眺望を満喫しながら富士山五合目を散策！（奥御庭散策コース）

2012年08月16日(木) [日帰り]

• GPS: 03:22
• 距離: 9.5km
• 登り: 251m
• 下り: 252m

コースタイム

06:50 奥庭駐車場（発）
07:15 御中道自然探勝路(取り付き)
07:22 寄生火山
08:05 富士スバルライン五合目(河口湖口) 08:30
08:43 泉が滝分岐
09:01 御中道自然探勝路(五合目)
10:09 御中道自然探勝路(御庭)
10:13 奥庭駐車場（着）

天候

晴れ のち 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士スバルライン 奥庭駐車場
※駐車場は無料ですが、富士スバルラインの通行料は2,000円です。

コース状況／危険箇所等

よく整備されたハイキングコース（御中道〜御庭〜奥御庭散策コース）ですので、コース内を歩く分には特に危険な所は有りませんが、荒天時には危険なので通らないよう掲示がありました。

写真

8/16 6:48

お早うございます！今回の山行は、今日(8/16)からお盆のマイカー規制が解除された富士スバルラインの奥庭駐車場からスタートです　到着時点では駐車場に余裕がありました

8/16 6:50

富士山の森林限界付近に設けられている御中道(おちゅうどう)自然探勝路を使って、富士五合目を散策します

8/16 6:50

まずは、奥庭駐車場向かいの登山口から御中道に向かいます

8/16 6:52

五合目駐車場を目指します

8/16 6:57

まずは、御中道に取り付くまで石畳の道を登ります

8/16 7:04

御中道に取り付くと、評判通りに南アルプス、八ヶ岳連峰、奥秩父山塊の峰々を眺望することできました！

8/16 7:02

南アルプス北部：仙丈ヶ岳、鳳凰山、甲斐駒ケ岳（左から）

8/16 7:03

南アルプス北部(白峰三山)：農鳥岳、間ノ岳、北岳（左から）

8/16 7:04

南アルプス南部：聖岳、赤石岳、荒川岳（左から）

8/16 7:02

八ヶ岳連峰

8/16 7:02

奥秩父山塊

8/16 7:04

八ヶ岳と奥秩父山塊、手前に御坂山地

8/16 7:07

オンタデ（タデ科）、富士山の五合目は有名な産地のようですね

8/16 7:07

オンタデ（タデ科）、たくさん咲いてました

8/16 7:09

カラマツぼっくり

8/16 7:16

御庭の植物

8/16 7:10

河口湖の向うに、奥多摩方面が見渡せました

8/16 7:20

本栖湖と南アルプス

8/16 7:20

御庭登山口側との分岐、反対の方向へ進むと、有名な「大沢崩れ」に行けるようです

8/16 7:21

富士山の植物垂直分布

8/16 7:22

富士山の寄生火山、100箇所以上あるようです

8/16 7:22

このようなロート状のくぼみが寄生火山

8/16 7:26

腰の低いカラマツ

8/16 7:26

とても静かなハイキングコースを進みます　火山岩の砂利の上に、ずーと石畳が敷かれています

8/16 7:27

逆光で暗くなってしまいましたが、河口湖口あたりより、山頂方面がよく見渡せます

8/16 7:28

山頂付近には雪渓が残っていました

8/16 7:28

コース上を歩く限り危険は有りませんが、このような崩落ポイントを何箇所か横切ります

8/16 7:31

南アルプスと八ヶ岳

8/16 7:29

塩見岳(3,047m)

8/16 7:31

再び崩落ポイントを横切ります

8/16 7:37

今日はまだ山頂に笠雲が掛かっていません

8/16 7:42

太い樹木が水平に生えています

8/16 7:44

ハクサンシャクナゲ（ツツジ科）が咲き残っていました

8/16 7:44

たまに樹林帯を通り抜けます

8/16 7:46

この辺は森ですね

8/16 7:51

今のところは良い天気です

8/16 7:52

お日様が高くなって、少し南アルプスの見え方が変わってきたかな

8/16 7:52

こちらは、赤石岳方面

8/16 7:56

8/16 8:01

まもなく、五合目駐車場エリアに到着です

8/16 8:04

御中道の入口です　荒天時には危険なので通行しないよう掲示があります

8/16 8:05

ヤマホタルブクロ（キキョウ科）

8/16 8:08

五合目駐車場エリアは人が多くて別世界です　総合管理センターで、きれいなおトイレをお借りしてひと休みしましたが、五合目の駐車場は予想通り満車でした

8/16 8:08

おっと、山頂に傘雲が現れてきましたね

8/16 8:17

ヤハズヒゴタイ（キク科）

8/16 8:17

ミヤマアキノキリンソウ（キク科）

8/16 8:18

ヤマホタルブクロ（キキョウ科）

8/16 8:22

小御嶽神社の展望台より、山中湖方面の眺望が良かったです

8/16 8:29

せっかく来たので、”泉が滝”まで足を延ばすことにしました　道中とても沢山の下山者とすれ違いましたが、多すぎて挨拶する雰囲気では無いですね

8/16 8:37

黒岳(1,793m)の山頂付近の雲が取れました

8/16 8:38

裾野の向うに相模湾が見えました

8/16 8:43

泉が滝に到着しましたが、足の調子がいまいちなので、今回はここでピストンです

8/16 8:45

ミヤマシャジン（キキョウ科）

8/16 8:45

紫のパステルカラーがきれいです

8/16 8:46

トモエシオガマ（ゴマノハグサ科）

8/16 8:58

河口湖口に戻って来ました　外国の方も富士山がすきなんですね　多く見かけました

8/16 8:59

登山者と観光客で、とても賑やかなバスターミナル

8/16 9:01

笠雲〜

8/16 9:00

それでは、御中道を戻ります

8/16 9:07

8/16 9:07

8/16 9:07

8/16 9:08

8/16 9:22

それにしてもこの道は静かですね〜　この道で出会った方々(15名くらい)とは、いつものように「こんにちは〜」と山の挨拶を交わさせていただきました

8/16 9:25

8/16 9:30

ベニバナイチヤクソウ（イチヤクソウ科）

8/16 9:30

ベニバナイチヤクソウ（イチヤクソウ科）

8/16 9:35

8/16 9:39

8/16 9:39

8/16 9:44

ムラサキモメンヅル（マメ科）

8/16 9:46

8/16 9:51

8/16 9:57

ここから御庭の登山口方面へ向かいましたが、奥庭駐車場に戻る場合は車道脇を歩くことになるので、来た道を戻った方が良いと思います

8/16 9:57

スバルラインに向かって下ります　溶岩の砂利にのって滑らないように注意です

8/16 10:08

満車の駐車場と五合目に向う渋滞が見えてきました

8/16 10:09

御庭の登山口に下りてきました。ここから奥庭駐車場まで車道脇を歩きます

8/16 10:13

奥庭駐車場に戻って来ましたが、駐車場は満車、道路は数キロ渋滞になっていました。帰り道では麓から大型の観光バスが次から次へと上がって行きました　一応平日なんですが富士＆夏休み恐るべしです

撮影機器：

FinePix HS10 富士フイルム

感想

gutenmrgen

せっかくの夏休み期間ですので、なるべくアウトドアで活動したいのですが、先日の雲取山で久しぶりに膝痛が再発してしまったため、今回はタフな山歩きは控えて、涼しくて風景や高山植物を楽しみながらのんびり歩けるハイキングコースを探しました。
※気持ちに身体がついてこないため、無理すると膝や足首が壊れたりして、回復に時間が掛かってしまうので。

さて、御中道(自然探勝路)ですが、標高2,300m程度のほぼ平坦な散策路で、五合目に向う場合は左手に南アルプス、八ヶ岳、富士五湖、奥秩父山塊、御坂山地などの眺望を満喫でき、右手には富士山の山頂を望むことができる静かなハイキングコースでした。（風は適度に吹いてました。）

打って変わって五合目は、多くの観光客や登山者で賑わっていて、建築物も多く別世界の様相でしたが、観光地も兼ねているので仕方ないですね。五合目では、総合管理センターに立ち寄り(トイレを借りて)、小御嶽神社に参拝して(撮影禁止です)、売店で山バッチを購入しました。

結果として、目論見通りに、眺望や高山植物を楽しみながら、涼しくのんびりと山歩きを満喫することができました。
奥庭駐車場に戻って来た時のトイレの前で、渋滞で困っていた方から五合目へ行く手段が無いか聞かれたので、今日歩いた御中道ルートを紹介させていただきました。

(おまけ)
・富士スバルラインにおいて、往路では道端から飛び出してきたニホンジカを轢きそうになり焦りました。復路ではオコジョ(またはイタチ)がしゅるしゅると前方の道路を横断して、道端から背筋を伸ばしたポーズでこちらを伺っていました。(可愛らしかったです。) 何れにしても、動物の飛び出しに対応できるように、スピードは控えめにしてのんびり走るのが良いかと思います。
・帰りの中央高速で談合坂SAに立ち寄りましたが、眠気覚ましに食べた「冷しほうとう(温玉・ほうれん草・揚げ玉・しょう油味スープ)」が体温に近い猛暑の中でとても美味しかったです。