鈴鹿 《御池岳》〜山ヒルが怖くて鈴鹿が歩けるかっ!〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 764m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 曇、鞍掛峠より上は濃いガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは手書きで道迷いまでしたので正確さに欠けます。 この日は終始ガスで視界はかなり悪かったです。 杉の植林帯は山ヒルだらけです。 雨上がりで湿度も高く一部滑りやすい所もありましたが 一般的な登山道はテープ、踏み跡もハッキリしています。 マイナーな道は判り辛かったです。 |
写真
感想
〜山ヒルが怖くて鈴鹿が歩けるかっ!〜
梅雨に入り鈴鹿(特に北部)のレコがめっきり減っています。原因はただひとつ「山ヒル」の存在です。これではいかん!と思い 敢えて鈴鹿山脈の最高峰&山ヒル超危険地帯の御池岳登山を決行しました。
6/27の“nemo”さんの日記に山ヒルには「アルコール除菌スプレー」が良いと書かれてあり、山行前に購入、ザックの脇に差込みます。レインスパッツ、タイツ、首にタオル、長袖アンダー、虫除けジェルを露出部に塗りまくり上から下まで磐石の態勢で出発です。
本日は鞍掛トンネル滋賀県側登山口からスタート、最初から杉の植林帯の危険地帯です。入口から五歩進み ふと足元を見ると「ギャ〜ッ 既に両足に3〜4匹ずつ付いてる〜!」←大袈裟でなくホントの話です。しかも一歩前にはたくさんの山ヒルが地面から首を振って「カモ〜ン」と待ち構えています。「やっぱり今日は帰ろう・・・」と思いましたが、試しに「除菌スプレー」をシュッと一噴きすると 山靴やスパッツをワラワラと這い上がってきた山ヒルが2〜3度首を振り丸まってコロンと落ちます。「お〜っ、これはいける!」勇気を出して前進します。
その後も杉の植林帯を歩きますが十歩程進んでは点検して付いていればスプレーの繰り返しです。ある程度塗っておけば効果が長持ちするのか中盤以降は数も減ってきました。しかしさすがは鈴鹿山ヒル部門で霊仙山と双璧を成す御池岳、登山道に山ヒルのカーペットが敷かれているようです。植林帯を抜け鉄塔のところまで来て自身を総点検しましたが幸い被害はゼロでした。
さて自身4月1日以来の「御池岳」ですが、あいにくの天候で鞍掛峠以降はガスのため真っ白でした。鈴北岳P、真の池、御池岳Pと進みますが ガスが濃厚になり視界も効きません。奥の平で昼食とし ボタンブチで慰霊のケルンに手を合わせて直ぐ下山するつもりでしたが 何を思ったのか 池巡りをしてしまいました。ボタンブチから天狗の鼻、風池までは順調でしたがそこから先でガスと不明瞭な道に迷ってしまい何とか丸池らしき所まで来たものの その先から完全に迷いました。尾根に乗ったり谷へ下りたりしても踏み跡らしき道があるのですがすぐに見失います。
小一時間ほど彷徨いましたがさっぱりわからず、ランドマークで一番目立つであろう山頂に地図とコンパスで方向を定めて左右に逸れないように進んで何とか辿り着きました。
ある程度知っている山だからか不思議と焦りはありませんでしたが、濃いガスの時は普段と違うことをしてはいけないということを思い知りました。そして迷った時は地図とコンパスで先へ進むだけではなく、一番目立つ場所や記憶に残っている場所を目標にして戻る方法もあることを勉強しました。
山頂から鈴北岳へ戻りそこで声を掛けていただいた愛知県の男性(山レコユーザーのnipparさん)と鞍掛峠までご一緒しました。nipparさんは学生時代に登山部に所属されておられましたが卒業後長年山から遠ざかり昨年復活されたそうです。道中いろいろな話をして鞍掛峠で別れ際に記念写真まで撮影していただきました。
帰り道も植林帯では戦いが待っていました。下山中、何度も除菌スプレーで退けやっとの思いで車のところまで戻り点検すると靴の中に一匹侵入していました。完璧な装備のはずがどうやって靴の中に入ったのか判りません。やはり「山ヒル」恐るべしです。しかし被害はゼロで終えることができました。
山ヒルだ、道迷いだ、道連れだと賑やかな山行となりましたが、やはり鈴鹿はそして御池岳は素晴らしかったです。濃いガスで視界が利かなかったのが残念ですが冬の白いテーブルランドが緑のテーブルランドへと変化していて とてもきれいでした。
そして「ボタンブチ」では 無心になって手を合わせました。「Nさん、遅くなってごめんなさい。」
梅雨明けまであと少しです。夏になったらもう一度訪れてみたい「御池岳」でした。
yuconさん こんにちは
貴方の勇気ある行動に敬意を表します。
あのグロテスクな生き物だけはどうも駄目です。
この日曜日は、ナゴヤドーム5階席最上段に登ってきました。ここの傾斜度はもし雪があれば12本アイゼンとピッケルは必須という位すごく、皆ヒーフー言いながら登ってきます。
当然、眺めは最高です。
根性無しの小生は秋まで鈴鹿北部には行かず、蛭のいない山域を探し求めていきます。
献血覚悟でお楽しみください。
ホントのところ、早く御池に登ってボタンブチで手を合わせたいのですが、yuconさんのレコを拝見して、益々行けなくなりました!
「蛭」・・血まみれになりたくないです
それさえなければ、行くんですけど・・・。
yuconさんも、物好きですね〜
一番出そうな時に向かわれるとは。私など、怖くて6〜8月の御池には近付いたことがありません。
yuconさん。どんどん御池に通って、ヒル退治よろしくお願いします。
でも、ヒルとガスをyuconさんが一手に引き受けてくれたおかげで、昨日は御在所方面は青空いっぱい、ヒル無しでした。
写真31・32、たぶんマルミノヤマゴボウだと思います。確認してみてください。自宅のパソコンがクラッシュしまして、調べるのが大変なんです。 (コメントは会社のパソコンからこっそりと。)
写真33は、たぶん丸池ではないと思いますよ。丸池はもう少し大きくて、水深もあります。それに、すり鉢状の底にあったように思うのですが。
たぶん上池かも知れません。周辺の景色がわからないので何とも言えませんが。
しかし、よく丸山が運良く見えましたね。こんな濃いガスの中、御池で初めてのルートはだめですよ。
コメントありがとうございます。
さすがに多かったですね、でも もっと蛭だらけのレコも見ますので昨日の御池岳はまだ序の口だったように思います。
登山口からわずか5歩で付かれた時はホント泣きそうになりました
鞍掛峠より上に行けばある程度安心です。この日女性も7〜8名見かけましたし案外多くの方が御池岳に登っておられました。皆さんが山ヒルを意識しておられたかはわかりませんがあまり神経質にならなくても良いのかと思いますよ!
こんばんわ!ご訪問サンキューです。
ある程度気を付ければ何とかなります。
でも、しつこいです。アルコール除菌スプレーは効果絶大です。塩水の時は振りかけてから絶命までの時間が掛かりましたが、除菌スプレーはひと吹きでコロンです。なので両足の同時多発山ヒルにも慌てず対処できます。
夏の鈴鹿もいいですね! 緑のテーブルランドは見事でした。ガスの湿気でより緑が映えました。
やっぱり「御池岳」好きだなぁ〜!
ryujiさんも是非
迷いながら「また、Toshiさんに叱られちゃうなぁ」などとブツブツ言いながら彷徨ってましたが やっぱり叱られました。
西内正弘著「鈴鹿の山万能ガイド」に池周遊コースなどと書かれておりつい好奇心を出してしまいした。何も濃いガスの中行かなくてもね〜。
悔しいですね「御在所岳」は快晴でしたか、湿気も山ヒルも私が引受けてしまいました。でも「緑のテーブルランド」は見事でした あれ程濃い緑も今の時期だけでしょうね、山ヒルのリスクと引き換えでも もう一度行きたくなりますねぇ〜。
池巡りはもっと視界の良い時期を狙います。たまたまかも知れませんが地図とコンパスも使えるようになってきました。(油断禁物ですが)
ホント物好きな自分に呆れます。
yuconさんnipparです。
コグルミ谷、yuconさんと別れてからの三重県側は蛭の確認はできませんでした。鈴鹿名物の蛭に遭遇したい気もしますが
コメントや履歴を見てますと偉大な方と下山したんだ!
感動してます!! 新しい扉が開けた気がします!
山は楽しいとこですね!
こん後も期待してます!
yuconさんこんばんは!
的を得た表現ですね
こっちまで痒くなってきました
...私はまだ合掌できてないんです。
前回はかなりガスってて初御池だった私にはボタンブチに寄れませんでしたので...ヒルがいなくなったらお邪魔しようと思ってます。
なんか いろいろ持上げていただきましてありがとうございます。
私はそのような上等な人間ではないですがnipparさんのモチベーションを上げることに繋がったのならそれはそれで良しと思います。
写真を送っていただき、ありがとうございます。早速アップさせていただきました。いろいろとご苦労されたようで申し訳ないです。
ヤマレコの常連さんはどなたも安心して交流できる方ばかりです。皆さんがそれぞれの形で山を愛し山を楽しんでいらっしゃいます。nipparさんも活用して楽しんでください。私もnipparさんの山行に期待しております。お互い安全登山が続けられますように・・・。
そうなんです、長ぁ〜いカーペットです 。
あれこれ叫びながら通りました。でも怖がってばかりではいけないと思い 敢えて鈴鹿へ行きました。皆様のレコを拝見すると京都北山でも比良でも山ヒルはいるようで、鈴鹿ばかりが取り沙汰されますが 過度の恐怖心はせっかくの山の美しさを見えなくしてしまいます。ある程度の対策を施し勇気を出して行ってみましょう。
ボタンブチは込上げるものがありました。無念でなりません。
濃いガスの時は知らない道は避けましょう(当り前か)
総じてやっぱり鈴鹿は良い所です。 茶野−鈴ヶ岳−鈴北−御池岳−藤原岳という縦走コースもWさんのために準備しました。(さすがに実行は秋の方がよいと思いますが)物足りないなら竜ヶ岳、御在所まで延長します(笑)キリがないのでこの辺にします。
yuconさん、こんばんは
アルコール除菌スプレー、必須ですね!
山道具箱に常備しておきますよ
この時期に北鈴鹿に入る気にはなりません 1匹のヒルは気になりませんが、カーペットはダメです
yuconさんの物好き・・・いや勇気に拍手です
ジョニーを使用したことがないのですが 除菌スプレーは効果絶大でした。何の成分がどのように作用しているのか解かりませんが「丸まってコロン」と息の根がとまっており、「これはいける!」と希望がわいてきました。
monsieurさんも書かれているように あんまり騒ぎすぎるのもね〜 でも 実際遭遇すると騒ぎますね〜
困ったやつらですね〜
拝見遅なりました。
流石にヒルの写真は撮っている余裕は無かったと思いますが1ショットでも欲しかったな〜
しかしyuconさんの勇気は素晴らしいね!
一番不快極まりないこの時期にあえて御池岳とは!
でも「ヒルに負けなかった」この山行。
そしてアルコールスプレー、参考になります。
あぁ、でも俺は勇気が出ない
guhikazukiさん ありがとうございます。お元気ですか?
山ヒルの写真は撮る余裕がありませんでした。両手のダブルストックにうえに除菌スプレーを持っていて かめらはザックの中にしまいこみました。 もうすこし奴らと仲良くなれたら写真を撮ります
待望の3連休が到来しましたね!guhikazukiさんはどこへ行かれますか、子守もよし山行もよしと思います。
私は相変わらず鈴鹿へ行ってきます。 とりあえず大貝戸から藤原岳へ登りそこから右へ進むか左へ進むか決めていませんがいくつか縦走して参る予定です。
また「山ヒル」との戦いが待っています
guhikazukiさんの所から飛んでまいりましたmountrexと申します。よろしくお願いします。
山ヒルのお話は凄いですね。guhikazukiさんと同じくヒル・カーペットの画像を見たかったです。秋田にも山ヒルがいますが、私はまだ被害にあっていません。登山するにも別の勇気が必要で身震いしながら拝見しました(笑)
御池岳のテーブルランドは天気が良いと景色が最高だと思いますが、本当に天候が悪いと不安になりそうな山ですね。この独特の景色はこちらでは見かけませんので新鮮です。
これからもお邪魔させて頂きますね。山行頑張ってください!
初めまして、ご訪問ありがとうございます!
「またやぶ漕ぎかぁ〜」の方ですね!
昨日、guhikazukiさんとお互い今日の予定を報告しあったのに、明け方から土砂降りの雨で仕方なく山行は中止にしたところam7:00頃から雨が止み 「しまった、強引にでも出発していればよかった!」と後悔しています。
本日の予定は明日にスライドさせたので好天を祈るばかりです。
秋田県は恥ずかしながら訪れたことがなくどのような土地か想像できませんので私の方こそmountrexさんのレコを通して秋田県を感じていきたいと思います。
では これからもよろしくお願いします。
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