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記録ID: 214827
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ハイキング
谷川・武尊

【自戒のための敗退記録】 巻機山

2012年08月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:55
距離
3.6km
登り
338m
下り
319m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

桜坂駐車場〜(敗退)〜桜坂駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道 塩沢石打ICから約17km、桜坂駐車場

※ 桜坂駐車場は有料で半日300円、1日500円。複数の駐車場があり全50台程度駐車可能
※ トイレ(トイレットペーパー無し)、水場(水道)有り
コース状況/
危険箇所等
≪井戸尾根コースとヌクビ沢コースとの分岐〜巻道分岐≫
平坦ではあるが山道が隠れてしまうほど雑草が生い茂っている。
昨夜の雨で洋服は濡れ、山道はぬかるんでいて滑る。

≪巻道分岐〜敗退場所≫
緩やかな上りであるが、所々崩落しかかっていたり、苔の生えた石は滑るので慎重に歩く。
誤って進んでしまった直登箇所はマーキングがあるものの見落としやすく、かつ道なりに見えるので注意が必要。
国道291号線に巻機山の標識がある
この後も分岐に標識があり、迷うことはないだろう
2012年08月12日 07:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 7:16
国道291号線に巻機山の標識がある
この後も分岐に標識があり、迷うことはないだろう
車を止めた桜坂駐車場
2012年08月12日 05:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:09
車を止めた桜坂駐車場
少し歩くと更に駐車場があり、
2012年08月12日 05:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:12
少し歩くと更に駐車場があり、
その先に登山道入口がある
これから行くヌクビ沢は雪渓が不安定なため入山禁止とは…
2012年08月12日 05:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:13
その先に登山道入口がある
これから行くヌクビ沢は雪渓が不安定なため入山禁止とは…
登山道入口にある案内板
2012年08月12日 05:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:13
登山道入口にある案内板
井戸尾根コースとヌクビ沢コースとの分岐
入山禁止になっているのにヌクビ沢コース(直進)に向かう
2012年08月12日 05:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:14
井戸尾根コースとヌクビ沢コースとの分岐
入山禁止になっているのにヌクビ沢コース(直進)に向かう
これから向かうヌクビ沢の雪渓がちょびっと見える
割引岳は雲の中
2012年08月12日 06:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
8/12 6:58
これから向かうヌクビ沢の雪渓がちょびっと見える
割引岳は雲の中
昨夜の雨で木々が濡れていて洋服がずぶ濡れになる
2012年08月12日 05:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:23
昨夜の雨で木々が濡れていて洋服がずぶ濡れになる
ヌクビ沢コースと巻道(避難道)との分岐
巻道を選択する
2012年08月12日 05:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
8/12 5:34
ヌクビ沢コースと巻道(避難道)との分岐
巻道を選択する
写真では分からないが、誤った山道の直登
当然ではあるが山道としてあり得ない急坂で、下りでは3回滑って泥だらけになる
2012年08月12日 05:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
8/12 5:49
写真では分からないが、誤った山道の直登
当然ではあるが山道としてあり得ない急坂で、下りでは3回滑って泥だらけになる
誤った山道との分岐を改めて見てみると、ちゃんとマーキングがある
2012年08月12日 06:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
1
8/12 6:05
誤った山道との分岐を改めて見てみると、ちゃんとマーキングがある
巻道から割引沢を見る
この後敗退を決める
2012年08月12日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 220 IS, Canon
2
8/12 6:37
巻道から割引沢を見る
この後敗退を決める

感想

昨年8月から山歩きを始めて丸1年が経ち、無事に2年目に突入した。
標高300mの低山から始めて少しずつ難易度を上げていき、40本以上の経験を重ねてきた。
もちろん、初歩の”し”程度しか体力も技術も無いことは重々認識しているが、経験を重ねるにつれて過信することもあると感じ始めていた。
そんな中、今回の山歩きでその過信が出て結果敗退することになったが、自戒のために恥を忍んで敢えて記録するものである。

前回の平ヶ岳の高層湿原に見惚れたため、今回も高層湿原がある所にしようと探していたところ巻機山が候補に挙がった。
自宅から巻機山までは3時間以上掛かりそうであったため、前日に向かい車中泊することにした。

当日は4時に起床し、トイレに行こうかと思い、後部座席から外に出ようとしたところ、防犯装置が作動してしまいクラクションが鳴り続けて焦る。

 お詫び)
 車中泊されていた多くの方々にご迷惑をお掛けいたしました。
 この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

そんなこんなでバタバタしながら準備をして5時に出発する。
出発するときスマートフォンのGPSを作動させるが、ここで地図をダウンロードしていないことに気付く。
もちろん、地図とコンパスを持参しているがまだまだ未熟であるため、GPSでの現在地が分からないと万が一の時に困る。
この段階でリスクが高くなったので難易度が高くなることは避けるべきだが、悩みつつも入山禁止となっていたヌクビ沢コースを選択した。
ただ、不安材料があることで、いつもは何か起きてもポジティブに考えるが、事あるごとにネガティブに考えてしまい、精神的に追い込まれていく。
そんな中、誤って崩落した個所を山道と勘違いして急登であるにも係わらず進んでしまう。
こんな急登が山道かと迷いながらも進んでいくと案の定行き止まりで引き返すが、急登したところを下るため何度も滑って泥だらけになる。
急登で疲労困憊したところに何度も滑ったことも加わってモチベーションが上がらない。
その後無事に山道に戻るも正しい判断ができないように思えてこのまま進んで良いのか不安に駆られ、登頂したい気持ちが薄れる。
こんな気持ちのまま進んで良いのか考えながら進んでみるが、なかなか足が前に進まないため、残念だが撤退することにした。

井戸尾根コースとヌクビ沢コースとの分岐まで戻った時点で7時だったため、井戸尾根コースで向かえば正直十分に登頂することは可能であったが、一旦落ち込んだモチベーションが上がってこないため、今回は諦めることにした。

今回の敗退は、準備不足と過信からくるものであり、未熟以外の何ものでもない。
山歩き2年目となって始めての山歩きがこのようなことになったのは非常に残念なことだが、逆に良い経験になったと考える方が自身にとって有意義であると考え、今後に活かすことにした。

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