためチェーンを巻いたり外したり。
これだけで1時間以上もの時間を取られてかなりモチベーションダウンしたが、
この時期だにもなると流石にそろそろ大丈夫だろうということでチャレンジすることに。
ほんの少しだけ雪は残っていたが、チェーンを巻くほどのことではなかったのでひと安心。
●駐車場に到着すると他のクルマは1台もいない。
●踏み抜き地獄で、予想よりもシンドイ山行に。でも天気が良かったから救われた。
当初は根子岳経由で下山しようと思っていたが、登りで予想以上に時間を費やしたためピストンとした。
●この日はとても暖かく、ベースレイヤーのみで山頂まで。山頂付近で気温は20度ほど。
●結局この日、出会ったのは下山途中にすれ違ったひと組のみなので、
四阿山を目指したのは2組だけだと思われる。おかげで静かな山を楽しむことができた。
●また、前回敗退した時と打って変わって優しい山に。
帰宅時も、前回は大雪でチェーンを付けても滑るし、
上信越道は除雪車で通行規制が行われていてまったく気を抜くことができなかったけど、
今回はポカポカ陽気の中快適なドライブを楽しみながら帰宅することができた。
●しかし!家に戻ると日焼けがヒドいことに。何か突っ張るなと思っていたが…。
これは間違いなく皮がめくれちゃう。

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コメント

写真が雰囲気バツグンです!
初めまして。

写真も良いし
ウエアのセンスも
姿も素敵ですね♪

真似したいなあ…なんて思いましたが

どうもセンスの良い方を
参考にすると、様子のおかしな人に
なってしまいます涙

ところで写真の色合いは
どういう風にしているのですか?
2012/5/7 23:41
Re: 写真が雰囲気バツグンです!
>houkyouさん

コメントありがとうございます、komemameです。
ほめていただいて嬉しいです♪

レコ見させていただきました。
houkyouさん、いつもテンション高くてすごいですねっ。
しかも、かわいいウエアや小物いっぱいでうらやましいー。
私は正直、まだ最後まで歩ききるだけで精いっぱいなんです。
せめてお気に入りのモノを身につけてモチベーションあげたいと思ってます!

写真はカメラの設定を自分好みにちょこっといじったり、
RAWから現像するときに調整したり、、とかですかね。
2012/5/9 21:11
プロフィール画像
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