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記録ID: 190535
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ハイキング
比良山系

乗鞍岳(高島トレイル 愛発越〜黒河峠)(5月定例会)

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:00
距離
13.2km
登り
692m
下り
934m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

愛発越(国境スキー場バス停)10:20〜10:40リフト上部登山口〜11:43乗鞍岳山頂(昼食)12:20〜
12:30電波塔〜13:10芦原岳(分岐)〜13:55黒河峠14:07〜(林道)〜15:15白谷温泉バス停(八王子荘)

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRマキノ駅(湖西線)から湖国バスで国境バス停(国境スキー場)下車
下山後はマキノ白谷温泉バス停から湖国バスでJRマキノ駅へ
コース状況/
危険箇所等
今回のコースは、高島トレイルとして整備された東のスタート区間である。
出発地の愛発越(あらちごえ)は、国境スキー場であり、最初の登りだけはどこを辿ればよいか良く分からなかったが、左側のリフトの横のゲレンデの左端の踏跡をほぼ直登した。リフト上部の右奥から登山道が始まり、後は道も明確で標識も適当な間隔で付けられており、特に迷うところは無かった
今回は時間の関係で黒河峠からマキノ白谷温泉に下山したが、余裕が有れば更に三国山、赤坂山を辿ってマキノ温泉まで行くこともできるだろう。

八王子荘のマキノ白谷温泉は天然ラドン温泉だそうで入浴料は500円。。汗を流して気持ちよく帰れます

山行◇高島トレイル
http://www.takashima-trail.jp/map.html
JRマキノ駅からチョッピリ小振りのバスで国境スキー場へ。乗客は我々だけで途中停車も無く、大きなタクシーに乗ったみたいだった
2012年05月13日 10:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 10:18
JRマキノ駅からチョッピリ小振りのバスで国境スキー場へ。乗客は我々だけで途中停車も無く、大きなタクシーに乗ったみたいだった
乗鞍岳登山口であり、延長80kmに及ぶ高島トレイルの東のスタート地点でもある
2012年05月13日 10:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 10:18
乗鞍岳登山口であり、延長80kmに及ぶ高島トレイルの東のスタート地点でもある
標識から直ぐ、右手にゲレンデが開ける。歩道のようなものがゲレンデ右側へ延びているが、ここは左側のリフトに沿ってゲレンデの左端を登った。スキーのゲレンデは思ったより急坂です
2012年05月13日 10:21撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 10:21
標識から直ぐ、右手にゲレンデが開ける。歩道のようなものがゲレンデ右側へ延びているが、ここは左側のリフトに沿ってゲレンデの左端を登った。スキーのゲレンデは思ったより急坂です
ゲレンデの上部から見下ろすとこんな感じ。遠くに伊吹山、金糞岳、横山岳(右から)の姿も望める
2012年05月13日 10:36撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 10:36
ゲレンデの上部から見下ろすとこんな感じ。遠くに伊吹山、金糞岳、横山岳(右から)の姿も望める
あちこちで見られたシハイスミレ。マキノスミレという説もあります
2012年05月13日 10:44撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 10:44
あちこちで見られたシハイスミレ。マキノスミレという説もあります
30分も登ると開けた尾根に出て、南に伊吹山の大きな山体を望むことができる
2012年05月15日 21:00撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/15 21:00
30分も登ると開けた尾根に出て、南に伊吹山の大きな山体を望むことができる
オオバキスミレ
2012年05月13日 11:02撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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5/13 11:02
オオバキスミレ
一寸顔が違うけどこれもシハイスミレでしょうか
2012年05月13日 11:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 11:04
一寸顔が違うけどこれもシハイスミレでしょうか
目に鮮やかな新緑のぶな林の中を進む
2012年05月13日 11:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 11:05
目に鮮やかな新緑のぶな林の中を進む
P789付近から琵琶湖の展望。竹生島が湖面に浮かぶ。伊吹山の右手に霊仙山、御池岳などの鈴鹿の山々もぼんやりだが確認できた
2012年05月15日 00:12撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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5/15 0:12
P789付近から琵琶湖の展望。竹生島が湖面に浮かぶ。伊吹山の右手に霊仙山、御池岳などの鈴鹿の山々もぼんやりだが確認できた
カタクリ。天気も良く、思いっきり反っくり返っています
2012年05月13日 11:37撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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5/13 11:37
カタクリ。天気も良く、思いっきり反っくり返っています
乗鞍岳山頂。二等三角点が設置されている。窓も無いコンクリートの建物は何でしょう
2012年05月13日 12:08撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:08
乗鞍岳山頂。二等三角点が設置されている。窓も無いコンクリートの建物は何でしょう
山頂からは東側に展望が開けている。左端に見える白く輝く山は思ったとおり白山だった。
2012年05月15日 21:11撮影
5/15 21:11
山頂からは東側に展望が開けている。左端に見える白く輝く山は思ったとおり白山だった。
白山を超遠望。90km以上の距離を隔ててクッキリとした白い姿が美しい
2012年05月14日 21:41撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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5/14 21:41
白山を超遠望。90km以上の距離を隔ててクッキリとした白い姿が美しい
山頂から望む伊吹山(右)と金糞岳(左)
2012年05月13日 12:07撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:07
山頂から望む伊吹山(右)と金糞岳(左)
昼食を終えて南へ琵琶湖に向かって稜線を辿る
2012年05月13日 12:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:20
昼食を終えて南へ琵琶湖に向かって稜線を辿る
第一のアンテナ地点から第二、第三のアンテナ方面。右側の芦原岳から左に三国山、赤坂山の稜線が続く
2012年05月13日 12:27撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:27
第一のアンテナ地点から第二、第三のアンテナ方面。右側の芦原岳から左に三国山、赤坂山の稜線が続く
南に比良山地。最も高い所が主峰の武奈ヶ岳だろう。
2012年05月14日 23:02撮影
5/14 23:02
南に比良山地。最も高い所が主峰の武奈ヶ岳だろう。
斜面に生える木々が皆寝ているのが面白い。風の強さ故か雪の重みでだろうか...
2012年05月13日 12:43撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:43
斜面に生える木々が皆寝ているのが面白い。風の強さ故か雪の重みでだろうか...
トクカワソウ。最初はイワカガミかな?と思ってたけどやっぱり違うよね。芦原岳や黒河峠付近で群落で見ることができた
2012年05月13日 12:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:45
トクカワソウ。最初はイワカガミかな?と思ってたけどやっぱり違うよね。芦原岳や黒河峠付近で群落で見ることができた
この白い花もずいぶんあちこちで見ました。友人からバイカオウレンという名前を教えていただきました
2012年05月13日 12:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 12:45
この白い花もずいぶんあちこちで見ました。友人からバイカオウレンという名前を教えていただきました
芦原岳手前の鉄塔下から乗鞍岳。山頂は左端のアンテナの左側のピークです
2012年05月13日 13:03撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 13:03
芦原岳手前の鉄塔下から乗鞍岳。山頂は左端のアンテナの左側のピークです
明王の禿(中央の岩肌)と赤坂山
2012年05月14日 23:19撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/14 23:19
明王の禿(中央の岩肌)と赤坂山
芦原岳の先の電力鉄塔の所から敦賀湾が直ぐ近くに。左のピークは野坂岳
2012年05月14日 23:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/14 23:18
芦原岳の先の電力鉄塔の所から敦賀湾が直ぐ近くに。左のピークは野坂岳
赤坂山もそうだったが、この付近の山は若狭湾に幾つも有る原発から山越えする送電線ルートに当たっているようだ。と、言うことは今は電気が流れて無いのかな?
2012年05月13日 13:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 13:33
赤坂山もそうだったが、この付近の山は若狭湾に幾つも有る原発から山越えする送電線ルートに当たっているようだ。と、言うことは今は電気が流れて無いのかな?
黒河峠。この先のトレイル、三国山、赤坂山へはこの標識を入っていく
2012年05月13日 13:56撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 13:56
黒河峠。この先のトレイル、三国山、赤坂山へはこの標識を入っていく
多分、ムシカリの樹の花
2012年05月13日 14:13撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 14:13
多分、ムシカリの樹の花
鮮やかなツツジもそろそろ終りかな
2012年05月13日 14:15撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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5/13 14:15
鮮やかなツツジもそろそろ終りかな
黒河峠からの林道は途中こんな感じで崩壊しており、車は手前の広場に駐車されていた
2012年05月13日 14:32撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 14:32
黒河峠からの林道は途中こんな感じで崩壊しており、車は手前の広場に駐車されていた
タニウツギだったかな?
2012年05月13日 14:51撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 14:51
タニウツギだったかな?
マキノ白谷温泉の八王子荘。ここで汗を流して、さっぱりとして帰宅の路へ
2012年05月13日 15:14撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
5/13 15:14
マキノ白谷温泉の八王子荘。ここで汗を流して、さっぱりとして帰宅の路へ

感想

5月の定例会では、例年比較的遠方の山にトライする。昨年は、赤坂山でイワカガミなどの高山植物を楽しんだが、今年も同じ高嶋トレイルの東の出発点である愛発越から乗鞍岳、黒河峠を目指した。あわよくば昨年の赤坂山に繋げようとの意気込みだけは有ったが、一寸時間的に無理だろうなと思いつつ、登山口の国境スキー場をスタート。
爽やかな風が吹く気持ちの良い好天に恵まれて足取りも軽い。。。とは言え、いきなりのゲレンデの急坂登りに息が切れる。それでもゲレンデ上部から通常の登山道に、新緑の美しいぶなを中心とした自然林の中を登ると、早くも足元にはスミレやカタクリの花が目を楽しませてくれる。一登りして明るい稜線へ飛び出すと伊吹山や霊仙山と琵琶湖の展望が楽しめる。
山頂に近づく(高度が上がる)ほどに北東の方向の遠くの稜線の上に少しづつ白い峰が現れる。まさか白山??と思いながら乗鞍岳山頂に到着し、先に着いてらした地元(訛りからだと思う)のハイカーグループの方に尋ねてみるとやはり白山だろうと。。。感激だった。
黒河峠の到着時間でその先のルートを決めることにして、昼食を取って先を急ぐ。3基のアンテナ群を過ぎ、芦原岳ピークへの分岐を右に分ける。この間、三国山から赤坂山への高嶋トレイルの稜線や左手側の琵琶湖との間に比良山系の山並みが連なりとても楽しい山歩きである。
芦原岳の先の鉄塔下へ到着して北側を見ると、これまで山並みに隠されて見えなかった敦賀湾(日本海)が初めて展望でき、ここでもまた感激。
感激するたびに写真を撮っていたら、結局、黒河峠到着は14時直前。。これから赤坂山周りはさすがに時間的に難しいと判断(といいながら実はゆっくりと温泉に入る時間が欲しかったと言うのが本音だけど)、白谷温泉に泣く泣く全員一致で下山することに決定。。本日の山行は終了した。
でも振り返ってみれば、最高の天気に恵まれ、周辺の山々の素晴らしい眺望、あまつさえ美しい白銀の白山の姿や直ぐそこにという距離に見た敦賀の町と湾、道中道端に咲く美しい花々を思いっきり楽しんだ一日だった。

今回の歩行距離:13.3km  今年の累積距離:232.5km
今回の累積標高: 988m  今年の累積標高:18,148m

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体力レベル
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