焼石岳−金明水直登コース1日縦走_2012/6/23
- GPS
- 07:18
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 992m
- 下り
- 983m
コースタイム
07:55 尿前沢
08:08 渡渉完了
09:09 天竺沢右岸稜線取り付き
09:41 天竺沢渡渉
10:16 金明水+小休止
10:53 牛形分岐
11:39 六沢山
11:59 東焼石岳
12:16 姥石平
12:55 銀明水+小休止
14:00 中沼
14:28 中沼駐車場に下山
天候 | 曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は整備されていますが、ところどころ水溜りがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金明水直登コースは、尿前川の渡渉があったり、一部で藪が濃かったり、沢登りがあったり、標識が未整備だったりと、経験者同行が必要なコースです。 このコースを初めて歩く方が、一人で入山することがないようにお願いいたします。 下山後の温泉は、近くに「ひめかゆ温泉」があります。国道が付け替えられ温泉の前を通らなくなったので、旧道に入ってください。 登山口にはトイレがあります。 |
写真
感想
金明水直登コースを登り、銀明水を回って中沼駐車場に戻る周回コースを歩いてきました。
しばらく中沼駐車場に入れなかったこともあり、金明水直登コースを歩くのは11年ぶりです。
何度か歩いたことがあるので記憶を頼りに進みましたが、ところどころコースが不明瞭になっているところがありました。
このコースは、まず経験者同行で歩いてほしいところです。
5時30分に山仲間と待ち合わせ、中沼駐車場を目指します。
盛岡インターから水沢インターまで高速を利用し、国道397号線を西に向かいます。
胆沢ダムのロックフィルを横目にトンネルを二つ抜け、尿前渓谷橋を渡ってすぐに右折します。
すぐに幅の広い作業道に合流しますが、この道は通行できないのですぐに右折、そしてすぐに左折し、従前の林道を進みます。
その後、何箇所か分岐がありますが、看板に従い進むと中沼駐車場に到着します。
駐車場についたときは太陽の日差しがあったのですが、小雨が降っていました。
通り雨かなと思いながら、山支度を始めます。
カッパは着なくていいかな!と、晴れ仕様の格好で出発です。
今日は自分は一人で金明水直登コースを、連れは中沼コースを登り、銀明水で待ち合わせです。
金明水直登コースは、林道の道なりに北方向に進みます。
しばらくは林道の形態ですが、あっという間に狭くなります。
う〜ん、昔はもっと奥まで車が入れましたねえ。
尿前川までは比較的踏み跡がしっかりしているので、きちんと足元を確認しながら進めば大丈夫だと思います。
尿前川まで下りたら、尿前川を渡渉します。
前日の雨の影響か、少し水量が多かったです。
これまで自分は浅瀬を見つけ登山靴を履いたまま渡渉していたので、今回もいいところがないかなと右往左往したのですが、今回は無理でした。
登山靴を脱いで、はだしで渡渉しました。
さすがに水は冷たかったです。
渡渉ポイントは、川に合流してから少し上流側に進んだところです。
対岸の登山道の取り付き部分が崩れていたので、わかりにくかったです。
テープや布がぶら下がっていたのですが、影で見えませんでした。
今回目印に倒れた木に赤いシュリンゲを下げてきたので、見つけていただければと思います。
ここから尿前川の左岸に取り付くように登り、しばらく流れる水の音を聞きながら高度を稼いで行きます。
ところどころ藪が濃いところがありましたが、踏み跡をきちんと確認すればわかると思います。
また、ところどころに赤布や青布があるので、注意して確認してください。
残雪が残る沢形態の箇所に出ました。
その先に目をやると、大きな岩のガレ場が見えてきます。
青岩のガレ場です。
残雪の上を、ガレ場に向かって進みます。
ここのガレ場は赤ペンキに従い、左にトラバースしながら抜けてしまいます。
しばらく進むと水芭蕉の綺麗な湿原が現れます。
湿原の中に踏み跡っぽいものが続いていますが、これは水の通り道か、獣道です。
ここは湿原の右側を進みます。
と、いきなり行き止まりにぶつかった感じになりますが、登山道はここで90度右に曲がっています。
標高1,090mから続く稜線の鞍部に取り付くと、そこは天竺沢の右岸に取り付いたことになります。
ここでこのコース初めての看板が現れます。
昔はこのまま天竺沢に下って沢を登るコースだったようですが、今は稜線に沿って登る尾根コースに付け替えられています。
標高差100mほどを登ると、今度は天竺沢に向かって下りていきます。
天竺沢に下りました!
ここからは、ところどころ巻き道はありますが、事実上沢登りです。
赤ペンキや赤布を頼りに、二俣をで方向を確認しながら登っていきます。
最後は小さな二俣の左俣に出ますが、ちょっと戻って右俣を登れば、ちょうど金明水の水場に出ます。
金明水をがぶ飲みしてから、小屋で小休止です。
さすがに小屋には誰もいませんでした。
さて、銀明水に向かって出発します。
縦走路を牛形分岐〜六沢山〜東焼石岳と進みます。
ガスで展望なしで風が強いとなれば、他の登山客の姿はありません。
やっと、東焼石岳と姥石平の間で、数名の登山客とすれ違いましたが、姥石平までくるともう別世界ですね。
こんな天気にもかかわらず、多くの登山客でにぎわっていました。
自分は焼石岳の登頂はやめ、そのまま銀明水に下りました。
大きな雪渓を何箇所か通り、銀明水に到着です。
連れは、顔見知りの山仲間と一緒になり、楽しいお昼を食べ、下山を見送ったばかりでした。
自分も小屋に入り小休止してから、いよいよ下山です。
ツブ沼コースとの分岐には例年遅くまで雪が残りますが、今年は多いですね。
中沼コースを歩けるようになったのに、ツブ沼からの足跡もそこそこあるのにはちょっとビックリです。
上沼あたりまで下りてくると、上空には青空が広がってきました。
振り返って焼石山頂方面を見てみますが、山頂方面は雲の中です。
青空のもと、中沼の写真を撮って、中沼駐車場目指して最後の下りです。
最後、木道脇の水で靴の泥を落として、無事下山です。
駐車場の車は結構いなくなっていたので、銀明水あたりで戻った方もいたようですね。
もう少しいい天気であればよかったのになあ〜♪
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