岩屋橋から大森経由でナベクロ峠、桟敷ヶ岳、岩茸山を周回

2020年05月07日(木) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,073m
• 下り: 1,072m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:29

7:47 スタート地点
8:03 8:03 西谷林道入り口
8:55 8:57 薬師峠
11:40 11:40 ナベクロ峠
12:06 12:12 桟敷ヶ岳
12:41 12:41 岩茸山
14:16 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

京都市北区雲ヶ畑の岩屋橋付近に駐車

コース状況／危険箇所等

大森のキャンプ場から地形図上の破線の道でナベクロ峠へ向かったが、所々道跡があるものの殆ど崩壊状態だった。その上、針がある植物の繁茂で全くお勧め出来るコースでは無かった。（途中に古いテープなどトラホラあったので昔は普通に歩けたのかも知れない）

写真

5/7 8:04

今日初めて志明院に向かわず西谷沿いの林道に入ってみる。

5/7 8:15

それなりに倒木は残ったままだが歩いて通行は出来る。

5/7 8:20

倒木の無い林道はこんな感じだった。

5/7 8:29

林道が終わるとテープに沿って山道を行く。

5/7 8:42

やっと稜線近くまで来た。

5/7 8:48

この標識辺りで稜線の道に合流し、薬師峠へ向かう。

5/7 8:57

薬師峠。

5/7 8:57

勿論、このプレートもあった。

5/7 8:57

六地蔵。

5/7 8:58

大森側に少し離れた一体の地蔵。

5/7 8:58

今日はここから初めて峠を越えて大森側に降りてみる。

5/7 9:01

大森へ

5/7 9:17

大森集落まで降りて来た。

5/7 9:18

降りた所の標識。

5/7 9:23

大森キャンプ場の横を通ってナベクロ峠へ向かう林道に入る。

5/7 9:25

多分、向こうに見える山の鞍部がナベクロ峠なんだろう。

5/7 9:28

地形図上に霧谷の滝と神社が載っていたのでこの道に入って辿ってみる。

5/7 9:33

林道終点辺りに建物の残骸、これが神社跡か？

5/7 9:35

直ぐ近くに滝があった。30m程の落差がありそうだ。これが地図の滝なんだろう。

5/7 9:35

滝近くの岩壁もオーバーハングした怖そうなものだった。

5/7 9:44

滝から引き返し林道の分岐からこちらの道に入る。

5/7 9:58

谷沿いの道はここで終わった。

5/7 10:03

道跡など何処にも無かった。そして伐採跡特有の針のある植物の繁茂に苦労する。

5/7 10:17

道の無い谷を更に進むとしっかりした道が現れた。

5/7 10:24

そのまま辿っていってGPSで確認すると違う谷に入りかけた。

5/7 10:35

少し引き返して目的の谷に復帰するが破線の道など消えたままであった。

5/7 10:40

それでも古い目印が付いていた。

5/7 10:41

何とか倒木を避けながら谷を辿って行く。

5/7 10:48

頭上には青空と緑が。

5/7 10:48

谷芯は中々歩けない所が出てくるが斜面で迂回する。

5/7 10:49

それでも時々、目印は出てくる。

5/7 10:50

ここまで少し花らしいのはウスバサイシンだけだった。

5/7 10:52

ツルツルの谷には古いトラロープ。しかしこれには怖くて手が出なかった。

5/7 11:12

う〜んこれは何かな。
heheさんのアドバイスによって調べるとカラスシキミに行き当たった、これで間違い無いだろう。

5/7 11:14

一寸開けた場所に出て来た。

5/7 11:16

広場辺りにあった花。ホソバノアマナだろうか？数本咲いていた。

5/7 11:17

リンドウも。

5/7 11:21

山芍薬の群落があった。この個体の花柱は4本。

5/7 11:22

これの花柱は5本。

5/7 11:22

これは3本。

5/7 11:23

群落の一部、こんな風に咲いていた。

5/7 11:23

この花柱は2本。

5/7 11:23

これも5本。残念ながら1本は見当たらなかったが、小さい範囲にしては個性的な花が集まっていた。

5/7 11:30

だんだん稜線が近付くと道など無くても何処でも歩ける様になる。

5/7 11:39

稜線に出るとナベクロ峠は近い。

5/7 11:40

ナベクロ峠に着いた。

5/7 11:41

峠の分岐辺り。

5/7 11:41

峠の標識はこれだけだった。

5/7 12:07

尾根道を辿って桟敷ヶ岳山頂。

5/7 12:13

明るい山頂、歩き始めは12℃だった気温も17℃になった。朝は寒く感じた吹き抜ける風も今は心地よい。

5/7 12:16

京都市内。右側に見える大屋根は知恩院か？

5/7 12:20

遠く蓬莱山。

5/7 12:20

こちらは武奈ヶ岳。どちらも隣の県なので緊急事態が解除されないと行けそうに無い。

5/7 12:20

今日通過するたった一つの高圧線の鉄塔。これが鴨川河川敷から見えるはずなんだが。

5/7 12:24

この辺りではミツバツツジも満開。

5/7 12:25

5/7 12:28

やはり賀茂川が見える。先程の鉄塔もあそこから見えるのだろう。

5/7 12:28

一寸目立つこの山は水井山だろうか。

5/7 12:33

今日は寄らなかったが間近に見る反射板は結構大きかった。

5/7 12:34

稜線にあったヤマツツジはまだ蕾だった。

5/7 12:41

一応、岩茸山にも寄ってみた。

5/7 12:41

前からあるプレートもそのままだった。

5/7 12:41

これも残っていた。

5/7 12:44

岩茸山では蕾ばかりの中に一輪だけ咲いていた。

5/7 12:51

岩茸山から下りると満開のものがあった。

5/7 12:52

中々綺麗だなあ。

5/7 13:02

P671標高点にも寄ってみた。ここのプレートはピカピカだった。

5/7 13:10

そのまま足谷右岸の尾根を駐車地に向かって進む。

5/7 13:27

今年初めて見たドウダンツツジ。近くで見えなかったがベニドウダンで良いかな？

5/7 13:27

頭上の枝先なので望遠の撮影のみだった。

5/7 13:31

丁度、頭上には飛行機雲があった。飛行機など画角に納めるのが難しいが飛行機雲のお陰で写真に撮れた。

5/7 13:36

この尾根の標高点P661。P671が新しかったので期待していたがこのテープだけだった。

5/7 13:46

テープなど無い尾根を進んで行く。案内の無い尾根では良く気を付けないと違う尾根に迷い込みやすい。

5/7 14:10

これは数年前から変わらない様に見える。山仕事の材料置き場だろうか。

5/7 14:11

駐車地近くまで降りて来た。このまま進むと神社に向かうが途中で岩屋川の方へ獣道を降りて行く。

5/7 14:19

駐車地の下側、岩屋川の日当たりの良い所には九輪草が咲き始めていた。今日は見られないかと思ったが最後に微笑んでくれた。

5/7 14:20

何株かが咲き始めだった。

5/7 14:20

最後の岩屋川以外で出会った九輪草は全てが蕾だった。

撮影機器：

PowerShot SX40 HS CANON

感想

yjin

地形図を見てふと思った。大森のキャンプ場からナベクロ峠へ破線の道がある。一度も通った事が無いので岩屋川から分岐する西谷のコースも含めて歩いてみよう。この所、賀茂川の源流歩きでかなり辛い谷歩きが続いたが、ここなら比較的容易に歩けるのでは無いか。

現地を歩くとそんな期待は直ぐに崩れた。破線の道など無いに等しかった。辛うじて残っている道跡を繋いでもこの所増えているジャッケイイバラなど針のある植物が邪魔をして思うように歩けなかった。この針だらけの植物は本当に邪魔になる。特に植林の伐採跡などこちらが泣きそうになる程繁茂している。これから山はどうなって行くのだろう。

コメント

hehe

こんばんは、yjinさん。
34のこれは何かな、は
オニシバリかもしれません。

それにしても山芍薬、
素晴らしいですね。
毎年、今頃は桟敷が岳に行くのですが
今年は大文字山さえ遠いです。

yjin

Re: こんばんは、yjinさん。
hehe さん　こんばんは

有用なアドバイス有り難うございます。
そこでオニシバリ辺りを調べたらカラスシキミと言うのに行き着きました。
葉っぱも花もこれだと思います。有り難うございます。

本当に今年は大変です。本来なら鈴鹿に行ってアカヤシオ、シロヤシオなど訪ねるのですが、緊急事態のお陰で他県にまで行く事は控えています。私の場合、お医者さんとも相談の上密にならない程度で治療の一つと思って歩いているので誹られ様とも気になりませんが。

でも人の多い大文字山は行きにくいです。早く何処へでも行けるようになって欲しいです。

所で日記に書くほどでも無いですが悲しい出来事が。
実は数日前に御在所岳で無くなった方は昔の知り合いでした。鈴鹿の大ベテランで漏れ伝わってくる話では原因は病気の様です。
それだけでも悲しいのに愛犬と一緒に歩いていたらしくご主人様の側でじっと待っていたとの事です。一生懸命起こしていたのでしょうね。ちなみにこの犬は無事に助けられたそうです。

hehe

Re[2]: こんばんは、yjinさん。
すみません、カラスシキミでしたか
オニシバリかもって閃いた！？のですが、外してましたね。
まあ、答えに行きつくヒント？になっておれば・・・です。

御在所の方、そうだったのですね。
あの辺りで遭難事故が重なって起きていたので気になっていました。
yjinさんもお知り合いという事では尚更ショックを受けておられる事と思います。
ご本人もお気の毒ですが、犬の話は・・・
犬だけでも無事救出されたようで良かったです。