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記録ID: 1879737
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【飯豊連峰】弥平四郎〜飯豊本山(部分周回・一泊)

2019年06月01日(土) 〜 2019年06月02日(日)
 - 拍手
powruipote その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
14:56
距離
24.6km
登り
2,258m
下り
2,269m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:48
休憩
1:47
合計
8:35
7:13
24
7:37
7:37
73
8:50
8:50
20
9:10
9:18
35
9:53
10:00
12
10:12
10:12
41
10:53
10:54
2
11:54
11:54
18
12:12
12:12
13
12:25
12:33
3
12:36
12:55
28
13:23
13:28
11
13:39
13:41
4
13:45
13:47
15
14:02
14:09
25
14:34
14:34
10
14:44
14:57
13
15:10
15:34
14
15:48
2日目
山行
5:04
休憩
1:03
合計
6:07
7:43
4
7:47
7:47
13
8:00
8:00
10
8:10
8:12
2
8:14
8:14
12
8:26
8:42
16
8:58
8:58
7
9:05
9:14
16
9:30
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17
9:47
9:47
41
10:40
10:40
48
11:28
11:39
9
11:48
11:48
15
12:03
12:03
34
12:37
12:49
59
13:48
13:50
0
13:50
ゴール地点
天候 6/1...曇り→晴れ、6/2...晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
弥平四郎(祓川)登山口駐車場へは西会津町奥川・弥平四郎集落の最奥から続く林道の終点にある。全区間未舗装だが凹凸はあまりなく、普通車(NBOX+)でも通行に支障はなかった。
コース状況/
危険箇所等
◆弥平四郎〜切合間に危険な残雪通過箇所がいくつかある
・疣岩山頂直下(三国岳側)の急斜面...滑落注意
・三国岳〜切合間の夏道上の残雪...特に崩落巻き添え注意
◆水場について
・十森...×(雪の下)
・切合...◯
・本山...×(雪の下)
その他周辺情報 下山後入浴:西会津町・温泉健康保養センターロータスイン(400円)
駐車スペースは広々としてきれいです
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駐車スペースは広々としてきれいです
祓川山荘。地形図での場所からはなかなかズレた地点にあります

外観はアレですが、内部は実用に十分適しています
祓川山荘。地形図での場所からはなかなかズレた地点にあります

外観はアレですが、内部は実用に十分適しています
土石流?で分断された登山道
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土石流?で分断された登山道
松平峠から見上げた主稜線方向。ガスってますが天気はこれから良化の予報なので気にはせず
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松平峠から見上げた主稜線方向。ガスってますが天気はこれから良化の予報なので気にはせず
主稜線分岐着
三国小屋に着く頃には青空が大きくなってきました
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三国小屋に着く頃には青空が大きくなってきました
切合。水場がある広場
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切合。水場がある広場
行きも帰りも本当に良い場所にある水場です
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行きも帰りも本当に良い場所にある水場です
草履塚とその先の一王子
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草履塚とその先の一王子
待ってぇ〜
ハクサンイチゲ。御秘所付近にて
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ハクサンイチゲ。御秘所付近にて
御前坂にて歩いてきた稜線を振り返ります。正面の草履塚の奥に見えるピークが疣岩山です
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御前坂にて歩いてきた稜線を振り返ります。正面の草履塚の奥に見えるピークが疣岩山です
今年もお世話になります

この日は4パーティ10名の宿泊でした
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今年もお世話になります

この日は4パーティ10名の宿泊でした
雪でビールを冷やしている間に山頂へ
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雪でビールを冷やしている間に山頂へ
一年ぶりに帰ってきました
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一年ぶりに帰ってきました
大日岳へ続く美しい尾根道
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大日岳へ続く美しい尾根道
ダイグラ尾根。昨年は歩きませんでした。今年こそは...
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ダイグラ尾根。昨年は歩きませんでした。今年こそは...
えぶり差までの連峰稜線が一望でした。こうして見ると、我々の歩いてきたルートなど飯豊の入口付近をウロチョロしているだけですね
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えぶり差までの連峰稜線が一望でした。こうして見ると、我々の歩いてきたルートなど飯豊の入口付近をウロチョロしているだけですね
夕暮れ時。山は泊まるに限るとしみじみ感じ入る瞬間です
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夕暮れ時。山は泊まるに限るとしみじみ感じ入る瞬間です
翌朝。天気がいいので再登頂
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翌朝。天気がいいので再登頂
あ〜何度見ても素晴らしい眺めです(1)
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あ〜何度見ても素晴らしい眺めです(1)
あ〜何度見ても素晴らしい眺めです(2)
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あ〜何度見ても素晴らしい眺めです(2)
本山小屋〜山頂間ではミネズオウがたくさん見られました
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本山小屋〜山頂間ではミネズオウがたくさん見られました
名残惜しいですが帰ります
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名残惜しいですが帰ります
切合小屋を通過
ここが本山行でもっとも緊張したところです。念仏を唱えながら通過しました^^;
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ここが本山行でもっとも緊張したところです。念仏を唱えながら通過しました^^;
三国岳直前。先行パーティが乗っている残雪もナカナカですね
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三国岳直前。先行パーティが乗っている残雪もナカナカですね
二枚前の写真の次にヤバかった疣岩山頂直前の急斜面
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二枚前の写真の次にヤバかった疣岩山頂直前の急斜面
上ノ越。ここから約1時間で下山できますが、中〜終盤の尾根急降下はけっこうエグいです
上ノ越。ここから約1時間で下山できますが、中〜終盤の尾根急降下はけっこうエグいです
今年も無事に登拝を終えました
今年も無事に登拝を終えました
風呂上がりに野沢・同気食堂のみそチャーシューメンを食してまた一汗
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風呂上がりに野沢・同気食堂のみそチャーシューメンを食してまた一汗
で、帰宅後は飯豊産の山の幸で一献としました^^
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で、帰宅後は飯豊産の山の幸で一献としました^^

装備

個人装備
Tシャツ アームカバー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター ヘッドランプ LEDランタン 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ ハッカ水 虫刺され薬(ムヒ) アイゼン
共同装備
雪採り用ナイロンバケツ 日本酒(雪の茅舎・純米吟醸) ウイスキー

感想

毎年恒例の飯豊登拝登山。今年は令和元年の山行ということで気持ちも新たに、といったところでしたが、レギュラーメンバーのNaoさんが家庭の事情で残念ながら不参加となり、Suさんと二名、本行事初の福島県西会津町・弥平四郎からのルートを選択して開催しました。

【登山口〜三国岳】
弥平四郎からの登りは新長坂(旧ルート)を選択。入山点がトラロープで閉じられていていきなり不安になりましたが、主稜線分岐までの道の様子は前回(4〜5年前?)歩行時と比べて大差なく、特に問題もなく歩けました。但し、尾根をトラバースして上がっていく松平峠までの登山道は雪崩、雨水等での分断・崩壊が進み、さらに少し歩きにくくなり、また不明瞭箇所が増えた印象はあります。やはりこのルートを歩くなら登りのみで用い、下りでは上ノ越経由の新ルートを通るのが安全上はベターかと思います。
主稜線上のルートは所々雪に覆われていますが、獅子沼分岐の前後を除いて夏道はほぼ全部尾根通しなので、地形を意識しながら進めば進路を間違えるようなところはありません。この週末の危険箇所はただ一点、疣岩山の山頂直下の急斜面に張り付いた残雪でした。往路(下り)では尾根を大きく外れて傾斜の緩いところを選んで降りた後にヤブを漕ぎルートに復帰、帰りは夏道の分断箇所からキックステップで直登気味に登りましたが、もし滑落すれば数十m落ちて笹ヤブに突入→負傷は免れなさそうでした。

【三国岳〜切合】
三国〜種蒔間で、山形側へ切り落ちた斜面に張り出すような形状で夏道を覆う残雪が多かったです。微妙に思えた部分は極力雪を踏まないように気をつけて歩いたものの、いつ崩落しても(素人目には)おかしくないように見える箇所を歩かずを得なかった場面もあり、特に気温の上がった復路での通過時は緊張しました。今回ヤバいと感じた所は来週末には全部落ちているのではないでしょうか。例年遅くまで残る種蒔の残雪は今年は特に豊富のようです。視界不良時はルート維持が不安になりそうな地形ですが、雪とヤブの際をトレースし続けて尾根筋を維持できれば夏道に復帰できます。切合小屋手前(種蒔側)広場の水場は健在でした。

【切合〜飯豊本山】
残雪を踏むのは切合〜草履塚間のこの時期いつもの場所のみで、あとは全て夏道です。本山小屋近くの水場はこの時期は雪の下が普通なので、小屋泊ならば切合で汲んでいくか雪から作る必要があります。花は、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウ、ミヤマキンバイ、ミネズオウなど。ウスユキソウはこれからですね。


行程全体を通してみて、この時期恒例のブヨにはあまり悩まされず助かりました。

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ハイキング 飯豊山 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
3/5
体力レベル
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