南暑寒岳、暑寒別岳 (雨竜沼湿原〜暑寒荘)
- GPS
- 10:59
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
帰り:暑寒荘16:20頃(タクシー3710円)16:40頃 オーベルジュましけ[入浴](タクシー)増毛17:52(JR留萌本線)18:17留萌[食事]20:13(JR留萌本線)21:08深川21:13(JR函館本線)22:24岩見沢22:32(JR函館本線)23:14札幌[泊]8:04(特急ヌプリ)11:26黒松内(森林公園を散歩)黒松内温泉14:35(バス)15:02長万部15:19(北斗11号)15:44洞爺16:33(トワイライトエクスプレス)5:17長岡5:48(JR上越線)6:56越後湯沢7:07(新幹線)8:36東京8:54(JR東海道線)10:10国府津10:29(JR御殿場線)11:16御殿場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「入山口」 南暑寒荘で登山届を提出。協力金500円。宿泊1000円。 「南暑寒荘〜雨竜沼湿原〜南暑寒岳」 雨で地面の滑りやすい場所や、笹で濡れるところもあるが、おおむね問題なし。 湿原内は木道。 「南暑寒岳〜暑寒別岳」 この間は登山者が少ないので熊が不安。 道は良いが、暑寒別岳手前のガレ場横の急登はヒヤリとする。 「暑寒別岳〜暑寒荘」 最初は急な下りだがロープもある。 あとは普通の登山道。 「オーベルジュましけ」 日帰り入浴 500円。 |
写真
感想
今年の盆休みは久々に連休山行ができそう。
それで白馬大池から朝日岳への縦走を計画してたのだが、いざ出発前日になってみると天気予報がよろしくない。入山日の11日はいいとしても稜線を歩く予定の12,13日が雨予報になっている。
とりあえず出発を遅らせて11,12日は様子見することにします。
しかし、遅らせても週間予報は悪い方へ向かうばかり・・・。
それどころか予報に反して12日は天気が良かったらしいという情報も入ってきてガッカリします。ああ・・・。
さあどうしよう。
いっそのこと天気の良さそうな北海道でも行ってみようか・・。
でも「今更切符なんて満席で取れないだろうなあ」と思いながらネットを見てると翌朝の千歳便の特割が1席空いている・・・。
すこし迷いましたが千歳便の予約を入れ、荷物と地図を慌てて入れ替えます。
飛んでしまえばあっという間に札幌へ。
機内持ち込みできないガス缶を買いに秀岳荘へ行くと「月曜定休」。あわてて燐駅の桑園のiciへ行きなおします。iciでガス缶と熊鈴を購入します。
その後、札幌、岩見沢、江部乙、雨竜と列車、バス、タクシーを乗り継いで行き、夕方に登山口の南暑寒荘に入ります。
南暑寒荘は綺麗で居心地の良い山小屋でした。
翌朝、南暑寒荘から歩き始めます。
最初は深い谷間を縫って行きますが、徐々に空が近づき広く明るくなっていきます。
そして登り切ると湿原が見えてきます。
ドーンと広い湿原と、その奥に暑寒別岳、感動です。
花は時期が遅かったのか少な目に感じましたが湿原に池塘に山、素晴らしい景観でした。
湿原を抜けたら南暑寒岳への登りにかかります。
樹林帯を越えると徐々に周囲を見渡せるようになり、南暑寒岳に着きます。
展望良好。
暑寒別岳、群別岳、奥徳富岳、黄金山などを見渡すことができます。
ここから暑寒別岳への縦走路も緑の中に続いているのが見えます。
ここまでは前後に登山者が居ましたが、皆ここで引き返すようです。
熊を心配しながら先へ進みます。
南暑寒岳からは一旦1060mのコルまで下るので、暑寒別岳1482mまでは約420mの登りが待っています。途中のガレ場横は急で滑りそうな場所でヒヤヒヤしましたが何とか登りぬけます。
山頂が近づくと花も増え、ハイマツも増え高山らしい雰囲気になってきます。
丁度昼時、日差しも強くバテ気味ながらも暑寒別岳にたどり着きます。
こちらも展望は良く、群別岳、奥徳富岳の他に浜益岳、雄冬山なども見渡すことができました。
下山は増毛方面へ向かいます。
こちらは縦走路の先に日本海を見渡しながら下ります。
佐上台まで下りた辺りで下山時間の見当もついたので携帯電話でタクシーを予約し、あとは暑寒荘まで黙々と下りました。
花の最盛期や残雪の斑模様には季節が遅かったようですが、それでも雄大な北海道の雰囲気を感じることができた山行になりました。
北海道まで来たら山だけでなく旅することも楽しみ。
増毛からの留萌本線では車窓から日本海を眺め、留萌の街では魚と地酒で気持ち良くなります。
行きは飛行機で来たので返りは列車で帰ろう。函館本線でニセコや羊蹄山を眺め、最後はトワイライトエクスプレスで噴火湾を眺めながら汽車の旅。
たった三日間ですが色々と楽しんだ旅ができました。
コメント
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malembeさん、なんと北海道ですか。
「そうだ、北海道 行こう」って感じで
お盆の最中に軽く行って来られてびっくりです。
お盆でよくチケットが取れましたね〜
帰りの電車も事前予約無しですか!?
運がいいですね
前夜遅くにネットで「ポチ」で航空券が手配できちゃうので。北海道も軽い気持ちで行けるようになりました。
でも個人的には急行八甲田と連絡船を乗り継いだ時代の方が好きですが・・・。
帰りは運が良かったのかな?。
直前キャンセルとかもあるので、一人なら何とかなるかと軽い気持ちで突っ込みました。
ただトワイライトは予定外。長岡で降りれば東京へ帰れると気づいて慌てて購入しましたが、一生縁のない列車だと思っていたので自分でも驚いています。
すごい行動力ですね
前日に北海道入りを決めるなんて真似できません。。
う〜ん、、電車に詳しい方は旅慣れていますね。
ittaさん、おはようごいざいます。
目的のの山には行かれましたか?。
私の場合、山以外の趣味が鉄道と旅なので、行くと決めればどこへでも・・・。
ただ難点は、どこでも行けるという思いのために、いつも行き先を出発直前まで悩んでしまうことかな。
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