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Yamareco

記録ID: 207778
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

☆乾徳山

2012年07月16日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.5km
登り
1,218m
下り
1,206m

コースタイム

乾徳山登山口BS910-928登山口--1025水場1031-1041国師ヶ原分岐1042-1108扇平分岐1115-1211乾徳山山頂1227-1311扇平1325-(道満尾根経由)-1438乾徳山登山口BS
天候 はれ(山頂付近はくもり)
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
池袋駅549-557新宿駅600-638立川駅643-818塩山駅832-908乾徳山登山口BS
乾徳山登山口1555-(タクシー)-1618塩山駅1632-1751高尾駅1755-1845新宿駅
※池袋-新宿、新宿-八王子、八王子-塩山で乗車券を分割購入した。高尾以西に行く際は、乗車券分割で100円以上運賃が安くなることが多い。
※塩山駅行1508、山梨市駅行1536のバスは混雑のため乗車不能だったため、相乗りでタクシーを使った。運賃は乾徳山登山口〜塩山駅で4000円弱だった。
※乾徳山登山口BSに停車するバスは西沢渓谷始発。連休の最終日や紅葉シーズンは、帰りのバスの混雑に特に注意が必要と思われる。
コース状況/
危険箇所等
◯乾徳山登山口→国師ヶ原
危険箇所なし。

◯国師ヶ原→扇平
危険箇所はないが、ハチに襲われた。

◯扇平→山頂
最初の本格的な岩場はルートロスト注意。ペンキの矢印を頼りにルートを探すと、細い道にはしごがある。直登もできなくはないが、困難と思われる。
1つ目の鎖場は、鎖をほとんど使わずに登れる程度。
2つ目の鎖場は、2本の鎖があるが右側を使うのが楽。ホールド、スタンスは多い。
最後のほぼ垂直の鎖場は、前半は腕力頼りになると思われる。後半は補助的に鎖を使う程度で十分。見た目ほどは難しくない。
最後の鎖場は迂回路(はしご利用)もあるが、それ以外の鎖場からは逃げられない。

◯天満尾根
危険箇所なし。
赤テープが多いので、頼りになる。
2012年07月17日 22:29撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:29
2012年07月17日 22:31撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:31
2012年07月17日 22:30撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:30
2012年07月17日 22:31撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:31
2012年07月17日 22:32撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
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2012年07月17日 22:31撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
1
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2012年07月17日 22:32撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:32
2012年07月17日 22:32撮影 by  COOLPIX L23 , NIKON
7/17 22:32
撮影機器:

感想

天気予報を見ていると、どうやらこの週末はめちゃくちゃ暑いようなので、
最低でも2000m以上の山に行きたいなーとぼんやり思ったり。

候補として他に宝永山(富士山の下)や雲取山などもありましたが、乾徳山に決めました。
変化に富んだ楽しいコースである点が決め手です。
ただ、鎖場は本当に攻略できるのか、また帰りのバスに間に合うのか、標高差1200mって何気にきつくないか、などなど不安材料も色々抱えた状態でのスタートでした。

5時半に自宅を出発。
電車は比較的空いていたので、ゆったりと塩山駅まで行けました。
塩山駅からはバスに30分ちょい揺られ、9時頃に乾徳山登山口へ。
奥多摩へ行くのと所要時間はさほど変わらないのは意外でした。

登山開始から1時間半は単調な登りで辛かったですが、
途中の錦晶水が水量豊富で冷たくて気持ちよく、気分をリフレッシュできました。
ちなみに銀晶水は、水量が非常に少なく水場としては使えません。

錦晶水からしばらく歩くと、国師ヶ原に出ました。
ここで鹿の群れに遭遇し、大興奮!
人に慣れているのか、近づいてもなかなか逃げ出しません。

国師ヶ原の分岐ではまっすぐ進みました。
草原を登っている途中に後ろを振り返ると富士山と甲府盆地のいい景色が見れて、疲れが吹き飛びます。
やがて月見岩、扇平に到着。
二箇所とも休憩にはもってこいの場所で、このあたりで軽く昼食にしました。

さてさて、ここからが本番。
道が急に岩がちになり、手足をフルに使うしんどい急登が続きました。
しばらく歩くと金玉が縮むような岩場に出ました。
ペンキを見てルートを探すとハシゴの道があり、そこから容易に進めるのですが、
ルートを見失って直登しようとしてしまいました…。
この時、山頂を目の前にして「撤退」の二文字が浮かんだのですが、
他の登山者の方に正しいルートを教えてもらえました。
感謝です。

続いて鎖場が二箇所連続しましたが、そこは鎖を補助的に使う程度で難なくクリアー。
ただ、最後の鎖場はほぼ垂直で、手をかける場所もあまりありません。
どう登るんだろ…と思って前の登山者を見ていたら、かなり腕力頼りで登ってました。
その様子を真似つつ登ってみると、意外とすんなり登れました。

こうして山頂に着きましたが、ガスが発生して景色が見えない上に、
20人規模のグループが山頂を占拠していて、ちょっと残念でした。
山頂を楽しむのは15分ほどにして、すぐ下山開始です。

同じ鎖場でも下りだと思った以上に難しく、
他の登山者の方からアドバイスをいただきながら下りました。
技術不足をつくづく感じます。

月見岩からは天満尾根を下りました。
メインコースより明らかに人が少なく、会った人は2名のみ。
静かな山歩きができるのはいいですが、コースはかなり単調で、人が少ない理由もわかる気がします。。
比較的歩きやすい道だったので、ついついスピードを上げてしまい、
分岐から1時間強でバス停に着いてしまいました。

下山後はそば屋でもりそばをいただき、おばちゃんと雑談タイム。
サービスできゅうりとそば湯も出ました。

塩山駅、山梨市駅行きのバスが1本ずつ来ましたが、
いずれもキャパオーバーで乗れず。
4人でタクシー相乗りして駅に向かうことになりました。
これはこれで楽しかったです。

帰りは電車で爆睡でした。


今回の山行で思ったのは、普段の奥多摩ハイキングの時と比べて他の登山者との連帯感がなぜか強かったなぁと。
アドバイスをいただくなど、他の登山者の方々に助けられながらの登山でした。

また、自分の経験・技術不足も痛感しました。
当面は乾徳山以上のレベルの山には行かず、地道に謙虚に修行していきたいです。

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