甲斐駒ケ岳 ー黒戸尾根 南アルプス天然水を満喫ー
- GPS
- 30:46
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,478m
- 下り
- 2,478m
コースタイム
9/16 3:30 テント場-八合目御来迎場-5:45 駒ヶ岳山頂-6:00(出発)-7:00 八合目御来迎場-7:30 七丈第一小屋(テント場)-8:30(撤収・出発)-五合目小屋跡-9:50 刀利天狗-11:05 笹の平-12:45 宇竹駒ヶ岳神社・尾白渓谷駐車場
天候 | 9/15 はれときどき雨、9/16 はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、尾白渓谷駐車場にあり。 危険箇所としては、刃渡りは思ったより危ない印象は無かった。滑らない様に慎重に歩けば問題ない。 とにかく長い登り坂で体力勝負。後半に続く梯子や鎖で集中力を切らさないこと。 テント場は、小屋から少し距離があり、水汲み・トイレの度に小屋まで戻らなければならず回数は少なくしたい。気温は、夕方で18℃ほど。#5の寝袋で寝てて気持ち良く眠れる。薄手のダウンはあった方がいい。 テント場は2箇所あり、1箇所目と2箇所目は遠くない。張れるテントは、それほど多くない。2箇所で30張りくらいか。 テント場で一泊して翌日、日が昇る前の駒ヶ岳は、荘厳な雰囲気。 テント場からのピストンなので荷物が軽くて良かった。 下りも辛い。やはり距離にやられる様。登山靴が合わないのか、小指と親指が圧迫される感じで痛くなり、バテもあってタイムはかなり落ちた。ポールが役に立った。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
初めての南アルプス。
地理的には遠くないが、どこに行くにも時間が掛かりそうで、なかなか踏ん切りが付けられなかった。
「今年こそは劔岳」と思っていたが調整ができず、また体力的にも不安だったので来年に延期。
どこかトレーニングになりそうな場所はないか。と考えて、まだ行っていない南アルプスに。それもアクセスが良くて行動時間が長い黒戸尾根を通って甲斐駒ケ岳に登る事にした。
行動時間も長いし、標高差も2000m以上。テント泊予定の小屋まで水場もないので水も2リットルは持って行く。結果、小屋までに飲み水1リットルで済んだが、キツい登りの途中で水がなくなったらと思うと、ゾッとする。
ガイド本の通り、キツいコースでした。
デジカメとか星空撮影用の小型赤道儀などなど詰めたら、ザックの重さは17kgほど。12kgほどにすれば良かったと後悔した。梯子、鎖場もあって重いとバランスを崩しやすいかも。普段トレーニングをしていない自分には、テン場までとは行っても、重い荷物で長い行動時間を担ぐのは辛かった。
1日目はガスで景色は良くなかったです。ゼイゼイ言いつつ、足下しか見ていなかったから景色はあまり関係なかったけど。
テン場に着いてから少し雨が降り、それから時々短い時間雨が振りました。星空の写真を撮る道具を持って登ったので無駄になったかと思いましたが、一点。夜は満天の星空!早速、用意をして写真を1枚とったら2枚目が撮れず気付いたら充電切れのマークが。夜空を少し眺めて就寝。
2日目は3時に起きて出発!夜空はまだ満天の星。冬の星座オリオン座が見える。星座の中でもオリオン座は好き。
だんだん夜が明けてくると、雲海が少しずつ赤みを帯びてきてとにかくキレイ。薄明かりのなかの駒ヶ岳山頂は、神々しくて怖いくらい。至る所にある石祠の雰囲気が朝の澄んだ冷気と合わさって気持ちが引き締まる。
ご来光は途中で拝む。
山頂では、天気がよく360度のパノラマ、富士山、南アルプス、奥秩父、八ヶ岳、北アルプス、御岳山、中央アルプス
が全部観る事ができて、感動!「苦労してココまで来て良かった」と感無量!!
帰りも、長い路をゆっくり歩き、誰とも合わない静かな山行を楽しめました。
キツかったが、岩場とか鎖場の緊張感はとっても楽しかった。天気もよく、好きなコースがまた増えました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する