月山〜出羽三山を巡る山旅〜

2019年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 11.9km
• 登り: 635m
• 下り: 635m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:27

5:52 八合目 弥陀ヶ原
6:01 6:02 御田原参籠所
6:52 6:52 一ノ岳
7:01 7:01 たたみ石
7:19 7:31 九合目 佛生池
7:47 7:47 行者返し
8:43 8:52 月山
10:01 10:08 月山
10:51 10:51 行者返し
11:06 11:06 九合目 佛生池
11:21 11:21 たたみ石
11:27 11:27 一ノ岳
12:18 12:18 八合目 弥陀ヶ原
12:19 ゴール地点

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山8合目駐車場
県道47（羽黒山に向かう道）の途中でう回路の指示あり。なぜ迂回なのかは不明。
県道211はほぼ1車線でぐねぐね道。離合箇所も少なめ。

駐車場は月山レストハウス前の駐車場から道路に沿って停めていく感じ。大きな駐車場もありますが、朝早くには満車だった様子。
お盆のころには6合目から渋滞が始まるそうです。

コース状況／危険箇所等

月山レストハウス横にトイレあり。チップ制。登山ポストあり。

写真

8/10 13:00

初めは「現在の世を表す山」羽黒山で生まれ変わりの始まり。

8/10 13:17

羽黒山を代表する五重塔。

8/10 13:21

出羽三山は信仰のお山。白装束の方をたくさんお見かけした。

8/10 13:50

石段は2446段あるのでグヘグヘ登る。

8/10 14:03

羽黒山山頂着いた。羽黒山・月山・湯殿山の三神を合祀している。白い世界なのは雲の中におるからなのだぞ。

8/10 14:27

帰りは日も差したりして。

8/10 14:35

羽黒山の杉並木はミシュランガイドにも景勝地として登録されている。

8/10 15:06

羽黒山詣での後は鶴岡名物麦切り。このお店のはモロヘイヤが練りこんであるので緑色な麺。うどんというよりラーメンに近いような？

8/10 17:35

明日の楽しい登山を夢見てお休みなさいませ。

8/11 5:50

翌朝。月山8合目の駐車場。谷に雲がたまっている。

8/11 5:52

いざ「過去の世を表す山」月山へ。

8/11 5:59

5分ほど歩けばこの展望。完全に心を射抜かれた。

8/11 6:07

御田原参籠所。もう月山がずどん。

8/11 6:19

弥陀ヶ原のこの展望も楽しみの一つだった。向こうに浮かぶのは鳥海山。

8/11 6:57

段差が低い石段で大変歩きやすい。

8/11 7:03

振り向けば雲に浮かぶ鳥海山。

8/11 7:09

月山も花の百名山の看板を背負っている。ハクサンシャジン。

8/11 7:10

ハクサンイチゲ。

8/11 7:12

花よし。展望よし。キライになるはずがない。

8/11 7:23

佛生池小屋。ここが9合目らしい。

8/11 7:31

小屋の前にある池が佛生池なのかな？

8/11 7:37

佛生池小屋の背後に見えるオモワシ山。真の頂を隠して、自らを頂上と「思わし」めることに由来しているそう。

8/11 7:53

登って見えてきたのはまた次のピーク。違うじゃ〜ん！とまんまと騙されてた。

8/11 8:02

行者返しという急坂の途中に祠があった。

8/11 8:06

行者返しというだけのことはある急坂であった。登り切ってみると、結局どれが月山なのかわからん。

8/11 8:13

タテヤマウツボグサ。

8/11 8:13

月山のアザミ。

8/11 8:18

てれてれ歩いていると見えてきたお山。あれでしょ？

8/11 8:22

向こうはどこのお山かな？

8/11 8:27

どこもかしこもお花だらけ。にやにやが止まらない。

8/11 8:34

岩場に隠れるように咲いていたお花。これはヒナザクラ！

8/11 8:40

よく見たらあちこちに咲いてる。完全に歩みはストップ。

8/11 8:42

ハクサンコザクラの2分の1サイズって感じ。

8/11 8:36

チングルマもはさみつつ。

8/11 8:45

大興奮のヒナザクラタイムだった。

8/11 8:49

お花もすごいけど展望もすごい。何この景色。

8/11 8:49

きょろきょろしっぱなし。

8/11 8:48

ヨツバシオガマ。下も向かないと。

8/11 8:51

エゾシオガマ。

8/11 8:51

月山山頂の神社。お祓いを受けてからお参りする。

8/11 8:59

お参り後は広大な山頂を散策。

8/11 9:04

山頂神社が要塞のよう。

8/11 9:03

ミヤマウスユキソウ。

8/11 9:06

ミヤマリンドウ。

8/11 9:06

ウメバチソウ。

8/11 9:06

リフトから登る登山道が見える。暑そうだな〜。

8/11 9:07

あっちのコースからはこんなお山が見えていたんだ。

8/11 9:11

アオヤギソウかな？

8/11 9:12

楽しき散策であった。

8/11 9:27

お腹が空いてきましたもので、一休み。

8/11 9:59

ウサギギク。

8/11 10:00

ここのコバイケイソウもなかなかの咲きっぷり。

8/11 10:01

イワイチョウ。

8/11 10:06

キバナノコマノツメ。

8/11 10:10

三角点のあるピークに登ってみる。ほほう、ここの景色もなかなかのもん。

8/11 10:11

きれいだなぁ。…と時間をつぶしていても、三角点＆山頂標柱前を熟年カップルがのんびりとお占領中。

8/11 10:14

まあ、いいんですよ。こんな景色を眺めて。

8/11 10:15

ヒナちゃんを愛でて。

8/11 10:18

チンさんを愛でてれば幸せ。そう、私は生まれ変わったのです。

8/11 10:21

月山のように広い心で生きていくのであります

8/11 10:27

今日から月山師匠とお呼びいたします。

8/11 10:30

トウヤクリンドウ。

8/11 10:34

だいぶ雲が増えてきた。

8/11 10:39

まだまだ登る人が多い。だいぶ暑そうだなぁ。

8/11 10:44

少しくらい雲があるほうが暑くないかも。

8/11 10:55

もっふ〜。

8/11 11:05

佛生池小屋が見えてきた。

8/11 11:12

小屋とオモワシ山。

8/11 11:24

ガスったり晴れたりの繰り返し。

8/11 11:56

コバノギボウシ。

8/11 11:56

イワショウブ。

8/11 12:05

弥陀ヶ原。よく見たら池塘がいっぱいある。

8/11 12:14

池塘の周りにはモウセンゴケがおります。

8/11 12:14

月山、あんなに遠くなっちゃった。

8/11 12:18

駐車場が見えてきた。

8/11 12:21

この時間でビジターセンター前は空きあり。

8/11 13:53

出羽三山巡りラストは「未来の世を表す山」湯殿山。もちろんバス利用。

8/11 13:54

ご神域ですゆえ撮影禁止。

8/11 14:37

湯殿山有料道路400円、バス往復300円、御祈祷料500円…とかは考えますまい。とにかく、生まれ変わったのであります。

撮影機器：

COOLPIX A ニコン

FUJIFILM X-T20 ボディ 富士フイルム

感想

seasun

とうとう、東北チェリーとおさらばする日がやってまいりました。
あ、ちなみにチェリーとはもともと女性のことを指すのだそうです（ソースはアメトーーク！夢見るチェリー芸人）。
大事に守ってきた東北の操を捧げるのは、初めから決めていました。
月山です。
全然関係ないけど、月山と聞けば、“試験に出るどうでしょう”で大泉洋先生が作った語呂合わせ「がっさーん(月山)立て！ジョー(楯状) 遊びで(アスピーテ)ねぇんだ」が思い出されます。
月山に関しては毎シーズン行き方や天気予報なんかを調べていたのですが、なんだかんだで先送りとなり、かれこれ10年近く経過。
東北ってやっぱり遠いのよね〜。行ってみてやっぱり遠かった。
ですが、月山は期待以上のお山でございました。
素晴らしい展望。咲き乱れるお花たち。北陸では見ることのできないお花なんかも咲いちゃってたりして、んも〜大満足。

どうせ行くならと巡った羽黒山、湯殿山もよかったなぁ。
古より信仰をあつめてきた出羽三山。羽黒山、月山、湯殿山の三山を巡めぐることは、死と再生を辿たどる「生まれかわりの旅」といわれてきたのだそう。
どこも雰囲気があってピリッと身が引き締まり、いかにも修験の山って感じでした。
三世の浄土を繋ぐ巡礼を完遂させたので、新しい自分への生まれ変わりを期待したいと思います。