ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 231546
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

紅葉には一寸早かったけど念願の大峰山(山上ヶ岳)

2012年10月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:44
距離
17.8km
登り
1,042m
下り
1,029m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:15洞川温泉バス停〜9:45母公堂〜10:05大峰大橋(登山口)〜11:20奥駆道出合い・洞辻茶屋〜11:50鐘掛岩〜
12:10西の覗岩〜12:25大峰山寺(昼食)〜山上ヶ岳山頂(一等三角点)12:45〜13:07レンゲ辻〜14:00林道終点(登山口)〜大橋茶屋〜15:00洞川温泉
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
近鉄下市口駅からバスで洞川温泉(急行バスで約1時間)
コース状況/
危険箇所等
洞川温泉〜大峰大橋(登山口)・・4kmの車道歩き
登山口(女人結界門)〜奥駆道出合い・洞辻茶屋・・3.5km位で標高差600mほどを登るが、ほぼ均等な登り坂で、それほど急でなく歩きやすい
洞辻茶屋〜大峰山寺・山頂・・途中、油こぼし、鐘掛岩の岩場帯も有るが、基本的に気持ちの良い尾根歩き。
山上ヶ岳山頂〜レンゲ辻(女人結界門)・・急な下り坂が続くが、危ない場所には鉄製の階段が設置されていて、危険は無い
レンゲ辻〜大峰大橋・・沢を下る。荒れたガレ場もあり多少歩きにくいところもあるが、ルートを間違えないようにロープが張ってあったりして整備はされている。林道へ出れば傾斜もゆるくなり、洞川温泉までのんびり下ればよい
洞川温泉のバス停から昔ながらの旅館や陀羅尼助を売る薬屋が並ぶ温泉街を抜けていく
2012年10月07日 09:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 9:16
洞川温泉のバス停から昔ながらの旅館や陀羅尼助を売る薬屋が並ぶ温泉街を抜けていく
30分ほどで役小角が修行中に母と会ったとされる母公堂を右手に見る。昔はここが女人結界口だったとか
2012年10月07日 09:44撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 9:44
30分ほどで役小角が修行中に母と会ったとされる母公堂を右手に見る。昔はここが女人結界口だったとか
大橋茶屋の駐車場から見上げると前方に山上ヶ岳の山頂(中央やや右の最高点)と行場の峰々が..
2012年10月08日 15:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/8 15:30
大橋茶屋の駐車場から見上げると前方に山上ヶ岳の山頂(中央やや右の最高点)と行場の峰々が..
朱色の大峯大橋を渡って、いよいよ登山開始
2012年10月07日 10:03撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 10:03
朱色の大峯大橋を渡って、いよいよ登山開始
橋からすぐに、これが有名な女人結界。この先は、男性のみなのだと思うと何か不思議
2012年10月07日 10:06撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 10:06
橋からすぐに、これが有名な女人結界。この先は、男性のみなのだと思うと何か不思議
一本松茶屋。茶屋の中を登山道が抜ける。営業はされていないが、休憩できるようになっている
2012年10月07日 10:39撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 10:39
一本松茶屋。茶屋の中を登山道が抜ける。営業はされていないが、休憩できるようになっている
洞辻茶屋へ向かう途中にある「お助け水」。冷たくて美味しかった
2012年10月07日 11:03撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:03
洞辻茶屋へ向かう途中にある「お助け水」。冷たくて美味しかった
登山口から1時間20分ほどで稜線の奥駆け道に出合う。吉野まで24kmか..
2012年10月07日 11:22撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:22
登山口から1時間20分ほどで稜線の奥駆け道に出合う。吉野まで24kmか..
出合いにある洞辻茶屋。。向うへ登山道が抜けているのが良く分かる
2012年10月07日 11:23撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:23
出合いにある洞辻茶屋。。向うへ登山道が抜けているのが良く分かる
稜線は笹まじりのなだらかな道が続く
2012年10月07日 11:25撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:25
稜線は笹まじりのなだらかな道が続く
山上ヶ岳の山頂付近に大屋根の姿・・宿坊龍泉寺かな
2012年10月07日 11:32撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
2
10/7 11:32
山上ヶ岳の山頂付近に大屋根の姿・・宿坊龍泉寺かな
だらにすけ茶屋の内部。。毎年の講の一行が記念に残していくのだろう
2012年10月07日 11:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:33
だらにすけ茶屋の内部。。毎年の講の一行が記念に残していくのだろう
油こぼし、鐘掛岩への登り。右手の道は迂回する巻き道のようです
2012年10月07日 11:38撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:38
油こぼし、鐘掛岩への登り。右手の道は迂回する巻き道のようです
油こぼしの鎖場
2012年10月07日 11:43撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:43
油こぼしの鎖場
鐘掛岩基部から見上げる。途中の展望台が見える
2012年10月07日 11:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:45
鐘掛岩基部から見上げる。途中の展望台が見える
展望台から見上げる鐘掛岩。。鎖も掛かっているが結構な急場で今回はパス
2012年10月07日 11:48撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
2
10/7 11:48
展望台から見上げる鐘掛岩。。鎖も掛かっているが結構な急場で今回はパス
北へ延びる奥駆け道。中央右のピークは大天井ヶ岳、左の谷間に洞川温泉街が見える(展望台から)
2012年10月08日 15:35撮影
10/8 15:35
北へ延びる奥駆け道。中央右のピークは大天井ヶ岳、左の谷間に洞川温泉街が見える(展望台から)
展望台から左に稲村が岳と大日岳(特徴的なとんがり帽子)
2012年10月08日 15:35撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
2
10/8 15:35
展望台から左に稲村が岳と大日岳(特徴的なとんがり帽子)
巻き道を回って鐘掛岩のてっぺんに。。ここにも行者さんの像が行場を眺めている
2012年10月07日 11:54撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 11:54
巻き道を回って鐘掛岩のてっぺんに。。ここにも行者さんの像が行場を眺めている
鐘掛岩を過ぎると、山頂はもう直ぐ。。等覚門と書かれた黒い門をくぐると、大峰山の境内へ
2012年10月07日 12:01撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:01
鐘掛岩を過ぎると、山頂はもう直ぐ。。等覚門と書かれた黒い門をくぐると、大峰山の境内へ
供養塔が立ち並ぶ道を進む
2012年10月07日 12:02撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:02
供養塔が立ち並ぶ道を進む
宿坊は季節が過ぎて全て閉鎖されている
2012年10月08日 15:36撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/8 15:36
宿坊は季節が過ぎて全て閉鎖されている
これも有名な西の覗き。。確かに絶壁です。
2012年10月07日 12:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
3
10/7 12:04
これも有名な西の覗き。。確かに絶壁です。
西の覗岩の頂上。。誰もいませんでした
2012年10月07日 12:07撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:07
西の覗岩の頂上。。誰もいませんでした
向いの絶壁も含めて、なかなかスリリングな場所です
2012年10月07日 12:09撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
2
10/7 12:09
向いの絶壁も含めて、なかなかスリリングな場所です
恐る恐るカメラだけを差し出して写してみました。やっぱりロープだけで吊り下げられるのは。。
2012年10月07日 12:10撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
2
10/7 12:10
恐る恐るカメラだけを差し出して写してみました。やっぱりロープだけで吊り下げられるのは。。
宿坊群の横を通ります。季節には行者さんを含めてにぎわうのでしょう。
2012年10月07日 12:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:20
宿坊群の横を通ります。季節には行者さんを含めてにぎわうのでしょう。
いよいよ大峯山寺の山門です。
2012年10月07日 12:22撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 12:22
いよいよ大峯山寺の山門です。
頂上の直下にある大峯山寺。九月二十三日が戸閉式で文字通り全ての扉が来年の五月まで閉鎖されています。
2012年10月07日 12:34撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:34
頂上の直下にある大峯山寺。九月二十三日が戸閉式で文字通り全ての扉が来年の五月まで閉鎖されています。
山上ヶ岳の山頂にある湧出岩。一等三角点が左手前に設置されていました。
2012年10月07日 12:41撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:41
山上ヶ岳の山頂にある湧出岩。一等三角点が左手前に設置されていました。
山頂のお花畑。。といっても笹原が広がっています。どんな花が咲くのでしょう
2012年10月07日 12:44撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:44
山頂のお花畑。。といっても笹原が広がっています。どんな花が咲くのでしょう
昼前からガスが掛かり始めた稲村ヶ岳、大日岳。少し、雲が切れた瞬間を狙って
2012年10月08日 15:38撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/8 15:38
昼前からガスが掛かり始めた稲村ヶ岳、大日岳。少し、雲が切れた瞬間を狙って
南側の大普賢岳から弥山へ掛けた奥駆けの稜線も雲がかかりそう
2012年10月07日 12:46撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 12:46
南側の大普賢岳から弥山へ掛けた奥駆けの稜線も雲がかかりそう
レンゲ辻へ向けて少し色付き始めた尾根を下る
2012年10月07日 12:49撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 12:49
レンゲ辻へ向けて少し色付き始めた尾根を下る
急な坂のところは鉄製の階段が掛けられて歩きやすくなっている
2012年10月07日 13:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 13:05
急な坂のところは鉄製の階段が掛けられて歩きやすくなっている
レンゲ辻近くで南東側に奥駆けの稜線が
2012年10月08日 15:21撮影
10/8 15:21
レンゲ辻近くで南東側に奥駆けの稜線が
レンゲ辻の女人結界。門の先を右手に下る
2012年10月07日 13:07撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 13:07
レンゲ辻の女人結界。門の先を右手に下る
レンゲ辻を少し行き過ぎて結界と下ってきた岩壁を振り返る
2012年10月07日 13:08撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 13:08
レンゲ辻を少し行き過ぎて結界と下ってきた岩壁を振り返る
レンゲ沢を下る。少し荒れた場所もありルートを失わないようにロープが張られている
2012年10月07日 13:15撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 13:15
レンゲ沢を下る。少し荒れた場所もありルートを失わないようにロープが張られている
小さな滝が連続する美しい沢が続く
2012年10月07日 13:34撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 13:34
小さな滝が連続する美しい沢が続く
登山口になっている林道の終点
2012年10月07日 14:00撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 14:00
登山口になっている林道の終点
大橋茶屋へ戻ってきたときには、山頂付近は雲に隠れていた
2012年10月07日 14:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
10/7 14:20
大橋茶屋へ戻ってきたときには、山頂付近は雲に隠れていた
14時55分の洞川温泉発のバスを1分違いで乗り遅れたので、今回も温泉に浸かって1時間後のバスに。
2012年10月07日 15:29撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
1
10/7 15:29
14時55分の洞川温泉発のバスを1分違いで乗り遅れたので、今回も温泉に浸かって1時間後のバスに。

感想

この所、天候が悪かったり、用事が立て込んだりして2週続けて週末に時間が取れず、3週間ぶりの山行きとなった。さて、どこにするべと考えて、以前から一度は行ってみたいと思っていた大峰山(山上ヶ岳)に。今も女人禁制ということもあって、日本百名山でいうところの大峰山は最高峰の八経ヶ岳(1914m)なのだそうであるが、本来の大峰山は、この山上ヶ岳(1719m)であるそうな。
今年も大峰山寺の戸閉式である9月23日をいつの間にか過ぎてしまい、このままではまた一年送りになりそうとのことで、天候も良さそうなので三連休の中日を利用して早起きして出かけてみた。下市口8時17分の臨時バスで洞川温泉に9時15分着。
晴れ上がった朝日の中を早速歩き始める。10時には大橋の登山口に。写真で何度も見ていた女人結界門をくぐって登山開始。季節であれば登山者以外に行者の方が多く登るのだろうが、この日は駐車場の車も少なく、連休にも関わらず前後に登山者を見ることも少なかった。
途中、何箇所かある茶屋と呼ばれる施設も、この日はすべて営業しておらず、一寸寂しい感じではあるが、宗教の山なのだから仕方が無いのだろう。
鐘掛け岩からの展望を楽しみ、西の覗岩のスリルをチョッピリ味わい、山頂エリアへ。。宿坊や山頂の大峰山寺も閉鎖されていて、シーズンの賑わいは想像するしかない。寺の境内にも登山者は10名足らずだった。
雲がかかってきたこともあり、慌しく昼食を取って、山頂三角点を経てレンゲ辻方面へ下山。
比較的好調なペースだったので、14時55分のバスに間に合うかもしれないと思って途中、急いだりしたのだが、結局洞川温泉のバス停に着いたときには1分違いくらいで出発した後だった。
あの時、あんなことをしなければ間に合ったかも..と悔やんでも仕方が無いので、前回と同様に公衆浴場(600円)で汗を流して一時間後のバスで帰宅の途に。


今回の歩行距離:18.5km  今年の累積距離:401.6km
今回の累積標高:1,388m  今年の累積標高:34,950m

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1316人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
母公堂〜山上ヶ岳〜大日山〜稲村ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
大峰山・山上ヶ岳(清浄大橋からピストン)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 大峰山脈 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら