【飯豊連峰】弥平四郎〜飯豊本山(部分周回・一泊)
- GPS
- 14:56
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:35
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:07
天候 | 6/1...曇り→晴れ、6/2...晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆弥平四郎〜切合間に危険な残雪通過箇所がいくつかある ・疣岩山頂直下(三国岳側)の急斜面...滑落注意 ・三国岳〜切合間の夏道上の残雪...特に崩落巻き添え注意 ◆水場について ・十森...×(雪の下) ・切合...◯ ・本山...×(雪の下) |
その他周辺情報 | 下山後入浴:西会津町・温泉健康保養センターロータスイン(400円) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームカバー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
笛
ヘッドランプ
LEDランタン
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
ハッカ水
虫刺され薬(ムヒ)
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
雪採り用ナイロンバケツ
日本酒(雪の茅舎・純米吟醸)
ウイスキー
|
感想
毎年恒例の飯豊登拝登山。今年は令和元年の山行ということで気持ちも新たに、といったところでしたが、レギュラーメンバーのNaoさんが家庭の事情で残念ながら不参加となり、Suさんと二名、本行事初の福島県西会津町・弥平四郎からのルートを選択して開催しました。
【登山口〜三国岳】
弥平四郎からの登りは新長坂(旧ルート)を選択。入山点がトラロープで閉じられていていきなり不安になりましたが、主稜線分岐までの道の様子は前回(4〜5年前?)歩行時と比べて大差なく、特に問題もなく歩けました。但し、尾根をトラバースして上がっていく松平峠までの登山道は雪崩、雨水等での分断・崩壊が進み、さらに少し歩きにくくなり、また不明瞭箇所が増えた印象はあります。やはりこのルートを歩くなら登りのみで用い、下りでは上ノ越経由の新ルートを通るのが安全上はベターかと思います。
主稜線上のルートは所々雪に覆われていますが、獅子沼分岐の前後を除いて夏道はほぼ全部尾根通しなので、地形を意識しながら進めば進路を間違えるようなところはありません。この週末の危険箇所はただ一点、疣岩山の山頂直下の急斜面に張り付いた残雪でした。往路(下り)では尾根を大きく外れて傾斜の緩いところを選んで降りた後にヤブを漕ぎルートに復帰、帰りは夏道の分断箇所からキックステップで直登気味に登りましたが、もし滑落すれば数十m落ちて笹ヤブに突入→負傷は免れなさそうでした。
【三国岳〜切合】
三国〜種蒔間で、山形側へ切り落ちた斜面に張り出すような形状で夏道を覆う残雪が多かったです。微妙に思えた部分は極力雪を踏まないように気をつけて歩いたものの、いつ崩落しても(素人目には)おかしくないように見える箇所を歩かずを得なかった場面もあり、特に気温の上がった復路での通過時は緊張しました。今回ヤバいと感じた所は来週末には全部落ちているのではないでしょうか。例年遅くまで残る種蒔の残雪は今年は特に豊富のようです。視界不良時はルート維持が不安になりそうな地形ですが、雪とヤブの際をトレースし続けて尾根筋を維持できれば夏道に復帰できます。切合小屋手前(種蒔側)広場の水場は健在でした。
【切合〜飯豊本山】
残雪を踏むのは切合〜草履塚間のこの時期いつもの場所のみで、あとは全て夏道です。本山小屋近くの水場はこの時期は雪の下が普通なので、小屋泊ならば切合で汲んでいくか雪から作る必要があります。花は、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウ、ミヤマキンバイ、ミネズオウなど。ウスユキソウはこれからですね。
行程全体を通してみて、この時期恒例のブヨにはあまり悩まされず助かりました。
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