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記録ID: 190732
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰

カタクリの花が凍えていた三界山_2012/5/13

2012年05月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
XNR その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:32
距離
15.2km
登り
903m
下り
908m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:45 大森山トンネルを出発
07:58 稜線到着
08:31 東成瀬コースと合流
09:17 大森山と釈迦ざんげ鞍部で小休止
09:32 釈迦ざんげ
09:52 標高1054m
11:37 三界山登頂
15:05 下山
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大森山トンネルの西側に3台程度(雪が解けるともう少し停められます)
コース状況/
危険箇所等
大森山トンネルから東成瀬コースとの合流地点までは、登山道が雪で埋まっていたり出ていたりと、大変わかりにくい状況でした。

釈迦ざんげ付近は地面が出ていましたが、あとは残雪歩きでした。

標高1054mの次ピークの下り斜面の雪解けがかなり進んでいたので、1週間後は藪になってるかもしれません。
さあ出発です。
標識はありませんが、大森山トンネルの脇を登っていきます。
標識はありませんが、大森山トンネルの脇を登っていきます。
稜線に取り付きました。
稜線に取り付きました。
この時点では天気の回復を期待していたのですが・・・
この時点では天気の回復を期待していたのですが・・・
雪がないところは全然ないです。
雪がないところは全然ないです。
次第にガスが広がってきました
次第にガスが広がってきました
大森山をトラバースします。これでもほぼ夏道とおりです。
大森山をトラバースします。これでもほぼ夏道とおりです。
幽玄な感じがいいです。
幽玄な感じがいいです。
一度はガスが晴れたのですが、この後すぐにまたガスがかかりました。
一度はガスが晴れたのですが、この後すぐにまたガスがかかりました。
釈迦ざんげは雪がありませんでした。
釈迦ざんげは雪がありませんでした。
青空が広がってきました。みんなで大森山を眺めてます。
青空が広がってきました。みんなで大森山を眺めてます。
目指す三界山です。このまま回復することを期待したのですが・・・。
目指す三界山です。このまま回復することを期待したのですが・・・。
夏道を離れ稜線を進みます。
夏道を離れ稜線を進みます。
前回よりも雪が少ないです。
前回よりも雪が少ないです。
氷のシャンデリアです。
氷のシャンデリアです。
もう1枚。
ここから三界山に登りました。
ここから三界山に登りました。
雪庇を登り、稜線に取り付きます。
雪庇を登り、稜線に取り付きます。
カタクリが咲いていました。
1
カタクリが咲いていました。
三角点を入れて記念撮影です。
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三角点を入れて記念撮影です。
三角点なしバージョンです。
4
三角点なしバージョンです。
三角点アップ!
北斜面にも氷のシャンデリア。
北斜面にも氷のシャンデリア。
展望はありませんでした。
展望はありませんでした。
氷のシャンデリアのアップです。
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氷のシャンデリアのアップです。
凍えていたカタクリの花です。
凍えていたカタクリの花です。
雪壁を降ります。
雪壁を降ります。
登ったルートをそのまま下りました。
登ったルートをそのまま下りました。
マンサクの花!
釈迦ざんげの登り返しです。
1
釈迦ざんげの登り返しです。
無事下山しました。
無事下山しました。

感想

この日btgrt180さんもおかげで初の三界山に登る事が出来ました。

トンネル脇から三合目の合流地点までの夏道は雪と倒れた枝に行く手を阻まれ難儀な歩行を強いられました。

山頂直下は急勾配の雪原を登り頂上に着くも生憎のガスで残念ながら眺望は得られず・・・、それでも新雪に埋もれたカタクリの花を見つけた時はなんとも言えぬホンワリとした気持ちになれました。

木々に付着した氷がとても美しく、この時期にこんな景色が見れた事に感動を覚えました。 エビの尻尾でも無く、霧氷でも無い、この氷の芸術が素晴らしかったです。


素晴らしいベテランの方々との山行はとても勉強になり、またとても楽しく、有意義な一日を大自然の中で過ごすことができて本当に良かったです。


この場にてご一緒して頂きましたメンバーの皆さまには感謝致します。

ありがとうございました。

 自分にとっては、2回目の三界山登山です。
 前回も国道の冬季通行止解除にあわせて入山したので、登山時期は同じなのですが、雪の状態は大きく異なりました。
 一度青空が広がりかけたのですが、結局ガスの中を登頂し、展望は望めませんでした。

 大森山トンネル周辺は、前回よりも多く雪が残っていました。
 曇り空のもと、大森山トンネル脇から登りはじめ、すぐに夏道を離れトラバース気味に進み、稜線に取り付きます。
 稜線では夏道が出ていたので夏道を進みましたが、雪解け間もない登山道はまるでジャングルジム状態でした。
 雪で押しつぶされていた木々を越えたり、間を抜けたりと、結構苦労しました。
 そんな夏道も途中で雪に埋もれ、消失してしまいました。
 今度は残雪の上を歩きますが、雪は途中で切れ、しばし夏道を探して右往左往です。
 先行者がつけたと思われる真新しいテープを見つけ、テープを頼りに進むと再び夏道に戻ることができました。
 途中で、先行者に追いつき挨拶を交わし、前に進みます。
 この後も、夏道と雪を上を交互に歩きながら、やっと東成瀬コースとの合流点に到着です。
 前回はもっと雪が多くて、ここまでほとんど雪の上を歩いたので、どうやら先月の陽気で一気に雪解けが進んでしまったようです。

 ここからは、ほぼ夏道をたどるように大森山をトラバースします。
 しかし、トラバースする斜面の雪が少なく、木の枝が出たり、一部夏道が出たりしていました。
 こうなると、トラバースも容易ではありません。
 なんとか、夏道を拾いながら大森山をトラバースし、釈迦ざんげとの鞍部で小休止です。
 ここで、追い越した先行者のことが話題になり、おひとりはブロガーのヒゲゴジラさんじゃないかと話していたところに、追い越した先行者の方が追いついてきました。
 ヒゲゴシラさんですか?と声を掛けたら、向こうもこちらのことを噂していたみたいで、あらためて挨拶を交わしました。笑
 行けるところまで行くというヒゲゴジラさんと別れ、先に進みます。

 釈迦ざんげをひと登りして、ほぼ夏道とおりに稜線を進みます。
 小休止中にガスが下りたり上がったりと不安定な空模様でしたが、いきなり青空が広がってきました。
 振り返ると大森山の姿がはっきり見えます。
 目指す三界山はというと、まだ上半分に雲が掛かっています。
 晴れることを願いながら、途中で夏道と離れて、標高1054mを経由して稜線を進みます。
 
 三界山に近づくにつれ、再び空模様は悪化してきました。
 本当なら目の前に三界山が見えているはずなのですが、ガスでその姿を見ることはできません。
 いつしか足元には、湿った新雪が5センチほど積もっています。
 前回は、三界山の正面の沢を詰めて稜線に出て登頂したにですが、稜線の藪がとてもうるさかったので、今回は、前回の下りルートを登るように山腹をトラバース気味に巻いて、南斜面から取り付きました。
 ただ、この雪がどこまで続いてるかは視認できないため、まあぶっつけ本番です。

 南斜面から稜線に取り付き、雪の状態を見ながら登りやすいところを登っていったら、いつしか進路は頂上を向いていました。
 標高があがるにつれ湿った新雪は深くなり、10センチ以上となりました。
 登りつめたら、案の定、頂上直下の雪庇が落ちたところに登りつめました。
 雪壁を登り、頂上に取り付き、無事登頂です。

 ガスのため、頂上からの展望はありませんでしたが、小さな頂上には雪に埋もれたカタクリの花が多数咲いていました。
 また、北斜面の木々についた氷のシャンデリアがとてもきれいでした。
 天候の回復が望めそうになかったことから、一度下って大休止です。
 大休止の後は、登ってきたルートをを戻ります。

 順調に釈迦ざんげまで戻り、大森山をトラバースして、東成瀬コースとの分岐まで戻りました。
 しかし、やはりここから大森山トンネルまでは、夏道が出てたり雪に埋もれてたり、夏道が出ていればジャングルジム状態で苦労しながら戻りました。
 途中で一度ルートを見失なったところで、GPSの助けを借りて無事ルートに戻りました。
 また、ヒゲゴジラさんが付けてくれた赤布と下りの足跡で正直かなり助かりました。
 最後は余計な登り返しをしてしまいましたが、全員無事下山となりました。

※参考
・前回の記録はコチラ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/mt_tara_mrcc/36206141.html

・酔いどれ師匠のHP↓
http://www.wink.ac/~ogaoga/

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