キリマンジャロ

2012年08月28日(火) 〜 2012年09月02日(日)

• GPS: 124:50
• 距離: 66.1km
• 登り: 4,185m
• 下り: 4,184m

コースタイム

28日（火）登山1日目
マラングゲート10:00-ランチ12:10-マンダラハット15:00-ティータイム15:30-マウンジクレーター16:30-マンダラハット17:10-ディナー18:00
29日（水）登山2日目
マンダラハット8:20-ランチ13:00-ホロンボハット16:15-ディナー18:30
30日（木）登山3日目（停滞日）
ホロンボハット9:00-ゼブラロック11:00-ランチ（ホロンボハット）13:30-ディナー18:00
31日（金）登山4日目
ホロンボハット8:20-ランチ12:50-キボハット16:20-ディナー17:30-就寝19:00-起床23:00
1日（土）登山5日目　山頂アタック日
キボハット出発0:00-ギルマンズポイント8:30-キボハット11:20（休憩）-出発13:00-ホロンボハット16:30-ディナー18:30
2日（日）登山6日目
ホロンボハット8:00-マンダラハット（ランチ）11:50-マラングゲート15:00

☆上記の時間はタンザニア時間なので、日本時間−6時間です☆

天候

28日（火）くもり
29日（水）くもり時々晴れ
30日（木）晴れ
31日（金）晴れのち曇り
1日（土）晴れ
2日（日）晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

旅行自体は、8月25日〜9月5日です。

☆行き☆
25日（土）EK319　NRT→DXB　飛行機
26日（日）EK719　DXB→NBO　飛行機
27日（月）ナイロビ→ナマンガ国境→アリューシャー→マラング村（シャトルバス）

☆帰り☆
3日（月）マラング村→アリューシャ→ナマンガ国境→ナイロビ（シャトルバス）
4日（火）EK720　NBO→DXB　飛行機
5日（水）EK318　DXB→NRT　飛行機

コース状況／危険箇所等

http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=2975

＜マラングルート＞
○登山ポスト○
マラングゲートにて、入山手続きをします。
日本の山とは違い、ガイドと一緒じゃないと山に入れません。
この際、パスポートの提示とサインを書きます。
それぞれ小屋に着く度に、必ずサインを書きます。登山終了時もサインあり。

○トイレ情報○
マラングゲート、マンダラハット、ホロンボハット、キボハットにあり。
マラングゲート以外はトイレットペーパーがありませんので要持参。
登山道にもトイレはありますが、穴が開いているだけの簡易トイレです。

○山小屋情報○
・4人1部屋の小屋でした。他のタイプもあるようです。
・単なるマットレスしかないので、シュラフは持参します。
寒くて眠れないことを考えると、4シーズン用がお薦めです！
・電気は、ついたりつかなかったりなので、ヘッドランプは必須。
・食堂とトイレは、小屋の中にはなく別の建物にあります。

○ショップ○
・マラングゲートに、お土産屋さんがあります。
登頂証明書のラミネートも、このショップでしてもらえます。
・マンダラハットには、コカコーラが売っています。
・他の小屋には、何も売ってないと思った方が良いです。

＜今回お世話になった旅行会社＞
NCT　自然と文化の旅
http://www.nctravel.co.jp/

・現地手配会社　
AfroSpace　Ltd.（アフロスペース）
・登山専門会社　ガイドやポーター所属
Kibo　Slopes（キボスロープス）

＜その他＞
・黄熱予防接種「イエローカード」ケニア入国時に必須
・アフリカだから、A型肝炎、破傷風、狂犬病などの予防接種は受けた方が良いです。
・マラリアの危険があるので、蚊に刺されないよう長袖＆長ズボン。蚊取り線香など。
・陸路での国境越えなので、タンザニアのVISAは事前取得をお薦めします。
（ケニアVISAは空港取得で問題ないです）
・生水は危険なので飲まない。沸騰してあっても殺菌剤を入れると安心です。
・常備薬はたくさん持って行った方が良いです。
・高山病の薬ダイアモックスは、ガイドと相談してから飲みましょう。
・高山では、睡眠薬は絶対に飲まない。
・手を洗える場所が限られているので、アルコール（手ぴかジェル）はお薦めです。
・ガイドやポーターへのチップは忘れないように！
・ポーターへの預け荷物の中には、貴重品（パスポート、現金、航空券など）は絶対に入れない。

写真

9/7 17:44

25日
初のエミレーツです！

9/7 17:44

22時発なので最終便となりました。

9/7 17:44

ドバイはどんなとこなんだろうね？

9/7 17:44

A380だったので、シートも広かったし、エンターテイメントも充実していました。

9/7 17:45

1回目の機内食。
噂通りに美味しい！

9/7 17:45

2回目の機内食。
やっぱり美味い！

9/7 17:45

26日。ドバイ着。ナイロビ便までは7時間のトランジット。シュラフを敷いて寝ました。

8/26 6:43

せっかくなのでバーガーキング。サイズがビッグなんだけど…

8/26 13:04

ナイロビ便に乗って、また機内食。どんだけ食べるんでしょうね(笑)美味しかったけどスパイスがきいて辛すぎて、全部食べられませんでした…

ジョモ・ケニヤッタ国際空港着。初のアフリカです。

ナイロビのホテルへ。疲れていて、倒れるように寝ました。

27日朝食。タマゴ美味しかったけど、パンがパサパサ…ここから、このパサパサ地獄が始まるんですが…

この日は、あまりお天気良くないようです。タンザニアへ向かいます。

シャトルバスと言っても、日本で言うマイクロバスです。

ナイロビ市内は治安が悪いですね…

空気もあまり良くないようです。

そのうち野原になってきました。

トイレ休憩。

荷物はバスの上に積んでるんですよ。

こんな植物も！

ナマンガ国境。殺伐とした雰囲気でした。ケニヤは撮影禁止だったんですが、タンザニアは撮れました。

国境から見える山もあるんですね。

アリューシャ着。
インパラホテル。

休憩時間がなかったので、トイレに行ってレストランにてテイクアウトを頼みました。

このホテルはプールもありましたよ。

テイクアウトのピザをバスの中で食べました…

モシの街。

マラングまでは、もうちょっとです。

ようやくマラングゲート近くのナカラホテルに着きました。

8時間ぐらいバスに乗っていました。

まずは、登山ガイドとブリーフィング。明日から、やっと登山だね！

夕飯。パンプキンスープ美味しかったよ！

メインディッシュ。
ポテトの山盛りにチキンの塊。パサパサだ…

28日朝食。まずはフルーツ。フルーツは美味しかったです。

トースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、キリマンジャロコーヒー。とにかくボリュームたっぷり。パンがパサパサ…コーヒーは最高に美味い！

マラングゲートへ。ポーターたちに荷物を渡します。ここで10ドル損。何もわからないと本当に大変だ…

事務所へ向かいます。

ショップです。

azegamaruも準備OK？

手続きに時間がかかりました…右にアシスタントガイドのファラジャがいますね(笑)

キリマンジャロの地図。

ここから登山開始です。

ハンス・メイヤー。ドイツの地質学者でキリマンジャロの初登攀をされた方です。

ゲートをくぐります。
ガイドのガウデンスが先頭を歩いていきます。

最初は、ひたすら熱帯雨林の中を歩いていきます。

池です。

亜熱帯。

この日は、寒かった…

日本にはない植物がいっぱいでした。

この日、宿泊するマンダラハットを目指します。

外でランチ！ヨーロッパスタイルの山行で、コックさんがいるんですよ。

ポーターさん達もたくさんいます。

「Pole Pole」
とにかく、ゆっくり歩きます！

マンダラハット着。

泊まるハット。運良く2人だけでした。

ティータイム。
azegamaru＆ガウデンスのツーショット。キリマンジャロコーヒーが美味しいです！

ティタイムの後、高度順応のためのお散歩。

マウンジクレーターへ向かいます。

マンダラハットから近くです。

お天気が良くなかったので、キリマンジャロは見えませんでした。

夕食。ぶれてます…

スープ。美味しい。

メインディッシュはボリューム満点。とにかくパサパサ…

少な目にしておきました。

29日（登山2日目）朝食。
このあま〜いお粥に苦しめられます…持参した醤油＆塩をかけてもダメだった…

この日は、とっても良いお天気です！

夜中に、トイレに行こうとしたら、大きな動物の影が…足がすくんでいけませんでした…ウシだったんじゃないかな…バッファローかなとも思ったし…

トイレです。結構、綺麗です。トイレットペーパーはありません。

この日も最初は亜熱帯の中を歩きます。

少し森林限界が近づいてきています。

正面にキボ峰が見える予定が雲が邪魔で見えません。

植物が低くなってきました。

azegamaruの後ろに、アシスタントガイドのファラジャ。なんか怪しい写真になっちゃった…

わっカメレオン。

可愛かった！

おとなしいんだよ！

ジャンボ！

また雲行きが怪しくなってきました。なかなかキボ峰に出会えません。

ちょいと休憩。

雲の上に来ていたようです。

雲がかかっていて晴れてきませんね…

ランチパック！パサパサ感に付きまとわれて、唾液がなくなってきました…

White-necked raven。大きなカラスがいました。

ジャイアントセネシオです。

セネシオの前で撮影してみました。

立派ですね！

また雲が出てきました。

もうすぐホロンボハットです。

良く歩きました。

ホロンボハットからマウェンジが見えます。

明日は晴れると良いなぁ〜☆

ホロンボハットは、すでに富士山の高さです。

マウェンジの形が格好良い！

わっキボ峰も見えてきた！日本からやってきて、ようやく見えました☆

白く輝く山です。

夕飯。スープはいつも通りに美味しいです。

残念ながら、ライスがベチャベチャ…

30日（登山3日目）。こんな小屋に泊まりました。日本人男性とシェアしました。

今日は高度順応日。お天気はバッチリです！またカラスがいました。

バッチリ、ウフルピーク見えてます！

マウェンジも！

朝ごはんを食べながら、山を楽しめます。

例の甘いお粥…
食欲がわきません。

コックに作ってもらえるので、自分で作らなくてよいので楽です！

タマゴは美味しいけど、パンがパサパサ…

高度順応のため、軽めにハイキング。ゼブラロックを目指します。

マウェンジが近くて感動しました！

ウフルピークもちょっとだけ見えてます。

アフリカにいるんだなと改めて実感！

エバーラスティングフラワー。永遠の花の群生。

標高は4000m。

ゼブラロック。

マウェンジ峰をバックに写真撮影。

叫んでみました！

ゼブラロックって凄い形だなって思う。

マウェンジ峰。日本の山にはないスケールです。4000m地点からさらにこれだけの迫力です。

Alpine chat。
動きが可愛い！

細くてスリムな鳥だけど、素早いんですよ。

キボ峰が見えてきました！

岩の上で横になってみたよ。右奥にいるの私です。逆さキボが見えました！

大地にいる感じでしょ？

4000mの高所とは思えない光景です。

キボ峰をバックに。

あの頂に行けるか不安でいっぱいでした。

ランチ。そろそろ日本食が恋しくなってきました。

ホロンボハットからの眺め。完全に雲の上です。

写真では分かりませんが、朝晩は寒かったです。

富士山の高さですね。

マウェンジが好きになっちゃいました！

夕飯。スープが辛すぎて食べられない。この頃、高山病の症状が少しずつ始まっていたのかな…食欲不振。

夕焼けも格別。この夜は、アメリカ人カップルと小屋はシェア。外国人同士だとなかなか辛い。

31日（登山4日目）。いよいよキボハットへの旅路が始まりました。この日の夜から山頂アタック開始です。

やや不安ですが、頑張って行ってきます！

ファラジャがツーショットを撮ってくれました。

セネシオ素晴らしいですね！

この高さにまだお水があります。

ラストウォーターかな。

キボ峰は本当に白く輝いています。4700mのキボハットまで、緩やかに上がって行きます。

遠いな〜キボ峰…

紫外線が強くてサングラスないと目が痛いです。

azegamaruは元気そうですね！

休憩所。トイレがありますが、おそらく穴だけが開いているものじゃないでしょうか。

こちらがラストウォーターでした。

振り返ればマウェンジ。

キボ峰はすぐに雲で隠れてしまいます。

4200mぐらい。

キボハットへと続く道は、ひたすらです。

頑張って歩こう。

4000m以上の高さに、こんな砂漠地帯があるなんて信じられませんでした。

砂埃が酷かった…

少しずつですが、空気が薄くなってくるのを感じました。

傾斜は緩いですが、高度は上がって行ってます。

ランチパック！相変わらずパサパサ。食欲もあんまりないんだけど、頑張って食べました！

Four-striped grass mouse。足元にやってきました。可愛くて癒されました！

タマゴの殻、パンくず、フルーツの種などいろいろ食べてました。

道標もところどころですが、ありました。

ちょっと休憩。休んで歩かないと辛くなってきました。

だぶ近くなってきましたね。標高は4400mぐらいです。

頑張らなくちゃ。

なんて頑張っていたら、急に貧血で倒れました。高山病の症状なのかな？と思いきや、たまたま傍にいたドクターは問題ないと判断しました。

ちょっと吐き気と闘いながら、キボハットまでゆっくり歩きました。

4700mまで、もうちょっとです。

キボハット着。すぐに飲み物を飲むように指示されました。この高さまで来ると、ちょっと歩いただけで息も切れてくるしダルイ…

夕食。スープしか飲めなかった…

パスタなんて、吐き気が酷すぎて食べらんなかったよ…普通に食べたら吐いただろう。

キボハットからマウェンジ側を望んでいます。
トイレに行くだけで疲れる…高山病の症状が激しくなっていました。

キボハットからキボ峰側を望んでいます。この高さに来ると、どんな人でも高山病の症状は出るようです。周りでも吐いてる人、頭が痛い人、苦しそうな人、眠れない人、何人も見ました。私も睡眠時間は1時間程度。横になったら気分が悪くなってしまって起きてました。

1日（登山5日目）。すいません。いきなりギルマンズポイントの写真。キボ峰頂上クレータの東側の地点で5685m地点です。富士山に例えると吉田口側頂上のような場所です。ここまで登るとキリマンジャロの登頂証明の対象になります。ギルマンズポイントに来れたことに感謝したいです。

ギルマンズポイントからクレータの西側を望んでいます。
アタックの日は深夜12時スタートでした。暗かったのもあるし、写真を撮る余裕もなく、途中から高山病でグッタリ…意識が朦朧として真っ直ぐ歩けなくなって、吐き気が酷い。途中、耳も聞こえなくなって記憶がないです。ガウデンスに支えられながら最後は気力で登りました。ずっと励まし続け、手を繋いで一緒に歩いてくれました。azegamaruも後ろから励ましてくれていました。

ギルマンズポイントからクレータの北側を望んでいます。貴重な氷河（右上）が望めます。
クレータの西側の最高地点（ウフルピーク）まで行ける時間でしたが、高山病が厳しかったので、ガイドの判断でギルマンズポイントまでとなりました。

ギルマンズポイントからクレータの北東側を望んでいます。

ギルマンズポイントからサドルと呼ばれる高所砂漠を隔ててマウェンジを望んでいます。5000m峰から5000m峰を望むとても雄大な景色です。

9/1 8:42

頑張りました！

9/7 17:45

azegamaruは、メインガイドとウフルピークに行く許可は出ていましたが、私と一緒にギルマンズポイントまでにしてくれました。ありがとう！

夫婦で記念撮影☆

高山病のため、クレーター部分には長時間居られないので、すぐに下山開始。

暗かったので、あまりわからなかったんですが、凄く険しい道を登ってきたようです。

これは通常の高さでも辛いよ…

高山病で登ったなんて奇跡かもしれない？

雪もところどころありました。

ガウデンスにザック背負ってもらってます。

ほんとに優しくて良い判断が出来るガイドさんです。

それにしても険しい。

まだまだ高山病の症状が取れません…

5100mで酸素は半分。5600mってそれ以下ですからね。そりゃあ苦しいよ。

少しずつですが、下に下がってくると楽になってきました。

アシスタントガイドのファラジャ。格好良いでしょ？彼は35歳で良い物を身に着けていました。タンザニアではモテルんじゃないかなと勝手に想像してました。

だいぶ降りてきました。

下に降りてくると身体が楽になってきます。

砂走りしちゃいました。

もうちょっとで、キボハットですね！

深夜0時スタートで、11時過ぎにキボハットに戻ってきました。

キボハットで少し休んでから、今度はホロンボハットまで下山します。この日はどれだけ歩いたでしょうね。ホロンボハットに着いた頃には膝が痛かった。

夕飯。眠くて疲れている中、頑張って食べました。

高山病の影響で身体も激疲れだったので、食べられる分だけしっかり食べました！ガウデンスにも進められましたし。この日も、小屋は日本人男性とシェア。

2日（登山6日目）。いよいよ下山の日を向かえました。甘いお粥も今日が最後。

タマゴは美味しい！食事の後、クルーたちにチップを渡しました。そのあと、彼らはキリマンジャロ・ソングを歌ってくれました！感激☆

どことなくさびしいですね…

キボ峰もバイバイです。

左にキボ峰、右にマウェンジが望めます。

名残惜しい。

写真撮ってみた。

azegamaruも！

ハイラックスが、いたようですが、いまだに発見できません。

うーん…どこにハイラックスいるんだろ？タンザニアの人は目が良いようだ。

マンダラハットで最後のランチ！この日は、ガスの調子が悪くてアウトサイドでパスタが食べられずにランチパックになりました。残念。

バイバイ、マンダラハット！

ひたすら来た道を下りていきます。

樹林帯を歩いていきます。涼しいです。

気が付けば酸素がいっぱいになっていて、とても楽です。

森林浴。

もうすぐゲートです。あ〜終わってしまう。

見えてきました！

ゲート通過。私のキリマンジャロ登山は終わりました。

azegamaruも満足そうですね！二人とも頑張ったよ☆

これから事務所で下山の手続きです。登頂証明書も発行してもらいます。

ガウデンス、ファラジャ、MISAKIの3ショット。彼らには本当にお世話になりました。別れ際、どことなくガウデンスの寂しそうな表情を見て、泣きそうになりました。一期一会ですね！私は一生、彼のことを忘れることはないと思います。また会える日が来ると良いなぁ！

ナカラホテルに戻って、疲れているけど夕飯。スープは美味しいです。

また激盛り。全部、食べらんないよ…

こちらのパスタも2人前はあって凄くない？？？

3日朝食。タンザニアの国旗の前で。

フルーツは美味しい。唇が激しく焼けていたので、しみました…

私、かなり顔が真っ黒に日焼けしていて大変なことになっていました。

ナカラホテルともさようならです。

後ろのジープでモシまで行きます。

タンザニアの人は運転が上手い！

車内から撮影してみたよ。

失業率が50％と高いので、昼間から外にいる人たちが多いです。

わっキリマンジャロが見えています。

左にキボ峰、右にマウエンジが見えます。とてもスケールが大きいです。あんな高いところにいたなんて想像できない。

いつか今度はウフルピークに立ちたいな！また来ますキリマンジャロ☆

モシの街。アリューシャ行きのバスを待つ間、お土産屋さんへ。

メルー山。アリューシャの街からとても雄大に望めます。この山も登ってみたいなと思いました。

ナマンガ国境。バスに乗って待っていても現地の人に「買って買って」と何度も要求されました。

みなさん、生きていくために必死なのは分かりますが、やはり買えません。女性たちの耳たぶが重たいピアスをしているせいか、穴が開いてるのに驚いた。

ナイロビ着。カレー頼んだのにパスタが登場。まっ良いでしょう！この後、待ったら30分近くかかるから…

キリマンジャロのミネラルウォーター。美味しかったです！

4日朝食。今日はいよいよ帰国の日。現地のご飯は最後のなので、しっかり食べました。

ホテルのロビー。空港に行くまで、のんびり。

ナイロビ市内から、ちょっと奥まったところにあったホテルなので静かでした。

車で空港へ向かいます。ナイロビ市内を走っている車のほとんどが日本車。トヨタ、ホンダ、ニッサン。

治安はやっぱり悪いかな…とても歩けそうな感じはしない。

ところどころ銃を持っている警官もいて怖い。

ナイロビの街並み。

ジョモ・ケニヤッタ国際空港。チェックイン・カウンターのスタッフが隣の人と楽しそうに話しながらガム食べてるし、荷物がちゃんと成田まで行くかどうか、かなり心配でした。日本では、こういう態度は有りえませんからね。最終的に成田で荷物はありました。

ドバイ便の機内食。相変わらずエミレーツは美味しい。

成田便の1回目の機内食。この日本食は美味しくなかった…牛丼って書いてあったけど、どう見ても牛丼じゃないよ。それに、おそばの塊が…

2回目の機内食。成田に着く1時間半前。慌ただしい時間帯のご飯でした。美味しかったけど、バタバタしすぎでした。

9/7 17:45

そして帰国。登頂証明書です。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

感想

MISAKI

アフリカ最高峰キリマンジャロに、どうしても行きたくて行ってきました！
海外の山では、ボルネオ島キナバル山に登ったことがあっただけで、その先の高さは未知…
4095mのキナバルの頂上に立った時に、さらなる高いところに行きたくなりました。
人間と言うのは、高いところに行きたい生き物なのでしょうか！？

本格的に準備を始めたのは、今年に入ってからなので半年以上もかかりました。
アフリカに行ったこともなかったので、旅行会社を選ぶだけで一苦労で…
でも日本人スタッフが一緒の同行するツアーは60万越え…かなり高いです。

そんな中、日本人スタッフが現地にいるツアー会社を発見しました。
それが＜NCT＞さん。東京に会社があり、ナイロビに現地手配会社（アフロスペース）があります。
登山の部分は現地会社（キボスロープス）ですが、アフロスペース社に日本人がいるのは助かりました。
実際、旅行中に日本人スタッフに、トラブルで電話をしていますので。
これが日本語が使えなかったら、めちゃくちゃ大変だったと思います…

他の日本のツアーに比べると格段と安い旅費で、酷い高山病でのドクターヘリのサポート体制もきっちりとしていて、日本人スタッフは同行しませんが、現地にいるという安心感。良い旅行会社に出会ったんじゃないかなと思います。

今回、登山クルーは9名。
（メインガイド、アシスタントガイド、コック、ウェイター、ポーター5名）
この9名が私たち2人の登山のサポートをしてくれました。
こういうパーティーでの山行は初めてだったので、団結力じゃないですが、そういう力も加わった山行となりました。実際、ポーターとは一緒には歩きませんけど。

マラングルートは、小屋泊でした。
水関係も良いと言うことで選びましたが、小屋はシェアするのでプライベートはないです。
もし、また行く機会があれば、マチャメ、レモショ、ロンガイなど別ルートが良いです。

写真のコメントにも書いていますが、今回は高山病に苦しめられました…
これほども自分の身体の自由がきかなくなるなんて思ってもいませんでした。
意識が朦朧とし、まっすぐ歩けなくなって、酷い吐き気に襲われ、耳が聞こえない…
尋常ではありませんよね。その状況の中でギルマンズポイントへ行けたことは奇跡です。
ガイドのガウデンスは、私のザックを背負い、手を繋いでくれて、必死に励ましてくれました。
夫のazegamaruも後ろからですが、私に声をかけてくれていたのを思い出します。
この苦しみを味わってのギルマンズポイントですから、凄く嬉しいです！
これから、辛いことあった時に、この時のこと思い出したら、乗り越えられるでしょう☆

最終日、ガイドとポーターにチップを渡した後、
彼らは、私たちにキリマンジャロの歌をプレゼントしてくれました！




ヤマレコでは全てを書ききれませんが、本当に素晴らしい体験をしました！
アフリカの大地に立てたこと、キリマンジャロに登れたこと、素晴らしいガイドに巡り会えたこと、タンザニアの人たちに出会えたこと、素晴らしい景色・動物に出会えたこと。
言葉には出来ないほどの気持ちになっています。しばらくは余韻に浸っていたいです！

キリマンジャロに行ったことによって、次なる海外の山への挑戦が始まろうとしています☆
日本の山も、いろいろ行きたいけど！！！山登り、やめられません(笑)