道東の百名山を巡る(その2)斜里岳
- GPS
- 08:24
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
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写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
|
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感想
道東百名山ツアーの二日目。早朝から快晴の空に斜里岳を見上げる。良い山行になりそうな期待満々で宿を出発。登山口の清岳荘に到着する。
準備体操をして5時30分には登山を開始した。
この日のルートは清岳荘から一の沢川に沿って登り、下二股からは登りは滝が続く沢沿いの旧道、下山時は上二股から尾根筋を通って熊見峠を経由する新道を使った。
沢沿いの道はいきなり渡渉を何度も繰り返す。バランスの悪い身体に鞭打ち緊張感を何とか保ちながら進む。下二股の分かれからはガイドさんの「これから本番だからね」の言葉通り、いくつもの滑滝が続く沢沿いの岩場を、滑らないようにと祈りながら慎重に登った。登山開始から2時間40分で上二股に到着。漸く緊張感から解放される。
この日も出だしから登山道脇には多くの種類の高山植物が観察でき、緊張感の中にも楽しい気持ちが流れていた。
もうひと頑張りの鞍部への登りで振り返ると遥か麓の先に大きな屈斜路湖に加えて摩周湖らしき湖も望むことができた。そして鞍部に到着すると反対側に前日登った羅臼岳を含めて知床の山々、そしてさらに遥か彼方にこの日も国後の山の頂がぽっかりと雲の上に浮かんでいた。
そして漸く間近に見ることのできた斜里岳の山頂へは、ほんの20分くらいの登りで着くことができた。斜里岳も標高1200mを越えると森林限界を越えてハイマツ帯となり、おまけの火山ということで頂上直下は岩場になっており山頂からの展望は360度のお楽しみであった。
北のオホーツク海側の湾曲した海岸線の眺めは誰かが「大山からの美保湾の景色みたい」との形容がぴったりする景色だった。
山頂で30分ほど休憩して下山にかかると、時間を見計らっていたかのようにガスが吹きあがってきて周囲が真っ白になることも。。運が良かったかも。。。。
上二股からは予定通り少しトラバースして尾根筋を熊見峠方面へ進む。ハイマツ帯の気持ちの良い稜線歩きだった。振り返っても山頂がガスで見えなくなることも有ったが、高山植物を眺めながらの楽しい歩きだった。
熊見峠からは一気の急坂で下二股への下りになるが、ここは雨の後などはぬかるんでとっても大変なんだそうだが、この日は何とか一部の場所を除いては乾いていて何とかハイマツなどの枝を頼りに下ることができた。
斜里岳は遠くから眺めても一寸いびつな富士山のような秀麗な形で嬉しいが、登っても沢有り、滝あり、気持ちの良い稜線あり、おまけに豊富な高山植物と変化に富んだ山歩きが楽しめる、本当に良い山だった。
【2019年の山行24回目】
今回の歩行距離:11.4km 2019年の累積距離:342.6km
今回の累積標高:1,250m 2019年の累積標高:30,128m
はじめまして、道産子のgenesis1_1と申します。
北海道のしかも道東まではるばる登りに来てくださって、嬉しい限りです😃
ところで赤飯に甘納豆についてですが、
正確には甘納豆は添えるのでなく、小豆の代わりに甘納豆なのです(^^)!
赤飯とは甘納豆混ぜおこわとでも申しましょうか、山ごはんにぴったりでよく持って行きます。
…と、本題とは離れたコメント失礼いたしました。ぜひまたお越しください!
genesis1_1さん、こんにちは
コメントありがとうございます。
甘納豆混ぜご飯でしたか。そうなんですね。
あのおむすびは、昼食用にと配布されたものに入っていたものなんです。珍しいコンビニの商品だったので北海道のガイドさんに聞いてみたら、北海道では赤飯には甘納豆がつきものなんですよって、デザート付きだと思って食べてくださいって言われました。
今回の北海道、登山としては初めてだったのですが、景観と言い、食べ物と言い、初物尽くしで楽しく歩かせてもらいました
また、機会を見つけて行かせてもらいます
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