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Yamareco

記録ID: 227411
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キャンプ等、その他
御在所・鎌ヶ岳

御在所岳 捜索 20120923

2012年09月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
ryuji1700 Toshi_ その他17人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:17
距離
6.4km
登り
533m
下り
617m
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥井戸駐車場に集合し、各班登山口まで便乗。
コース状況/
危険箇所等
三重岳連の捜索活動のお手伝いです。

三ツ口谷〜大滝
一ノ谷新道〜

いずれも主として登山道は歩かず、登山道からブラインドになる谷筋を中心に捜索。
朝一に三つ口谷登山道から入山。
2012年09月23日 08:31撮影 by  PX , RICOH
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9/23 8:31
朝一に三つ口谷登山道から入山。
間もなくWaldkirchさん、guhikazukiさんの班と分かれる。
2012年09月23日 08:32撮影 by  PX , RICOH
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9/23 8:32
間もなくWaldkirchさん、guhikazukiさんの班と分かれる。
2012年09月23日 09:08撮影 by  PX , RICOH
9/23 9:08
大滝の滝壺をチェックするToshi42さん。
2012年09月23日 09:13撮影 by  PX , RICOH
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9/23 9:13
大滝の滝壺をチェックするToshi42さん。
手掛かり無く、三つ口谷の大堰堤に戻る。
2012年09月23日 09:39撮影 by  PX , RICOH
9/23 9:39
手掛かり無く、三つ口谷の大堰堤に戻る。
本部より指示があるまで、この小屋で待機。
2012年09月23日 12:20撮影 by  PX , RICOH
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9/23 12:20
本部より指示があるまで、この小屋で待機。
次は一ノ谷新道を捜索するが、手掛かりは無く。
2012年09月23日 12:20撮影 by  PX , RICOH
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9/23 12:20
次は一ノ谷新道を捜索するが、手掛かりは無く。
2012年09月23日 12:41撮影 by  PX , RICOH
9/23 12:41
帰りには武平峠三重側の駐車場から、三重方面が綺麗に見えました。
2012年09月23日 16:45撮影 by  PX , RICOH
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9/23 16:45
帰りには武平峠三重側の駐車場から、三重方面が綺麗に見えました。

感想

guhikazukiさんの呼びかけにより、微力ながら三重岳連の捜索のお手伝いをさせていただきました。(Waldkirchさん、guhikazukiさんと同行ですがトラックデータが異なるため、別々にアップしています)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-227525.html
結果的には残念ながら、要救助者発見には至りませんでした。

しかしながら個人的には、このような活動は初体験でしたので、いろいろ勉強になることも多く、今後に生かせる経験が出来たと思っています。
捜索終了後はyuconさんが差し入れを持って来てくださり、立ち話ながら長時間、ヤマレコ仲間同士でお話をさせていただきました。
初対面でしたが元気な姿のyuconさんに会うことができ、また生きていることの喜びを再認識する一日となりました。

先週、東多古知谷で御池捜索の時ご協力頂いた遭対の方々とお会いした。
御在所に9月12日に入山され行方不明となられた80歳の男性の方を探しているとのこと。また遭難かと暗い気持ちになる。
私の山行はどのみち鈴鹿に向かう。ならば少しでも捜索の手助けが出来ればと前日の土曜日も御在所周辺を歩いてみたのだけれど所詮一人の目で見える範囲はたかが知れている。また捜索という特殊なことをやろうとすると何時もと違った行動をせざるを得ず、その分危険度は増大する。やはり単独では効率も悪く、危険度も跳ね上がる。
日曜日は遭対の方々も動かれる。またヤマレコの方々も参加されるようなのでそちらに合流することに。こんな時に不謹慎ではあるが、見覚えのある遭対、ヤマレコの方々のお顔を見るとまだ2ヶ月しか経っていないのに懐かしさが込み上げてくる。

鳥井戸駐車場で捜索の打合せ。Hさんの他にも2組、計3人の方が昨日から下山されていないとのこと。雲母方面に一人、雨乞方面に二人。何ともやりきれない気持ちになる。夜半から降り出した雨と気温の低下が心配であるが、なんとか無事でいて欲しい。とりあえずこの2件は警察と消防に任せ、遭対は引き続きHさんの捜索に専念することに。

しかし、無情にも降り続く雨はやむ気配はなくじっとしていると肌寒いくらい。捜索も二次遭難を避けるためあまり無理なことも出来ない。
御在所、鎌への主要登山道はすでに捜索されており、見落とし箇所のチェックと枝沢、枝尾根の確認に再度入ることになる。
中道、一ノ谷新道、三ッ口尾根、三ッ口谷、長石尾根の5班に分かれ、それぞれの場所へ向かう。
私達はまだ確認していない三ッ口谷の大滝までの沢中をチェックする。このルートは登山者が多いので異変があればすぐに分かるのだが、1つ1つ潰していかなければならない。三ッ口出合から30分少々で大滝に到着。手がかり無し。御在所一の谷荘に戻り、次の指示があるまで待機。

昼過ぎに三ッ口尾根の隊と合流し7名で一ノ谷本沢左岸側の枝沢を重点的に捜索しながら遡上開始する。
途中から隊と別れ、私と遭対の方の2人で一の沢?に入り遡上するが特に手がかりなし。中道から捨てられたであろうペットボトルなどのゴミが落ちているだけだった。
8mほどの滝が二つかかる場所から中道直下をトラバースしながら確認。堰堤上部から急降下して堰堤の上に戻る。
結局この日は何の手がかりもなかった。

こういった事が起こると、本当に登山届の重要性がよくわかる。せめて家族にくらい歩くルートを伝えていれば、今頃笑い話で済んでいたかもしれないのに。そう思うとやりきれない思いに包まれます。


別の2件については、雲母の方は自力下山。雨乞の2人はお昼頃、警察?の捜索隊の方々に付き添われ一ノ谷新道から下りてこられました。ご無事でよかったです。

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コメント

お疲れさまでした!
 雨の中捜索活動お疲れさまでした。本日は残念な成果でしたが きっともうすぐ見つかると思います。

 捜索の後の長い立ち話で私がほとんど喋ってしまい申し訳ないです 。でもこの4人さん(Toshi42さん、Worldkirchさん、ryuji1700さん、guhikazukiさん)だからこそ 聞いていただきたかった。

 みなさん「山」と向き合う正しい姿勢を心得ている方々ばかりですね! 素晴らしい方々と友達になれて本当に良かったと思います
 自身の山へ復帰の日もそう遠くないと思いますので その時はまた懲りずによろしくお願いします。
                 by yucon
2012/9/24 3:55
こんにちは!
yuconさん、ありがとうございました。
復活の日は近いと思いますが、家族に反対されそうな時は、あの時申し上げた「三択」で説得して下さい
根掘り葉掘り、いろいろ聞いちゃって失礼もあったかと思いますが、説得力のある話についつい・・
そこは、勘弁して下さい
2012/9/24 17:37
早朝からの捜索お疲れさまでした
Toshi42さん おはようございます
ryuji1700さん はじめまして

rainの中で気温も下がり
発見にいたらないと捜す方の気持ちdown

捜していらっしゃる場所が特定出来ないと大変ですね
本当にどこにいらっしゃるのでしょう
早く発見されるとよいですね

鈴鹿は御在所しか知らないので迷いやすい のイメージを持っています
端から端まで大きな山容なので大変そうです
2012/9/27 8:01
mermaidさん はじめまして
地図で見たらそんな広いイメージなんて無い様に思ったりしますが、一歩踏み込めば全く逆の世界ですね。
山はどこでも、そうだと思いますが、
鈴鹿も、奥が深く時に畏怖を感じる所でもあります。

初めての経験で20数名の捜索は大人数に思え、すぐに見つかるだろうと思ってましたが、あの山を相手にとなると、そんなふうにも思えないですね。
早く見つかることを願うばかりです。
2012/9/27 15:42
yuconさん 返信遅くなりました
日曜日は、出迎えて頂きありがとうございました。
元気そうなお顔を拝見で来て、ちょっと安心しました。
まだまだ色々とあるでしょうが頑張って下さい。

>みなさん「山」と向き合う正しい姿勢を心得ている方々ばかりですね!

私に関しては ?が付きますが、とりあえず何事もなくしぶとく山から帰ってきています。
しかし油断は禁物。素人、玄人、心得た人間、無自覚な人間。「山」は差別しません皆に平等に牙をむいてきます。
まあ、この話はまた今度にでも。


yuconさんが復帰されたら、みんなで御池にでも出かけましょう。その時はお説教タイムもありますので御覚悟を。
2012/9/27 19:00
mermaidさん こんばんは
御在所は登山者も多く、御池岳等とくらべると歩き回れる場所は限られていますのですぐに見つかるだろうと思っていたのですが、その考えは甘かったです。
低山といえどやはり山は広いです。登山道沿いのちょっとした岩陰や灌木の後ろなど幾らでも隠れる場所はあります。おまけに登山道以外にも、杣道、獣道、林業関係の道などが無数に張り巡っており、気が遠くなりそうです。
こうして探す立場になると登山届等の重要性が身にしみてわかってきます。

いったい何処に行かれたのでしょうか。
はやく御家族の元に帰って欲しい。ただそれを願うばかりです。
2012/9/27 19:33
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