日光白根山
- GPS
- 09:17
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道入口から前白根山から続く尾根まで上がるまで標高差500メートルの急登が悪路。雨による侵食で段差が無数にあり、ザレた石と泥濘、倒木が加わった複合障害の連続で、特に下りでは精神的な緊張を強いられた。 登山ポストはスキー場入口に。 駐車場は温泉街の真ん中だが日帰り入浴は15時までに終わるところが多い。20時までにやっているところがあったが、団体貸切とのことで断られた。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間、日の長いこの時期にしかできない体力勝負のコースに挑戦すべく、かねて気になっていた日光五色沼一周コースへ。
日光湯元スキー場のゲレンデを通って登山口に。登り出していきなりの急登、一昨年秋に登った時より更に荒廃が進んでいる。尾根に上がる直前から残雪。前白根の手前は雪渓といいたくなるような大きな残雪。ただし雪はしまっているので慎重に通過すれば問題なかった。
前白根山の手前、視界が開けると目の前に日光白根山が青空をバックにそびえ、左には錫ヶ岳まで続く白錫尾根が続いている。前白根山に到着すると日光白根山の右奥に至仏山、さらに右には温泉ケ岳、太郎山、女峰山、大真名子山、小真名子山、後ろを振り返ると男体山、その右に中禅寺湖が見える。好天に恵まれたことを感謝。五色山へ向かう尾根道は左に五色沼と日光白根山、右下には登り始めた日光湯元温泉、湯元スキー場を見下ろし、心地よい開放感。
アップダウンを繰り返し弥陀ケ池へ降りる直前、角を持つオス2頭、メス1頭の鹿と遭遇。こちらを見ているが恐れるふうもなく登山道脇の斜面を登っていく。
弥陀ヶ池から日光白根山と坐禅山のコルに上がる登山道は残雪から流れ落ちる水で小川のよう。残雪を超え丸沼方面への分岐から日光白根山北面登山道にとりつく。一昨年秋にこのルートでのぼったときはコースを誤り難路に迷い込んだが、今回は先行するグループのおかげで正規の登山ルートを忠実にたどる。
山頂には平日だがそれなりの登山者。男体山の上はガスに覆われたが、360度の展望を堪能しながら食事をとる。南東側、避難小屋に向かうルートはザレ道の連続で慎重に下る。
避難小屋の手前、周りにまた鹿。避難小屋の裏から白錫尾根に上がり前白根山に到着、登り返しがきつかったが五色沼一周が完成する。
ここから同じルートで帰路に。雪解けが進み登山道は小川のようになっている。ここにも鹿が。残雪でルートを見失わないように注意して尾根道を進み、スキー場までの長い急斜面を降りる。予想通り、この悪路は降りる時の方が大変。一度尻餅をついたが登山口にたどり着く。
スキー場のゲレンデには10頭ほどの鹿が走り回っている。日光白根山周辺にこれほどの密度で生息していたら植物はたまるまいとあきれながらスキー場入口に到着。
疲れたけど充実感のあるコース。
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