鳳凰三山から白根満喫。でも帰りは痛い。
masanyi
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,841m
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8:00青木鉱泉-9:50南精進ヶ滝-11:05鳳凰滝-12:05白糸ノ滝-12:40五色滝-鳳凰小屋13:15
10日
4:30鳳凰小屋-5:10地蔵岳5:35-6:55観音岳-7:28薬師岳-10:45林道10:55-11:28河原-11:45青木鉱泉
| 天候 | 9日 曇り時々雨 10日 晴れ時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
薬師岳から中道ルートに下山後2700M付近はやや雪が残っていますがアイゼンなしで問題ありません。鳳凰小屋付近から地蔵岳周辺も部分的に残雪あり。 特別な危険個所はありません。 中道ルートから川を渡って青木鉱泉へ抜ける道は1M程飛びます。流れ早く深そうです。勇気をもって対岸に飛び付きます。 |
写真
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感想
今年最初の登山。
どこまで歩けるか試すつもりで、以前登ったことのある鳳凰三山に向かった。
運が良ければ梅雨前の北岳と富士山が望めると思い・・・。
深夜車を飛ばし青木鉱泉に着いた時には雨が降りテンションも下がる。
しかし仮眠をとり7時頃目覚めると霧のような小雨に変わっていた。
俄然やる気に満ち、仕度を整え青木鉱泉を後にした。
今回は足慣らしのつもりだったので極力荷物を減らすつもりだったが、
無用の防寒着や、いつもの癖で生米を持っていくなど、結局18�圓法ΑΑ�
次回はもう少し軽量化を考えたい。
鳳凰小屋へ向かうドンドコ沢ルートでは、途中を滝を眺める休憩を取ったりして
ゆっくりと登った。急登ではあるが滝や沢の音を聞きながらそれなりに楽しめる。
鳳凰小屋に着くころには徐々に雨が降り始めていたので、小屋に着くなり本降りになる前にテントを張った。
鳳凰小屋のテントサイトはきれいに整地されてどこに張っても良さそうだったが、
前回泊まったときには土砂降りでテントが浸水しそうになった経験があるため、
慎重に場所を選んだ。
幸い雨もそれほど多くは降らず、3時頃には星と半月が夜明け前を照らしていた。
翌日は予定よりも早く出発しあっさりとオベリスクに到着した。
当然、オベリスクを登るのは技術的に無理であるが、途中まで登るだけでも、
北岳や富士山が間近の雲に浮いているのを眺めることができ、感動的であった。
稜線は非常に歩きやすく危険個所もないため軽快に進むことができ、
雪の残った3000mの山々を一望する最高のひと時だった。
しかし、薬師岳に着くころにはガスもかなり昇って来ており、
展望は望めなくなった。
薬師岳から中道に下山し始めると、踏み跡少ない雪に覆われた状態になり
短い距離であったが道のないどこを歩いてもよいプチ雪山の感動を味わえた。
その後、ひたすら樹林帯の雪の消えた急坂を下り、
徐々に足への負担はピークに達した。
そして、考え事をしながら注意散漫に階段状の石が積み重なった坂を
下っていると・・・
足が滑り仰向けに転がった瞬間、背中の重い荷物の反動で更に1m程下に
背中から叩きつけられた。
幸い大きなザックがエアバック替わりに体を守ってくれたおかげで、
怪我はなかったが、ストックとテントポールが曲がりザックに親指大の
穴が開いてしまった。
以降はその精神的ショックを引きずりながら、重い足で長い道のりを下山した。
登山口を抜けた後もしばらく林道を下るが、途中河原から合流する林道の様な道を
下り、河原を渡って青木鉱泉へとショートカットする。
しかし、この河原で川を横断する際、1mちょっとの川を飛び越える必要があるのだが、
重い荷物と疲れた体、そして曲がったストックを掴んで川を飛び越えるには、
恥ずかしいけれど勇気が要った。
無事、濡れることなく川を飛び越え下山を完了した。
そして、青木鉱泉で風情あるお風呂に入ることができた。
絶景を満喫できた今年最初の山登りとして満足のいく内容であったが、
転倒による痛い修理代の山行であった。
でも、これに懲りず今年もいろいろな山を登りたい。
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鳳凰三山の中道はかなりの急登コースですよね。
薬師岳まで日帰りで往復した事がありますが下りではヘロヘロになりました
テント山行で重い荷で下るのはキツそうですねぇ。
ホウオウシャジンやタカネビランジを観にまた登ってみたくなりました。
はじめましてＯＢＡＢＡさん。
メッセージありがとうございます。
中道の下りは長いですね。本当にヘロヘロになりました。
まだ筋肉痛が癒えません。
ＯＢＡＢＡさんは、あの山を日帰りされたとはすごいですね。
とても私にはできません・・・
小雨まじりの山行でしたが、稜線だけは晴れてくれたので、その素晴らしい眺望に全てが清算された気分です。
でも、今週末はお茶の水に道具の修理に向かいます。
こちらはまだ清算が終わっていません
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