マシケゲンゲの当たり年? 暑寒別岳

2019年06月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,079m
• 下り: 1,071m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:48

6:43 箸別避難小屋
8:33 8:33 箸別コース七合目
9:04 9:04 コース分岐
9:12 9:35 暑寒別岳
9:43 9:43 コース分岐
10:01 10:01 箸別コース七合目
11:31 箸別避難小屋

先週を凌ぐお花畑でした

天候

くもり晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

箸別小屋の駐車場まで舗装道路です。駐車場は20台ちょっとくらい止められます。

コース状況／危険箇所等

良く整備されていて歩きやすい登山道です。七合目手前の雪渓もほとんどありません。四合目近辺に古めの七合目過ぎた辺りに割と新しめの羆様の落とし物あり。まあ、この山では当たり前のようなことなんですけど（感覚が麻痺してる）

その他周辺情報

オーベルジュましけのトロン温泉。550円です。

写真

6/30 6:31

箸別小屋へ向かう道中の暑寒別岳。天気予報に反して今週も晴れると確信する

6/30 6:36

先週の林道を走ってそのまんま（笑）さすがに帰ってから洗車機突っ込みました。箸別コースは舗装道路だからいいよね

6/30 6:47

先行者は8人くらいで私の後からも次々に車が入って来てました

6/30 6:50

登山道入ってすぐにギンリョウソウ

6/30 7:59

去年あった四合目過ぎた辺りの雪渓はありませんでした。去年もあったフギレオオバキスミレ。同じ場所に咲いて再会すると嬉しいよね

6/30 7:59

ツバメオモト

6/30 8:04

朝露に濡れたハイオトギリ

6/30 8:04

四合目以降の登山道脇はハクサンボウフウが咲き誇ってます

6/30 8:17

エゾイチゲ

6/30 8:33

去年この辺りは雪解け水で沢のようになっていたのだが、今年はほとんど雪が残ってないですね

6/30 8:33

これはイワイチョウ。雪渓の周りはこの葉が多かったです

6/30 8:36

この辺りだけちょこっと水が流れてます。雲の上に出てきました。少し強めの風が気持ち良い

6/30 8:38

鮮やかな黄色が映えるミヤマキンバイ

6/30 8:40

こちらはシナノキンバイ

6/30 8:40

お花が目当てとはいえ、やはり青い空とのコントラストは素晴らしいよね

6/30 8:40

ハクサンチドリとハクサンボウフウ

6/30 8:41

シナノキンバイはまだまだ沢山咲きそうです

6/30 8:41

エゾノハクサンイチゲは終わりかけかな？とここでは思ってたけど、この後に圧倒される

6/30 8:41

チシマフウロ

6/30 8:42

純白という表現がピッタリのハクサンイチゲ

6/30 8:43

ミヤマアズマギク

6/30 8:44

ゴザンタチバナ。風が強くピントが上手く合わない。連写モードにすればよかったか

6/30 8:44

何故かここだけに小さい群落のあったミヤマオダマキ

6/30 8:44

ミヤマアズマギクもかなり多かったです

6/30 8:45

南暑寒岳方向。あちらから雲が流れてきてます

6/30 8:47

花弁ツヤツヤのミヤマキンポウゲ。

6/30 8:54

この素晴らしい登山道よ

6/30 8:54

圧巻の大群落です

6/30 8:55

チングルマも風に揺れている。さすがに写真で足を止める時間が多くなり、寒くなってきたのでアウター着る

6/30 9:01

ヨツバシオガマもちらほら

6/30 9:03

九合目を過ぎるとマシケゲンゲが現れる

6/30 9:03

去年よりも数が多い気がする

6/30 9:03

ミヤマリンドウ

6/30 9:07

チングルマは終わりかけだが、それなりに咲いていて嬉しい

6/30 9:13

ここ最近の天気予報当たらんね

6/30 9:13

ザ・お花といった感じのチングルマ。このシンプルな形が好きです

6/30 9:15

スクッと直立ミツバオウレン

6/30 9:17

登頂。山頂は暑寒コースからのハイカーで混んでいたので、写真だけ撮って南側の斜面へ下りる

6/30 9:16

山頂標柱の裏にフツーっぽいタンポポ。ここで見るのは初めてかな

6/30 9:18

少し下りて南側の斜面。こちらの斜面もハクサンイチゲとシナノキンバイが凄い

6/30 9:21

平な場所は雪解け直後。これから花を咲かせるのでしょう

6/30 9:23

途中で補給しなかったからペコペコ。オニギリ（小）全部食べる。さすがにお腹がキツく下りはペースダウン（笑）

6/30 9:35

誰も下りてこなかったけど、ここを見ないのは勿体ないよね

6/30 9:38

浜益岳や浜益御殿の方向

6/30 9:38

奥徳富や群別は雲の中だが雲海が素晴らしいのでヨシとする

6/30 9:37

ミヤマダイコンソウ

6/30 9:39

ミヤマオグルマ。南側はオグルマが多く、箸別側はトウゲブキ（これからだが）が多い

6/30 9:39

さて下山します。山頂近くのウコンウツギ

6/30 9:46

ナナカマド

6/30 9:48

この紫は全部マシケゲンゲです。スライドした方もこんなに多いのは初めてだと言ってました

6/30 9:51

お花畑を楽しんでゆっくり下ります（お腹が苦しく速く歩けない）

6/30 9:55

山頂を振り返る。南暑寒側から見たらゼブラに見えるのかな？いよいよ雨竜沼もゲートが開きますね

6/30 10:06

樹林帯に入って行きます。ここからがちと長い

6/30 10:28

シラネアオイはこれだけかろうじて残ってました

6/30 10:36

サンカヨウ

6/30 10:50

下の方はマイヅルソウが多かったです

撮影機器：

α NEX-5T SONY

感想

kaminarijima

今週は芦別岳を予定してたのだが、生憎の天気でさすがに今週はダメかなと諦めていました。雲の動きから見て増毛方面ならもしかしたら？と思い暑寒別岳へ。コンビニからも上の方は薄く見えており、青空も出ていたので大丈夫だと確信。
お花が目当てなので、箸別コースを選びました。長い樹林帯は刺す虫との闘いなので、虫よけスプレーとミストをたっぷりかけて出発。止まると服の上からでもやられるので、ややオーバーペース気味でひたすら樹林帯を歩きました。どうせ樹林帯を抜けたら嫌でもお花畑で足が止まりますからね（だが虫は少なかった模様）
樹林帯を抜けてからは風が強かったけど、お花が素晴らしく「凄い凄い！」と口にしながら歩いてました。マシケゲンゲに限らず他の花も去年よりはるかに量が多かったです。斜面いっぱいの大群落は北海道の山ならではですよね。そして何より天気予報が思いっきり外れてくれたことが嬉しいです。今週からは雨竜沼への道道も復旧するそうなので、次にどこへ行こうか迷ってしまいます。