山上ヶ岳(大峯大橋〜山上ヶ岳〜レンゲ辻 周回)-白銀の修験道

2020年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,083m
• 下り: 1,084m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:59

9:07 大峯大橋
9:22 9:23 一ノ世茶屋跡
9:50 9:52 一本松茶屋
10:25 10:26 お助け水
10:53 11:03 洞辻茶屋
11:17 11:19 陀羅尼助茶屋
11:23 11:23 松清店
11:47 11:47 鐘掛岩
12:01 12:08 西の覗岩
12:27 12:45 山上ヶ岳
13:28 13:59 レンゲ辻
14:51 14:51 林道終点
15:05 15:05 大峯大橋
15:06 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大峯大橋(大橋茶屋)駐車場を利用。1日1000円。
9:00頃到着で先客15台ほど。
道中(国道309号、県道21号)に積雪凍結は無かったがスタッドレス推奨。

コース状況／危険箇所等

雪化粧を含めると9割雪道だが大半が1〜3cm、深いところでも5cm程度。
ただし岩場は凍結あり。レンゲ辻経由の帰路のほうが険しいため
積雪量が読めない場合は参道ピストンのほうが間違いなく安定する。

【大峯大橋〜一ノ世茶屋跡】
斜度がほとんど無い樹林帯歩き。雪は薄化粧程度。

【一ノ世茶屋跡〜一本松茶屋〜お助け水】
斜度の緩やかな樹林帯歩き。木道や鉄橋が多い。雪は1cm程度。

【お助け水〜洞辻茶屋〜陀羅尼助茶屋/松清店】
斜度の緩やかな樹林帯〜尾根道歩き。霧氷が現れる。雪は1〜3cm程度。

【陀羅尼助茶屋/松清店〜鐘掛岩】
斜度がややある尾根道。木道や石段が多い。雪は2〜3cm程度。
2ヶ所ほど鎖付きの岩場があるが難易度、危険度は低い。

【鐘掛岩〜西の覗岩〜山上ヶ岳山頂(お花畑)】
斜度はほとんど無い。境内らしく石段が多い。雪は2〜3cm程度。
凍結個所が多いので足元注意。

【山上ヶ岳山頂〜レンゲ辻】
斜度がやや急な尾根下り。岩と雪と笹が混じって足場が悪い。
急な鉄階段も多い。雪は2〜3cm程度で5cm程の個所もある。

【レンゲ辻〜林道終点】
斜度がやや急な樹林帯〜沢下り。岩と雪が混じって足場の悪い個所あり。
沢を何度も渡るためやや道が不明瞭だがピンクリボンは多い。雪は1〜2cm程度。
もっと雪深い時は避けたほうが良いと感じた。

【林道終点〜大峯大橋】
舗装路歩き。雪無し。

写真

1/2 9:08

9:08 大峯大橋から遅めのスタート

1/2 9:10

女人結界を越えて入山する

1/2 9:18

初めは雪の無い樹林帯を行く。ワイルドな看板だ。

1/2 9:23

9:22 一ノ世茶屋跡。ちょうど標高1000m。

1/2 9:41

標高1100m地点

1/2 9:50

9:50 一本松茶屋

1/2 9:51

たくさんベンチがあり休憩に良さそう

1/2 10:04

徐々に雪が増えてきたがまだまだトゲ無しで行ける

1/2 10:10

つらら！

1/2 10:11

カワラケ投げ？？

1/2 10:24

真っ白な山容が見えた。霧氷に期待が膨らむ。

1/2 10:26

10:25 お助け水

1/2 10:26

水はもちろん凍っている

1/2 10:33

標高1400m地点

1/2 10:40

いよいよ霧氷ゾーン！

1/2 10:42

白の世界が始まる

1/2 10:50

雲の動きが激しいが空も良い色になってきた

1/2 10:54

10:53 洞辻茶屋

1/2 10:55

ここも風を避けて休憩できる

1/2 11:02

洞辻茶屋を抜けると…！カッコいい！

1/2 11:10

美しい紀伊山地の山々

1/2 11:15

どこを切り取っても絵になる美しさ

1/2 11:17

11:17 陀羅尼助茶屋

1/2 11:18

商店街のようで面白い

1/2 11:21

青空と霧氷！

1/2 11:23

11:23 松清店

1/2 11:24

松清店のすぐ先で分岐。左が行者道(険しめ)で右が迂回路っぽい。左へ進む。

1/2 11:31

凍てついた世界で階段を登る

1/2 11:34

鎖場が2ヶ所。凍結もなく簡単だった。

1/2 11:37

八大講？威厳のある姿だ。

1/2 11:44

凍結が出てきたのでようやくチェーンスパイク装着

1/2 11:46

どこを見ても綺麗で歩が進まない

1/2 11:47

ここが鐘掛岩かな？？

1/2 11:52

いよいよ本社が近くなってきた

1/2 11:56

岩と氷の混ざった嫌な足場。トゲが痛む〜

1/2 12:01

12:01 西の覗岩

1/2 12:05

凄まじい光景！

1/2 12:12

ほどなくして本堂エリアに到着

1/2 12:16

まるで水墨画の世界

1/2 12:25

白銀の門をくぐれば

1/2 12:27

ようやく山頂だ！

1/2 12:39

12:39 山上ヶ岳山頂(お花畑)に到着！

1/2 12:41

雪の花畑や〜！

1/2 12:42

とにかくスケールのデカい大展望が広がる

1/2 12:49

スノーモンスター！？

1/2 12:50

全てが白い

1/2 12:52

空腹を思い出すも山頂は寒すぎて下山開始。レンゲ辻に向かう。

1/2 12:55

下山路も絶景が行く手を阻む

1/2 13:02

急な岩場で足場はかなり悪いので注意

1/2 13:17

ここにきて今日一番の霧氷！

1/2 13:22

まったく歩が進まない‥

1/2 13:24

急な鉄階段が非常に多い。結構気を使う。

1/2 13:28

13:28 レンゲ辻(女人結界)に到着

1/2 13:34

凍結した斜度のある露岩があり中々気が抜けない

1/2 13:46

適当に脇道で遅い昼飯タイム

1/2 14:13

沢に出ると岩がゴロンゴロン

1/2 14:34

ちょっとした滝もある

1/2 14:42

相変わらず木道や鉄階段など人工物も多い

1/2 14:44

何度も沢を折り返す

1/2 14:51

14:51 林道終点に帰還

1/2 14:56

後はただの舗装路歩き

1/2 15:05

15:06 大峯大橋に帰還！最高の登り初めだった！

1/2 18:14

(おまけ)興福寺五重塔。夜の奈良を散策。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック カメラ

備考

水1410ml持参→残670ml

感想

げんじゅ

奈良旅行+登り初め＋初の関西登山でワクワクも、雪の状況が読めず不安も大きかった。あまりに雪深いようなら高見山への変更も考えたが、結果としてはお手頃な雪山登山と樹氷を堪能できて大満足の山行となった。

‐天候
雲多めでも比較的安定して晴れ、気温も低すぎず風も弱く終始快適だった。

‐雪とアイゼン
結果的には予想を遥か下回る雪量だった。ほとんどが1〜2cm程度、雪質もサラサラパフパフで素の靴で歩く距離が想定外に長かった。1500m付近から凍結個所が増えたためチェーンスパイクを履いたものの、長爪アイゼンはただの重りになった。

‐人の多さ
1/2という日程からほとんど人に合わないと思っていたが、20人以上と遭遇したと記憶している。やはり人気のある山らしい。下山路のレンゲ辻方面では1人としか会わなかったためやはり参道ピストンの人が多いのだろうか？

-ペース
ここ最近の山行で一番メチャクチャ。茶屋や仏像など面白い被写体が多く、登るにつれて変化する雪景色も楽しくて予備バッテリーまで使い切る勢いで写真を撮り続けた。樹氷ゾーンに入ってからはずっと牛歩並みのペース。その割にほぼ昼飯以外座って休んだ記憶もない。もうちょい計画的に行動しないとなぁ‥。

-筋肉痛記録
筋肉痛無し。
足の疲労はあり翌日の奈良観光はちょっとしんどかった。