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Yamareco

記録ID: 200695
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

焼石岳−金明水直登コース1日縦走_2012/6/23

2012年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
14.1km
登り
992m
下り
983m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:30 中沼駐車場出発
07:55 尿前沢
08:08 渡渉完了
09:09 天竺沢右岸稜線取り付き
09:41 天竺沢渡渉
10:16 金明水+小休止
10:53 牛形分岐
11:39 六沢山
11:59 東焼石岳
12:16 姥石平
12:55 銀明水+小休止
14:00 中沼
14:28 中沼駐車場に下山
天候 曇り時々雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中沼駐車場までの林道は結構長いです。
林道は整備されていますが、ところどころ水溜りがあります。
コース状況/
危険箇所等
 金明水直登コースは、尿前川の渡渉があったり、一部で藪が濃かったり、沢登りがあったり、標識が未整備だったりと、経験者同行が必要なコースです。
 このコースを初めて歩く方が、一人で入山することがないようにお願いいたします。

 下山後の温泉は、近くに「ひめかゆ温泉」があります。国道が付け替えられ温泉の前を通らなくなったので、旧道に入ってください。

 登山口にはトイレがあります。
金明水直登コースと中沼コースに分かれて登山開始です。
銀明水で待ち合わせです!
金明水直登コースと中沼コースに分かれて登山開始です。
銀明水で待ち合わせです!
登山口の保護林の看板です。
登山口の保護林の看板です。
初めは踏み跡明瞭でした。
初めは踏み跡明瞭でした。
通り雨は降ったけど、この時点で空は青空です。
通り雨は降ったけど、この時点で空は青空です。
ここは沢を渡渉します。
ここは沢を渡渉します。
尿前川に下りました。こちらは下流方向。天竺沢はコチラ!
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尿前川に下りました。こちらは下流方向。天竺沢はコチラ!
こちらはは上流方向。風呂沢や尿前本沢はコチラ!
こちらはは上流方向。風呂沢や尿前本沢はコチラ!
対岸の登り口は崩れたようです。
対岸の登り口は崩れたようです。
渡渉できないか右往左往したあげく、裸足で渡渉します。
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渡渉できないか右往左往したあげく、裸足で渡渉します。
やっぱり水が冷たかった。こういうときビーチサンダルでもあればいいですね。
足を拭いて登山靴を履きます。
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やっぱり水が冷たかった。こういうときビーチサンダルでもあればいいですね。
足を拭いて登山靴を履きます。
上に取り付くまで、崩れているところがあったり、滑るところがあったり、一瞬道がわからなくなったりしました。
上に取り付くまで、崩れているところがあったり、滑るところがあったり、一瞬道がわからなくなったりしました。
セミの抜け殻みっけ!
セミの抜け殻みっけ!
下に雪が残っているのが見えました。
下に雪が残っているのが見えました。
緑が綺麗
藪っぽくないところもあります
藪っぽくないところもあります
奥に滝が見えました
奥に滝が見えました
滝のアップです。これは尿前本沢のF1かなあ・・・。
滝のアップです。これは尿前本沢のF1かなあ・・・。
沢がすぐ下に見えます
沢がすぐ下に見えます
ここも藪っぽくないところ
ここも藪っぽくないところ
最初の残雪。ここは雪がないときにきてもヒヤッとするところです。
最初の残雪。ここは雪がないときにきてもヒヤッとするところです。
水滴がいい感じです
水滴がいい感じです
これも水滴!
お花も出てきました。ミヤマスミレかな!?
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お花も出てきました。ミヤマスミレかな!?
サンカヨウ
ムラサキヤシマ
ところどころに赤布
ところどころに赤布
ここには青布
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
シラネアオイ
雪渓の向こうガレ場が見えます
雪渓の向こうガレ場が見えます
イワハタザオ!?
イワハタザオ!?
ガレ場に取り付きます
ガレ場に取り付きます
振り返るとこんな感じです
振り返るとこんな感じです
赤ペンキに従いトラバース
赤ペンキに従いトラバース
ミズバショウ
湿原の真ん中に進みたくなりますが、右手に進みます
湿原の真ん中に進みたくなりますが、右手に進みます
行き止まりかなと思ったら、右に90度登山道は曲がり、少し登ります
行き止まりかなと思ったら、右に90度登山道は曲がり、少し登ります
登るとこのコース初の標識が・・・
尾根コースを登ります
登るとこのコース初の標識が・・・
尾根コースを登ります
晴れるかな!?
やっぱりダメ!?
やっぱりダメ!?
うっ、雨が本降りになってきました
うっ、雨が本降りになってきました
尾根コースから天竺に下りてきた道です。
尾根コースから天竺に下りてきた道です。
道は青布の先に続きます
道は青布の先に続きます
でも、完全に沢の中を歩く箇所も出てきます。上流側です。
でも、完全に沢の中を歩く箇所も出てきます。上流側です。
下流側です。岩に赤ペンキがあるのは下山者用のしるしです。
下流側です。岩に赤ペンキがあるのは下山者用のしるしです。
二俣です。赤ペンキに従い右俣に進みます
二俣です。赤ペンキに従い右俣に進みます
沢登りです
奥に滝が見えますが、ここは右から巻きます
奥に滝が見えますが、ここは右から巻きます
イワカガミ
沢登りです
キヌガサソウ!?
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キヌガサソウ!?
この岩の左を抜けました
この岩の左を抜けました
金明水に到着です
金明水に到着です
のどを潤します
冷たくて美味しかったです
冷たくて美味しかったです
金明水の非難小屋です
金明水の非難小屋です
立て替えられて立派になりました
立て替えられて立派になりました
牛形分岐とありますが、牛形山に至る道はありません。ずっと昔にはあったのかなあ!?
牛形分岐とありますが、牛形山に至る道はありません。ずっと昔にはあったのかなあ!?
六沢山下の水場です。標識は倒れていました
六沢山下の水場です。標識は倒れていました
キヌガサソウだよねえ・・・。
キヌガサソウだよねえ・・・。
六沢山です。ここから東焼石まで風に吹かれて大変でした
六沢山です。ここから東焼石まで風に吹かれて大変でした
風に揺れてピントが・・・
風に揺れてピントが・・・
東焼石岳。ここまで誰にも会いませんでした
東焼石岳。ここまで誰にも会いませんでした
ガスっているだけでなく、風が強かったです
ガスっているだけでなく、風が強かったです
姥石平です。
ここまで来ると登山客がたくさんいました
姥石平です。
ここまで来ると登山客がたくさんいました
ほとんど沢と化した登山道
ほとんど沢と化した登山道
一瞬晴れたように思えましたが・・・
一瞬晴れたように思えましたが・・・
今年は残雪多いです
今年は残雪多いです
銀明水が見えてきました
銀明水が見えてきました
銀明水からは二人で下山です
銀明水からは二人で下山です
ツブ沼コースとの分岐の残雪です
ツブ沼コースとの分岐の残雪です
次第に青空が広がってきました
次第に青空が広がってきました
中沼に到着することにはこんなに青空が!
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中沼に到着することにはこんなに青空が!
この天気が朝からほしかった
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この天気が朝からほしかった
無事下山となりました
無事下山となりました

感想

金明水直登コースを登り、銀明水を回って中沼駐車場に戻る周回コースを歩いてきました。
 しばらく中沼駐車場に入れなかったこともあり、金明水直登コースを歩くのは11年ぶりです。
 何度か歩いたことがあるので記憶を頼りに進みましたが、ところどころコースが不明瞭になっているところがありました。
 このコースは、まず経験者同行で歩いてほしいところです。

 
 5時30分に山仲間と待ち合わせ、中沼駐車場を目指します。
 盛岡インターから水沢インターまで高速を利用し、国道397号線を西に向かいます。
 胆沢ダムのロックフィルを横目にトンネルを二つ抜け、尿前渓谷橋を渡ってすぐに右折します。
 すぐに幅の広い作業道に合流しますが、この道は通行できないのですぐに右折、そしてすぐに左折し、従前の林道を進みます。
 その後、何箇所か分岐がありますが、看板に従い進むと中沼駐車場に到着します。

 駐車場についたときは太陽の日差しがあったのですが、小雨が降っていました。
 通り雨かなと思いながら、山支度を始めます。
 カッパは着なくていいかな!と、晴れ仕様の格好で出発です。
 今日は自分は一人で金明水直登コースを、連れは中沼コースを登り、銀明水で待ち合わせです。
 
 金明水直登コースは、林道の道なりに北方向に進みます。
 しばらくは林道の形態ですが、あっという間に狭くなります。
 う〜ん、昔はもっと奥まで車が入れましたねえ。
 尿前川までは比較的踏み跡がしっかりしているので、きちんと足元を確認しながら進めば大丈夫だと思います。

 尿前川まで下りたら、尿前川を渡渉します。
 前日の雨の影響か、少し水量が多かったです。
 これまで自分は浅瀬を見つけ登山靴を履いたまま渡渉していたので、今回もいいところがないかなと右往左往したのですが、今回は無理でした。
 登山靴を脱いで、はだしで渡渉しました。
 さすがに水は冷たかったです。
 渡渉ポイントは、川に合流してから少し上流側に進んだところです。
 対岸の登山道の取り付き部分が崩れていたので、わかりにくかったです。
 テープや布がぶら下がっていたのですが、影で見えませんでした。
 今回目印に倒れた木に赤いシュリンゲを下げてきたので、見つけていただければと思います。

 ここから尿前川の左岸に取り付くように登り、しばらく流れる水の音を聞きながら高度を稼いで行きます。
 ところどころ藪が濃いところがありましたが、踏み跡をきちんと確認すればわかると思います。
 また、ところどころに赤布や青布があるので、注意して確認してください。

 残雪が残る沢形態の箇所に出ました。
 その先に目をやると、大きな岩のガレ場が見えてきます。
 青岩のガレ場です。
 残雪の上を、ガレ場に向かって進みます。
 ここのガレ場は赤ペンキに従い、左にトラバースしながら抜けてしまいます。

 しばらく進むと水芭蕉の綺麗な湿原が現れます。
 湿原の中に踏み跡っぽいものが続いていますが、これは水の通り道か、獣道です。
 ここは湿原の右側を進みます。
 と、いきなり行き止まりにぶつかった感じになりますが、登山道はここで90度右に曲がっています。
 標高1,090mから続く稜線の鞍部に取り付くと、そこは天竺沢の右岸に取り付いたことになります。
 ここでこのコース初めての看板が現れます。
 昔はこのまま天竺沢に下って沢を登るコースだったようですが、今は稜線に沿って登る尾根コースに付け替えられています。
 標高差100mほどを登ると、今度は天竺沢に向かって下りていきます。
 
 天竺沢に下りました!
 ここからは、ところどころ巻き道はありますが、事実上沢登りです。
 赤ペンキや赤布を頼りに、二俣をで方向を確認しながら登っていきます。
 最後は小さな二俣の左俣に出ますが、ちょっと戻って右俣を登れば、ちょうど金明水の水場に出ます。

 金明水をがぶ飲みしてから、小屋で小休止です。
 さすがに小屋には誰もいませんでした。

 さて、銀明水に向かって出発します。
 縦走路を牛形分岐〜六沢山〜東焼石岳と進みます。
 ガスで展望なしで風が強いとなれば、他の登山客の姿はありません。
 やっと、東焼石岳と姥石平の間で、数名の登山客とすれ違いましたが、姥石平までくるともう別世界ですね。
 こんな天気にもかかわらず、多くの登山客でにぎわっていました。
 自分は焼石岳の登頂はやめ、そのまま銀明水に下りました。

 大きな雪渓を何箇所か通り、銀明水に到着です。
 連れは、顔見知りの山仲間と一緒になり、楽しいお昼を食べ、下山を見送ったばかりでした。
 自分も小屋に入り小休止してから、いよいよ下山です。

 ツブ沼コースとの分岐には例年遅くまで雪が残りますが、今年は多いですね。
 中沼コースを歩けるようになったのに、ツブ沼からの足跡もそこそこあるのにはちょっとビックリです。

 上沼あたりまで下りてくると、上空には青空が広がってきました。
 振り返って焼石山頂方面を見てみますが、山頂方面は雲の中です。
 青空のもと、中沼の写真を撮って、中沼駐車場目指して最後の下りです。
 最後、木道脇の水で靴の泥を落として、無事下山です。
 駐車場の車は結構いなくなっていたので、銀明水あたりで戻った方もいたようですね。
 もう少しいい天気であればよかったのになあ〜♪

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